黒部の太陽のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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黒部の太陽

[クロベノタイヨウ]
1968年上映時間:196分
平均点:7.03 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
ドラマ実話もの小説の映画化
新規登録(2005-10-31)【サラウンダー】さん
タイトル情報更新(2020-01-03)【イニシャルK】さん
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監督熊井啓
キャスト三船敏郎(男優)北川覚(黒四建設事務所・次長)
石原裕次郎(男優)岩岡剛(第三工区・熊谷組岩岡班)
滝沢修〔男優〕(男優)太田垣士郎(関西電力・社長)
志村喬(男優)芦原義重(関西電力・常務取締役)
辰巳柳太郎(男優)岩岡源三(岩岡の父)
高峰三枝子(女優)北川加代(北川の妻)
樫山文枝(女優)北川由紀(北川の長女)
日色ともゑ(女優)北川牧子(北川の次女)
川口晶(女優)北川君子(北川の三女)
宇野重吉(男優)森(第四工区佐藤工業社員)
寺尾聰(男優)森賢一(第四工区佐藤工業社員・森の長男)
北林谷栄(女優)森きく(森の妻)
二谷英明(男優)小田切(第四工区佐藤工業・工事課長)
英原穣二(男優)山口(黒四建設事務所・木工課長)
二木草之助(男優)抗夫
日野道夫(男優)田中(岩岡班抗夫)
玉川伊佐男(男優)佐山(岩岡班・幹部)
紀原土耕(男優)労務者
長尾敏之助(男優)倉沢(黒四建設事務所・代理)
大滝秀治(男優)上条(上条班・班長)
柳永二郎(男優)藤村(第三工区熊谷組・専務)
加藤武(男優)国木田(第一工区間組・所長代理)
芦田伸介(男優)黒崎(黒四建設事務所・建設部部長)
岡田英次(男優)吉野(黒四建設事務所・次長)
佐野周二(男優)平田(黒四建設事務所・所長)
内藤武敏(男優)診療所の医者
下條正巳(男優)神田(岩岡班抗夫)
山内明(男優)塚本(第三工区熊谷組・工事課長)
草薙幸二郎(男優)上手(岩岡班抗夫)
雪丘恵介(男優)漱山(黒四建設事務所・第三区・工区長)
長弘(男優)木内(黒四出張所・技師)
武藤章生(男優)武山(岩岡班抗夫)
信欣三(男優)武本(黒四建設事務所・次長)
佐野浅夫(男優)川村(岩岡班抗夫)
清水将夫(男優)田山(地質学者)
三益愛子(女優)料理屋の女将
鈴木瑞穂(男優)千田(黒四建設事務所・技師)
下川辰平(男優)安部(岩岡班・幹部)
寺田誠(男優)岩岡与一郎(岩岡の兄)
高津住男(男優)大野(第一工区間組・工事課長)
稲垣隆史(男優)テツ(岩岡班抗夫)
庄司永建(男優)大橋(黒四建設事務所・社長秘書)
岡部政明(男優)記者
榎木兵衛(男優)労務者
成瀬昌彦(男優)熊田(大成建設工務部長)
平光淳之助ナレーター
原作木本正次「黒部の太陽」
脚本熊井啓
井手雅人
音楽黛敏郎
作曲フレデリック・ショパン「夜想曲第9番ロ長調作品32-1」
ヨハン・シュトラウス2世「美しく青きドナウ」
撮影金宇満司
製作三船敏郎
石原裕次郎
小林正彦(製作補)
石原プロモーション
配給日活
美術平川透徹
編集丹治睦夫
録音紅谷愃一
その他IMAGICA(現像) 旧社名:東洋現像所
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8.鹿威しの音良すぎ!
アキラさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-04-01 01:34:11)(笑:1票)
7.《ネタバレ》 映画の大半がトンネルの中という、地味な絵面の超大作。
冒頭の剛によるフォッサマグナの解りやすい説明から、支柱を潰しに来る圧力を伝える軋む音は恐ろしく、すべてを押し流す水流はとても迫力がある。まるで列島の抵抗、日本人VS日本列島のように見えた。

暗いトンネルとむさっ苦しい男たちばかり映るから、合間の雄大な黒部渓谷の大自然や、剛と由紀のデートシーンが美しい。
細い山道を大きな荷物を背負って現場に向かう人夫たち。当時のカメラがどれくらいの大きさか解らないが、かなり恐ろしい撮影風景だったんじゃないだろうか?怖いなぁと思って観ているうちに、人夫の滑落死!…って、説明とか無いんだ?流しちゃうんだ?
実際171名も亡くなっていて、そのうち飯場の雪崩でいっぺんに87名も亡くなっているそうだが、確かにそこをしっかり描いたら、後味の悪い重たい映画になってしまうから、バッサリ割愛したのかな。
前段として語られる黒サン工事が、国家総動員法のもと人海戦術による地獄だった現場を表すのに対し、今回の黒ヨンは豊潤な資金とバックアップ体制で挑んでいる。だけど結果として、行き当りばったりで完成予定ありきの無理な日程。人夫を使い捨てて、金に物を言わせて作業を急いだことが伺える。どちらの現場も岩岡の親父が仕切っているんだから、時代が変わっても同じような地獄が展開されている。発破事故の際、人夫から「お前ら親子が!」と言われたときの剛の辛さが伝わる。

