シンドラーのリストのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。3ページ目

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シンドラーのリスト

[シンドラーノリスト]
Schindler's List
1993年上映時間:195分
平均点:7.81 / 10(Review 373人) (点数分布表示)
公開開始日(1994-02-26)
ドラマ戦争ものモノクロ映画歴史もの実話もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-18)【イニシャルK】さん
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監督スティーヴン・スピルバーグ
演出山田悦司(日本語吹き替え版)
キャストリーアム・ニーソン(男優)オスカー・シンドラー
ベン・キングズレー(男優)イザック・シュターン
レイフ・ファインズ(男優)アーモン・ゲート少尉
キャロライン・グッドオール(女優)エミリー・シンドラー
エンベス・デイヴィッツ(女優)ヘレン・ヒルシュ
ノーバート・ウェイサー(男優)アルバート
マルゴーシャ・ゲベル(女優)ヴィクトリア・クロノーシュカ
アンジェイ・セヴェリン(男優)
フリードリッヒ・フォン・サン(男優)
マーク・イヴァニール(男優)
アーウィン・レダー(男優)SS将校
堀勝之祐オスカー・シンドラー(日本語吹き替え版)
上田敏也イザック・シュターン(日本語吹き替え版)
田中秀幸アーモン・ゲート少尉(日本語吹き替え版)
弘中くみ子エミリー・シンドラー(日本語吹き替え版)
佐久間レイヘレン・ヒルシュ(日本語吹き替え版)
梅津秀行ポルデク・ペファーベルグ(日本語吹き替え版)
糸博ユリアン・シェルナー(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕ミラ・ペファーベルグ(日本語吹き替え版)
巴菁子カジャ・ドレスナー(日本語吹き替え版)
秋元羊介(日本語吹き替え版)
小島敏彦(日本語吹き替え版)
清川元夢(日本語吹き替え版)
大滝進矢(日本語吹き替え版)
小室正幸(日本語吹き替え版)
幹本雄之(日本語吹き替え版)
小関一(日本語吹き替え版)
茶風林(日本語吹き替え版)
津田英三(日本語吹き替え版)
磯辺万沙子(日本語吹き替え版)
伊藤栄次(日本語吹き替え版)
伊井篤史(日本語吹き替え版)
石井康嗣(日本語吹き替え版)
小野英昭(日本語吹き替え版)
脚本スティーヴン・ザイリアン
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作スティーヴン・スピルバーグ
ジェラルド・R・モーレン
製作総指揮キャスリーン・ケネディ
特殊メイクマシュー・W・マングル(メイクアップ・アーティスト)
特撮ILM/Industrial Light & Magic
美術アラン・スタルスキ(プロダクション・デザイン)
エヴァ・ブラウン(セット装飾)
衣装アンナ・B・シェパード
編集マイケル・カーン
録音アンディ・ネルソン[録音]
チャールズ・L・キャンベル
スコット・ミラン
字幕翻訳戸田奈津子
その他ジュリエット・テイラー(キャスティング)
あらすじ
1939年、ナチス党員でもある一人のドイツ人実業家、オスカー ・シンドラー。 軍の幹部に取入り、工場経営に乗り出した彼は、ユダヤ人という無償の労働者を使うことで事業の成功をみる。だがナチスの非道によるユダヤ人の惨状に次第に心を動かされ、救済の使命感を持つようになるのだった。原作はトーマス・キニーリーの『シンドラーズ・リスト─1200人のユダヤ人を救ったドイツ人』。シンドラーによって生き延びた人物の話しをもとに書かれたこの原作に忠実に、スピルバーグが映像化。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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333.スピルバーグが長年温めていた作品だけに、その意気込みは十分にスクリーンに現れている。淡々の相手を銃殺するシーンや、モノクロの中の赤い少女の終焉を見たときに戦争の重みを感じられずにいられなかった。戦争はあってはなrない事だ。それにしても、重く辛い作品だけに、いつものようにオチをつけられない。なんてことだ。
(・∀・)イイ!!さん 9点(2003-12-30 22:55:08)(笑:1票)
332.ホロコーストのドキュメント映像が2時間続けば,多分ほとんどの方は逃げ出すだろう。ユダヤ人の悲劇を題材にした「娯楽」映画に感動する自分が見えないのなら,それはやっぱり偽善だと私は思う。この映画がなんらかのキッカケになるのならいいが,「この映画で悲惨さを知った!でもドキュメントは気持ち悪いから嫌」みたいな意見を読むと,心の底からゲンナリする。
