ダ・ヴィンチ・コードのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。12ページ目

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ダ・ヴィンチ・コード

[ダヴィンチコード]
The Da Vinci Code
2006年上映時間:150分
平均点:5.06 / 10(Review 254人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-05-20)
ドラマサスペンスシリーズものミステリー小説の映画化
新規登録(2005-06-08)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2023-06-15)【イニシャルK】さん
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監督ロン・ハワード
助監督ウィリアム・M・コナー
トッド・ハロウェル[製作総指揮](第二班監督)
キャストトム・ハンクス(男優)ロバート・ラングドン
オドレイ・トトゥ(女優)ソフィー・ヌヴー
イアン・マッケラン(男優)サー・リー・ティービング
アルフレッド・モリーナ(男優)アリンガローサ司教
ジャン・レノ(男優)ベズ・ファーシュ警部
ポール・ベタニー(男優)シラス
ユルゲン・プロフノウ(男優)アンドレ・ヴェルネ
ジャン=ピエール・マリエール(男優)ジャック・ソニエール
ジャ=イヴ・ベルトルート(男優)レミー
江原正士ロバート・ラングドン(日本語吹き替え版【DVD/BD/フジテレビ】)
安藤麻吹ソフィー・ヌヴー(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
坂口芳貞サー・リー・ティー・ビーグ(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
菅生隆之ベズ・ファーシュ警部(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
原康義アリンガローサ司教(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
藤本譲ジャック・ソニエール館長(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
京田尚子サンクレール夫人(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
てらそままさきレミー(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
加瀬康之シラス(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
星野貴紀(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
寺内よりえ(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
石住昭彦(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
志村知幸(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
甲斐田裕子ソフィー・ヌヴー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
青野武サー・リー・ティー・ビーグ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
石塚運昇ベズ・ファーシュ警部(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
藤原啓治シラス(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
金尾哲夫アンドレ・ヴェルネ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大塚芳忠レミー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
塚田正昭バチカン長官(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
谷育子サンクレール夫人(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
桐本琢也(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
青山穣(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
浦山迅(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
真堂圭(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作ダン・ブラウン〔原作〕
脚本アキヴァ・ゴールズマン
音楽ハンス・ジマー
ジェームズ・ドゥーリー(追加音楽〔ノンクレジット〕)
リチャード・ハーヴェイ(追加音楽〔ノンクレジット〕)
ニック・グレニー・スミス(追加音楽〔ノンクレジット〕)
ブレイク・ニーリー(追加音楽〔ノンクレジット〕)
編曲ブルース・ファウラー〔編曲〕(ノンクレジット)
撮影サルヴァトーレ・トチノ
製作ジョン・コーリー〔製作〕
コロムビア・ピクチャーズ
ブライアン・グレイザー
キャスリーン・マッギル(製作補)
製作総指揮トッド・ハロウェル[製作総指揮]
ダン・ブラウン〔原作〕
制作ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
東北新社(日本語吹き替え版【DVD/BD/フジテレビ】)
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮エリック・J・ロバートソン(視覚効果監修)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術アラン・キャメロン(プロダクション・デザイン)
衣装ダニエル・オーランディ
編集ダニエル・P・ハンレイ
マイク・ヒル[編集]
録音アイヴァン・シャーロック
オムニバス・ジャパン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳松崎広幸(日本語吹き替え版【DVD/BD/フジテレビ】)
その他リチャード・ハーヴェイ(指揮)
キャスリーン・マッギル(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ニック・グレニー・スミス(指揮)
あらすじ
夜のルーブル美術館。謎の修道士によって館長が銃撃される。彼は自らダヴィンチのデッサンの如き姿となり息絶える。不可解な暗号を残して。フランス警察の捜査線上には、館長と面会を約束していたハーバード大のラングドン教授が浮かび上がるが、館長の孫娘ソフィーによって彼は逃亡する。そして、彼らの逃避行はキリスト教の謎に迫る旅へと続いていくのだった。名匠ロン・ハワードがダン・ブラウンのベストセラーを映像化!
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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34.これだけ長い上映時間のわりに、内容は凄く駆け足でスピーディ。本は読んでなくても、それだけで原作の内容の濃さが想像できます。ラストの展開につぐ展開が、とても良かった。酷評も多いようだけど、映画として良くできていると思います。それにしても、私には内容がとっつきにくかったので、良かったけど見終わったあと一気に疲れました。。。(自爆)
civiさん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-28 23:53:06)
33.《ネタバレ》 本を読まずに観ました。なので、ん?ん?の連続で飽きることはなかったです。とはいえ、最後まで微妙な味付けで内容はいいのか悪いのか自分でも判断の難しいところです。まぁ、久々に観た映画だったので個人的には十分楽しめましたけど、この映画にまつわるダヴィンチ関連TV番組の方が数倍面白いし、お勉強になります。笑。
レンジさん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-28 11:06:26)
32.原作は夢中になって読んだ。その謎は僕らのイマジネーションを刺激するのに充分衝撃的だったし、尚且つそれなりのリアリティがあった。しかし、ミステリーとしては一流だけど、サスペンスとしては三流だったかもしれない。スリリングなオープニングの展開がサスペンスとして持続していないのは、やはり拍子抜けの感が否めない。それは著者がサスペンスよりも歴史ミステリーを優先させたからなのか、単なるプロットとストーリテリングの能力の問題なのかよくわからないけど、なかなかこの2つを兼ね備えた作品というのはないようである。だけど単純に言えば、僕はこの作品が好きである。それは、この作品のミステリー部分が僕の歴史的記憶にとてもマッチしたからだ。

