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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2684
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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1.  陽のあたる教室
感慨無量
[DVD(字幕)] 10点(2011-08-18 01:37:06)
2.  拾った女
冒頭に於ける地下鉄内シーンに早くも手に汗握り「大当たり」を確信。期待は裏切られず、テンポ良く進む切れ味鋭い展開に目が離せず、リチャード・ウィドマーク、ジーン・ピータース、セルマ・リッターが辿る結末にドキドキし通し。「No.11」を積み替えるシーンに激熱に。当時として余りに激し過ぎると思えたラストでのファイトシーンで「負けるな!」握り拳で応援していたウィドマーク。通常運転での憎ったらしさとそれを上回った男気にまさかの惚れ惚れ。彼をも上回ったMIPがセルマ・リッターで、オスカー受賞ならずに激しく異議ありの忘れ難い姿でした。反共と過度な反共への視線も感じる傑作ノワールに酔いました。
[DVD(字幕)] 9点(2021-05-14 16:32:43)(良:1票)
3.  緋色の街/スカーレット・ストリート 《ネタバレ》 
念願叶っての鑑賞。ヒモ(ジョニー)にいいようにされる女(キティ)にいいようにされる男(クロス)。いや、もう、やり切れなさで埋め尽くされた作品でした。映画の中の絵空事ではない、そこらへんに居そうな、真面目だけが取り柄の冴えないオッチャンの転落劇。そうなるしかないのだろうと思ったところでのアイスピックに「あぁ、やっぱり」そこからの展開が意外過ぎて唸らされ、無間地獄を彷徨うようなラストショットはやり切れなさのとどめの一撃。誰もが引き受けないんじゃないかと思えるオッチャンを演じたエドワード・G・ロビンソン。忘れ難い名演を堪能させてもらえました。(リーフレットに写真付きで記されていたあんまりだという理由で削除されたという電柱シーンも観たかったところです)フリッツ・ラング監督の演出も冴えわたるフィルム・ノワールの傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2020-01-03 00:41:05)
4.  東への道
98年前に製作された無音の134分間は、ありきたりな物語でありながら、しっかりとした起承転結、リリアン・ギッシュ、リチャード・バーセルメス、ロウエル・シャーマン(映画におけるゲス男のバイブルと言える目つきが絶品)を始めとして端役に至るまで登場人物全員の際立った個性、肩の力が抜けるお笑いシーン、ラスト・ミニッツ・レスキュー(監督の十八番だというのを鑑賞後知る事に)一瞬も目が離せない。圧巻だったのがリリアン・ギッシュが吹雪の中を彷徨い流氷上で力尽きるシーンで、「このまま滝壺へ落ちてゆけばこれ以上辛い思いしなくて済むのかも、でも何とか助からないのか」涙が溢れ、救出に向かうバーセルメスに「早く!」握り拳。老婆のような顔つきになり凍死寸前だったというリリアン・ギッシュの役者魂(監督に対する信頼感なのか?)に喝采。無音でもこれ程までに表現出来る事に感嘆しきりの傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2018-12-10 11:17:42)(良:1票)
5.  昼下りの情事 《ネタバレ》 
恋に上下の隔てなし。百戦錬磨の色男であるフラナガンが小娘のアリアーヌを軽くあしらっていたのが、徐々に心乱されていく様が何度見ても味わい深いです。遂に陥落してしまラスト、甘いのですが、あとに続くシーンに免じて良しとします。クーパー、ヘプバーン、シュヴァリエもさることながら、楽師達の存在感は只事ではなく、実に味わい深い四人です。彼ら無しでは本作は成り立たないでしょう。小粋さが心地よい大好きな作品です。
[ビデオ(吹替)] 9点(2004-12-28 02:08:44)
6.  ヒート
パチーノとデ・ニーロを十二分に堪能させてもらいました。名シーンに次ぐ名シーンの中でパチーノが娘を惨殺された母親を抱きしめる姿はパチーノ名場面集の一つです。弱者を慈しむ温かさと「罪を憎んで人も憎む」刑事としての信念の熱さにシビレました。対するデ・ニーロのストイックな仕事振りにもシビレました。この二人が雌雄を決したのは、背負った者を背負い続けようとした者と降ろしてしまった者の差なのだと思います。ラストのパチーノの姿は「罪を憎んで人を憎まず」思いだったのでしょう。もう、感電死状態です。
