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241.  スペル 《ネタバレ》 
サム・ライミらしいホラー・コメディの快作だが、怖がらせたいのか笑わせたいのか(いきなり大音量で婆さんの顔がどアップになるから確かにビックリはするが)いまいち分からない。序盤で彼氏がプレゼントのコインを大事そうに封筒に入れていたから、「ああ、これは最後の伏線になるのか…」と簡単に読めてしまったが、どうせなら、この彼氏が呪いのボタンの封を開けることで奈落に引きずりこまれた方が、ホラー映画のオチとしては良かったような気がする。その方がヒロインは現世で生きている限り罪悪感から逃れられずに苦しみ続けることになるだろう。もっとも、彼女はそれほど悪いことをしているわけでもなく、婆さんの逆恨みで呪いをかけられただけなのだから、どちらにしろ気の毒に思える。彼女がもう少し性格の悪い人間に描かれていれば、婆さん側にも感情移入できたのだが。流血のない『死霊のはらわた』といった印象で、ホラー初心者にも楽しんで頂けます。
[DVD(吹替)] 5点(2010-04-29 14:06:13)(良:1票)
242.  カールじいさんの空飛ぶ家 《ネタバレ》 
最初の15分だけなら10点評価も惜しくはないのだが、後半の迷走ぶりはどうしたことか?夫婦の愛の物語だと思っていたら、いつの間にか老人同士の殺し合いになっており、そのあまりにもブラックな冗談は笑うに笑えない(実際にはちょっと笑っちゃったけど)。最後に冒険家を殺し(?)ちゃったのもやりすぎだろう。あのまま風船の浮力で無人島に漂着するくらいの展開にしておいてもストーリーに支障はなかったはず。何となく後味の悪いものがあり、「あ~面白かった」で終わるいたって普通のアニメになってしまっている。
[DVD(吹替)] 6点(2010-04-27 23:11:32)(良:2票)
243.  タイタンの戦い(2010) 《ネタバレ》 
まず長大なギリシア神話を2時間にも満たない上映時間で映像化しようという試みが無茶すぎる。肝心のドラマ部分を面白く見せようという努力を完全に放棄してしまっているため、「そういえばギリシア神話ってこういう話だったよな~」と、ダイジェスト映像で観ている感じ。矢継ぎ早にエピソードが現れては消え、時々モンスターがわーっと襲ってきて、戦う、の繰り返し。メドゥーサとの戦いで仲間たちが次々と敗れていくところなんてイイ感じだったのに、キャラクターの描き込みが足りないため、そこに感動が生まれない。モンスターのCGは頑張っていると思うが、『ジュラシック・パーク』の頃とは違うので、今更この程度で観客は驚かないだろう(むしろオリジナル版のストップモーションアニメの方が今観ると新鮮に感じる)。そういえば、神々を演じたリーアム・ニーソンとレイフ・ファインズは『シンドラーのリスト』でも善と悪の象徴のような役を演じていたが、こんな形で再共演するとは本人たちも思わなかっただろうな。
[映画館(字幕)] 5点(2010-04-24 12:06:28)(良:1票)
244.  アリス・イン・ワンダーランド 《ネタバレ》 
予告編で流れている「アリスは何故戦うのか?」というフレーズが気になり劇場に足を運んだが、ただの少女の成長物語であり、それ以上でも以下でもない。「不思議の国」のビジュアルは流石のティム・バートンだが、ストーリー部分がかなり弱い。フリークスばかりを集める赤の女王(ヘレナ・ボナム・カーター)は『バットマン・リターンズ』のペンギンの流れを汲む悪役だが、バートンお得意の「モンスターの哀しみ」を感じさせることなく、あっさりとヒロインに倒されてしまう。そこには何の悲哀もなく、ハリウッド的(ディズニー的?)な大団円で終わることにちょっとした居心地の悪さを感じてしまう。劇場を後にし、無性にジム・ヘンソンの『ラビリンス』を観たくなった。ヒロインの可憐さもモンスターの愛らしさも、20年以上も前の着ぐるみのファンタジー映画の方がダントツに良いのだから!
