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281.  インサイド・マン 《ネタバレ》 
映画全体としては、まあまあ楽しめたかなあ。犯人側の背景がよくわからないので、どうしてあそこまで大がかりなことをやったのかがいまいち分かりにくい。銀行家の「秘密」というのも、多少の歴史的背景がわかっていれば、たいして意外な感じもしない。もう1回どんでん返しがあるかと思っていたら、そのまま終わってしまった。印象的なシーンは、クライヴ・オーウェンと子どもがゲームについて話すシーンかな。ただ、あのシーン自体はとてもよかったけど、挿入するタイミングがちょっと早すぎて、早々に観客には犯人側が「憎むべき悪人」ではないことがわかってしまったので、冒頭の緊迫感が薄れてしまった気がする。あのシーンのおかげで、屋上で人質が殺されるシーンも「あ、フェイクだな」ってほとんどの観客が思ってしまって、デンゼル・ワシントンの怒りに共感できなくなってしまったのではないかなと思う。行き詰まる心理戦の緊迫感を最後まで持続してほしかったなあ。
[映画館(字幕)] 6点(2006-08-25 08:40:13)
282.  恋するレシピ ~理想のオトコの作り方~
私も飛行機の機内で見ました。基本的に「悪人の出てこないラブコメ」というジャンル(?)が嫌いではないので、長旅で疲れているときに、気軽にみるにはいい映画だと思います(余談ですが同じく機内で「シリアナ」みたときは、なんだか疲れが倍増したもので・・・)。マコノヒーつながりで「10日間で男を上手に・・・」とかぶっている感じがして新味はないに等しいですし、結末も最初からわかっているので、サラ・ジェシカ・パーカーのファッションとか、そういうのに興味がなければ、あえて映画館でみるのはおすすめできないかな。日曜の午後にでもテレビで何かしながら見るにはちょうどいいという感じ。
[映画館(吹替)] 5点(2006-08-25 08:28:11)
283.  イン・ハー・シューズ
冒頭の姉妹の議論にもちょっと出てきただけで忘れそうになるけど、マギーは、難読症(dislexia)あるいは学習障害(LD)ですよね(計算にも難があるし)。キャメロン・ディアスのキャラもあって、ただの「おバカ」かと思いそうになるけど、これはこれでアメリカの深刻な問題を象徴しているわけだし、前半は、それも含めて姉妹のコンプレックスがうまく描かれている。一転して後半は、マイアミのご老人たちの活躍もあって、少しずつ自分を受け入れていくというストーリー。そのへんの対比の描き方は、カーティス・ハンソンの職人芸です。ただ、丁寧に描かれた佳作だけど、うまくキャラに感情移入できないと130分は長く感じる。僕は個人的には姉のほうが感情移入できるんだけど(たいていの人はそうだろう)、映画のほうは逆にシャーリー・マクレーンの絡みもあって、妹マギーのほうを中心に話が進むんで、話に入り損なった感じでした。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-24 08:55:39)(良:1票)
284.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005)
いや~楽しかった。原作を知らないので正直言って細かい小ネタなどわからないものも多く、置いてきぼりをくったシーンも数知れず。でも全体を支配するユル~いノリがたまらない。とくにマーヴィン最高。アラン・リックマンの声もぴったり(少しトカゲヘッドを思い出してしまったけど、それもまた楽しい)。中盤以降の哲学系ネタも、「哲学なるもの」は本来くだらないものであるということを的確に表現してる。そのくだらないことに没頭するところに哲学の意味があるんだと言うことを、あらためて思い出させてくれたパロディ精神とアイロニー精神に拍手。英国系?コメディの真髄を楽しむことができました。欲をいえば、このくだらなさを、映画館という大スクリーンで、満場の観客と一緒に体験したかった! 日本では無理かなあ。
[DVD(字幕)] 8点(2006-07-23 10:45:00)