[DVD(字幕)] 9点(2004-11-01 01:43:35)
7.  悲愁(1979)
ビリー・ワイルダー監督を初めとする一流スタッフ、キャストによるハリウッド内幕もの。「サンセット大通り」には僅かに及ばないものの、大女優の歪んだ執念が表れていた秀作。適当感のある邦題はいけません。
[DVD(字幕)] 8点(2023-01-11 01:04:16)
8.  秘密の花園(1993)
原作未読、マギー・スミス目当ての鑑賞。 彼女にうってつけの役柄で作品を引き締めてくれたのは流石の一言。 大人達の価値観に縛られない子供三人の触れ合いに、動物の鳴き声と物言わぬとも花開く植物たちに、カサカサな心が洗われたかのようで泣き通しでありました。忘れじの名作であり仰天した製作総指揮のフランシス・フォード・コッポラに拍手喝采。
[DVD(字幕)] 8点(2022-10-21 15:47:27)
9.  評決 《ネタバレ》 
本作は公開時劇場鑑賞しているのですが、生卵入りビールを飲むポール・ニューマンらしからぬグダグダ飲んだくれ模様以外記憶に残っていません。 お目当てジェームズ・メイソンはベルベットボイスでの見た目上品性根下品なコンキャノンを貫禄たっぷりに好演。ただ、彼にとっては通常運転の演技でオスカー受賞ならずも渋々ながら納得でした。 ポール・ニューマンはオスカー受賞すべきでした。 人々の手助けを成す「師」「士」の付く職業での正義感。それの為に落ちぶれてそれに目覚めての一念発起も依頼人を置き去りにした独り善がりでとどのつまりに陪審員の情に訴える有り様。そしてラストの電話越しの無言会話。それぞれの内面が滲み出る絶品演技に魅入りました。また、随所に見られた見事なカメラワークでの演出も素晴らしい。 ナチスものの判事のような度が過ぎる描写に怒りよりも現実味を感じない点が残念でした。  来年元日鑑賞作も決まっており、それまでの新たな作品・人物・レビューと出会いたいと願うところです。
[DVD(字幕)] 8点(2021-01-01 02:46:27)(良:2票)
10.  美女と野獣(2017) 《ネタバレ》 
苦手なミュージカル仕立ての他愛のないお伽噺に感動したのは目を瞠る映像美の賜物。惹かれて止まなかったのがルミエール、コグスワース、ポット夫人。それぞれの魂が抜ける描写に涙腺が危険水位に。沁み入る歌詞に決壊したエンディングシーンで知ったユアン・マクレガー、イアン・マッケラン、エマ・トンプソンに心底仰天。ディズニーの底力をまざまざと感じた作品。
[DVD(字幕)] 8点(2018-10-29 15:32:23)(良:1票)
11.  必死の逃亡者
犯罪者、被害者一家、官憲、それぞれの必死さが生み出す緊張感が途切れることのない展開。加えて一家の絆の強さにじわじわと感動が湧きあがり、「パパ、僕も人質になるよ」「バカな事を。お前は悪い子だ、パパに楯突いてばかり」に涙腺決壊。ボギーを自分の引き立て役にした感があるフレデリック・マーチにキュンキュンさせられ通しで、ラストの手招きにまた涙。ボギーの手下2人がアホアホでなかったら10点でした。どのようなジャンルでも一級品に仕上げる巨匠に拍手喝采。
[DVD(字幕)] 8点(2018-03-17 20:20:19)
12.  百万円貰ったら 《ネタバレ》 
パラマウント社の総力を結集したような製作陣と俳優陣。巨万の富は得たが信頼や愛情を注ぐ人を得られなかった余命僅かの社長さんから百万ドル(円じゃない)を与えられた8人それぞれの物語。後味の良いもの悪いものとバラエティに富んだ着想が素晴らしい。印象深いのはウォーカー夫人と紙幣偽造犯と死刑囚と陶器販売店店員。社長がお友達を得たラストが素晴らしい。
[DVD(字幕)] 8点(2018-01-06 16:51:28)
13.  日の名残り 《ネタバレ》 
執事たる者、女中頭と恋に堕ちてはならない、主人に自分の主義主張を口にしてはならない。執事としての信条を貫き通したスティーブンスですが、機械の様に無感情ではなく、人として湧き上がる感情を自ら淡々と押さえ込む様子を観て、悲しくなりました。中でも、恋愛小説をケントンに無理やり取り上げられるスティーブンスの姿、あの右手は動かなかったのか動かさなかったのか、は胸が痛くなる忘れられないシーンです。ダーリントン卿の最期を、バスで去ってゆくケントンを、それぞれどのような気持ちで見送ったのでしょうか。ケントンが「愛しています」と自分から一言も口にしなかったのは、執事というものを理解し尊敬していたからなのでしょうか。二人の見事な演技を観終わった後、いろいろな事を考えさせられ、自分なりの答えがまだ見つからない作品です。
