201. 大統領の陰謀
淡々と二人の調査が進むのみ。当時の事件の背景を知っていれば楽しめたのだと思うけど、少し退屈だった。新聞社という人の大勢いる場所が舞台にもかかわらず、人間ドラマ、恋愛などは一切出てこない。それが徹底しているのは逆に良いと思う。国家がグルなので、どこへ訴えても誰も助けてくれない状況というのは恐ろしい。でも最初からあの裏情報提供者に全部聞きだすわけにはいかなかったの?この作品を見たら、何かタイプライターを打ってみたくなった。カチャカチャカチャ・チーンって。 4点(2003-04-10 02:45:49) |
202. ラスト・オブ・モヒカン
火あぶり、頭の皮を剥ぐ、心臓を取り出す、といった残酷な場面が結構あって疲れた。ストーリーは終始恋愛や土人との戦いばかりで、あまり面白くなかった。こういう時代が舞台の映画を、色恋沙汰抜きで見てみたい。 3点(2003-04-10 02:18:54) |
203. ミュージック・オブ・ハート
実話とは知らずに見始めた。にもかかわらず、淡々と地味目に進むストーリーのせいのためか、途中からこれは実話だろうと予想ができた。主人公の女教師は、あまり好きではないタイプの人間だった。けれど聖人君子のようにはせず、不完全な普通の人間としていたのは良かったと思う。でもあんなプライベートなことまで描いちゃって良いの?実話なのに…。 3点(2003-04-10 02:01:25) |
204. ビッグ
陳腐な表現だけれど、心温まる佳作。もし今の自分だったら子供の頃に戻して!とお願いするだろうな。イラク戦争の影響で、最後の五分が録れていなかったのが悔しい~! 6点(2003-04-10 01:28:32) |
205. 俺たちに明日はない
実話が元なためかストーリーは比較的地味に感じたけれど、これで良いと思う。仲間がどんどん増えていくのが何となくRPGみたいで面白かった。またカントリーウエスタンの音楽も映画に合っていて良かった。最後の場面は『ベルサイユのバラ』の最終回を思い出した。 6点(2003-04-10 01:17:34) |
206. ブラッド・ピットのヒミツのお願い
軽いタッチの欲求不満・妄想癖女が織り成す二流コメディ。見やすくて…それだけなんだけど。邦題はもうちょっと何とかならんか。 3点(2003-04-10 01:01:16) |
207. 市民ケーン
『ザ・ディレクター・市民ケーンの真実』というこの作品の制作の舞台裏を映画化したものを見てからの方が楽しめた。最後の薔薇のつぼみがソリだとは分かったけれど、そこから「家族への愛」までは思いつかなかった。つぼみとはスーザンのアソコのことだと思っていた自分が恥ずかしい(上記の映画ではそう言ってたんだって!)。 5点(2003-04-10 00:48:53) |
208. 俺たちは天使じゃない(1989)
教会に入るまでは面白かったのに、それ以降はパワーダウン。もっとドタバタするのかと思ったのに。でもアメリカ北部の森林に囲まれた小さな村という舞台は良かった。あのお祭り前の人々のいそいそした雰囲気も。説法の場面も確かに良かったけど、その後少女の耳が聴こえるようになるのはチョット…。何となく見ればそこそこ楽しめるとは思います。 4点(2003-04-10 00:10:19) |
209. 紳士協定
社会問題を扱った映画のため、多少重苦しさがある。けれど、アメリカにもユダヤ人に対する根強い差別があったのだと本作で知った。差別といえば黒人と思っていたので、新鮮だった。テーマはハッキリしているのだから、二人の恋愛の部分はもう少し抑えても良かったと思う。でもG・ペックは好きだからいいか。見終わった後で『恋愛小説家』のJ・ニコルソンがユダヤ人に対して悪口を言っていたのを思い出した。 4点(2003-04-09 23:53:07) |
210. 麗しのサブリナ
夜の場面が多く、ロマンティックな雰囲気を充分に楽しめました。また『バラ色の人生』が上手く映画にハマっていたと思います。お尻を怪我したW・ホールデンもかわいらしくて良かったです。『ローマの休日』で結ばれなかった恋がここでようやく結ばれるような、そんな風にも感じられました。 6点(2003-04-09 23:20:22) |