映画にしろ、小説にしろ、音楽にしろ、作品とはそれ自体がイマジネーションであると同時にそれは僕らのイマジネーションを補完するものである。作品の技術的な良し悪しがあるのと共に、作品が僕個人のイマジネーションに共振し、僕個人の物語を補完する。それがどのように僕を掴み、震わすのか?そういった評価軸は絶対個人的にのみ存在し、それこそが作品に対する絶対的評価になり得る。(評価とはそもそも絶対的でしかありえない) だから敢えて言うけど、この『ダ・ヴィンチ・コード』という映画は、『ダ・ヴィンチ・コード』という小説世界を映像として補足しているだけのものであるにもかかわらず(というかだからこそ)、小説を読んだものにとって、この映画は小説の映像的な補完として違和感なく受け入れられる。『2001年宇宙の旅』が映画とノベライゼーションでワンセットの作品であった、、、のとは意味合いがちょっと違うかもしれないけど、映画がその映画だけで評価されなければならないという決まりは全くないのである。
つまり、僕の映画『ダ・ヴィンチ・コード』の評価は、映画単独での評価というよりも作品として小説とワンセットとなっていることが前提なのである。

あと、、、実在するオプスデイやバチカンをあからさまに非難する姿勢はなかなかすごい。オチのつけられなさはこの作品の性質上自明であるとも言えるが、そこに明確な思想というかイデオロギーが全くないところも現代的でこれまたすごい。なんというか、如何にもアメリカ的な「能天気な合理的過激さ」とでも言うべきものがある。。。
onomichiさん [映画館(字幕)] 8点(2006-05-28 03:22:26)
31.たまたま平日に時間が空いて、4Kピュアっていう新しいデジタル上映を試してみたくて行った。
土日の貴重な休みを使って混雑してた映画館で観ていたら、多分大激怒だったろう。
ダヴィンチのコードですよね。暗号ですよね?なんだ、あの暗号解読シーンの軽さは???
観客に読み解く時間も伏線も与えずに、トム・ハンクスがサクサク解いていっちゃう。あれじゃ、なんのための映画なんだよ???
暗号解読の面白さを取っちゃったら、単なるトンデモ話なわけでしょ、これって。とにかく話を追う事に必死になってどのシーンも透けて見えるようなペラペラっぷり。デジタル高解像度で観る必要性ナシ。アメリちゃんが可愛かったことくらいか、よかったのは。
ダブルエイチさん [映画館(字幕)] 4点(2006-05-27 23:17:44)
30.《ネタバレ》 キリストが結婚してて子供もいてその子孫が現在も生きている・・キリスト教でもなんでもない自分としてはだから何?って感じですね・・最後の晩餐の解説も前にテレビで見ちゃってたので大した衝撃もなくあんなラストなら行方不明でよかった気がします。
amさん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-27 21:33:02)
29.サクっと進んでしまって、小説のような緊迫感がなかったなぁ。映画館でフランス、イギリスの名所観光はできたんだけど。
アルテマ温泉さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-27 01:36:03)
28.《ネタバレ》 ラングドン教授本出版して講演会後にサイン会までしてるじゃん!完璧にアリバイ出来上がってんのにファーシュ警部なんで追いかけてんだよ???ファーシュに凄み全然ないし、ラングドンの存在意義もあまり感じない。間があまり無くポンポン場面が流れていくし、原作読んでいないとついていけないのでは?原作だけでは分からない、ルーブル内部や絵画などの映像を補うのみの映画でしょうか。
亜流派 十五郎さん [映画館(字幕)] 1点(2006-05-25 20:24:28)
27.「坂本竜馬の子孫は武田鉄也だった!」「織田信長は女性だった!」くらいのインパクトがキリスト教信者にはあるんだろうかね?無宗教者には「フ~ン、そうなんだ」って感じでした。世界規模のベストセラーの映画化だけに期待して見ましたが、見終わった気持ちは「ハリーポッター」鑑賞後とに似た気分でした。
tonaoさん [映画館(吹替)] 6点(2006-05-25 19:48:01)