開通時の爽快感、開通後のセレモニーの神々しさ。最後に日本酒を撒く姿が、まるで強敵日本列島を称えるようで美しい。
一緒に樽酒を飲みたい気持ちになるが、やっぱ樽にヘルメット入れちゃダメだ。
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-05-09 13:53:35)
6.《ネタバレ》 長年見たい映画の一本だった本作をようやく見れたのがまず嬉しい。黒部ダムのトンネル工事を描いた三船と裕次郎の共同プロデュース、初共演の大作映画で、二人の本作にかける思いはじゅうぶん伝わってくるし、上映時間の長さ(3時間超え)やキャストの多さからしてもこれぞ超大作という映画になっている。内容的には正直あまり期待していなかったのだけど、(リアルタイムで映画館で見たという母親は「画面が暗いだけだった。」と言っていた。)見る前の予想よりははるかに面白かったし、時間の長さもあまり気にならずに引き込まれることができたのは良かったと思う。裕次郎が映画館だけで見てもらいたいと言っていた映画なのだけど、確かに工事現場の天井が崩れて大水がくるシーンなどはすごい迫力だし、メインとなる破水帯との戦いもサスペンスフルに描かれていて見ごたえじゅうぶんで、まさに映画館で見る映画とはこういうのを言うのだという感じで、その言葉にも納得。工事と並行して描かれるドラマとしては裕次郎演じる岩岡と父親(辰巳柳太郎)の確執や、三船演じる北川の娘(日色ともゑ)が白血病にかかってしまうエピソードが描かれていて、二つともこの手の映画にはありがちなサブエピソードだと思うものの、岩岡と父親のエピソードは、辰巳柳太郎の味わい深い演技も相まって印象に残り、これがいいアクセントになって厚みを加えていて良かったし、終盤、工事終了直後に娘の訃報を知らされた北川が悲しみを押し殺して工事関係者に感謝のスピーチをするのは素直にカッコイイと思えた。寺尾聰の俳優デビュー作とのことだが、デビュー作にしていきなり早くも実の父である宇野重吉と親子役で共演しているのがなんだか微笑ましい。熊井啓監督と言えばメッセージ性の強い社会派監督で、こういうスター同士の共演を売りにした大作映画とは縁遠い印象だが、どちらかと言えば本作では職人監督に徹している感じが強く、(社会派の側面がまったくないわけじゃないと思うけど。)監督としての器用さを感じられたことが新鮮だった。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2020-01-03 00:39:34)
5.《ネタバレ》 三船敏郎、石原裕次郎!監督は熊井啓!
この日本映画の全力投球ぶり!
すごいっよね~!

ゼネコン土建屋の現場の凄まじさが分かる。
まるで戦場のような緊迫感。
束ねる人間も半端じゃ務まりっこない。

破砕帯との戦いがメイン。
死闘する現場に、上の者も命がけで打開策を探す。
平成の今はよく知らないが、この頃はトップも猛者が揃ってたんだね。
もうただただ頭が下がります・・
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2018-05-03 15:10:51)
4.《ネタバレ》 一度は辞退を申し出た三船敏郎が、関電社長からいかにも通り一遍の慰留の言葉をかけられただけで早速翻意したり、石原裕次郎が、周囲からのまるで催促するかのようなセリフに乗せられて、破砕帯についての弁舌をふるったり、と、やたら手続き的な脚本が正直、気になるのですが。
それに、命がけでこの難工事に取り組んだ人々の艱難辛苦を描こうとしたであろう作品にもかかわらず、石原裕次郎を中心にしたヒーローものになっちゃってるのにも、違和感はやっぱり感じます。父との対立の場面や、工事が進まないことから現場で突き上げをくらう場面において、周りの状況を音声等で描き、あえて石原裕次郎の表情だけを捉える描写、こういうのも確かにやり方のひとつかも知れないけれど、もうひとつしっくりこない。スターの顔面だけが見せ場じゃないでしょ、時には例えば「背中で語る」ってのも必要でしょうに。終盤、ついに関電トンネルが貫通する瞬間も、大勢の作業員たちを差し置いて、石原裕次郎がおいしくかっさらっていく。そんなんでいいのか~。何も、石原裕次郎がツルハシやらドリルを手に「自分も先頭切って作業してます」みたいなコトしなくてもよくってさ。「私は現場では無力です、だけど・・・」という苦悩の描き方だって、あるはず。こういったあたり、ヒーロー映画の限界でしょうか。
しかし。
そうは言っても、作品の多くを占めるトンネル工事シーンの数々、よくぞ撮ったなあ、と感じさせる出来栄えで、なんやかんかケチつけつつも、やっぱりスゴイんです。それに、トンネル完成の際の三船敏郎の挨拶の場面もいいんですけど、それより何より、大勢のエキストラを導入した無数のヘルメット姿が感動的。「数」が感動に結びつくよい例ではないかと。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-03-04 10:07:02)
3.完全版を鑑賞。確かにこれは映画館で観る映画だが、テレビで見てもそれなりに迫力がある。
ちょっと長いと思うけど、気合の入った作品で、出来は良いと思う。ただし、観終わった後に何か残るかというと、自分にとってはそれ程でもないな、というの本音か。
引きこまれたのは間違いないけど。
simpleさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-04 18:03:00)
2.ヘルメットに酒汲んで呑むなんて絶対嫌やわ。不潔すぎるわ。
ケンジさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-03-29 23:50:51)
1.2012.03/20 鑑賞。裕次郎没特別編で140分に短縮。黒部の美しさと工事の過酷さが対比で迫ってくる。トンネル工事の臨場感、圧迫感は素晴らしい。短縮版故かチョットとドギマギする箇所あり。豪華俳優には恐れ入る。
ご自由さんさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-03-21 21:11:58)
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 7.03点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
425.56%
5411.11%
6616.67%
7822.22%
81233.33%
938.33%
1012.78%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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