1. マイケル・ムーアの恐るべき真実 アホでマヌケなアメリカ白人
日本ではこういう笑いはあまり浸透しないんだな。やっている事はかなりインテリジェンスが高いのだけど日本では日常レベルでの笑い以上を出せる人があまり居ないからね。だからなかなかこういうのは日本ではウケない。面白いんだけどね。 [DVD(字幕)] 8点(2010-11-15 12:37:22) |
2. 魔法使いの弟子
ブラッカイマーの製作だと、作品的に派手になるのは当然なのだけど、それが良い作品になるか悪い作品になるかは本当に微妙ですね。これは比較的あたりの部類なのかもしれないけど、派手さばっかりという感じも多いですね。主人公はイケメンでは無いけど、何か、売れる前のトム・ハンクスを髣髴させる表情を見せたりして、かなり個性的な役で人気になるかもしれないね。 [映画館(字幕)] 4点(2010-09-06 12:19:31) |
3. マーダーボール
あたしがウィルチェアーラグビーを知ったのはシドニーのパラリンピックからで、実は日本でも多くはないが、競技人口があるという事で実際に観に行った事もある。どうしてもあたしら健常者は普通の目で見られない事が多いのだが、この映画で彼等の姿を見ていると、あたし達の目線がいかに蔑みの目線になっているかという事に気付かせてくれるかもしれない。ドキュメンタリーという事もあって、決して飾られた姿を見せる訳では無く、ありのままを見せてくれている事に感動があると思う。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-08-08 09:51:02) |
4. マジェスティック(2001)
あたしは、これ好きですよ。 ジム・キャリーがここまで真っ当な役というのも正直面白かったです。 赤狩りとか、国に殉じた兵士に対してのくだりはあざといと思われるかもしれないけど、そうでもしなけりゃ、公開当時のあのタイミングだったからこそ、メッセージ色が色濃く出たんじゃないかと思います。 この監督って全体を黄色みの掛かった色合いで出してるように思うのだけど、この辺は彼の特徴なのかな?それとも、年代に併せたノスタルジックな雰囲気を出したいためか?次作で是非現代劇で見せて欲しいですね。 [DVD(吹替)] 8点(2006-06-08 12:38:15) |
5. マイ・ビッグ・ファット・ウェディング
これって別にギリシャに限った事ではないなぁ、と楽しみつつ見てました。別にスペインでもイタリアでも成立するのだと思うけど、敢えてギリシャなのがまた滑稽に見えるんだろうね。でも、日本だって名古屋の嫁入りとかあたしの住んでいるとこみたいな田舎に感覚が似ているんじゃないかな。(笑)そう思うと余計に楽しかったですね。まぁ、表現としてちょっとばかり行き過ぎている感がしないでもないけど、これは映画なんだからOKでしょう。主演の女優はこれがまた演技が物凄く上手いなぁと思いました。凄く自然に見えて不自然な雰囲気を出したり、その逆を見せたりとこの辺の上手さは舞台出身者に多い気がすると思って調べてみたら、「セカンド・シティ」に所属してたっていうじゃないですか。なんとなく納得でした。大当たりする映画じゃないですけど、コメディとしてもちゃんと誰が見ても判る作りをしてあって、良質な映画だと思いますね。 8点(2003-08-05 19:41:19)(良:1票) |
6. 街の灯(1931)
チャップリンって人は実に人の感情を捉えたり世の中の風刺が上手い人だと感じたのがこの映画だったと思う。彼の演じる山高帽でよれよれのズボンとボロの革靴、ちょび鬚の姿は世俗を冷静に受けとめる気高さがあって、実は本当の貴人というのはこういう人を言うのかな、なんて思ってしまう。どの映画でもそうなのだが、強者に敢然と立ち向かい、弱者には優しく手を差し伸べると言う姿勢を主人公が常に貫いているからこそ滑稽であり、時には涙し、人を幸福にさせているのではないだろうか。 10点(2002-07-06 15:04:22) |
7. マッド・シティ
うーん、難しいなぁ。題材は悪くなかったと思うんですよ。でも話の展開の仕方が急ぎすぎているのかだらだらしているのか、テンポが悪いと言う感じがありました。撮り方の問題なのかなぁ。ああいう場合、ネゴシエーターが出てくる筈なんだけど、ダスティン・ホフマンが代理と言う事なのかな。それにしては見事な検閲ぶりを発揮していましたが・・・ 6点(2001-09-25 12:59:02) |
8. マッドマックス サンダードーム
やっぱりティナ・ターナーがなぁ、悪役に徹してないんだよ。あれで裏切られたと思った人がどれだけいることか。このシリーズはやはり1番最初のが1番いい。 5点(2001-09-18 18:56:02) |
9. マルコムX
あたしは、キング牧師は知ってても、マルコムXは知らなかったってくちなんだけども、根底にある人種差別をこの映画は正しく映画で表現してたと思うよ。メッセージ色が濃いのはテーマがテーマだけに仕方ないんじゃないでしょうか。あたしはマルコムXの半生をこの映画で体現できたのかな、と考えてます。もちろん、現実の世界を見たわけでないし、記録映画でもなく、エンターテイメントの映画として脚色された部分はあるかもしれないが、それで見た人が何かを感じ取ってくれれば監督としては成功したんだと思う。 8点(2001-09-18 18:50:59) |
10. マン・オン・ザ・ムーン
ジム・キャリーの演技力は凄い。彼自身カウフマンに影響受けたらしいが、最初から最後までカウフマンの芸をここまで鋭く見せるとは思いませんでした。また、映画の冒頭でエンドロール流してみせるなんて実にカウフマンのやりそうな事だし、カウフマンを知らない人でもこの"芸"で引き込む魅力があります。最後の方の心霊治療のシーンは少しあざとい気がしましたが、この一瞬がカウフマンの心情を覗かせるジム・キャリーの鋭い演技と私は感じています。 8点(2001-08-22 19:34:33) |
11. マーズ・アタック!
同時期の宇宙人侵略ものでは、「ID4」に比べて、こっちの方が金の掛け方がストレートで良いです。エメリッヒに10分の1もこの映画の様なセンスがあればもうちょっと「ID4」も見られる映画になっていたと思います。でもまっとうなSFファンには許せないんだろうなぁ。 8点(2001-08-20 21:19:13) |
12. マネー・ピット
アメリカの典型的なコメディですね。凄いベタな話なんだけど、ここまで徹底してやられるとやはり面白いですね。日本のコメディだとこれに強引なオチをつけちゃうところなんだけど、因果応報なオチというのがアメリカらしいですね。 8点(2001-08-07 18:56:22) |