401.自己解放とか、内なる自分とか、欲求を具現化したもう一つの人格とかいう設定は もはやありきたりな印象を受けてしまうし、オチも素直に納得してしまい、意外性はなかった。 でもやっぱりこの映画の奇妙な感じに惹かれてしまう。 素材(テーマ)は普通なのに、調理法や味付けにくせがあって変わっているので、妙にハマる味になったようです。 きったないけどどこかわくわくしちゃう、廃墟のような部屋での変わった生活。 殴り殴られることで鬱憤を晴らす男くさい閉鎖的な怪しい集団。 そんな奴らが突っ走ったときの危険な感じ。 ブラピとノートンのキャラの魅力。 暴力的で汚い映画だけど、センスがあるので女の私が見てもあまり違和感なく その世界観にはまれた。 彼らの行動は危ないけれど、殴り合いシーンに あまり嫌悪感を感じない人が見たら、いい憂さ晴らしになるんじゃないかと思います。 【るいるい】さん 8点(2003-12-17 02:09:06) (良:1票) |
400.最初はまあおもしろいなと思ってたけど途中から意味がわからんなくなってきて、最後のオチもきっとすごいのだろうけど理解できなかった。??状態… こういう映画は自分には向いてないのだろうと思った。 【Syuhei】さん 3点(2003-12-12 16:32:25) (良:1票) |
399.竹原が出てくるって友達に騙された。竹原が出てきていれば10点だった。 【kure】さん 6点(2003-12-07 23:43:35) (笑:1票) |
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397.ハリウッドでこんな映画がつくられたこと自体が驚き。物欲主義への世の中への痛烈な批判、作品そのものはむしろブラックコメディーに近い。自分の病んだ心が病人達と泣くことで癒されるあたり、この作品は人の心の弱い部分の芯、本質を実によく取らえていると思う。舞台はアメリカなのにブラピ演じるタイラーの思想はどこか東洋的。まるで自分の弱い心を覗かれてるようでドキリとさせられた。ファイトクラブの連中がやっていることは無論メチャクチャだけれど、単なる世の中への甘えた反抗ではなく、なにか納得できるものがあるのは何故だろうと考えてしまう。 【six-coin】さん 9点(2003-11-11 00:10:44) (良:1票) |
396.おいおい路上でケンカかよ、つまんねー映画だなって最初は思ってた。まーブラピがいかしてるじゃんってくらいの感覚でみてた。 けど違った…なんてクールなストーリーなんだこいつあ。 ブラピがもう一人の自分だったって所でめちゃ目が覚めた。 うおこりゃすげーーーー、すげー展開!!!そのあとの丸坊主のブラピが主人公ボコるシーンは、うおすげーバイオレンス、けどかっけーよこれまじで!!!ってびびびっときたね。 映画なんて終わりよければすべてよしだな、おれはそう思った 【アルカポネ】さん 9点(2003-11-10 23:37:43) (笑:1票) |
395.デビットフィンチャーの最高傑作。よくオチがわかったとか云われるがバレても全然観れるし楽しめるし、そもそもそんな事を問題にするのがナンセンス。ファインチャーらしい映像と世界観、倫理観などを楽しまなきゃ。 【亜流派 十五郎】さん 10点(2003-08-04 11:28:25) (良:1票) |
394.これ、ブラッド・ピットの映画というより完全にエドワード・ノートンの映画ですよねえ?ま、日本での知名度と人気を考えると仕方ないのかなあ・・・。それはそれとして、面白かった!前半は凝った演出・映像・編集でグイグイ引きこまれるし、中盤はだんだん雰囲気がヤバくなっていって「おいおい、どーなるんだよ!」と思わされるし、最後の展開は・・・!うひゃー、そう来るかあー!この裏切り者ォ(いい意味で)!実はいろんな所に伏線が仕込まれてたんですね。お見事!というほかないな。かなり滅茶苦茶で、いろんな要素をつめこんでるのに、無理や破綻を感じさせないし(そりゃ冷静に考えれば色々突っ込めるけど)。現代の消費社会・情報社会に対する疑問の提示しているところや、ファイトクラブのメンバーが「生きる実感」を取り戻すために殴り合ったり「死」と向き合おうとしているところは、確かに映画的(漫画的?)無茶苦茶さはあるけど、グッときました。あのラストはなんとなく「太陽を盗んだ男」を思い出しましたね(公開があと二年遅かったら変えさせられてただろうな)。それにしてもエドワード・ノートン、やっぱすごい。 【ぐるぐる】さん 9点(2003-07-02 22:53:29) (良:1票) |