211. グレムリン
途中でリプリー化したママが◎。学校の理科室の場面でビデオに映った心臓が気持ち悪かった。終始グレムリン中心で物語は進むけど、銀行の同僚とか町の人とのカラミがもう少しあっても良いのでは、と大人になって見返してみて感じた。なんだかんだいっても、懐かしくて楽しかったけどね。 6点(2003-04-09 23:02:33) |
212. RONIN
街中での銃撃戦で市民や観光客、最後にはスケートの選手も撃たれるのが以外で良かった(不謹慎)。何となく見ていたので、そこそこに楽しめた。逆に力を入れて見るとつまらないと思う。それはさて置き、これをセンター試験当日の夜に放映したフジテレビに拍手(受験生に対する応援メッセージ?)。 5点(2003-04-09 22:49:30)(笑:1票) |
213. 十二人の怒れる男(1957)
先に三谷作品の方を見ていたので、どういう内容かはおおよそ見当が付いていたが、十分楽しめた。H・フォンダをはじめ、役者陣の味のある演技を見るだけでも価値があると思う。特に進行役を務めていたM・バルサムが、ワキがビッショリしてて何となく好き。日本にかつてあった陪審員制度でも、こんな議論が繰り広げられていたのかもしれない…。 7点(2003-04-01 01:26:56) |
214. 鳥(1963)
最後のシーン、ミッチの母親が傷ついたメラニーを抱きながら、かすかに表情の緩んだ場面が二人の和解を感じさせ、多少ラストの不完全燃焼感は弱まった。ストーリーを楽しむというより、単純に『恐怖』を楽しめた佳作。あの屋根裏部屋の場面は、彼女も「ありえない」と監督に抗議したとのこと。それにしてもキャシー、そんな時くらいラブバードは置いていけ。 7点(2003-03-10 18:03:20) |
215. アナライズ・ミー
もっと情けないR・デニーロを期待していたので、肩透かしを食らった感じがする。マフィアの抗争やFBIの捜査はあまり意味が無いので、もっと主役二人のやりとり中心にして欲しかった。 3点(2003-03-07 23:57:25) |
216. めまい(1958)
スコティがデザイナーのミッチーに「僕らは婚約していたこともあったね」といった時、彼女の表情が一瞬固まった様に見えた。絶対これは何かの伏線だ!と思っていたら、ただの深読みでミッチーは事件に全く関係無かった…。あと、あのドラ○もんのタイムマシンみたいな夢の中の映像が印象的。 7点(2003-03-07 23:35:26) |
217. 遠すぎた橋
「一方その頃…」があまりに多く、最初に見たときは何が何で誰が誰だかよく分からず、ほとんどストーリーを理解できなかった。故に今度は一時停止を繰り返しながら、メモを取って状況を整理しながら観賞してみた。それでやっと理解することが出来た。作戦が失敗するなんてゆめにも考えていなかったので、結末に驚かされた。そういう意味では新鮮な戦争映画だった。実話が元なのだから、この位面白みが無くても仕様が無いのかもしれない。ちなみに自分もあの音楽が好き。 4点(2003-03-03 00:06:52) |
218. マスカレード/甘い罠
途中からの予想だにしなかった展開に驚いた。でもその後も淡々と財産奪取計画が進んでゆくだけで、善悪の攻防戦もなくそれほど楽しめなかった。最後に黒幕を殺してしまうのもかなり強引。「このケダモノォォオ~!」にちょっと笑った。B級感漂う作品。 3点(2003-03-02 17:19:38) |
219. ウディ・アレンの重罪と軽罪
宗教的とも哲学的ともいえるものがテーマだった。難しい主題のせいか、ストーリーも重苦しく、堅苦しく感じた。ユダヤ教にもなじみが無いので自分にはいま一つピンとこなかった。 2点(2003-03-02 08:32:54) |
220. グッドモーニング,ベトナム
ベトナム人の少女役の人が良かった。内戦中のベトナムが舞台だが、割と爽やかで、ヒューマンドラマ色が強いと思う。内容もそれほど悪くない。最後に野球をやる時の、英語学校の生徒たちの生き生きとした表情が印象的。『パールハーバー』が日本人に総スカンなように、この映画もベトナム人には受けないのだろうか。 5点(2003-03-01 23:17:06) |