[映画館(字幕)] 6点(2010-04-18 22:03:01)
245.  オーメン(1976) 《ネタバレ》 
70年代を代表するオカルト映画の名作。『エクソシスト』と何かと比較される本作だが、方向性がちょっと違う。要所要所に残酷シーンを「見せ場」として取り入れ、恐怖よりも興奮を誘う。有名なカメラマンの首チョンパシーンは米国で劇場公開時、拍手喝采を浴び、SF作家ハーラン・エリソンに酷評されたというエピソードが残っている。『エクソシスト』では失神者や嘔吐者が続出したということだが、観客の反応の違いを見ても明らか。こちらはあくまでエンターテインメント映画として作られている。これはリチャード・ドナーの的確な演出力による賜物だろう。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-04-15 18:36:10)
246.  ツイスター 《ネタバレ》 
「人間ドラマが薄い」という意見はあろうが、「明るいオタク」を全面に押し出したキャラクター造形は秀逸で、今までにない趣向。映画の主役はCG竜巻なのだから、いかに大迫力の映像を見せるか、というのが作品の肝であり、正直そこさえ楽しめればこの映画は成功だろう。ぐだぐだと人間ドラマに時間を割き、肝心の災害映像はちょっとだけ、という腰砕け映画に比べれば、この潔いまでの見世物根性は賞賛に価する。ヤン・デ・ボンはここで才能を使い果たしてしまったようだ。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2010-03-29 23:52:23)
247.  マーシャル・ロー(1998) 《ネタバレ》 
9.11前に作られた作品で未来を予見した映画として、『機動警察パトレイバー2』と共に記憶に留められるべき作品だと思う。爆破テロが頻発するNYで戒厳令(マーシャル・ロー)が敷かれる、という展開は当時は絵空事のように思われていたが、同時多発テロを経験した現在においては、驚くほどリアルなシミュレーション映画となっている。内容の割りに派手なシーンが少ないのは、役者のギャラに製作費がもっていかれたからかな?と穿ってしまうが、デンゼル・ワシントンの熱演は買い。もっと評価されてもいい映画だと思う。
[DVD(吹替)] 7点(2010-03-24 23:11:00)
248.  U-571
以前ビデオで観た時はあまり印象に残らなかったが、DVDのdts機能で鑑賞すると面白さ3割増し。とにかく音響が凄い(アカデミー音響効果賞を受賞)。こりゃ映画館で観ても良かったな、と反省。マコノヒーもパクストンもカイテルもいい面構えしてます。女性が出てこない映画は潔くて良い。史実とはかなり違うみたいですが…。
[DVD(字幕)] 6点(2010-03-24 22:53:20)
249.  シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 
大好きなシャーロック・ホームズをガイ・リッチーがどう料理してくれるのかと観る前から楽しみにしていた。ロバート・ダウニー・ジュニアのやさぐれホームズに、ジュード・ロウのイケメンワトソン。レストレード警部にアイリーン・アドラー、ハドソン夫人、そして「教授」と、おなじみのキャラが勢揃い。19世紀末のロンドンを再現したセット&CGも雰囲気抜群でまずは楽しめた。グラナダTVのワトソンはホームズの引き立て役といった感じで少々お間抜けなキャラだったが、本作ではホームズの相棒として対等に渡り合い、むしろホームズの方がワトソンに依存している節がある。この二人のキャラが最高に立っていて、作品に求心力がある。推理が貧弱だとかアクションが多過ぎだとか演出がせわしないだとか、まあ色々文句はあるのだが、エンターテインメント大作として上出来の部類でしょう。このキャスティングで是非続編を期待したい。
[映画館(字幕)] 7点(2010-03-22 01:01:05)
250.  狼の死刑宣告 《ネタバレ》 
殺られたら殺り返す、という考えは映画的には実に正しく、誠実でさえある。現実にそんなことをすれば街は無法地帯と化してしまうため、ほとんどの犯罪被害者は泣き寝入りするしかないのだ。映画の中くらい、弱者が牙を剥いて野獣退治をしたっていいじゃないか。このようなヴィジランテ(自警)映画は昔からあるが、本作はその決定版とも言える『狼よさらば』のブライアン・ガーフィールドが原作を書いている。後半、リミッター解除したケビン・ベーコンの剃髪姿には感動すら覚える。彼の鬼気迫る演技がこの作品の全て。着弾効果のエフェクトは、手足がド派手に吹き飛ぶスプラッター指数の高い仕上がり。このざらつき感は『タクシードライバー』をも思わせ、ワン監督の70年代リスペクトをひしひしと感じる。今どきこんな映画を作っちゃう製作陣の姿勢がイイ。
[DVD(吹替)] 8点(2010-03-21 18:46:33)(良:1票)
251.  サブウェイ123 激突 《ネタバレ》 
妙にのほほんとした登場人物や現金輸送車のクラッシュなど、オリジナル版をうまく踏襲しながらも絶妙に換骨奪胎してみせるあたり、面白い仕上がりのリメイクとなった。デンゼルとトラボルタのやり取りは頭脳戦というほど緊迫感のあるものではないが、いつものキリッとした役柄とは違う平凡な出で立ちのデンゼルと、汚らしく罵るトラボルタのキャラクター性で押し切った感がある。浮気疑惑の渦中にある市長という役柄のジェームズ・ガンドルフィーニがまたいい味を出している。サスペンスアクションを期待する向きには不評な本作だが、『ドミノ』でも見せたキャラクター映画としては実に面白く、上映時間もちょうど良い。スコット監督特有の映像加工も本作にはむしろ合っていたように思う。