393.映像としては魅せるものがあるけど後半がまずい。シックスセンスのような脚本放棄のオチとバッドエンドは後味が悪い。観る人を選ぶ映画かも。 【alvis】さん 5点(2003-06-15 20:55:37) (良:1票) |
392.理屈抜きで面白く、しかも理屈をこねくり回した哲学談義にも十分に耐えうる映画。念のために注意しておくがこの映画のミソは、ラストにジャックがあれだけの傷を負いながらもちゃーんと立って喋っていたところで、このシーンがこの映画の世界があくまで仮想のものであるということを示している。精神を理解しろということであって、行動を模倣しろと言っているわけではないのだ。その証拠に、タイラーの信奉者はまるで奴隷のように命令に従う、無人格的な存在として登場している。ある何かから開放されようとして、他の何かに支配されるのでは結局同じことなのだ。 【下弦の月】さん 9点(2003-06-15 00:12:52) (良:1票) |
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391.これは映画館まで行って見たんだけど、むなしかったです。あんなシュールなストーリーではなくもっと現実的なストーリーだったらね… 【イサオマン】さん 1点(2002-12-02 22:55:05) (良:1票) |
390.ストーリーの辻褄がメチャクチャ。(>_<)全然おもしろう無い。主演の2人&監督のネームバリューだけだね。駄作! 【アナクライム】さん 3点(2002-06-02 04:06:28) (良:1票) |
389.前半はかなりいい感じだったのが、後半になって遊び過ぎた感じ。前半のテンションをそのまま最後まで保って欲しかった。でも、デビッド・フィンチャー好き。 【トリスタン】さん 3点(2001-12-02 00:08:10) (良:1票) |
388.自分の一番の親友は自分。寂しいことだか、しかしまぎれもない事実かも。深い、そしてすばらしい。 【でこぴん】さん 10点(2001-09-18 22:05:53) (良:1票) |
387.(M)「名前が書いてないわ。あなたの名前ってコロコロ変わるの?」/飛行機にて鞄が同じ。/振動にて空港で足止め。タイラーは先に帰る。その後、自宅で爆破。/自宅が爆破され、タイラーに電話。コールバック方式。出会って慰める(T)「御前は物質世界に支配されている」/(J)「彼の仕事は映写技術士。人が寝てる間に仕事をする」/(J)「彼は一年前から住んでた」/(T)「大学に行け!次は?就職しろ!」/良く見ると、二人がファイトクラブで戦うシーンが無い。/(B)「彼は一人で会を作った。睡眠時間は1時間、精神病院で生まれた彼の名はタイラー・ダーデン」「・・・」/目の上を縫っているとき(T)「階段から落ちたんだ・・・」(J)「階段から落ちたんだ」/(J)「御前何やってるんだ?」(M)「ひどいわ」/警官から疑われる(J)「あの家具は気に入ってたんだ!」/(J)二階に様子を見に行き、(T)「何してる?」(J)「・・・」(M)「誰と話してるの?」/(M)「あなたは何を得るの?」(J)「僕らの関係は君とは全然次元が違うんだよ」(M)「僕ら?それって何のこと?」/(J)計画書に手を伸ばす。(金髪)「計画通りです。」/(J)「彼はここにいない」(M)「何?」(J)「タイラーはここにいない」(M)「・・・」/(J)タイラーを捜して各地を回り「タイラー・ダーデンを知らないか?」(バーテン)「知りません。」ウインク/(J)「どこも前に来たと言う錯覚に陥る。タイラーといつも一歩違い」/(M)バスに乗る。走り出す。後ろを向いた瞬間、バスの客が立ち上がりマーシーを取り押さえる/(バーテン)「それは・・・テストで?」・・・・・う~全て伏線!すっ凄い! 【☆】さん 10点(2001-01-29 12:25:10) (良:1票) |