285.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ジョニー・デップのアウトローぶりと、ディズニーアトラクション系エンターテインメントの奇跡のような共存。だけど見所はそれだけ。長いし、解説しすぎの演出のおかげでテンポも悪い。アクション・シーンも新鮮さには欠ける・・・。インディジョーンズ・シリーズのようにグロテスクなヘビや虫やクモなど登場しないぶん、子どもと一緒にみるには、楽しい映画なのかもしれない。ただ、個人的には、ヘビや虫は大嫌いだけど、こーゆー温室培養のような清潔さでパッケージされたアドヴェンチャー映画というのは、なにか物足りない。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-20 08:50:54)
286.  ミシシッピー・バーニング
社会派映画の佳作。どこまでも正攻法で、公民権運動時代の南部の人種差別を描く。当時のリンチやKKKの映像などを見れば、ここで描かれているものが決して誇張でもなんでもなく、南部の現実であることはよくわかる。ちょっと誤れば、わかりやすい正義の味方(FBI)対悪役(KKK)の構図になりそうなところを、あまりに執拗な差別のなかに描かれる白人男性側の黒人に対する恐怖や、そうした男たちをどこか冷めた目で見ている南部女性の姿などが、複雑な南部社会の姿を浮き彫りにする。エンターテインメントとしてのカタルシスはあまり感じられないかもしれないが、社会派好きな人にはお勧めの映画。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-25 14:03:50)
287.  エリザベスタウン
『シングルス』のシアトルや『バニラスカイ』のニューヨークの印象が強かったんで、キャメロン・クロウが描く「南部の田舎」という設定はどうかな~と思っていたけど、お父さんの葬式の描写なんか、とてもよかったと思う。あと、キルスティンもうまい。スパイダーマンより数倍いい。ただ、やはり問題は主人公か・・。オーランド・ブルームは顔はキレイなんだけど、やっぱり平板な感じだし、そもそも喪失と再生というテーマもありきたり。リンクレイターの『ビフォア・サンライズ』の会話センスと比べると、あの電話のシーンも物足りない。あと、キャメロン・クロウ映画の特徴というべき音楽も今回はあまり印象に残らず・・・。見所はいくつかあるけど、総じて「まあまあ」という映画。
[DVD(字幕)] 5点(2006-06-06 11:21:56)
288.  シリアナ
映画の内容もよくわからないが、この複雑で不親切な映画を国際線で機内上映するJALもよくわからない。それを1度見て理解できず、2度見てしまった自分も自分だが・・・。あまりに『トラフィック』的な演出のせいで「二番煎じ」感はぬぐえないし、『クラッシュ』も含めて、この手の群像的ドラマ自体、ちょっとした流行なのだろうか。あまりに「現実の複雑さ」と「観客の(能動的な)理解力」に頼りすぎで、監督の実力はよくわからない・・・。もう少し親切な演出を心がけてもいいように思う。
[映画館(字幕)] 5点(2006-05-17 10:56:15)(笑:1票) (良:1票)
289.  ブロークバック・マウンテン
カウボーイとゲイというキワモノ狙いのようなテーマかと思いきや、「社会」と「性愛」のあいだの普遍的な葛藤を描ききった佳作でした。20年という長い時間で見れば、ブロークバックでの二人の逢瀬というのはごくごくわずかな時間に過ぎず、実際には、ほとんどが「夫」や「父」としての平凡な日常の積み重ねだったわけで、そういう平凡な日常にどっぷりつかりながら苦悩する(それゆえに世間的には「ダメ人間」扱いされてしまう)イニスを演じたヒース・レジャーは見事でした。「アカデミー賞確実」の下馬評とともに登場した日本はともかく、こうゆう映画をその設定にもかかわらず、ちゃんとヒットさせるアメリカ映画界の健全さに感心。
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-29 09:27:03)
290.  クラッシュ(2004)
