1. インサイダー
内容からいって、展開は容易に読める「成功するか 失敗するか」の二択。直球勝負だから、ほぼ演技にかかってる。ラッセル・クロウって、演技うまいよなあ。告発者はこんな感じなんだろうなあっていうのが、きちんと伝わってくる。 私事だけど、JTの人と仕事したことがある。かなり理不尽なことをされてメンタルを削られたけど、麻薬の売人と一緒なんだなあと考えるようになった。関わらないほうがいいと、心から言える。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2021-05-31 20:10:31) |
2. イヴの総て
女優って多かれ少なかれ、こういう詐欺師的素養を持っているんだろうなあと思わせる映画。 ベティ・デイヴィスは「何がジェーンに起ったか?」の怪演で知っていましたが、本作でも力強い演技。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-05 23:51:53) |
3. 妹の恋人
こういう社会的弱者と言われている人達が力強く生きていくというストーリーには、私ちょっと弱いです。泣きはしませんでしたが... 妹が兄に言った「あなたは私に狂っていて欲しいんでしょ」というセリフが重いです。 妹と恋人を普通の親子に置き換えてみれば、自分達の生活にも投影できると思います。駄目だと決め付けるのはお互いにとってマイナスにしかなりません。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-01-15 13:41:33) |
4. インサイド・マン
《ネタバレ》 私も一見した後では疑問が残りました。ここのレビューと他サイトをいくつか見た結果、大体下記のような内容なのではないかと思いました。 首謀者:銀行内に隠れていた犯人を迎えに来た車に乗っている老人が首謀者(インサイド・マン)、おそらく会長が銀行を創業する前からの片腕的存在ではないでしょうか?(だから会長の過去を知っている。) 狙いはダイヤのみ、書類と指輪は会長に事件を追及させないための保険。但し、何故 今更なのかという点が疑問(証拠の隠し場所が最近ようやく分かった?、最近仲違いをした?) 弁護士:会長に雇われたが、犯人から会長の過去を聞かされ 逆に会長をゆする。(会長は忌々しげに小切手を渡し、イラつく。) 会長:証拠を握られているので犯人を追わせる事が出来ず、警察に事件を埋めさせる様 圧力をかけざるを得ない。 刑事:犯人からは結婚資金用のダイヤ、会長・弁護士からは過去の事件(濡れ衣?)のもみ消しと昇進を得て、会長告発を強く訴える気を削がれる。 大体納得はいきましたが、何故今更という点と会長は何故証拠を破棄してしまわなかったのかという重大な点の説明がなく物語として弱いと感じました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-01-20 21:39:39)(良:1票) |
5. インセプション
《ネタバレ》 意欲的な内容だとは思うけど、面白さにはつながっていない印象。 御曹司をあやつるのが目的ってことだけど、会社の悪い部分があまり描かれていないから 共感しにくいし、方法もまどろっこしいったら ありゃしない。未来にはサクッと脳にハッキングって方が現実的っぽいし。 副テーマっぽい、ディカプリオと妻のエピソードのみに絞った方が、まだ良かったんじゃないかと思う。 あとアクションも無重力描写をやりたいってだけで、テーマとのつながりが薄い。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-02-11 15:10:45) |
6. 硫黄島からの手紙
既に第二次世界大戦を扱った映画をいくつか見ているものからすると、新たな視点や感慨を得ることは出来ませんでした。 戦局が極端に不利になったら捕虜になることが当たり前だったアメリカ人にとって自決するのが非常に奇異に映るのは分かるが、それを安易に繰り返し過ぎ 戦う前から自決させるのはオカシイ。 とはいえ、こういう映画は作り続ける意義があるとは思うので、甘めに6点。 (獅童って悪役商会より悪人面だから、こういう憎まれ役にぴったりですね。) [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-01-13 21:05:05) |
7. IT イット “それ”が見えたら、終わり。
《ネタバレ》 まさに「子供だまし」の映画。まだ現実を多く体験していない子供なら、ある程度楽しめるのかも知れない。 でも大人が見るには、絵空事過ぎて シラケるだけ。CGや音で脅かしているだけで、頭使って状況で恐ろしさを表現していない。 で、最後は「愛・友情を大事に、皆で助け合えば勝てる」ってディズニーかよ・・・ ”大人”が見たら、終わり。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2019-11-08 23:05:16) |