veryautumnさん 5点(2003-12-24 14:44:43)(良:1票)
331.《ネタバレ》 暗く重く、何度も見る気にはならない、映画を見ている最中も、映画館からとっとと逃げ出したくなるような映画でした。だけど、目をそらすな、と。スピルバーグは当時のゲットーに、収容所に観客を導きます。客観的な視点ではなく、ぐっと中に入り込んで、その世界を体験させます。それは、スピルバーグお得意のテクニック。だけど、ここは海水浴場やテーマパーク、邪教の神殿ではなく、人が人を意味なく殺してゆく世界。映画は「こんな歴史がありました、さて、どうよ?」と問い掛けてきます。シンドラーという人物の功績よりも、無力感の方が目立つ映画でした。そして、ナチによるユダヤ人の迫害もシンドラーという人も、実際に存在していた事が、ラストのドキュメンタリー部分であらためて明確にされ、人の暗い歴史を思い知るのでした。この映画は、この世界に必要とされた映画だったと思います。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 9点(2003-12-07 15:54:42)(良:1票)
330.《ネタバレ》 シンドラーを美化しすぎているように思えて物足りない。彼の中にもっと心理的葛藤があったのではないか? そこを描かないから薄く、偽善的との印象を与える。そもそも実話の映画化は説得力を持つ反面、人物の表層しか描けないというジレンマをも併せ持つ。遺族などもいるから美化せざるをえないためだ。あくまでシンドラーをモデルとして、架空の主人公を創造することが創作者の本来の姿勢ではないだろうか?
恭人さん 4点(2003-11-30 18:31:42)(良:1票)
329.長いと苦痛なことあるし、モノクロだと退屈なことあるし、戦争もの苦手だし、と思って、長いこと手を出さずにいたのですが、「カラーパープル」などを見て、スピルバーグはむしろ社会派作品のほうがよいと思っていたので、あるとき思い切ってレンタルしました。やっぱりこれは見ておいてよかった。昭和20年代生まれのはしくれですから、ホロコーストに関する情報は折にふれ見聞きし、読んできましたが、文句のつけようのない描き方だったと思います。これから観る方には、ぜひスピルバーグに対する先入観を捨てて観ていただきたいですね。役者ではレイフ・ファインズが一番印象に残りました。私が見た彼の中では、今のところこれがベストアクトだったという印象。ナチスの残虐性を全身で表現しきった彼は、当時まだ若かったと思いますが、すごい役者だと思いました。
おばちゃんさん 8点(2003-06-20 22:13:17)(良:1票)
328.強い政治的意図を感じさせる映画だ。制作年代から分かるように、これは国際ユダヤ勢力による統一ドイツに対する牽制に他ならない。俺達は忘れちゃいないぞ、というわけだ。監督にスピルバーグというユダヤ系映画作家の大物をかつぎだし、かれにアカデミー賞を与えるという見返りも含まれている。それまで玩具箱をひっくり返したような、お化け屋敷をかきまわしたような映画を作りまくり、商業的には成功したもののオスカーとは縁のなかったスティーヴへの功労賞でもあったろう。こういうことを認識していれば、とても評価する気になどはなれないのだ。
茨息子さん 1点(2003-06-18 00:13:48)(良:1票)
327.1回目。友人たちと見に行った。帰りは誰も一言も口をきけなかった。2回目。家族とビデオで見た。泣いた。
あでりーさん 7点(2003-04-14 21:31:11)(良:1票)
326.本当は0点にしたいところですが、観客の心理を知り尽くした手練手管の巧みさに3点。これはスピルバーグがオスカーをとりたいがために撮った映画。もう賞をやらなきゃならないように計算しつくしてる。そのためにナチスのホロコーストを出汁にしたのは許せない。アウシュビッツの収容所のオープンセットを建てて、エキストラを痩せさせて、裸でウロウロさせて、それに何の意味があるのか。本当に、ナチスのホロコーストを告発したいのなら何故、ドイツで公開しなかったのか。ドイツの映画祭で公開されたという話も聞かない、一番見せなきゃいけないのに・・・・じゃあ、いったい何のために創ったのか?しかもアカデミー賞のノミネート選考に間に合うように作って、しかも主人公が「オスカーシンドラー」でしょ?もうやめてくれって言いたくなる。同じ題材を扱った映画ならアランレネの「夜と霧」に、告発のインパクトではチャップリンの「独裁者」に遠く及ばない。チャップリンは同じナチを告発するのでも大爆笑の中で、それを完璧に描ききってる。淀川さんがこれ見て激怒したの納得です。 シンドラーが偽善だと言ってるのではありません。スピルバーグの物欲しげな野心、性根が嫌なんです。歴史の結果としてのナチの悪をどんなにリアルに描いたところで、これでは単なる「ナチの悪の解説」です。そういう映画は、いままでにくさるほど作られてるんですから、いまの時代に改めて作るなら、もっと違う視点で描かないと意味がないでしょう。例えば、敢えてナチスの親衛隊の視点から描くとかね。
