19.音楽とダンスが秀逸。好きな曲がいくつもある。最近デジタル修正版(?)が出たので劇場で見たらビデオとは迫力が全く違った。決闘をしにいくときの4部合唱はとても興奮した。高校の音楽の授業で、先生(男)がトニー役、生徒がマリア役で「Tonight」を歌う課題があったが、あれは無理があったと再認識した。 【トマトマート】さん 9点(2004-01-05 14:52:52) (笑:2票) |
18.《ネタバレ》 欠点を先に言っちゃうと、後半、踊りのボルテージが下がること。ストーリー上、群舞しづらくなってて仕方なくはあるんだけど、前半の圧倒的な迫力があったもんだから、冷える。そのかわりアニタが泣かせてくれるけど(自分の恋人を殺した男を助けに行くとこなんか、長谷川伸っぽい)。この映画、音楽もいいけど、踊りだよね。個人の至芸より群舞の迫力にミュージカル映画の活路を探っている。「ことば」を「ダンス」に置き換えて説明するだけじゃなく、もっと多面性を持った表現になっている。ファーストシーンなんか、たしかに踊りによる会話なんだけど、それ以上の雄弁さがあるでしょ。シャーク団がフィンガースナップを始めるところなんか、あのやろう、とか、こんちきしょう、とか言うより、ずっと「語って」いる。和解させようというダンスパーティで、パートナーをやっぱり自分の団から選んですぐマンボに移る気合い。ここは何度見てもゾクゾクさせられる。後半で唯一の群舞の見せ場「クール」は、直接には窓から「うるさいぞ」と叫んだおじさんに向けられた歌だったんだね。ガレージの中で頭を冷やしてからまた外に出て「パォ」ってやるわけ。そのときカメラは窓の位置にある。個人の恋をタップで表現するより、集団の鬱屈をフィンガースナップで描く時代になってしまったわけだ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-09-18 12:01:49) (良:1票) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 世に名作といわれる作品は数あれど、これほど自分の中で評価の変わった映画も珍しい。初見はTVで。街の不良グループの抗争と男女の恋愛の話でもの凄いインパクトを受けたのですが、いかんせん、あのダンスにどうしてもついて行けず、TVの前で非常にこっぱずかしい思いを味わいました。(自分が踊っているわけではないのに)何で、街中で踊るんやろ。恥ずかしくないんかな。 あっ、指まで鳴らして、何様のつもりやなどと、映画の見方にはなっておらず、単なる生理的な寒さを感じたものでした。しかし、年月はそんな私めにも、幾分かの成長剤を飲ませてれたのか、今観ると熱いですね。ほとばしる情熱とでもいうのでしょうか。毛嫌いしていたダンスが、若きアドレナリン暴発みたいに非常に躍動感あり、映画のメッセージをこれでもかと伝えてくるのです。激しい激しい踊りに圧倒されるのが快感になってくるのです。物語自体は悲劇です。若い命が過った方法で断たれます。ほとばしる情熱の鉾先が違う方向に行ったみたいに。でも、人生の軌道修正は中々難しいもの。この苦い経験が、大人をつくるのでしょうか。そんな屁理屈も、永遠とも言えるこの踊りの前では無意味でしょう。ニューヨークの空気を感じさせる、匂いを嗅がせてくれるすんばらしい映画です。 【映画小僧】さん 9点(2004-03-09 13:17:30) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 理屈なんてねえ。とにかくあいつらが嫌なんだ。チンピラ喧嘩もここまでの民族紛争レベルにきちゃうと、折角のマリアの善意はひたすら裏目に出まくるんですね。しかし、この争い、外で撮影したのは正解です。セットとか室内だと、篭りっぱなしで息が詰まります。あとハッピーエンドじゃないミュージカルは始めてみましたが、わたしは別に違和感なかったです。ていうか、ハッピーエンドの「ロミオとジュリエット」の方が有り得ないと思いますが。でもラスト、このジュリエットはロミオを失った悲しみより怒りの方が強く出てきたんですね。まあ死ぬ気にならなかったのなら、踏んだり蹴ったりのアニタを慰めてあげて下さい。 【くなくな】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-10 03:47:41) |
15.文句ナシに好きです。忘れられない映画です。実は、高校生の頃、演劇部、音楽部、英語部合同で本作をパクリました。私は生物部(笑)だったのに、照明を担当しまして・・未だに忘れられない作品です。山下公園で練習したなぁ(遠い目)。当時は竹の子族とかもいた頃なんで、おばちゃん集団に間違われたよなあ・・格好全然違うのに(^_^;) 【ゆみっきぃ♪】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-11 12:58:14) |
14.このての映画はニガデだろうな。と思ったが、良かった、踊りが良かった、歌が良かった。♪トゥーナイト ♪トゥーナイト。踊りにも、歌にも、愛と憎しみにも”若さ”と言うはち切れんばかりのエネルギーを感じます。 【杜子春】さん 9点(2005-03-15 07:37:28) |
