261. イントルーダー/怒りの翼
A-6攻撃機のプロモーション映画です。見所といってもこの攻撃機には対空戦闘能力がないからもっぱらの敵は地上軍なんだよね。その点で航空戦闘を期待してた人はがっかりだったんじゃなかろうか。しかし、脱出の時にキャノピー突き抜けるの見て、「無謀だな」と思ったら、緊急脱出の際はあれが普通なんだそうだ。じゃあ、「トップガン」でキャノピー吹っ飛ばしてから座席が射出されるのはどうなのかと思ったら、戦闘機でも緊急の際にはキャノピー突き破るらしい。じゃあ、キャノピー吹っ飛ばしておきながらそれにぶち当たって死ぬのはなんか間が抜けてる気がする・・・ 5点(2001-10-10 21:55:30) |
262. 戦争の犬たち(1980・アメリカ)
フォーサイスが「ジャッカルの日」で得た金で企てようとしたアフリカの軍事クーデターの準備から書いたと言われるこの原作を実に綺麗に映像化している。クリストファー・ウォーケンがとにかく格好良い。狂気と冷静さを垣間見る事の出来るあの目は注目に値する。フォーサイスの原作どおりに忠実に現地調査や武器の調達をしているんだけど、調達するマシンガンがMP-40じゃなくてUZIなんだよなぁ。それが残念。トム・ベレンジャーがオイシイ役なんだけど、ちょっと演技が雑かなぁ。 8点(2001-10-10 21:24:05) |
263. ジャッジ・ドレッド(1995)
ファンの方すまん、スタローンの出ている映画じゃ下から数えて5番のうちに入ると思う。スタローンってどっちかと言うと肉体派でしょ。歳のせいかもしれんけど中途半端に肉体を誇示するくらいならあの映画はやるべきでなかったと思う。映画自体は悪くないんだ。アメコミの映画化的な感じはあれでいいし、ちょっとB級に走ってた感じもあたしは好きだ。でもあれなら、スタローンが出る必要も無んじゃないだろうか。 3点(2001-10-10 21:00:51) |
264. コマンドー
大した映画じゃないんだけど、結構ミリタリーにこだわった映画でしたね。銃の保管庫に電子ロック使ったり、敵の基地に飛行艇から泳ぐ際はスイムウェアだし(単に肉体美を見せたかっただけかもしれないけど)シュワちゃんらしい映画になっていましたね。結局最後は派手な格闘アクションになるんだけど、いくらなんでも相手にパイプ貫通さしても蒸気は出んぞ(笑) 6点(2001-10-09 19:18:24) |
265. フラッド
なんかモーガン・フリーマンの役どころが中途半端。スレイターの役どころは「ダイハード」のブルース・ウィリスだと感じたのだけど、迫力が無いのは演出に火でなく水を使ったせいかな。コンセプトは面白いし、役者も結構良いけど、なんか今ひとつぱっとしないのはなぜだろう。 5点(2001-10-09 18:55:26) |
266. ルディ/涙のウイニング・ラン
フットボールものの映画としては秀逸だと思う作品。決して金がかかっているわけでない、撮り方もややマイナーの映画の色調だ。但しこの映画にはそんな安っぽさも感じない程の情熱がある。それはノートルダム大学の伝説の男(まだ、生きてるけど)を映像として復活して見せようという製作サイドの意識と今まで1度しか映画の撮影を許さなかったノートルダム大が彼の為ならと撮影を快く承諾しただけでなく、学生や職員までも協力させたと言うほどの男の物語で、そこ見える彼の姿はひたすら根性、根性、根性。日本のスポ根マンガも霞んで見えるほど努力の映画だ。多くの日本のスポ根マンガは途中から栄光の道に繋がっていくが、この映画はホントの栄光を掴むのはホントに最後。ごく普通の中流家庭の青年が栄光を掴んだ時間はわずか数十秒。その数十秒がとてつもない感動を与えてくれる。 今まで映画でどれだけの涙を流したか数しれずのあたしが、喜びの歓声をあげて涙たのはこれだけです。他の人が何て言おうと構わん。あたし好みのスポーツ映画だ。(笑)フットボールのシーンは殆どが練習風景(主役が試合に出てないからあたりまえなんだけど)、でもその練習風景は実際の練習風景を見た経験のあるあたしからしても相当にハードな練習してます。主演のショーン・アスティンも撮影前トレーニングで大分しごかれた様で、最後のタックルは実に綺麗でした。 10点(2001-10-09 18:38:38)(良:1票) |
267. ブルースが聞こえる
軍隊での生活を淡々と写す中にクリストファー・ウォーケンの鬼軍曹振りが際立ってましたね。もう少ししごきの場面はあっても良かったんじゃないかな。軍隊の厳しさに兵士の本来の感情が出てくるものと思ったんだけど、ちょっと郷愁を誘う部分が強くて内容がボケた感じがします。 7点(2001-10-04 21:10:15) |
268. 指輪物語
うーん、やっぱりあれだけの話を端的にまとめる方が間違っているというか難しいと思いますよ。それでも無理矢理メインのキャラクターを一通り出したでしょ。気を抜くと話が繋がらないんだよね。折角子供向けにアニメにしたのだから、もっと判り易く出来なかったものでしょうか? 6点(2001-10-04 21:01:47) |
269. ミセス・ダウト