386.わけの分からない映画でした。なんか私にはむずかしすぎたのかも!最後納得いかなかったし。。。映画はわかりやすくありべきだろぉ~^・^! 【うにょ】さん 3点(2000-08-16 04:55:29) (良:1票) |
【TERU】さん [映画館(字幕)] 4点(2023-06-26 21:18:41) |
384.ヴァイオレンス映画と呼ばれるものは数多くあれど、緊張感を演出するため、または、派手なアクションを演出するためのお手軽選択肢としての暴力であることが多いと思われます。そういう意味で、本作における暴力は一線を画しています。世の中に対するフラストレーションのはけ口として、タイマンで裸の拳でただ殴り合う同好会をつくる男たちの話。殴り殴られることで得られる狂気の悦楽。骨がぶつかり合う音が鈍く響き、血がしぶきをあげて飛び散るさまは、暴力というよりは、痛みそのものであり、エンタメというよりは、狂気そのものです。自分たちの殴り合いだけに閉じていれば良かったのですが、もともとは社会に対するフラストレーションが発端であるため、主人公の意思に反してというか、潜在意識に即してというか、矛先が社会に向かっていくわけです。そして終盤に、大きなどんでん返しがしくまれ、すぐさま冒頭を再生せずにはいられないしくみ。なるほど~とうなりながら2周目を楽しめます。ここまで緻密なヴァイオレンス映画も他にないかなと。見終わった後でデヴィッド・フィンチャーと知って、なるほど納得でした。 【camuson】さん [インターネット(字幕)] 9点(2023-02-08 20:25:53) |
383.資本主義とグローバリズムの拡大によって発展した消費社会、物質主義を強烈に皮肉った作品。子供のころに見たときと、大人になって見たときでは印象がかなり変わった映画だが、社会への示唆や洞察に富む内容で、カルトかつアナーキーな名作と呼んで差し支えないだろう。 子供のころは、その暴力的でアナーキーな物語と、ブラピのマッチョな姿に魅了された(そして多くの人と同じく筋トレに励んだ笑)。大人になって見返すと、社会の物質主義や消費主義を痛烈に皮肉るそのテーマ性に魅了された。主人公は高収入だがやりがいのない労働に明け暮れ、立派なコンドーに居を構え、高価な家具や家電を買い求め、それらに囲まれることで生の充足を感じようとする。資本主義が進展した社会では、消費主義と物質主義は切っても切り離せない。高所得を得て、買いたいものを買い、消費したいものを消費する。それで人は幸福になれるのか。映画は明確にそれを否定する。スラム街、廃墟、薄汚れた地下空間。そこでは肩書きを捨て去った男たちが殴りあい、痛みを分かちあう。社会や常識の外側で暴力に身を任せ、痛みを感じることで、主人公はついに生の実感を得る。主人公(とそのオルターエゴ)は、地下世界で殴りあうだけでは飽き足らず、やがては表の社会の秩序さえも混乱させようと暴走を始める。 終始暴力的で非常識な世界が画面には広がるのだが、同時に否定しがたい強烈な魅力が画面から溢れている。エドワードノートンがどんどん覚醒していく姿、ブラピのカリスマチックな姿、廃墟や地下空間がたまらなく魅力的に見える。惰性で生きてはいないか、物質主義や消費主義を生の指標としてはいないか、人に感謝されて社会に資する”仕事”ができているか(労働とは異なる)。この映画を見るたびに、映画に挑発され、問いかけられている気がする。 【nakashi】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2020-08-03 13:27:48) |
382.作品的には個人的にはもう観ないだろう満足度。 スタイリッシュ過ぎて現実味のないバイオレンスものが苦手でして。 まぁラストまで観たら事情はわかったのですがおクチには合いませんでした。 ただし! ブラッド・ピッドの美しさを語り継ぐには重要過ぎる作品である。 ブラピ観賞用に保存しました。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-07-21 00:38:21) |