ひろみつさん 3点(2003-04-12 01:01:31)(良:1票)
325.ドキュメンタリーも一緒に見たが、私がシンドラーに共感したのはこの男は決して善意でユダヤ人を助けたのではないという事。彼はナチが嫌いだったのだそして工場労働者にするためとナチの民族浄化制作に反発する為にユダヤ人を助けた。戦後彼は言っている「私はただ人間として当然の事をしただけにすぎない」そう彼は憎しみの為にナチと戦った。結果資材を投げ打ってまで・・・それが多くの人を救う。お膳立ての正義や博愛のチャリティコンサートなど足元にも及ばない結果による救命行為。嫌いが故の闘争・・・。成る程、抗う事の大切さを学んだ一作。
OAMさん 10点(2002-12-12 00:15:51)(良:1票)
324.指輪を渡すシーンで小泣き。続くこの車で・・・という絶叫シーンで大泣き。映画館で周囲を憚らず、素直に涙をこぼせた映画は、あまり経験がない。
トリサカさん 10点(2001-06-14 02:00:25)(良:1票)
323.初めて見たときはほんと衝撃的だった人間一人一人の命の尊さ、重さを感じたし、ユダヤ人が虫けらのように殺されていく様子なんかは見てて怒りが込み上げてそれでも人間かー!って叫びたくなる、だけどこうした行いはナチに限らず僕らも身近で動物を殺して食べたり数え切れないほど悪いことをしてる、そういうことをしている僕ら現代人をナチに置き換えて描いたのではと思いました、今まで見た中では問答無用の最高傑作です。
トモヤさん 10点(2001-04-19 21:04:05)(良:1票)
322.アカデミー狙い?いやいや原作を忠実に映画化した最高傑作です!
イマジンさん 10点(2001-01-26 22:28:48)(良:1票)
321.素晴らしい作品だと思いました。特にシンドラーを俗っぽい人物として描いているところに深みを感じさせられた。しかしながら、これはスピルバーグの良いところでもあるのだけど、作為的というか映画的というか、演出上とても作り込まれた絵面がリアリティを損なっていて、作品にのめり込む妨げになってしまったのが残念だった。例えば、カメラをゆっくりパンしていくと、パンした先に違う役者がスタンバっていて、次のシーンにスムーズに切り替わっていくみたいな。作為に気付かされると、ついつい演出の作法を鑑賞するモードになってしまうというか。リアリズムに徹すると、見るのが本当にツラい映画になってしまうのだろうけど。
すらりんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-03-16 22:37:33)
320.英語がわからない日本人の私から見ても、ドイツ人が英語をしゃべってるのにはかなりの違和感があるのだけど、これに関して向こうの人たちは平気なのでしょうかね?それはそうと、しゃべっている言語を除けば、多くの演出が含まれていることを考慮に入れても、かなりリアルに時代を切り取っている雰囲気が感じられます。戦時であることを利用して金を儲けることに余念がないシンドラーが、ナチスの高官を金で丸め込み、労働単価の低いユダヤ人を雇い、事業を拡大し、軌道に乗せていく様を主軸として追いつつ、その合間合間に、ナチスによるユダヤ人に対する仕打ちが、エスカレートしていく様を垣間見せていくという構成で、迫害だけに殊更フォーカスすることなく、日常の中に溶け込んでしまった異常性を見せていく手法です。物語の起伏によって感情が大きく揺り動かされるという類の作品ではなく、異常なことが常態化していく様をじっくりと見て、恐怖するような作品なのだと感じました。そういう種類の作品として評価する必要があるのだなと。
camusonさん [インターネット(字幕)] 8点(2023-02-08 20:09:26)
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319.《ネタバレ》 名作と名高い本作ですが今まで未見で29年も経ってようやく重い腰を上げるに至りました。3時間15分という異常な長さですが、それを全く感じさせない完成度の高さでオープニングから一気に物語に引き込まれました。スピルバーグ監督自身もユダヤ系とのことで構想に十年を費やし、かなり思い入れが強い作品であったことが伺えます。ホロコーストという世界の誰もが知っている戦争犯罪をこのようにドラマチックな形でエンタメ作品として世に残したスピルバーグ監督の手腕は高く評価されるべきだと感じます。おそらく彼自身のキャリアの中でも最も脂の乗った時代の作品で、彼の最高傑作といって差し支えないでしょう。  よっぽどのことでも滅多に泣くことがない私ですが、指輪のシーンでは思わず声を出して泣いてしまいました。いえ、決してシンドラー(リーアム・ニーソン)の偽善的な行為に感動したものではなく、この映画で描かれている「本質的な真実」に心を動かされたのです。