26.《ネタバレ》 日本人に宗教の事見せたってわかんないって(笑)原作は未見ですが、なんかあまりにも都合がよすぎるような感じが。。聖杯だってそんな場所にあったら誰か気づいてねぇか?とか疑問もあり、字幕の大きさが映画に全然合ってないわ、キリストの子孫の生き残りやからどうなん?とか自分にとっちゃで、それが?って思うだけでしたねーはい。基本、TVの特番でオチを半分ぐらいばらしてる時点で見るのがもうツライ。僕が投稿した時点で、9点以上が誰もいないのが、その証拠。
M・R・サイケデリコンさん [映画館(字幕)] 4点(2006-05-25 15:28:41)
25.《ネタバレ》 最後の晩餐のVの字の話、テレビでやりすぎ!!! 特集ものの番組を見なかったら、楽しめたと思う。 最後、聖杯はルーブルのピラミッドのところにある(あった)で、よいのでしょうか?? ちょっと不安です。
オドリー南の島さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-24 16:29:01)
24.予習もなにもしていかなかったのでだいたいの流れは解ったんですが、人に説明できるほどは解ってません。どんな話?っ私に聞かないでほしいーそんな感じの映画でした。私が理解力乏しいだけだと思います。
ぼちぼちさんさん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-24 14:59:57)
23.キリスト教徒じゃない上に詳しくもないので「あ、そんなにすごいことなの?」と、事の重大さがよくわからなかったです(笑)見る前にこれの関連本を読んで、予備知識つけてったほうがいいかもしれません。
倉持さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-23 23:57:10)
22.《ネタバレ》 ロン・ハワード監督といえばビューティフル・マインド。
ナッシュ均衡という重要な発見をした数学者を主人公としているのに、数学は無視。
そして、ひたすら暗号解読(あれは数学とはいえない)のシーンばかりを描いてきた。
しかし、本作は暗号の解読がメインテーマというではないか!!
まさに水を得た魚、鬼に金棒状態だと思った。
しかし、映画を観たあとのこの脱力感・虚無感は何だろう。
ストーリーは二転三転し、全体的には決して悪くはない。
しかし、一つ一つのイベントがあまりにも軽く描かれていて、情熱が感じられないのだ。
暗号の解読シーンは知的スリルを味わう余裕もなく、ラングドン教授が簡単に
片をつけてしまう。また、ラングドンとソフィーは共に幼い頃のトラウマを背負って
生きているのだが、回想シーンでそのような場面が軽く描写されるだけで、演技からは
その重荷は全く感じられない。カーチェイスのシーンもやっつけ仕事という感じで
迫力はない。
それでも、美術と音楽がよければ個人的には納得
できる映画ということになるのだが、これも期待外れ。美術はせっかく格調高い教会
や名画を使っているのに、いいかげんな構図&カメラワークで魅力は全く伝えきれていない。
また、音楽は悪くはないのが、あまりにもステレオタイプで印象に残る曲が無い。
あの指輪物語でさえ見事に映像化され傑作となったのだから、
ダ・ヴィンチ・コードも細かい部分のクオリティを高める努力を厭わなければ
名作にするのは決して難しくなかったであろう。
だが、突貫工事的な映画製作で監督はせっかくのチャンスを無駄にしてしまった。
とても残念でならない。
Rubyさん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-23 02:12:36)
21.《ネタバレ》 基本的にトンデモな学説でワイワイ騒ぐ作品ですが、そういう部分については、原作も未読でキリスト教について特段知識があるわけでもない自分にとっては「ああ、そういう考えもありそうっちゃありそうだよね(笑)」ぐらいに軽~く流せたので、あんまり頭を使わず気楽に観れる娯楽性の高いサスペンスとしては普通に楽しめました。で、残りの部分は、限りなく「雰囲気だけ」の映画です。適当すぎるアナグラム解析の描写とか、全体的に銃の殺傷力が低すぎるんじゃないかとか、底の浅そうな変態の殺し屋キャラとか、ハラハラする要素がありません。最後に結論をけっこう引っ張られるし、これで2時間半はキツイなあ。ルーブル美術館を実際にロケに使えたり、教会の偉い人からちゃんと批判のお言葉をもらえたり広報戦略は大成功したようですから、商業的には非常に正しい作品でしょう。
bizenさん [映画館(字幕)] 3点(2006-05-23 01:13:41)
20.《ネタバレ》 クリスチャンである友人が言ってました

