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Northwoodさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
映画を芸術としてみた場合の最高峰に位置する作品だと思います。実は初見は、まだ中学生の時分に淀川長治さんの解説(たぶん)で観た日曜の夜で、なんだかわけがわからず途中で居眠りしてしまいました。クラークの文庫を読めば、ストーリーは実はずいぶん簡単で謎も何もないのですが。しかし原作の解釈がこの映画の「正解」ではなく、観た人それぞれが自分なりの解釈をすればよいのだと思います。それこそがキューブリックの目指したところですし。午前10時の映画館でようやくこの映画をスクリーンで見ることができて感激でした。居眠りどころではなく、「え、もう終わり?」て感じでした。マイナス1点の理由は、当時としては画期的な特撮のシーンや宇宙旅行の科学的な側面の描写に力が入りすぎていて、映画の主題に対してアンバランスに感じられる点です。60年代製作のことを考えれば無理もないことなんですけどね。
[映画館(字幕)] 9点(2014-03-22 22:10:43)
22.  スター・トレック/イントゥ・ダークネス 《ネタバレ》 
前作も大変面白かったが、難点といえばカークはあまりにも猪突猛進過ぎて、どうみても彼にリーダーの資質があるようには見えなかったところでした。今作では、カークに多くの試練があり彼が真のリーダーへと変わっていく様子が描かれるとの触れ込みの通り、確かに彼に次々とシビアな決断を迫るシーンが続きます。ちょっとは成長したところも見えますが、まだまだ全体的には「若さ」が勝つカーク像でした。真のリーダーシップとは、危機的状況にあって、自分が命を投げ出す決断をするという場面でなく、部下の命を賭けなければならない局面でその真価が問われるものだと思うからです。でも、クリス・パインはまだ若くてエネルギッシュ過ぎて(悪い意味ではなくて)、そんな役をやらせるのには、まだ早すぎますね。もう少し年をとったらそんな場面の似合う俳優さんになってくれそうです。このままのキャストで、あと15年くらい先に「スター・トレック5」あたりまで作ってもらえば、そんなシーンが見られるかなあと期待です。今作では、カーンまでもがリブートされ、懐かしのあのシーンがカークとスポックと立場を変えて再現され、旧作からのファンにとってもうれしい作品になっています。
[映画館(字幕)] 9点(2013-09-03 06:26:46)
23.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
ほとんど奇跡のような映像体験。怪獣にぶっ壊される街を、まるで自分がその只中にいるように感じさせてくれます。映画館で見てよかった。また、映像のすごさだけでなく、この映画から感じるものは、「さあ、楽しんでいってくれ」と言わんばかりの製作者の圧倒的な情熱でした。分野は違うけど「死霊のはらわた」とか、ジャッキー・チェンの全盛期の映画から感じたものと同じやつです。 ストーリーですか?まあ、変な博士やマフィアみたいな人が出てきてぐだぐだ感もありますが、いいじゃないですか。怪獣映画ですもん。
[映画館(字幕)] 9点(2013-08-27 06:47:59)
24.  スーパーマン(1978) 《ネタバレ》 
個人的に最も大切な映画。まだ公開当時、小学生だった自分にはストーリーの半分も理解できていたか怪しいところですが、夢中になりました。オープニングと音楽は最高。また、他のレビュワーの方も書いていますが、青年時代のケントのエピソード、自立、空のデートなどのアクション以外での情感あふれる描写が素晴らしく、後年の単なるアクションヒーローものと一線を画しています。ただ、今見てしまうと、ラストの展開はちょっといただけないのは確かですね。 映画中盤、初めてスーパーマンが現れビルから落ちたロイスを抱きとめたシーン、その後飛んで逃げるのではなく、落ちてくるヘリに向かって上昇を始めた彼に対して、劇中のロイスと同じくらい「一体どうするの?!」と驚いたのは今でもよく覚えています。