サンドラ・ブロックが後半に言う「私がこんなにイライラしているのは、黒人に車を盗まれたことだけが理由じゃない」という一言が重い。この登場人物たちは、自分が抱えている問題を、「見た目」「言語」「文化」「宗教」という、わかりやすい<ちがい>に押しつけ、自分の境遇を「やつら」のせいにして、なんとか自分を納得させて生きている。しかし、そんな人たちの人生が重なり合い、自分で作り出してきた殻を破ろうとする後半の展開は本当に感動的だった。難をいうなら、舞台がLAじゃなくて、どっかの小さな町なんじゃないかと思うくらい、登場人物どうしの偶然の出会いが続くことかなあ。最初から最後まで、そのあたりがちょっと都合よすぎ・・・。せめて、PTA監督の『マグノリア』くらい、微妙な登場人物どうしのつながりが存在していれば、そのあたりも気にならなかったのかもしれないけど。
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-07 09:05:26)
291.  ミリオンダラー・ベイビー
静かな演出ながら、貧困、成功と挫折、そして死・・・と盛りだくさんの内容。個人的には、ジェットコースター・ムービー的な波乱万丈の人生を、しぶ~いモーガン・フリーマンのなぜかやたら饒舌なナレーションとともに描いた「高級な再現ドラマ」という感じで、ちょっと感情移入し損なっちゃったかな。ただ、ボクシングジムを舞台に描かれる吹き溜まりのような世界と、本当にろくでもないマギーの家族を通した「ホワイトトラッシュ」の描写は見事だった。類型的だけど、イーストウッドは、こういうの描かせたらうまいなあ。
[DVD(字幕)] 7点(2006-02-07 09:21:38)
292.  モナリザ・スマイル
個人的に50年代のアメリカに興味があるのと、個性的な出演陣のおかげで退屈せず最後まで見ることができたけど・・・。どうせありきたりの設定なんだから、『いまを生きる』並みのベタな展開のほうがよかったような。ここ数年のあいだに、『エデンの彼方に』と『めぐりあう時間たち』という50年代の女性を描いた佳作があったのも(両方ともジュリアン・ムーアだ!)、この映画にとっては不幸だったかも。この2作に比べると、この映画の登場人物たちも当時の社会の描写も、薄っぺらく感じてしまう・・。ジュリア・ロバーツは、いいときと悪いときの差が激しいなあ。今回は、残念ながらダメなほうでした。
[DVD(字幕)] 4点(2006-02-02 11:16:30)
293.  バーティカル・リミット
これはキビしい。典型的な「予告編」映画。期待の雪山描写も予告編だけで十分。クリス・オドネルもアクション映画の主役としては微妙だなあ。
[地上波(吹替)] 3点(2006-01-07 11:07:25)
294.  ナショナル・トレジャー
もう少し物語にメリハリが欲しい。アメリカ独立期の旧跡めぐりは楽しいけれども、「謎解き→手がかり」の繰り返しが冗長。ゲイツがあまりに簡単に謎を解いてしまうのも、逆に興ざめ。独立宣言書とヒロインが同時に奈落の底に落ちそうになるシーンは、「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」のラストの聖杯のシーンを思わせるけど・・・。個人的には、インディ・ジョーンズのほうを支持します。アドヴェンチャー映画にありがちなグロテスクなショック描写も皆無で、「家族で楽しむディズニーアトラクション映画」を目指すのは理解できるけど、全体に漂う愛国主義のムードがちょっと鼻につく。
[DVD(字幕)] 4点(2006-01-07 10:38:39)
295.  クローサー(2004) 《ネタバレ》 
あまり期待していなかったし、感情移入が難しいかと思ったけど、見応えのある恋愛劇でした。「真実」と「嘘」と「愛」の一筋縄ではいかない関係は、ここまで極端ではないにしても、誰もが思い当たるフシはあるのでは。一番ナイーブそうだったナタリー・ポートマンと、一見ジゴロ的なキャラのジュード・ロウの立場が逆転するラストがいいですねえ。そして、クライヴ・オーウェン! オトコの嫌らしさを見事に演じきってます。個人的には、4人の演技対決では、この人が圧勝でした。ただ、風景や環境の描写などの変化で、時間の経過をもう少しわかりやすく表現してくれれば、4人の関係に集中して物語を楽しめたかなあ、という点が残念。