8点(2004-07-09 05:59:01)(良:2票)
14.  ピンクの豹
シリーズ第1作。デヴィッド・ニーヴンとクラウディア・カルディナーレの異色な組み合わせ。滲み出る上品さはお二人ならではですね。ロバート・ワグナー、キャプシーヌも洗練されています。そしてそしてのピーター・セラーズ、異質な存在感ですが流石に大人しめ。作品全体も大人しめで物足り無さがありました。 オープニングの音楽とアニメーション、リアルタイムで鑑賞された方には衝撃だったのでは。作曲者・製作者共に天才です。+2点
[インターネット(字幕)] 7点(2024-03-18 01:01:37)(良:1票)
15.  光に叛く者 《ネタバレ》 
ウォルター・ヒューストンとボリス・カーロフの眼力が凄い迫力。気弱な好青年ではあるものの、あの状況で犯人の名前を吐かないのは二人に劣らない迫力でありました。哀れな青年に悔し涙を流すのかと思ったのですが・・・脱力の結末に唖然となりました。 92年前の刑務所ものはなかなかの見応えだった良作です。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-06-09 00:08:14)
16.  ビューティフル・マインド 《ネタバレ》 
図らずも2作続けて天才的頭脳の持ち主の物語を鑑賞。驚くべき展開を経ての実話ものとしての感動的な結末。 クリストファー・プラマー出演していたとは知らなかった(嬉) 奥さんがよくぞ見捨てずに支え続けたと感じ入っていましたが、一度離婚していた事を知り-1点。 実際病気で苦しまれている方々も、ああもハッキリとした幻が見えるものなのかと怖くなりました。
[DVD(字幕)] 7点(2020-08-24 12:47:58)
17.  ビリーブ 未来への大逆転
ルースが完全無欠の女性ではない事が意外でした。完全無欠だったのはマーティンで献身的にルースと子供達を支え続けた信じられない程の人格者で、鑑賞史上最高の夫をアーミー・ハマーが好演しています。男性女性の生物学的な区別と差別の違いを問い続けた夫婦の生き様が眩し過ぎました。フェリシティ・ジョーンズの抑揚のない演技が残念。僅かな出番で存在感を示したキャシー・ベイツの健在ぶりが嬉しい所です。
[DVD(字幕)] 7点(2019-11-01 22:42:15)
18.  ピンクパンサー2(2009)
2006年版未見。時おりいい人になるスティーヴ・マーチンはピーター・セラーズほどのアクが無いものの、豪華キャストに引き立てられてのドタバタコメディが楽しい。「このまま終わるわけないやん」と言わんばかりのラストに爆笑。僅かな出番でも超カッコよかったジェレミー・アイアンズに+1点。
[DVD(字幕)] 7点(2019-05-21 18:34:47)
19.  氷壁の女 《ネタバレ》 
興行的に失敗し酷評を受けフレッド・ジンネマンの遺作となった本作を念願叶っての鑑賞。気骨の監督による、何があっても、どんな結果が待ち受けようとも、信念を貫き通す数々の人物にひれ伏してきた身にとっては、不倫且つ近親相姦のカップルの物語に「監督は枯れてしまったのか?」「酷評も止む無しか」とガックリ。しかし、クレパスから40年ぶりに回収された遺体の許嫁だった老婆に、スケールは小さくなったものの監督の持ち味健在を感じられました。抜群のロケーションでの峻烈な映像美も監督ならではのもの。鑑賞した値打ちある秀作。
[映画館(字幕)] 7点(2019-01-13 22:56:09)
20.  ビーン
ビーンには「ホイッスラーの母」の顔を崩壊させてゆく爆笑シーン以外に笑えなかった。代わって彼に振り回されるピーター・マクニコルに大笑いさせられ、ホロリとさせられ、ほのぼのとさせられた。勝ちに不思議の勝ちありのあちこち丸く収まる展開に一家との友情を絡めたハートウォーミングなテイストは求めたものとは違うものの案外と心地良かった。ジョン・ミルズ、ハリス・ユーリン、先頃(9月6日)に亡くなられた(合掌)バート・レイノルズが作品に華を添えているのも嬉しい。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-12-02 01:50:57)
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