[映画館(字幕)] 9点(2013-08-13 16:41:45)(良:2票)
25.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
自分にとっての007映画というのは、かつてテレビの金曜ロードショーやら水曜ロードショーで見るものだった。当時はそれなりに楽しんで見ていたはずだが、大人になり、改めてビデオやDVDで見直すというほどでもなく、劇場公開版もロジャー・ムーア引退とともに見るのをやめた。ところがどうだ。本作ラストの、●ボンドがドアを開ける●秘書とたわいもない話をする●となりのMの部屋に入る●指令を受ける・・・このシークエンスに出会い、妙に嬉しかった。なんだ、結構このシリーズが好きだったわけね。
[映画館(字幕)] 9点(2012-12-08 07:33:16)(良:3票)
26.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 
臨場感という点で、この映画を上回るものは今のところない。長回しについては、そういうテクニックが使われているとは知らずに観ていて、主人公らの車が襲撃されるシーンで気がつき、魔法のようなカメラの動きに驚きました。この手法は、臨場感を高める上で極めて大きな役割を果たしていると思う。 映画の主題はあまりに絶望的だし、時折挟まれる残酷な死の描写は容赦なく、それだけではこの映画は単なる悪趣味の実験映画でしかなかったでしょうが、赤ちゃんの泣き声一つですべての戦闘行為が止まるあのシーンがこの映画の全てを救っている。
[映画館(字幕)] 9点(2012-09-25 06:41:30)
27.  チェンジリング(2008)
この映画はすごい。近年の傑作ぞろいのイーストウッドの監督作の中にあっても最高ではなかろうか?ただ、題材があまりにも暗い。 ものすごく好きな映画でありながら、子持ちの自分としては、DVDは買えずにいます。
[映画館(字幕)] 9点(2012-09-04 06:46:55)
28.  オッペンハイマー 《ネタバレ》 
作品賞受賞も納得の重厚なドラマでした。 いやあ、でも、だいぶストーリーには置いて行かれましたね。字幕では膨大な情報を処理しきれません。 マンハッタン計画と、赤狩りの聴聞会まではわかるのですが、R.ダウニーJr.の熱演は光るものの彼が主役の公聴会のパートのつながりがさっぱり理解できずでした。日本人でストローズって人を知っている人ってあまりいないでしょう。そもそも、このパートってそんなに必要だったかな? 原爆の被害の描写がない、ってことがこの映画が国内公開がここまで遅れた理由とのことですが、過剰反応でしょう。映画全体としてはしっかり反核、反軍拡の主張でした。オッペンハイマー自身が、最初はただのプライドや競争意識だけに駆られて始めた原爆開発が、それが実際に使われるに至って強い後悔にさいなまれていく様子がよく表現されていたと思います。背景が重低音とともにぼやけて震えだす、という演出はシンプルではあるけれど、本人の不安感をよく伝えてくれていたと思います。  アインシュタイン、ボーア、ハイゼンベルグ、ローレンス、ベーテなどの巨人たちがどんどん出てくるし、ほんのちょい役だけどフェルミやゲーデルまで顔を出すところは、昔このあたりを学んだことのある自分にはちょっとうれしい感じはありました。
[映画館(字幕)] 8点(2024-03-30 17:56:13)(良:2票)
29.  コーダ あいのうた 《ネタバレ》 
主人公が聾啞者の両親を持つという設定以外は、とても王道の青春映画・ファミリードラマだったと思います。 エミリア・ジョーンズが眩しすぎて、見ていてちょっと気恥ずかしいくらいでした。 でも、かなり泣かされました。良作だと思います。 ベルルルルルルナルド先生も大変ナイスです。 ところで、CODAって、そういう単語があるんですね。知りませんでした。
