181. バットマン(1989)
人にもよるだろうけど、自分は『スーパーマン』の様な明るい雰囲気を持った作品の方が好き。この作品全体に漂う暗さ、不気味さはあまり好きになれない。アニメを見ていればもっと楽しめるのかもしれないが。主役の人も始めは悪役に見えた。唯一新聞記者の男性が清涼剤の役目を果たしていると思う。この作品と「ミュータントタートルズ」のファミコンソフトはよく遊んだ記憶がある。 3点(2003-04-10 15:23:18) |
182. サイコ(1960)
AFI(American Film Institute)の選んだスリラー映画ベスト100の第一位だった作品。それはいいんだけど、その放送を見ていたら全部ネタバレしやがった。あれが無ければもっと楽しめたのに…。それでも面白かったですけどね。あの“ヒャンヒャンヒャンヒャン”っていう音が怖い。ドラクエの冒険の書が消えたときの音楽くらい怖い。 7点(2003-04-10 15:07:10)(笑:1票) |
183. マーニー
ヒッチコックの作品の中でも好きになれなかった作品。トラウマを引きずるT・ヘドレンのヒステリーが多く疲れる。なぜあんなに彼女に対して優しくできるのかわからなかった。馬もいきなり死んでしまうし…。サイコ、鳥の次に作られたのだから、公開当時はその落差に驚いた人が多いのでは。 2点(2003-04-10 14:49:37) |
184. ウエスト・サイド物語(1961)
歌いながら飛んだり跳ねたりするオープニングからガッチリ引き込まれました。結末を変えるのはアメリカ映画の常套手段だからハッピーエンドを期待していたのに、そうならず悲しかったです。この作品の魅力は何といってもあの歌とダンスだと思います。本当に名曲ばかりですね。 7点(2003-04-10 12:50:21) |
185. ザ・ファーム/法律事務所
タイトルを見たときは法廷ものかと思っていたが、あんまり法律は関係なかった。確かにオチは少し弱く感じたけど、終始緊迫感があってそこそこ面白かったと思う。事務所横に駐車してあるトラックに何の意味があるのか気になっていたが、あの意外な使われ方に驚いた。音楽がピアノのみというのも洒落てた。あと後半活躍する私立探偵の秘書役の女性がJ・レモンの女装姿に見えてしょうがなかった。 6点(2003-04-10 12:20:18)(良:1票) |
186. 大統領の陰謀
淡々と二人の調査が進むのみ。当時の事件の背景を知っていれば楽しめたのだと思うけど、少し退屈だった。新聞社という人の大勢いる場所が舞台にもかかわらず、人間ドラマ、恋愛などは一切出てこない。それが徹底しているのは逆に良いと思う。国家がグルなので、どこへ訴えても誰も助けてくれない状況というのは恐ろしい。でも最初からあの裏情報提供者に全部聞きだすわけにはいかなかったの?この作品を見たら、何かタイプライターを打ってみたくなった。カチャカチャカチャ・チーンって。 4点(2003-04-10 02:45:49) |
187. ラスト・オブ・モヒカン
火あぶり、頭の皮を剥ぐ、心臓を取り出す、といった残酷な場面が結構あって疲れた。ストーリーは終始恋愛や土人との戦いばかりで、あまり面白くなかった。こういう時代が舞台の映画を、色恋沙汰抜きで見てみたい。 3点(2003-04-10 02:18:54) |
188. ミュージック・オブ・ハート
実話とは知らずに見始めた。にもかかわらず、淡々と地味目に進むストーリーのせいのためか、途中からこれは実話だろうと予想ができた。主人公の女教師は、あまり好きではないタイプの人間だった。けれど聖人君子のようにはせず、不完全な普通の人間としていたのは良かったと思う。でもあんなプライベートなことまで描いちゃって良いの?実話なのに…。 3点(2003-04-10 02:01:25) |
189. ビッグ
陳腐な表現だけれど、心温まる佳作。もし今の自分だったら子供の頃に戻して!とお願いするだろうな。イラク戦争の影響で、最後の五分が録れていなかったのが悔しい~! 6点(2003-04-10 01:28:32) |
190. 俺たちに明日はない
実話が元なためかストーリーは比較的地味に感じたけれど、これで良いと思う。仲間がどんどん増えていくのが何となくRPGみたいで面白かった。またカントリーウエスタンの音楽も映画に合っていて良かった。最後の場面は『ベルサイユのバラ』の最終回を思い出した。 6点(2003-04-10 01:17:34) |