“大切なのは教祖ではなく教え”だと…

右の頬をぶたれたら左の頬をだす…とするならば

東で気に入らないことがあっても、西でも甘んじて受け入れなさい…ではないの?

所詮はフィクション

キリストが神の子であろうが人間だろうがどちらでも構わない

この映画で(世間が)騒ぐことをキリストは苦笑いしているのではないでしょうか

原作を購入しました、読んでみます

本作品は六本木ソルジャー様が書かれた様に長~いあらすじにしか思えなかったのでね
栗頭豆蔵さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-22 23:51:33)
19.とめどない宗教論争を核心に孕んで、世界的大ベストセラーとなった原作、そういう素材を「完璧に映画化」することなど実際不可能に等しい。ならば映画化なんてしなければいいのにとも思うが、これほどまでに話題性のある原作に対し「映画化しない」なんてことは映画業界において有り得ないことで、これも同じように不可能に等しい。
そういうあらゆるリスクとしがらみを考慮すれば、非常に頑張って「映画化」したんじゃないかと思う。
敢えて原作を読まずに「ダ・ヴィンチ・コード」という映画に臨んだので、必然的な原作に対する粗にぶつかることなく、程よく入り組んだ歴史的サスペンスとして堪能できたと思う。ロン・ハワードの安定した演出力が冴え、トム・ハンクスをはじめとするキャスト陣の演技もそれぞれ安定していた。
ただ、これはもうどうやったって仕方がないことなのだが、僕のようなキリスト教自体から“縁遠い”者にとっては、このテーマ性に対し絶対的な部分で“驚き”がない。隠され続けた事実や、ダ・ヴィンチの絵画に隠されたメッセージなど、確かに興味深いものはある。でもそれ以上はなく、イエスが神であるということと同様に、イエスが人間であったということでさえ、一部の人が固く信じる一説に過ぎないではないか、と思う。
まあ結局は、トム・ハンクスが台詞で言うように、「何を信じるか」ということに尽きるのだろう。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-22 19:20:23)
18.《ネタバレ》 原作読後に鑑賞。原作が長編であったり複雑であるとよく起こり得る事ですが、本作も例に漏れず読んだ者には物足りなさを、読んでいない者には不明瞭さを感じさせるのではないでしょうか。本作の見所はラングドンとファーシュの追いかけっこでもなければ、導師の正体は誰だというネタバレでも何でもなく、ソニエールの残した天才的な暗号の解読にあります。ところが映画はフィボナッチ数列の説明をせず、クリプテックスを一つ省略しただけではなく言葉の壁にぶつかる度に難なくすいすいと進んでいくので、ソニエールの存在が非常に軽くなり、ラングドンやティービング、ソフィーの個人的必要性を感じられませんし、観客として謎解きを楽しむ暇もありません。そして原作と大きく筋を変えた結末は劇的な効果を狙ったのでしょうが映像としての印象は格別無く、私にはやはり原作の方が物語りの終りを感じました。 やはり〝言葉遊び〟に適した最たる媒体は活字であり映像とは思えませんので、ストーリーを追うだけになるのなら思い切った変更があっても良かったのではないでしょうか。という訳で、結局のところ新聞についているパズルを楽しむ類である私は楽しく読んで、楽しく観たのは確かですが、普通のエンターテインメントであり話題先行型であるのは否めないと思いました。・・・ところで、こういうのを見るとローマ字は良いなぁと思ってしまいます。漢字は一字だけで意味を成す素晴らしい文字だけれど、言葉遊びに関してはローマ字にはかないません。スペルの並び替えや短縮で幾通りも単語を作れるのですからね。
ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-22 18:04:29)