[映画館(字幕)] 8点(2022-04-16 18:17:25)(良:1票)
30.  ハウス・オブ・グッチ 《ネタバレ》 
おそらく公開日の延期があったのだろうが、この巨匠の新作が矢継ぎ早にみられることは幸せなことです。イーストウッドがさすがに老齢による衰えを見せる一方、リドリー・スコットの映画にはまだパワーがみなぎっていますね。 今作も、豪華な俳優陣が(イタリア語なまりの英語という変な感じはあるけれど)圧巻の演技を見せる、重厚なドラマとなっています。The Counselorの時と同じように、ストーリー上の大事な事項(株券の無記名の件や、パオロ排除のくだりなど)をあまりはっきりと描かないので、すこーしわかりにくい部分はあって、このあたりはちゃんと説明してくれたほうがよかったのではないかな?と思いました。 レディー・ガガの演技は特によかったと思います。アカデミー賞とるのではないかな?上にも書いたように、イタリア語なまりの英語の演技というものをアメリカ人が変だと感じないのであればですが。  【アカデミー賞ノミネートを見て追記】レディー・ガガどころか、誰一人ノミネートすらされませんでしたね。やっぱり外国語なまりの英語なんてのは、アメリカ人にとっても妙な感じだったということでしょうか。
[映画館(字幕)] 8点(2022-02-06 16:23:00)
31.  ワンダーウーマン 1984 《ネタバレ》 
例の鬼退治アニメが大ヒットしたから余計なお世話なのかもしれないけど、個人的コロナから映画館を救えキャンペーン第2弾として観てきました。スーパーヒーローものは正直おなか一杯感もあって、前作は見てません。だから、クリス・パインが登場しても、誰じゃこれ?状態での鑑賞。 ストーリーは確かに弱いです。途中でラストの落ちにはたぶん息子が絡むんだろうなあということは読めてしまったし、物語の途中(たぶんカイロの石油王のところが良かったと思うが)で、願いを取り消した際にどうなるかは示しておくべきだろうし、バーバラについてはちゃんと後日談を用意してほしかったし、といろいろ注文はあります。 でも、恋人との別れのシーンは泣かせるものがあったし、ホワイトハウスでぼこぼこにされるコスプレの美人のお姉さんの図は結構グッとくるし(変態?)、なかなかに盛り上がるところもあったと思います。 何より、こんな時期にそこそこ面白い映画を見せていただいたことに感謝して、甘めの点とさせていただきます。  追記:なんで時代設定が1984年なんて中途半端なんだろ?と思いましたが、WWのレトロなコスチュームは、80年代くらいが確かにちょうど合っているかもねえ。Welcome to the pleasure domeは最高!
[映画館(字幕)] 8点(2020-12-19 17:19:11)(良:1票)
32.  アナと雪の女王2 《ネタバレ》 
おとぎ話の“めでたしめでたし”のその後を描くという難しい命題に挑んだ意欲作。 全編を覆う、死と破滅を予感させる不吉な雰囲気は、天下のコメディリリーフ オラフをもってしても払いきることができず、 終始シリアスな展開が続きます。 終盤でのオラフ退場&アナの絶望を見るに至って、「もしかしてこれは、悲劇をやるつもりなのか!?」と半分覚悟までしました。 基本的には幼い良い子向けのディズニーアニメで悲劇をやるということの是非はあるにしても、 それはそれで歴史的な名作になるかも・・・と思ったのもつかの間、ラストの怒涛の魔法の展開で、そこそこ無難な着地点に。やや肩透かし。 全体的には悪くはなかったのですが、今回魔法の力があまりに都合よすぎるという感じはありましたね。  <2週間ほどして追記> 色々なところで本作のサントラを耳にするにつれ、じわじわと好きになってきました。 確かに、耳になじみやすい歌はないけれど、音楽全体としては前作を超えているんじゃないか? Show yourselfのサビの部分は、聞いているだけでも鳥肌です。1点加点しちゃいます。アアー、アアー!