ユダヤ人の、彼らの運命を想うと思わずこみ上げてしまったのです。映画でこれほど感情を揺さぶられたことは今まで一度もありませんでした。 シンドラーのキャラクター性が綺麗に描かれ過ぎているという厳しいご指摘もありますが、あの時代、ナチス党員であった大物実業家の彼があからさまに反抗的な行動を起こせるとは到底思えず、心情をひた隠しにしていたシンドラー=リーアム・ニーソンの表情から彼の苦しい立場を読み取りたい作品だったと思います。実際、アーモン・ゲート少尉(レイフ・ファインズ)らを説得しようと試みるシーン等の異常なまでの丁寧さを見ると、自分の心情をひた隠しに隠して行動していたことは明らかです。 最後に、、絶対に忘れてはならないのは、この時の日本の立ち位置はドイツと同調していたという事実。三国同盟を結んでいた日本ではこの映画をクリスマスイブや終戦記念日に放送すべきだと感じました。人として一生に一度は見るべき素晴らしい作品でした。
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 10点(2022-08-27 11:09:31)
《改行表示》
318.《ネタバレ》 公開当時に劇場で観たはずなのだが、今回改めて鑑賞して、ほとんどのシーンが記憶になく、ほぼ初見のように感じたことに軽い衝撃を受けた。 唯一印象に残っていたシーンはシンドラーがラスト「もっと救えた…」と繰り返し慟哭する場面。このシーンのための映画だったとも言える名シーンだ。  シンドラーが根っからの善人というよりは、普通の欲深な商売人であり、女性や酒が好きな俗な人間として描かれているところは真実味があって好印象。そのシンドラーがエスカレートしていくナチスのユダヤ人迫害に巻き込まれつつ、心が変遷していく様子が丁寧に描かれ、3時間を超えるという当時としては異例な長編ながら、長さはあまり気にならなかったし、リーアム・ニーソンの演技も見応えがあった。 このあたりはスピルバーグ監督らしいつくりで、とかく重くなりがちなホロコーストという題材を、硬軟とりまぜてドラマチックに描く手法はさすがに秀逸だ。  また、ゲットーや収容所における迫害や身体検査、ガス室の描き方、家族が引き裂かれる苦しみなどは史実に基づいた描かれ方をしているが、登場するユダヤ人たちはシンドラーの工場で比較的良好な待遇を受けていた人々が中心のため、本当に(もっと)悲惨な境遇にあった人々については描かれていない物足りなさも感じた。(しかし骨と皮だけにやつれ果てた人物を実際に撮影することは不可能なのも理解できる)  いずれにせよ、本作はハリウッドの人気監督が製作した作品ということもあり、ホロコーストの歴史を多くの人々に伝えた功績は大きい。その歴史的意義に+1をつけたい。
田吾作さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-09-15 17:13:37)
317.《ネタバレ》 観よう観ようと思いつつ、ずっと観ていなかった作品。やっと観ました。ラスト付近でシンドラーが指輪を贈られて、1人の命の重さを痛感しもっと助けられたと嘆くシーンでは、思わず泣いてしまいました。作品鑑賞後、オスカー・シンドラーについてネットで調べ、しばらく鑑賞後の余韻に浸りました。ここのみなさんの高得点も納得の名作だと思います。
ぽじっこさん [CS・衛星(吹替)] 8点(2021-09-02 12:59:22)
316.《ネタバレ》 素直に感動しました。同時にこんな残酷な出来事がそう遠くない昔に実際にあったんだ、という衝撃も大きかったです。他の方の感想として、賞を意識している、実際の不幸な出来事を金儲けに利用している、などの意見がありますが、それは違うと思いました。そういうものは映画を観た人が評価することであり、結果論で後からついてくるものです。そんなことより「こんな歴史を繰り返してはいけない」という教訓を少しでも多くの人に残した、この事実を評価したいです。印象的な台詞では、シンドラーがドイツ兵士に「殺人者としてではなく、ひとりの人間として家に帰りなさい」というものです。この台詞が事実だったのかどうかはわかりませんが。
金田一耕助さん [DVD(字幕)] 9点(2021-08-20 16:55:48)
《改行表示》
315.既にナチスの敗戦を確信していたかのようなシンドラー、SSからの不信の目をすり抜けていく言動にしたたかなパワーを感じます。 見るに堪えない映像の連続に極限状態での人間の本質が心に痛く突き刺さります。 もしこの戦争がドイツの勝利だったとしたらこれらの忌まわしい史実は闇に葬り去られていたんでしょうね。 ヒロシマ・ナガサキへの核使用は戦争の早期終結で多くの命を救ったなんていう勝者の言い訳が詭弁となる日を切に願います。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-08-11 20:33:59)
《改行表示》