17.《ネタバレ》 よくまあ、2時間半におさめました!あっぱれですが、その為に省略したり変更した部分についてはまぁ良しとしても、それ以外に原作とは違う部分については、ちょっとねぇ。特にソフィーがソニエールの孫じゃないなんて、何故そうする意味があるのかな。あと、それぞれのキャラクターの人柄とか、背景みたいなものがあまりにも描かれていなくて、物語の厚みがないように感じました。リーが、あそこまでして聖杯の秘密を手に入れたかったのは何故か、ちょっとしたシーンだったけど、チューリッヒ保管銀行のヴェルネが二人に銃を向けざるを得なかったのはなぜか、とか。それでいて、最後に聖杯の秘密について世界に公表すべきか迷うソフィーに、「大事なのは何を信じるかだよ。」なんてだらだらと説教じみたことをラングドンに言わせるなんて、とってもナンセンス。そういうことは、映画の中ではっきり言わなくても、鑑賞した人たちが個々に感じるべき事だと思うなぁ。わたし、トム・ハンクスは大好きですが、この映画ではあまり彼の魅力は生かされていませんね。別にトム・ハンクスじゃなくても良かったんじゃないの?ただ一つ、シラスの生き様には心打たれました。やっぱりポール・ベタニーっていい俳優だ!もっと彼を登場させれば良かったのになぁ。
あやりんさん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-22 15:54:00)
16.《ネタバレ》 元ネタはいろんなところで語られてて、わざわざ小説化した意味がわからなかったので原作読んでません。ほとぼりが冷めたら図書館で借りてみようかな。もともと南フランスは「アルビ」「カタリ」といった高校の世界史でも出てくる異端派がよくでるところで、その信仰のおおもとがマグダラのマリアにあるのじゃないかなって思ってました。ユダの福音書解読が出てしまった以上、これらは旧聞。何年か前文庫で出た「イエスのビデオ」って小説、誰か映画化しないかな? ストーリーはまんま「レ・ミゼラブル」。一瞬ポスターのクロースアップでネタバラシしてますし、銀の燭台のとこなんて… 導入部は2時間サスペンスよりひどかったな。ま、上下分冊を2時間半にまとめるのですから、台詞の多くは説明になってしまうのもしかたないでしょ。途中でソフィー以外に聖杯はいないって気づくけど、とりあえず引っ張れたからこの点数。アリンガローザ司教役のアルフレッド・モリーナ、スパイダーマン2で印象に残ってたので憶えてました、顔の存在感凄し。ところで、smartでカーチェイスしたり、最後の教会シーンでminiのカントリー木枠版出てたり、監督だかスタッフの誰かがゆがんだカーマニアだったりするのかな? それからオチがappleなら画面に登場するPCはMacでしょ(笑)
shintaxさん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-22 15:14:31)
15.日本人にとって、キリスト教のスキャンダルをテーマにした作品っていうのはなかなか実感しづらいものであるが、それを差し引いても楽しめた。たまたまテレビでやっていた「クリムゾンリバー2」との違いさえ日本人にはそのスキャンダラスさも曖昧なような気がするが(笑)しかし、こういったテーマの作品というのは、もっと深いところになんらかの謎解きやメッセージがあるようで、それをあれこれ考えたりいろんな人の意見を見聞きするのは楽しいもんだ。
SHUさん [映画館(字幕)] 8点(2006-05-22 10:51:25)
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【点数情報】

Review人数 254人
平均点数 5.06点
010.39%
172.76%
2103.94%
3249.45%
43212.60%
57730.31%
66023.62%
73112.20%
8124.72%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.51点 Review27人
2 ストーリー評価 5.05点 Review34人
3 鑑賞後の後味 4.81点 Review32人
4 音楽評価 5.58点 Review24人
5 感泣評価 2.66点 Review15人
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【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2006年 27回
最低監督賞ロン・ハワード候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2006年 64回
作曲賞ハンス・ジマー候補(ノミネート) 

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