13.子どもの頃、姉に指パッチンを教え込まれ、ずっと後になってコレか、と。アメリカの抱える移民問題、家庭問題、愛憎を若者たちが語り、歌い、ダンスする・・ミュージカルはこれしかないみたいに思ってました。私は♪「AMERICA」が好き。リフとアニタがうまいな。でもナタリー・ウッド(じゃなくて吹き替えさん)が♪「Only you~」と歌い出すとやっぱりも~たまりません。鉄階段から顔出すとこは2ショットの名シーンでありましょう。私の減点は「夜とぎせなあかん時に別の夜とぎしてる」これがどうしても許せずで。(ミュージカルと言えどもあんまりですわ) 【かーすけ】さん 9点(2004-11-10 01:09:57) |
12.10年くらい前に一度観ただけだった。ダンスや歌のシーンは印象に残っているものの、ラストがどんなだったか覚えておらず、リバイバル上映をやっていた時に、いい機会なので観直した。ダンスの振り付けはもちろん、撮影の手法も当時かなりエポックメイキングであったことは容易に想像がつく。そのパフォーマンスに魅了され、多くのダンサーに影響を与えたのも頷ける。特に『クール』は目が離せない。メンバーのキレキレのダンスには思わず鳥肌モノの大感動。『マリア』や『トゥナイト』、言うまでもない名曲で必聴です!観終わった後、曲を口ずさみながら帰る自分の姿は公開当時の若者と何ら変わりないだろうな、と思いを馳せたりして。確かにラストは弱いし、単純で陳腐なストーリーだが、そこは触れる箇所ではないと思わせる最高のミュージカル。再見してホント良かった。 【やすたろ】さん 9点(2004-01-30 22:51:10) |
11.あの切れのいいダンスには驚きました。いい作品は何年たっても色褪せることがありませんね。指を鳴らしながら街中を歩くシーンを思わずまねしちゃいました。(笑) |
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10.プロローグ、体育館でのダンスこの2曲がお気に入り 【E】さん 9点(2003-02-22 16:00:13) |
9.マリアのデュエット曲の「トゥナイト」が大好き。ジェット団とシャーク団の切れのいい踊りなどけんかも踊りの振り付け風。ラストなど踊らないところでも動きはダンスの振り付け風になっててどこもかしこもダンス、ダンス。歌も素晴らしいけれどそれ以上に躍動感あふれるダンスが素晴らしく、これはその斬新さにびっくりする「ダンスミュージカル」です。ニューヨーク上空から徐々に降りてくるカメラのオープニングシーンもとても印象的だった。 【キリコ】さん 9点(2003-02-19 18:35:22) |
8.何十年か前に見た思いでの映画。リバイバル上映と言うことで見逃してはならじと行ってきました。トゥナイト、アメリカ、クールなどのヒット曲、ダンス、ストーリー。懐かしかったです。一瞬の激しい愛に燃えた悲劇的青春物語。ミュージカル映画屈指の傑作です。 【野ばら】さん 9点(2003-01-30 15:32:05) |
7.初めて観たミュージカル映画でした。小学生の頃見たので、恋愛についてあまり意味はわからなかったんですが、観ていて楽しくなる映画でした。近年観た時にはその意味も分かり(笑)より深い映画に感じました。ミュージカル映画の金字塔と言える作品ではないでしょうか。 【恥部@研】さん 9点(2002-12-06 14:27:52) |
6.「ベルナルド、やりやがったな」・・・マネしました。やっぱり楽曲が他の欠点を飲み込んでしまうくらいに良い。ミュージカル映画はディズニーアニメを含めて嫌いなので、私の映画歴における数少ないミュージカル映画です。どの曲も20年近く口ずさんだ事になるなぁ。名曲「トゥナイト」・・・ジェット、シャークの対決にマリア、そして現場に向かう刑事。。。それぞれの想いをアレンジに変えて見せるクライマックス!ココが最高ですっ。 |
5.すごく幼い頃から見ていた。アイスが好きだったんだけど、今思うとただたこの名前に惹かれただけかも、幼かったからね。好きな曲ばっかりで、どれも選べません。踊りながらの喧嘩はミュージカルならでは。 【yuk】さん 9点(2001-12-30 01:06:55) |
4.まずオープニングがすごい。ロバート・ワイズただ者じゃないなと思った。音楽もすばらしい。これぞまさにミュージカル映画といったところか。ミュージカルという型にハマった演技にも関わらず、ケンカはいけないというメッセージがすごく伝わった。脚本がいいんだろうか。話が「ロミオ&ジュリエット」っぽい気もする。どっちかと言うと「サウンド・オブ・ミュージック」の方が好きなので、9点てことにしておく。でもこれはいいよ。 【あろえりーな】さん 9点(2001-12-10 10:23:43) |
3.迫力あるダンスシーンをワクワクドキドキさせてくれるあのカメラワーク。バーンスタインの名曲。どれをとってもすばらしい。ラストの寂しさがなければ・・・ |
2. 主人公の N. ウッドと R. ベイマーの絡みよりもジェット団とシャーク団のあか抜けた群舞にゾクゾクきます.振り付けも音楽もダンサーの技量も素晴らしい.リタ・モレノと J. チャキリスのプエルトリコ風の(衣装がド紫)ダンスもシャープだった.N. ウッドの声の吹き替えは「マイ.フェア・レデイ」の M. ニクソンで(たしか)、可憐で透明な歌声が成功していました.全てがバーンスタインによる素晴らしい名曲で、ミュージカル映画の頂点を作り出したように思えました. 【シャリファ】さん 9点(2001-11-01 22:47:53) |
1.ミュージカルは大っ嫌いなんだけど、この作品だけは別!優雅なダンスは今見ても感動です! 【イマジン】さん 9点(2001-02-26 12:34:02) |