[DVD(吹替)] 6点(2010-03-21 18:28:47)
252.  ファイナル・デッドサーキット 3D 《ネタバレ》 
本当は映画館で観たかったんだけど、芸人の下手くそな吹替え版しか上映されていなかったので、泣く泣く断念、DVD化を待っての鑑賞となった。内容的には分かりきっているので、今更目新しいことは何もないのだが、3D映画として作られた弊害か、CGがすごく陳腐。冒頭のクラッシュ事故にしても、2作目の『デッドコースター』の迫力にも及ばない。クライマックスで映画館を舞台にしたのは、観客に映画を疑似体験させる仕掛けとして面白い趣向だと思った。シリーズの死に様を羅列したオープニングタイトルが格好良い。
[DVD(字幕)] 4点(2010-03-17 09:17:04)(良:1票)
253.  K-19 《ネタバレ》 
何で40年も前のソ連の「失態」をアメリカが映画化するんだろう?という疑問が離れなかった(しかも、主演はハリソン・フォード)。潜水艦映画としても、前半は過激な訓練ばかりで戦闘シーンはひとつもなく、盛り上がりに欠ける展開。ところが、後半、炉心事故が起きてからの悲壮な展開は胸が締め付けられる思いで、涙が出そうになった。アメリカ映画でここまで核の脅威(というか被爆の恐怖)を描いた作品は今までなかったのではないか(『トータル・フィアーズ』なんてその最たる例)。ただのレインコートを核防護服と言い切って部下を死に向かわせるとは、何とつらくて非情な決断だろう。エンターテインメント性よりも骨太なドラマを選んだビグロー監督の手腕が光る秀作。
[DVD(吹替)] 6点(2010-03-12 13:20:01)(良:1票)
254.  エスター 《ネタバレ》 
リメイク流行りの昨今、オリジナルで勝負した製作者側の姿勢がまず素晴らしい。オカルト系かと思わせ、子供版『ゆりかごを揺らす手』のようなサイコ・サスペンス仕立ての本作、実は彼女は××だった!という衝撃のオチも許容範囲内で、宇宙人や悪魔じゃなくてホッとしました、というレビュアーさんの意見に賛成です。ハラハラドキドキしたい方には一見の価値あり。
[DVD(吹替)] 6点(2010-03-10 08:50:53)
255.  きみがぼくを見つけた日 《ネタバレ》 
タイムトラベル体質というのはジョージ・ロイ・ヒルの『スローターハウス5』でも描かれた題材だが、そこでは運命を変えることはできず、ただなす術もなく現状を受け入れるしかない。自分の意思とは無関係に過去や未来を行き来し、最愛の母の死も、やがて訪れる自分の死をも防ぐことはできない。しかし、時間旅行中にふと出会った少女と交流をもち、やがて結婚し家庭をもつことになるというのは、ずっと孤独を抱えていた主人公にとって、それこそ「運命」だったのだろう。我々にも生涯の伴侶となる誰かが必ずどこかにいる。そして、いつか別れの時が来るが、それは本当の「死」ではない。『ゴースト』の脚本家らしいテーマで、素直に感動できた。映画の完成度としては決して高くはないのだが、『タイタニック』よりも泣けます。
[DVD(吹替)] 6点(2010-03-10 08:44:21)
256.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
意外な低評価に驚いたが、信頼するビグロー監督の作品なので、期待をこめて鑑賞。結論としては、オスカー受賞も納得の傑作だ(正直、『アバター』が受賞すると思ったが)。戦地での爆弾処理という精神崩壊ギリギリの状況で生き延びる唯一の方法は、「戦争中毒」になること。だからジェームズは、任務を終え帰国しても、また戦地に戻る。「子供たちが犠牲になっているから」などともっともらしいことを言っているが、それがただの詭弁であることは、人間爆弾にされた少年を知り合いの子供と勘違いし、ありもしない「犯人」を追跡したり、タンクローリーの爆破犯を独断で深追いし、仲間を負傷させたことからも明らかだ。彼は戦争をやめられないのだ。小便ちびりそうなほどヤバイ状況でしか生きていることを実感できない。ヘルメットを残して粉々に吹き飛ぶまで、彼は戦地を渡り歩くことだろう。そんな状況を作り出した「現代」、いつまで経っても殺し合うことをやめない「人類」。ここには、「反戦」などという言葉では片付けられないほどの逼迫した現実が描かれている。
[映画館(字幕)] 8点(2010-03-08 21:06:55)(良:4票)
257.  ファニーゲーム U.S.A. 《ネタバレ》 
本作にはいろいろな解釈があると思う。暴力の本質、ハリウッドへのアンチテーゼ、既存映画の解体などなど。実際のところ、ハネケ監督がどういうつもりでこの作品を撮ったのかは知らないが、自分は「神」を描いた映画だと思った。別に悪いことをしていなくとも、我々は事故や災害に遭ったり、病気に罹ったり、犯罪に巻き込まれたりする。何故?この映画の二人組は主人公一家に「死に方を選ばせる」とのたまう。何とも悪戯な神様だ。しかも、反撃されれば時間を巻き戻して元通り。改変不可能なシナリオ。それって我々の人生そのものじゃないか。そしてそれを操っているのは「神」。我々はこの二人組に尋常ならざる怒りを覚える。どうしてこんなことを?そしてそれはハネケ監督の怒りでもあるのではないだろうか?このどうにもならない人生という厄介なものに立ち向かうのはかくも無駄なことなのか?ドボンと湖に落とされてジ・エンド。それが現実。神様のクソったれ!