[映画館(字幕)] 8点(2019-11-30 00:57:22)
33.  グレイテスト・ショーマン 《ネタバレ》 
子供の頃に、近所のお祭りで「見世物小屋」に入ったことがある。100円だか50円だかを払って得たものは、いわゆるフリークスの女性が一人寝そべっていた奇妙な情景の記憶と、ちょっとした後ろめたさである。このような興業の主が人格者であるとは到底思えず、したがって、商売のためにフリークス集めするバーナムをあくまで善人として描こうとする姿勢に、偽善を感じたのは確かだった。 しかし、この映画の音楽とダンスの力はものすごく、中盤でカーライルを仲間に入れるシーン辺りからは、もう半ば無理やりノリノリ状態にさせられ、クライマックスに不死身のウルヴァリン登場ときては、心の中はもう最高の盛り上がりでした。サントラは間違いなく買いです! The Greatest Showmanのタイトル通り、細かな史実は気にせず、単純にエンタメショービジネスの世界を楽しむのが、正しい観賞法なのでしょう。 しかし、これだけ出来の良い映画がアカデミー作品賞にノミネートもされないということは、やっぱり脚色のし過ぎってことなのかもね。
[映画館(字幕)] 8点(2018-02-20 01:28:33)
34.  トランスフォーマー/最後の騎士王 《ネタバレ》 
ストーリーのとっちらかり具合は、シリーズ随一です。中盤まで、誰が何のために何をしようとしているかがちっともわからない状態です。そんな状態なのにもかかわらず、全編通して観るとどう考えても不要な少女のエピソードが序盤はやたらと幅を利かせているし。 そもそもこのシリーズの登場人物は、人間であれオートボットであれ、会話の途中で必ず余計な事をしたり、まぜっかえしたりするので、ストーリーをまともに説明してくれる人がいなくてイライラします。・・・でもこの感覚はどこかで・・・そう!小学生の息子とまじめな話をしようとしている時の感覚です!そもそもトランスフォーマーはそういう精神構造の人向けのものと割り切って楽しむのが正解。 今作では、ロボット秘書コグマンのふざけっぷり、シモンズとバートンの電話でのおバカなやり取り、ヴィヴィアンの母親たちの下世話な会話などなど、ギャグは一作目を彷彿とさせるほど豊富で、私は終始大笑いでした。アンソニー・ホプキンスの老体をおしての大活躍にも拍手せざるを得ません。 ただ、前作のレビュー時も書きましたが、(操られていたとはいえ)オプティマスに、人間に向かって「I'll kill you」とか言わせないでほしいなあ。でも、その後に決め台詞の「I'm Optimus Prime!」を連発してくれて、これにはしびれました。これを聴くためだけに見に行ってるようなもんです。 決して出来の良い作品とはいえませんが、私は前作ロストエイジよりはこちらの方が好きかな。なので、同じ点数にします。  そうそう、もうひとつ。こういう映画では、人類絶滅の危機に対して、間一髪のところでヒーローが活躍して回避する・・・ってのが常套ですが、今回はなんと何百万人と犠牲者が出てしまっていて、全く間に合ってません。まじめにとらえたらとんでもないことですが、あまりにばかばかしい設定に、この映画で一番笑ってしまいました。これじゃ、例の鋼鉄の男の設定と同じで、次回作もオートボットは人類の敵とみなされちゃうな。
[映画館(字幕)] 8点(2017-08-17 00:28:59)
35.  ファインディング・ドリー 《ネタバレ》 
楽しい楽しい映画でした。名脇役ハンクの登場のおかげで、今作では魚たちが水中だけでなく、なんと人間の世界でも大暴れ!What a wonderful worldやUnforgettableの選曲のセンスにも大笑い。もちろんほろりとする場面もしっかりあります。 近所では吹き替えしか上映してないので、それで鑑賞しましたが、突然の八代亜紀の登場には「???」でしたが、なるほど原語ではシガーニー・ウィーバーですか。日本人でこれにあたる人って、なかなかいないですわな。 しかし公開からまだ間もない今、なんといってもここで言っておきたいのは、絶対にエンドロールの終わりまで席を立たないこと!です。このシーンでプラス1点。
[映画館(吹替)] 8点(2016-07-21 00:46:53)
36.  ズートピア 《ネタバレ》 
あきらめなければ願いはかなうという子供の教育上にも好ましい基本プロットの下には、現代社会の人種間の諍いの問題をしっかりと据えていて、大人の観客にも大満足の素晴らしい出来でした。中でも特にゴッドファーザーのパロディは、これは明らかに対象を大人に絞ってますな。笑わせてもらいました。まだ小学生の子供二人と一緒に見に行ったのですが、このシーンで私が笑うのを見て、「なぜ笑うのか?」と聞いてきて困りました。さすがにこの元ネタ作品を彼らに見せて一緒に笑えるようになるには、まだ数年間必要です。