[DVD(字幕)] 7点(2006-01-05 13:36:38)
296.  エターナル・サンシャイン
なんとなく思ったのだけれど、カウフマンとゴンドリーの組み合わせは、実はけっこう相性が悪いんじゃないかな。アイデア勝負・感性一本勝負みたいな二人がタッグを組んだところで、ケミストリーはあまり感じられず、基本的に印象的な断片の積み重ねに終始してしまって、結果的には退屈だった。『マルコヴィッチ』や『アダプテーション』がよかったのは、もの悲しいのに笑える場面があったことだったと思うのだけれど、この映画は、そういう部分に欠けていた(というかイライジャやキルスティンの場面も笑えるほど面白くなかった)のが残念。
[DVD(字幕)] 4点(2005-12-21 01:57:49)
297.  アビエイター
よくある伝記物と違って、あまり時代背景の説明やエピソードの消化にこだわらず、ハワード・ヒューズという人物の偏執狂的なキャラクターに焦点を当てたのは正解だったと思う。終盤に描かれる、ヒューズの奇行と公聴会での見事な切り返しは、ヒューズという人物だけでなく、人間に普遍的な多面性というのを表しているようで迫力十分だった。「ギャング・オブ・ニューヨーク」では力量不足だと思ったディカプリオの役者としての本当の実力を見せつけられたようで感服。難を言えば、いまいち盛り上がらないラストか。3時間、物語につきあってきた観客が、「ああ、これで終わるんだ」と思わせるようなラストシーンを用意してほしかった。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-19 02:20:37)
298.  クライシス・オブ・アメリカ
荒唐無稽な設定も、淡々とした演出と実力派俳優たちの締まった演技で、上質なサスペンスに仕上がっています。政治心理スリラーっていうんでしょうか。アクションや政治劇よりも、そのなかの登場人物の心理戦に的を絞った演出は、さすがジョナサン・デミという感じです。また、大統領が民主主義のシンボルであるという「神話」が生きているアメリカだからこそ、「大統領がもし誰かに洗脳されてコントロールされていたら」という恐怖が映画のテーマとして成立するのでしょう。黒幕がテロリストでも共産主義者でもなく○○ってところが、今のアメリカを体現しているように思います。ただ、いまいち「見せ場」がわかりにくく、ストーリーもやや冗長なので、大作的な展開を期待すると肩すかしをくらいそう。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-10 12:49:36)
299.  生活の設計
シンプルだけれど、洗練された会話や各シーンの描き方が気持ちいいラブコメでした。ジルダ役のミリアム・ホプキンスが、モテモテの女性にしてはちょっと野暮ったい感じもするのだけれど、むしろ、そのフツーな感じこそが、男を惹きつけるといえるのかも。やることだけみてたら立派な「悪女」なんだけど、そんなふうに思わせないコミカルで絶妙なセンス。まさにルビッチ節。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-05 08:47:59)
300.  モーターサイクル・ダイアリーズ 《ネタバレ》 
ロードムービーとしては、やや「凡庸」で「陳腐」。とくに、ラストの川泳ぎのシーンは、突然とってつけたような感動演出でゲンナリ。なんか、最終回に主人公が突然マラソン大会に出場して強引に話を盛り上げるテレビドラマみたいだった。それでも、観客は、エルネストのその後を知っているからか、一つ一つのシーンや台詞やナレーションが妙な深みをもっているように思えてくるから不思議だ。あと、前半のバイク旅行のシーンは、その疾走ぶりよりも転倒シーンのほうが印象的だった。うーん、やっぱり不思議な映画だ。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-14 15:15:33)
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