[DVD(字幕)] 6点(2010-02-17 20:31:30)
258.  イヤー・オブ・ザ・ドラゴン 《ネタバレ》 
ミッキー・ロークの浮気を気にされている方が随分多いようだが、あんなギスギスしたおばさん(本人は35歳と言っていたが、45歳くらいに見える)よりも、若い中国娘の方がいいよな~、実際。そもそも男が命を懸けて外で戦っているのに、排卵日にHをしなかったからってあんなにキレられたらたまったもんじゃないよ…。それはともかく、ミッキーもジョン・ローンも、この頃がいちばん格好良かった。ラストの正面きっての撃ち合いは凄まじい迫力。
[DVD(字幕)] 6点(2010-02-17 20:01:04)
259.  狼よさらば 《ネタバレ》 
「マンダム」って男性用化粧品メーカーの名前なんですね。「男の領域」とかいう意味があるらしい。そんな(どんなだ?)「マンダム」ブロンソン氏の『デス・ウィッシュ』シリーズの記念すべき第一作。このシリーズ、実は結構続いているようなのだが、邦題が全部違うので、どれがどれだかよく分からない。以前はよくTV放映されていたのだが、最近はあまり見かけないな。たぶん第一作がいちばん面白いんだろう、と思われる。内容は結構シリアスでハードなのに、ブロンソン氏のしもぶくれの顔を見るとつい笑っちゃうので、思ったより不快な気持ちにならずに済みました。最初の殺人の後、「お~神よ!俺は何てことを!」なんて身悶えていたのに、数日後(?)にはあっさり暴漢を撃ち殺している(笑)DVDに懐かしの日本語吹き替え版が収録されているのも嬉しい配慮だ。
[DVD(吹替)] 6点(2010-02-13 19:03:58)
260.  ザ・クレイジーズ(1972) 《ネタバレ》 
『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』と『ゾンビ』の中間に位置するミッシングリンク的な作品であり、スケールもちょうど両者の間くらい。細菌兵器の漏洩によって住民の大半が感染し発狂、戒厳令を敷く軍部と全面衝突する。後の『28日後…』シリーズの元ネタにもなっているが、遡れば『処刑軍団ザップ』なるC級映画が本作に直接的な影響を与えている。予算はあまり無さそうで全体的に地味な出来だが、そこはロメロ先生お得意の社会風刺(軍部の杜撰な管理体制をメタクソに貶している)が痛烈に効いている。また、さりげないショットだが、軍人が死体から金品をネコババしたり、暴徒と化した住民と軍隊が激しい銃撃戦を繰り広げる中で、ひとり箒を掃いている女がいたりと、「狂気」の描き方が実に巧い。解毒剤を発見したとはしゃぐ科学者も、本当に発見したのか、彼自身感染しておかしくなっていただけなのか判然としないところが何とも不気味。後味悪いラストにさわやかなエンディングテーマを流すあたり、『博士の異常な愛情』にも匹敵する名作だと思うのだが、知名度が低いのが何とも…。以前発売されたDVDはとっくに廃盤になってオークションで高値をつけられていたのだが、先頃「特別版」が発表されたので、未見の方は是非(メーカーの回し者ではありません)。
[DVD(字幕)] 8点(2010-02-08 07:56:06)
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