妻として女としてのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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妻として女として

[ツマトシテオンナトシテ]
1961年上映時間:106分
平均点:8.00 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(1961-05-30)
ドラマ
新規登録(2004-05-10)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2019-10-25)【イニシャルK】さん
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監督成瀬巳喜男
助監督坂野義光
キャスト高峰秀子(女優)西垣三保
淡島千景(女優)河野綾子
森雅之(男優)河野圭次郎
星由里子(女優)河野弘子
仲代達矢(男優)
水野久美(女優)ルリ子
淡路恵子(女優)福子
飯田蝶子(女優)西垣志野
中北千枝子(女優)古谷淑子
関千恵子(女優)トシ坊
賀原夏子(女優)
十朱久雄(男優)楠原
中村伸郎(男優)木村
藤間紫(女優)京子
大沢健三郎(男優)
佐田豊(男優)電気屋
鈴木和夫(男優)
大塚国夫(男優)バーテン・青木
西條康彦(男優)大学生
記平佳枝(女優)
宇野晃司(男優)
二瓶正也(男優)
脚本井手俊郎
松山善三
音楽斎藤一郎
撮影安本淳
製作藤本真澄
東宝
配給東宝
特撮東宝技術部(特殊技術)
美術中古智
編集大井英史
録音下永尚(整音)
藤好昌生
照明石井長四郎
その他東京現像所(現像)
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1.《ネタバレ》 今だったら双方から全財産身包みはがされてポイッと捨てられてもおかしくない情けない男の周囲の、背筋に一本線の入ったような女たちのお話。
昔の女性ってこれほどまでにガマンを強いられていたのね・・・と現代女性の地位向上までの道程に思いを馳せつつ遠い目をしてみる。大体「余力」で女一人の人生を買い上げる甲斐性もない男が愛人なんて構えちゃダメ。「何もそこまで言わなくても・・・」と両方の女たちに影響力を及ぼせなくなった男の背中が妙に哀しい。でもこの二人の女は案外幸せな人生を終えるかも。一人の女はやっと日陰を脱して普通の奥さんに、そしてもう一人は暖かい家庭とはいえなくても世間から羨ましがられる裕福な大学教授の妻のままで・・・。電車で隣り合った幸せそうな親子連れをみる女が痛々しかったが、きっと愛人だけでなく、独身の男女も、子持ちの未亡人も、子供のいない夫婦も、妻に先立たれた子持ちのやもめ男も、貧乏で子供にキャラメルを買ってやれない親だって「自分が欠損している」と思えば「痛い」のだ。先の幸せそうな夫婦だって何か欠けていると悩んでいるかもしれない。結局他人をひがんでいるときの人間は人間くさくてある意味醜い。あ、そうそう、愛人同士の宴会は豪華で見ごたえがあった。淡路恵子ってやっぱりクールだね。
りんすさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-07-25 13:12:49)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 8.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6110.00%
7110.00%
8660.00%
9110.00%
10110.00%

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