191. ブラッド・ピットのヒミツのお願い
軽いタッチの欲求不満・妄想癖女が織り成す二流コメディ。見やすくて…それだけなんだけど。邦題はもうちょっと何とかならんか。 3点(2003-04-10 01:01:16) |
192. 市民ケーン
『ザ・ディレクター・市民ケーンの真実』というこの作品の制作の舞台裏を映画化したものを見てからの方が楽しめた。最後の薔薇のつぼみがソリだとは分かったけれど、そこから「家族への愛」までは思いつかなかった。つぼみとはスーザンのアソコのことだと思っていた自分が恥ずかしい(上記の映画ではそう言ってたんだって!)。 5点(2003-04-10 00:48:53) |
193. 俺たちは天使じゃない(1989)
教会に入るまでは面白かったのに、それ以降はパワーダウン。もっとドタバタするのかと思ったのに。でもアメリカ北部の森林に囲まれた小さな村という舞台は良かった。あのお祭り前の人々のいそいそした雰囲気も。説法の場面も確かに良かったけど、その後少女の耳が聴こえるようになるのはチョット…。何となく見ればそこそこ楽しめるとは思います。 4点(2003-04-10 00:10:19) |
194. 紳士協定
社会問題を扱った映画のため、多少重苦しさがある。けれど、アメリカにもユダヤ人に対する根強い差別があったのだと本作で知った。差別といえば黒人と思っていたので、新鮮だった。テーマはハッキリしているのだから、二人の恋愛の部分はもう少し抑えても良かったと思う。でもG・ペックは好きだからいいか。見終わった後で『恋愛小説家』のJ・ニコルソンがユダヤ人に対して悪口を言っていたのを思い出した。 4点(2003-04-09 23:53:07) |
195. 陽のあたる場所
ストーリーは普通。けれど、貧乏で田舎者だった主人公が金持ちの娘に恋をし、憧れの上流社会の一員になり、その後は逮捕、投獄、死刑になる。その打ち上げ花火が一瞬で終わってしまったような、何とも言えない儚さが印象的。音楽も作品に合っていたと思う。この時のリズはまさに超美。 5点(2003-04-09 23:34:15) |
196. 麗しのサブリナ
夜の場面が多く、ロマンティックな雰囲気を充分に楽しめました。また『バラ色の人生』が上手く映画にハマっていたと思います。お尻を怪我したW・ホールデンもかわいらしくて良かったです。『ローマの休日』で結ばれなかった恋がここでようやく結ばれるような、そんな風にも感じられました。 6点(2003-04-09 23:20:22) |
197. グレムリン
途中でリプリー化したママが◎。学校の理科室の場面でビデオに映った心臓が気持ち悪かった。終始グレムリン中心で物語は進むけど、銀行の同僚とか町の人とのカラミがもう少しあっても良いのでは、と大人になって見返してみて感じた。なんだかんだいっても、懐かしくて楽しかったけどね。 6点(2003-04-09 23:02:33) |
198. RONIN
街中での銃撃戦で市民や観光客、最後にはスケートの選手も撃たれるのが以外で良かった(不謹慎)。何となく見ていたので、そこそこに楽しめた。逆に力を入れて見るとつまらないと思う。それはさて置き、これをセンター試験当日の夜に放映したフジテレビに拍手(受験生に対する応援メッセージ?)。 5点(2003-04-09 22:49:30)(笑:1票) |
199. 十二人の怒れる男(1957)
先に三谷作品の方を見ていたので、どういう内容かはおおよそ見当が付いていたが、十分楽しめた。H・フォンダをはじめ、役者陣の味のある演技を見るだけでも価値があると思う。特に進行役を務めていたM・バルサムが、ワキがビッショリしてて何となく好き。日本にかつてあった陪審員制度でも、こんな議論が繰り広げられていたのかもしれない…。 7点(2003-04-01 01:26:56) |
200. グリーンマイル
ラストの独白『…だが神よ、私にはグリーンマイルがあまりにも長く思えるのです…』がとても印象に残っています。登場人物の善悪がハッキリしすぎているのと、ファンタジー色が強い点が評価の割れる原因なのだと思います。自分にとっては泣けた場面もあり、それなりに良い話だったと思います。 7点(2003-03-10 19:06:42) |