みんな「クレイマー・クレイマー」と比較したがるんだけど、あたしは「トッツィー」と比較してました。どちらも必要に迫られて変装するわけだけど、ミセス・ダウトファイヤがトッツィーと違うのは、それが自分の為ではなくて終始一貫して子供達の為にやっているって事かな。これは映画のあらゆるところで見える子供への思いやりと言う点でも表現されてるから、裁判所での最終弁論と、テレビの中のミセス・ダウトファイヤの言葉が生きていると思います。 8点(2001-10-04 20:51:45) |
270. ディープ・インパクト(1998)
うーん、なんだかなぁ。地球レベルのパニック映画をハリウッドが作ると、どうしてもアメリカのエゴが強くなるような気がする。シミュレーションにも問題あるなぁ。これって、当時彗星の衝突を緻密にシミュレートしたって言ってなかった?最初の衝突であれだけの質量のものが、ぶつかっていればあんな被害で済む筈ないし、「核の冬」についての再現もしなかったじゃない。ま、人類が死滅しちまうと、映画にならないんでそうしてるんだろうけど、あたしとしてはいただけない。 3点(2001-10-04 20:28:36) |
271. ムーラン(1998)
やっぱり、やっちゃったなぁディズニー、ってのが第一印象。アメリカ人で花木蘭を知っている人がどれだけいるんだ?華僑と中国好きの者ぐらいだろ。チャレンジスピリッツは認めるが、ちょっとあれではいただけない。西欧人の描く黄色人はどうしてもバタ臭い感じがあったり、東南アジア系と大陸系の黄色人が区別して書けないのは判り易く書くため?それとも単に書けないだけなのかな。 4点(2001-10-03 12:43:12) |
272. カクテル
カクテルを作るシーン以外はなんかねぇ・・・シナリオがもうちょっとなんとかならんもんだったかなぁ。トム・クルーズもまだあまり上手くないし。これを見て、一時期トム・クルーズを毛嫌いしてたからねぇ。 4点(2001-10-03 12:26:12) |
273. 1941
あたし、これ好きなんだがなぁ。スピルバーグだから出来たと思えるシーンもたくさんあったし、ジョン・ベルーシでないと、あの狂気の飛行兵はやっぱり出来なかったと思う。しかし、あそこで三船はまずかった。ある意味、ガチガチの軍人って感じがあってよかったけど。 7点(2001-10-02 20:12:00) |
274. ユー・ガット・メール
陳腐なシナリオだけど、非常に良く出来たお話です。ただね、中盤のメールの相手がわかってから、ラストまで、あんなにトントンとラッキーに進んでいいのかいな、というのが正直な所かな。上手くいかなくても困るけど、あれは上手く行き過ぎでしょ。 6点(2001-10-01 16:27:24) |
275. X-ファイル ザ・ムービー
テレビシリーズを見ていないので、正直な所わけが判らない部分がありました。見てたら判ったのかどうかも怪しいですが。映画としてはテレビの影響かも知れないけど、時間内に纏まっていない感じがあって、じつはそれが一番不満でした。1本の映画としてもっとちゃんと見せたほうが良かったんじゃないでしょうか。 5点(2001-09-27 19:51:36) |
276. ペイバック
あたしもイマジンさんに1票、内容は正直薄っぺらの感じがありましたけど、それ以外は良かったんじゃないかなぁ。コバーンの演技も良かったし、映画の時代背景とテンポ感はあたし好みのものでした。 6点(2001-09-27 19:45:53) |
277. ベイビー・トーク
何も語ることの出来ない赤ん坊が語るというのは新鮮味があって良かったですが、逆にラストでしゃべれる様になってからその様子が様変わりしてしまうのは幻滅でした。出来松博士のおっしゃる通り、もっと毒を持たせたほうが良かったのかもね。 6点(2001-09-27 19:40:44) |
278. 沈黙の要塞
相変わらずセガールのオッサンはやってくれます。ラストで話を環境問題にまで発展させたのはどうかと思うけど、それ以外では無難な線をいってたんじゃないでしょうか。 7点(2001-09-27 19:29:01) |
279. ホームボーイ
この映画、ミッキー・ロークを格好良く撮ろうとカメラが努力してるのは良く判るんだけど、シナリオが薄いし、ミッキー・ロークは相変わらず猫パンチしてる。で結末もなんか中途半端、救いはミッキー・ロークが打ちのめされるシーンの撮り方が良かったのか、ボロボロの姿が結構さまになっていたのと、クリストファー・ウォーケンの演技力の高さかな。それが見られただけでも良しとしよう(笑) 7点(2001-09-27 18:55:52) |
280. 俺たちに明日はない
凄い映画ですよね。実はラストのシーンについては実際にも記録フィルムが残っていて、その記録フィルムを実に忠実に捉えてあるんです。それを知ってから鳥肌が立ったのを思い出します。ボニー・パーカーとクライド・バロウの人間像もかなり忠実に捉えている分、ただのギャング映画ではなく人間ドラマとしての面白さもでていたんじゃないかと思います。 8点(2001-09-27 18:37:22) |