401. なんちゃって家族
ちょっとイイ話になってしまったのが残念。もっとブラックにバカやれたんじゃないのかなあ。 [地上波(字幕)] 5点(2016-12-27 10:07:44) |
402. ピノキオ(1940)
賞罰教育には問題もあるし、さすがに内容的に時代にはマッチしていない。そもそも何も知らない赤ん坊のようなピノキオに善悪の判断などできるわけもない。保身でウソついたのはマズイが。アニメ化で原作を改変しているようなので展開が矛盾しているというか破綻しているように思える。映像的にはよくできていると思う。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-12-18 15:44:17) |
403. ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム
インタビューと過去映像の編集をしただけなので、これは映画なのか?という疑問はあるのだがそれはさておき。いくら「DIG YOURSELF」と言ったところで人前で歌を歌うという事にはいろんな賞賛・批判やそれへの対応をしなきゃならんのだあなあと思い知った。このころはインタビュアーに「あんたみたいのがウザイ」と言い放つ気概もあったようだが、10年以上経過し、ノーベル賞は受賞はするけど、式には出ない。という折衷案を選択したディランも大人になったのだなあと思うと感慨深い。(会見嫌いは相変わらずで、更に進んでるとか?) [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-12-14 13:07:55) |
404. ザ・フライ
描写は極端ではあるが、見方によっては優生思想について問題提起している社会派作品なのかなと思ったり・・・。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-11-25 09:28:08) |
405. ランド・オブ・ウーマン
田舎町での3世代(妹入れたら4世代?)の女との交流によって再生するという青年の話で全体的にはキレイな話だと思うんだけど、深みがないというかアッサリしすぎというか。でも、物語の収束の仕方は強引というか。そんなに年齢差があるわけでもないのに、娘とくっつくのを母が反対するのもよくわからんし、それをスンナリ受け入れちゃう青年もよくわからんし。ここにもうひと悶着あってもよかったのでは? [地上波(字幕)] 5点(2016-11-17 17:05:48) |
406. 宇宙人ポール
最初はフザケタおばか映画かと思ったが、ヒロイン登場の進化論のあたりから面白くなってきて引き込まれた。一見するとファンタジーパロディーのようではあるが、米英比較や南部の排他的カントリー保守主義を皮肉る点や科学と宗教の対立(と和解?)といった隠れテーマもあり、大人版E.Tというテイストに上手く仕上がっている。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-11-17 00:05:19)(良:1票) |
407. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
相変わらずの「ありのままの私サイコー!」で、男はそんな女を愛する訳ないのに、妄想全開で突っ走るのはコメディーとして割り切るしかないんですけど、この主人公はよく考えると見た目はアレなのに仕事も男も手に入れている勝ち組女なわけで、世の女性達がどこに共感し、続編が製作されるのがイマイチわからなくなってきたというか。現実世界なら「このデブふざけるな!」と非難の対象になりそうですけど。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2016-11-02 10:18:44) |
408. 天使と悪魔
「宗教と科学」という深遠なテーマに挑んだのはよいが、結局は殺人ゲームの謎解きなので、肝心のテーマへの深堀もなく、ただの犯人(モロバレですけど)探しの娯楽作品になってしまった。アメリカが製作するとこうなってしまうのだろうな。どことなくフザケタ部分もあるし。そういうモノとして楽しむ作品なのだろうけど。欧州サイドで製作するとまた違うのだろうか。原作未読なのでそもそもの作品テイストがよくわからないのだが。 [地上波(吹替)] 4点(2016-11-01 11:58:39) |
409. すべてをあなたに
《ネタバレ》 実話かと思ってたんだけど創作?いかにもありきたりな話なんだけど、そこにリアリティーが感じられる。が、最後解散しちゃうところはアッサリしすぎかな。もうちょっとメンバー間でのゴタゴタがあってもよさそうだが、これが若さというか勢いなんですかね?解散を惜しむ程売れたワケでもないし。が、トムハンクスは会社始まって以来のヒットバンドなわけだから、諦観しないで粘れよ。って思いましたけど、最後は監督目線になってしまったのでしょうか? [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-10-19 12:20:22) |
410. デルタ・フォース(1985)
出だしは悪くなかったんですけどね。特殊部隊がご都合主義的にあまりにも強すぎて緊迫感がない。只管流れ続けるBGMも時代を感じさせる安っぽさ。犯人側にも主人公にも魅力がない。モデルとなる事件があったようですけど、犯人側の要求もよくわからず、事件の背景無視でのアクション作品になってしまっている。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2016-10-18 21:00:48) |
