1. ザ・ロック
頭が切れるはずなのにおよそ合理的とは思えないハメルの言動にでっかい疑問符が付いたまま話が進行するのがなんとも鬱陶しいが、アメリカ人らしい「俺こそが正義」イデオロギーにのっとればこんなものかと渋々納得。しかし外人のハゲのフェロモン指数の高さは異常。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-02-01 16:14:07) |
2. サンシャイン・クリーニング
丁寧とは言い難い出来ではあるが、思うようにならない人生を、汚れ仕事をしつつも地道に歩む人を描くこういった作品はとても好きなジャンル。エイミー・アダムスは某ディズニー映画では若作り空回り的な痛さがやや鼻についたが、こういう役どころだと素直にその不器用さを応援したくなってくる不思議。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-30 23:11:47) |
3. サイン
《ネタバレ》 昔テレビでやってた宇宙人特番と同じぐらいのドキドキ感&ガッカリ感。水の惑星に何しに来たんだ彼らは。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2010-08-14 00:47:03) |
4. サボテンの花
《ネタバレ》 堅物女の開花をサボテンの花に重ねるという、まるで和歌のような奥ゆかしい人生賛歌が愛おしい。ゴールディは確かにキュートだが、実際身近にいたら相当面倒くさいお騒がせ女。そんな落ち着かない小娘キャラが引き起こすドタバタから展開する話でも、あくまで後味良く上品にまとめられるこの時代の名作を観るに付け、当時の映画人のリアルな生き様も今よりずっとお洒落だったんだろうなぁと思わせる。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-09 16:42:13)(良:1票) |
5. 最高の人生の見つけ方(2007)
《ネタバレ》 フリーマンのナレーションで始まる冒頭10数分で残りの展開が見えてしまうタイプの作品。本当に想像通りに話が進んで意外性が全然無かったのだが、最後の最後になって意外な人物の活躍でおおっと身を乗り出した。そのラストも含め、結局は最高の人生は金と地位次第、という短絡的なアメリカンドリームを最大限美化しているとも言えるのだが、究極の美女とのキスシーンと律儀な彼の粋な計らいに免じて7点献上。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-11 00:42:17) |
6. サムサッカー
ぶっちゃけ、私の娘がそろそろ中学に上がろうってのに指しゃぶりやめられないんですわ。そんな彼女の気持ちに寄り添えるかも、いや、あわよくば本人がやめるきっかけになってはくれまいか・・・という非常に不純な動機で観ました。全然予備知識無しでタイトルだけで録画したので意外に豪華キャストだったのにびっくり。内容も丁寧な展開でなかなか良かった。が!!いかんせん主人公の少年のキャラがキモすぎて撃沈。要するにこれが「大きくなっても指しゃぶりをやめられない人」のイメージなのねーと痛い納得。なんか本人落ち込みそうで娘に見せるのはやめました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-27 16:01:20) |
7. ザ・エージェント
冒頭の数分でストーリーが分かってしまう内容なのに、しかもトム・クルーズは苦手なのに、それなのに久々に泣いてしまったのは、キューバ・グッディング・Jrの素直でイヤミのない演技のおかげか。今でこそ侮れない役者根性を発揮してかなりしたたかな女優だと分かったレニーもこの作品ではひたすら可愛く癒し系の女を演じていて初々しくてよい。子役の屈託のない笑顔は見る度に得した気分になれるぐらい良かった。難を言えばトムとレニーはやはりどう見てもお似合いとは言えない・・それぞれの役柄としては適役なんだけど。 7点(2004-11-12 14:59:33) |
8. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
《ネタバレ》 ポップで小洒落たおバカ映画かと思いきや、意外と「ええ話」で良い意味で予想を裏切られた。筋金入りのろくでなしジジイのロイヤルが、急に父親然としたキャラに変わるのはちょっと無理があったが、ストーリーのまとまりとしては悪くなかったと思う。激ダサスレスレのエキセントリックなキャラクター設定・細部の小物まで凝った映像・小ネタ満載の演出等、センスが良くて眺めているだけで楽しめた。BGMも憎らしいほどいいところついてる。9点あげたいぐらい気に入ったのだが、子ども達の愛犬が非業の死を遂げたのにあっさりその場で新しい犬が供されるのはかなり不快だったのでマイナス3点。 7点(2004-11-07 01:18:57) |
9. サウンド・オブ・サイレンス(2001)
《ネタバレ》 私もタイトルと予告編でかなり期待してしまったクチ。「羊たちの沈黙」のような緊迫したカウンセリングシーンがあるのかと思いきや、意外とあっさり心を開く少女にあらら?しかしエリザベス悲惨だな。馬鹿なチンピラ男を父親に持ったばかりにこんな目にあって、それでも娘には優しかった父の思い出に捕らわれてつらい状態から抜け出せないなんて。母親の存在を全く感じさせないのがさらに痛々しかった。悪役は手の込んだことをする割にかなりマヌケで今ひとつ緊迫感に欠ける。ブリタニー・マーフィは先が楽しみな美人で演技も良し!でも幼児時代のイモっぽいそばかす顔はどうみても思いっきり別人に見えた。もっと「らしい」子役いなかったのー? 5点(2004-11-06 06:44:19)(良:1票) |
10. サイドウォーク・オブ・ニューヨーク
見事にいい男が出てこない映画だ。唯一マシなのが一人いるが、監督・脚本も手がけたバーンズが演じているのに中途半端な印象しか残らない。情けない男ワーストワンはグリフィンに決定!彼を中心に観るととかなり笑えるコメディとして楽しめる。占いのメッセージが出来すぎで興ざめ。でも哀しいかな、既婚女性陣の姿にはかなり共感してしまったので5点献上。 5点(2004-10-12 02:43:42) |