[映画館(吹替)] 8点(2016-05-02 23:38:01)
37.  インサイド・ヘッド 《ネタバレ》 
スタジオの代名詞あるいは存在意義だったCGアニメーションが当たり前の技術になり、他ならぬジョン・ラセターの手で本家ディズニーの王道アニメ(しかも、ピクサー的なひねりが少々加えられている)が大復活を遂げた今、気がつけばこの数年間シリーズもの以外でぱっとしたものが出ていないピクサー。 この最新作の、本サイトでの比較的低い評価を見て、やはり既にピクサーの時代は過ぎたのかと少し残念な気持ちにもなり、どこがどれだけ悪いのかと確認しに行くくらいの気持ちで観てきました。 ところがどっこい、ひねりにひねった設定と、小ネタの数々、魅力的なサブキャラの連打で、あっという間に上映時間が過ぎ、大満足でした。なんといっても、四十代も半ば過ぎのおっさんの目から、少なくとも2回、おそらくは3回、映画終盤に立て続けに涙があふれたのですから、良い映画なのだと思います。 中盤に出てくる巨大なピエロのネタや、「帽子に名前が書いてある」のネタは、アメリカ人ならわかるんでしょうかね?私には理解不能でした。
[映画館(吹替)] 8点(2015-07-30 00:54:20)
38.  ベイマックス 《ネタバレ》 
最近はピクサーだけでなく本家ディズニーも良作を連発してくるので、この歳になってやたらアニメばかり見てますが、この作品も素晴らしかった。予備知識全くなしで観たので、もっとハートウォーミングな話かと思ったら意外や意外のスーパーヒーローものでびっくり。でも、少し話を凝りすぎたかなという印象。悪役は劇中で容易に予想できてしまい、「彼でなければよいが」とずっと思って観てましたが、そのままでした。アニメのスーパーヒーローものとしては、個人的にはMr.インクレディブルにわずかに軍配です。ベイマックスMarkIIの造形がどう見てもアレのパクリで、いくらなんでも大丈夫かいな?と思っていたところのエンドクレジット後のショートストーリーで、これには笑った。
[映画館(吹替)] 8点(2014-12-26 22:07:49)
39.  トランスフォーマー/ロストエイジ 《ネタバレ》 
たとえば、親戚の家あるいは友人の家に御呼ばれして、おいしく夕食を頂いて結構満腹になったのに、次から次へと料理が出てくるところを想像してみて、そんな時「ありがたいなあ」と思いこそすれ、不愉快になったりはしないでしょう。この映画はまさにそんな感じで、息つく暇もない破壊とアクションシーンの連続には、いまいち盛り上がりに欠けるストーリーなど横に置いて、10点満点を差し上げるのにやぶさかではありません。がしかし、序盤の主人公の友人のあまりに無残な最期に-1点。それから、私は前作までのオプティマスに完全な父性を感じていたのですが、彼が感情もあらわに「殺してやる」と言ったりとか、現に(悪人とは言え)人間に手を挙げてしまうのはとっても残念で、それでさらに-1点です。
[映画館(字幕)] 8点(2014-08-13 02:50:19)(良:1票)
40.  X-MEN:フューチャー&パスト 《ネタバレ》 
恥ずかしながら、冒頭のタイムスリップの約束事をすぐに理解できずに、???状態になったのをはじめとして、ベトナムでの一騒動とか(舞台がベトナムである必要がどこかにあった?)、エリックが短絡的にミスティークを消そうとしたりとか(だって、過去作ではすごく仲良かったじゃん!)、ミスティークがエリックの大虐殺を止めたと思いきや、また人を殺そうとしたりとか(なら止めるなよ!)、最後にストライカーの目が黄色になったりとか(普通にストライカーが見つけるで良いんじゃないの?)、かなり見る人を混乱させるストーリーでした。監督ブライアン・シンガーのカムバックは、大変うれしかったのですが、2作目以降は全部なかったことにしてしまうってこと?そんな乱暴な。「SAMURAI」をなかったことにするのだけは賛成しますけど。あと、今回のウルヴァリンは、完全な狂言回しであって、かの有名シリーズのC-3POほども活躍しないのはとっても残念でした。と、文句が多くなりましたが、このシリーズのファンにとってはたまらない面白さの映画でしたよ。もう一回観に行ってもいいくらい。さすがにこれで、ヒュー・ジャックマン=ウルヴァリンも見納めになってしまうのかな?
[映画館(字幕)] 8点(2014-06-07 00:57:24)
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