1. ツインズ
アクションばかりのシュワルツェネッガーがコメディをやるというので当時話題になって見たような記憶が。80年代テイストではあるが、今見てもそれなりに楽しめる。 [地上波(吹替)] 5点(2023-08-20 16:33:57) |
2. 2ガンズ
平凡でありきたりな刑事モノ?かと期待しないで見たら、テンポがよくて多少のヒネリもあり結構楽しめた。コメディなせいか危機感が薄いので、もうちょっと硬派にして2人がもっと追い込まれた方がよかったかも。 [地上波(吹替)] 6点(2020-09-16 17:13:51) |
3. ツーリスト
上品で古臭い感じは悪くない。かと言って、心動かされる作品でもないし、付き合って日の浅いカップル向けかな。主演男女は総じて暗い感じなので本作品にはイマイチだったような。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-09-15 11:29:49) |
4. ツリー・オブ・ライフ
《ネタバレ》 冒頭でヨブ記が出てくるので、そこでテーマは明示される。あとはそれについていけるかどうかで評価が分かれるのでしょう(ちなみに私はキリスト者ではありません)。てっきりブラピ≒ヨブとして話が展開するのかと思ったのですが、息子が死んだり事業に失敗等々はするものの、本人はツライでしょうけどヨブの苦悩に比べればよくある話と言ってしまえばそれまでで、かと言って「主は与え、主は奪う」と回心するわけでもなく、「俺は献金したのに!」と神に対して恨み節。恩寵がカネで買えるわけがないでしょうよ。キリスト教的には近代合理主義的などうしようもない人間ですけど、彼なりに息子の事を思って教育はしたのでしょう。音楽家になれなかった自分の後悔があるクセに、子供には親のエゴを押し付けて同じ事を繰り返す。結果確執を生むのですが、世間一般的には普通の親で普通の人間だろうと思います。母は信仰心のある人でどうしてこの2人が結婚したのかがナゾですが、この両極端の親が息子に影響を与える。この辺はエディプスコンプレックスを抱えた少年物語という矮小な話に転換し、田舎のそれなりに裕福な家庭に育った少年期のよくあるノスタルジックな思い出話がダラダラと続く。ショーン・ペンに息子でもいれば「父の気持ちがわかった!」という家族の物語になるんでしょう。が、そこまでやるとファミリー作品になってしまい、宗教作品ではなくなってしまう。あえて淡々と描く事によって人間中心世界からの脱却を図ろうとしており、良くも悪くも観客の期待を裏切っていると思います。「世俗に生きるか、神に委ねるか」アジアでは中庸という考えがありますが、欧米人はこの問いに悩み続けるのかもしれません。大地や生命といった恵みが神から与えれ、神の計画の中で人間は生かされている。という壮大な話を平凡なイチ家族(の回想)を通して描くというのはちょっと乱暴というか飛躍もあるようにも感じますけど、映像的に強引に仕上げたという感じですね。ミクロとマクロの関連性の表現に中途半端というかギャップがあるのは否めませんが、どこかに連れて行かれそうな世界観というか不思議さはあります。鑑賞者に信仰心があればラストの最後の審判後に復活を遂げた家族との再会を思わせる映像展開に救いを感じるのかもしれませんが、そうでない人にとってはあまりにもちっぽけな己の人生に絶望し、逆にニヒリズムに陥ってしまうような気もします。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-31 14:08:00) |
5. 翼よ!あれが巴里の灯だ
裕次郎の「太平洋ひとりぼっち」に似てますが、ヨットに比べ、飛行機の操縦席では動きようがないので離陸してからはちょっと単調ですね。もう少しノンビリした話なのかと思ったら、一刻を争う競争状態の中での記録達成だったのは驚き。これがどのくらいの偉業だったのか今の私には想像もつきませんが、パリで20万人、NYで400万人に歓迎されたという事ですから、大変な事だったんでしょう。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-24 16:38:14) |
6. ツイスター
科学者の知的探求への執念は凄いね。でも、似た者同士は上手くいかないので、またダメになるだろうなあ。 6点(2004-07-18 18:05:02) |
7. 月の輝く夜に
冒頭、婚約者の母が危篤だと言うのに、自分の結婚式のことでまくし立てる女に呆れて全く共感できず、そのままズルズルと。特にコメディーとも思えないのだが。 3点(2004-04-24 12:17:49) |
8. ツイン・フォールズ・アイダホ
中々インパクトのある作品。すべての現実を受け入れている2人には諦観が漂う。だが、1人が恋に落ちた時、兄弟2人に葛藤が生じるのがポイントかなあと思うのだが、そこの描きが浅い印象。通常の障害者系恋愛作品とは違った題材になりえたと思うのだが、何かが足りない、惜しい作品。 6点(2004-04-17 00:49:43) |
9. 追憶(1973)
清濁併せ呑む現実主義の男と、潔癖症の理想主義の女。何故2人はくっつき、何故2人は別れたのか?男女関係に理屈は無いのかもしれないが、それを各々で解釈するのが映画というもの。男の方は始めから「合わない」って判っているのに、女に押し切られて結婚してしまう。どう考えても男が悪いよ。でも、こういうのってよくあるのかなあ。男女逆も場合もあるだろうけど。 最後は押し切られた過去の教訓なのかキッパリとはねつける。音楽のせいで、ちょっと甘いムードなのだが、これは「もうお前は過去の女なんだよ」っていう男の厳しい決別の表れだと思っています。 5点(2004-02-24 04:16:03) |
10. 追跡者(1998)
黒人男性と白人女性のカップルがとても新鮮に思えた。 6点(2003-12-30 04:21:28) |