314.《ネタバレ》 もう何度見たか分からない。  そして定期的に見てしまうこの映画。  ホロコーストを描き、2時間以上という長い作品でながら、この映画はなぜ私にそうさせるのか?  理由は大きく4つだ。   1)娯楽性が高い   ホロコースト映画でありながら、女好きなシンドラーの女がらみの笑えるシーンがある。  秘書選別のシーン、両親を雇ってほしいと頼んでくる女をダサい恰好だと追い返すのにめかし込んでくると部屋に入れるシーン…  それに、どんな相手でも巧みな交渉術で、自分の思い通りにしていく場面も、娯楽性が高いと感じる。  (特に、アホなアーモンに「王様は許すものだよ、アーモン大王」って言って人殺しをさせないようにしたり アーモンのメイドを買い取るといってトランプ勝負を求めるシーンなど アーモンとのいくつもの駆け引き場面も娯楽性が高い。)  『ライフイズビューティフル』もそうだが、ホロコーストを描いても、主人公が魅力的で 娯楽性のある場面を挟むことで、最後まで魅了する映画になるのだ。   2)シンドラーの心の変遷  最初から善人ではなく、だんだん善人になっていく、主人公の心の成長に引き込まれる。  主人公の心の変化のきっかけを感じさせるシーンがサルでもわかるほど、シンプルで分かりやすいのも良い。     3)テンポがいい  シンドラーが交渉をして、ユダヤ人のために動いている場面は、 交渉してる場面のあと、カチッと、シンドラーの思い通りになっている場面にきりかわる。  これがとても小気味よく、軍人さん、ひっかかっとる…アホやなぁ…と愉快痛快でもあるし テンポよく話が進むので、だれることがない。  まだ素直にユダヤ人を助ける気持ちが整ってなかった頃に 両親を雇ってほしいと頼んできたユダヤ人女性をいったん怒鳴りつけて追い出して アイザックシュターンにも愚痴と文句を言ったのに、その後で  「その両親を雇っておいて」って、ムスッとしながらもシュターンに言う…その流れのテンポもよい。   4)悪役がイケメン  悪役っていうと、いかにもワルそうな顔の俳優がやることが多いが この映画ではレイフ・ファインズという美形イギリス人俳優がやっているので、顔のドアップとか出てくると キャ~~~ってなる笑  私がアーモンのメイドなら、喜んでほいほいお世話しちゃう笑  (アホなレビューでスミマセン)
フィンセントさん [インターネット(字幕)] 10点(2021-04-12 09:53:03)
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【点数情報】

Review人数 373人
平均点数 7.81点
020.54%
141.07%
251.34%
382.14%
471.88%
5184.83%
6308.04%
76016.09%
87820.91%
97820.91%
108322.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.96点 Review27人
2 ストーリー評価 8.47点 Review36人
3 鑑賞後の後味 8.10点 Review38人
4 音楽評価 8.53点 Review28人
5 感泣評価 8.36点 Review36人
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【アカデミー賞 情報】

1993年 66回
作品賞 受賞 
主演男優賞リーアム・ニーソン候補(ノミネート) 
助演男優賞レイフ・ファインズ候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・スピルバーグ受賞 
撮影賞ヤヌス・カミンスキー受賞 
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]受賞 
音響賞アンディ・ネルソン[録音]候補(ノミネート) 
音響賞スコット・ミラン候補(ノミネート) 
美術賞エヴァ・ブラウン受賞 
美術賞アラン・スタルスキ受賞 
衣装デザイン賞アンナ・B・シェパード候補(ノミネート) 
脚色賞スティーヴン・ザイリアン受賞 
編集賞マイケル・カーン受賞 
特殊メイクアップ賞マシュー・W・マングル候補(ノミネート)(メークアップ賞として)

【ゴールデングローブ賞 情報】

1993年 51回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)リーアム・ニーソン候補(ノミネート) 
助演男優賞レイフ・ファインズ候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・スピルバーグ受賞 
脚本賞スティーヴン・ザイリアン受賞 
作曲賞ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 

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