411. サイドウェイ
中年の自分探し。人生半ば過ぎれば、残りの人生は何者にもなれない自分との戦いが始まる。で、結局、承認欲求を満たせるか否かは伴侶次第って事ですかね?テーマはシビアなんですけど珍道中にしてしまったのでもうちょっと深堀して欲しかったかな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-13 00:34:59) |
412. マーダーボール
《ネタバレ》 競技に焦点を当てたいのか?いわゆる障害者(の人生・生活)に焦点を当てたいのか?がよくわからず、中途半端な印象を受けました。自分は競技よりも私生活の方に興味関心をもったかな。競技の方はNHK特集でも見ればわかるわけで。いろんな事情で障害者になってしまったのでしょうけど、飲酒運転に同乗しておいて運転者を恨むのは筋が通らないですね。時代や国柄の違いでしょうか。私も障害者のTOPアスリートと付き合いがありますけど、障害者もいろいろで、根性や反骨心でパラリンピックに出る人もいれば、意気消沈してしまう人もいるわけで、メディアに出てくる人々は障害者の中でも特別な人なのかなという事をあらためて感じました。前者に関しては普通の健常者よりもコミュニケーション能力は非常に高いし、明るく元気で積極的な人は確かに多いです。その背景には障害者ならではのモノがあるからなんだろうとは思いますけど。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-11 12:24:50) |
413. ドリーム・チーム(1989)
バブル時代のアメリカ映画のテイストが懐かしい。ノリとか音楽とか。患者4人の個性の違いがもうちょっとあってもよかったかな。精神病患者を異常者扱いしてコメディ映画を製作するのはもう難しいだろうな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-06 12:35:17) |
414. ラストスタンド
《ネタバレ》 90年前後のテイストで忠実に再現したアナログアクションで、よくもここまで古臭く割り切って製作したなという印象。懐かしさを味わう分には十分な出来だと思います。犯人側が分断されてしまって、頭もあんまりよくないので、全体的に物足りないのが難点かな。が、コメディタッチにするなら、犯人は多少間抜けじゃないとダメなので、その辺が難しいところ。FBIももうちょっと介入してもらって、保安官との対立も描いて欲しかったかな。B級と言ってしまうのも可愛そうだけど、現代ではそういう扱いなのかね? [地上波(吹替)] 6点(2016-10-05 12:41:16) |
415. ボビー・フィッシャーを探して
結局この主人公の少年はその後大成しなかったようで、今では普通の大人として生きているのかな?その原因・理由が本人の意志なのか?性格なのか?環境なのか?はわからない。現在、この主人公が幸福なのかどうかもわからない。そもそも有名人になって勝者となる事が幸福なのかどうかもわからない。人それぞれにいろんな才能があって、いろんな要素でそれが生かされたり殺されたりするんだろうけど、才能を発揮する事の是非と人生の幸福とは基本的に無関係であって、最終的には本人が納得できる人生を送れるかどうかが重要なんだろう。やや映像や音楽で不必要に盛り上げている印象があって、もっとストーリーで才能と幸福の関係性について丁寧に描いて欲しかった。昔の映画なので「高校生プレーヤーとして活躍中」で終わってしまって、その後の主人公については想像するしかないし、ボビー・フィッシャーの運命を調べてみたりすると、いろいろと考えさせられるものはある。才能がありすぎると政治利用されたり、政治に左右されてしまうという事をあらためて思い知った。<追記>主人公のその後を調べてみたら、頭脳派から肉体派に転向し、太極拳で有名となり、現在はメンタル系を中心に諸々の先生稼業をして普通の人生を歩んでいるようですね。人生とは面白いモノだなあと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-10-04 20:49:07) |
416. ツーリスト
上品で古臭い感じは悪くない。かと言って、心動かされる作品でもないし、付き合って日の浅いカップル向けかな。主演男女は総じて暗い感じなので本作品にはイマイチだったような。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-09-15 11:29:49) |
417. ファイヤーフォックス
《ネタバレ》 子供の頃結構流行った作品だと記憶している。久しぶりに再見。前半は仲間が命を掛けて協力し次々死んでいくので結構重い。その余韻を引きずったまま、後半の空中戦が展開されるので、イマイチ入り込めない。前半に比べると結構アッサリしているし。が、30年以上経過した現在でもよい意味で時代を感じさせる作品であり、もうちょっと注目されてもいいと思うのだが、イーストウッド作品の中ではマイナー扱いなのかな。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-09-06 10:54:32) |
418. スターシップ・トゥルーパーズ
バカ映画と覚悟してバトル期待で鑑賞していたのだが、前半はダラダラとした男女関係が続くので退屈する。肝心の対決部分は約20年前の作品としてはまあまあかなと思うが、問題はこの全く中身がないグダラナさをどれだけ楽しめるか否かでしょう。 [地上波(吹替)] 3点(2016-08-05 11:23:11) |
419. ザ・ビーチ(2000)
人間が2人以上いればそこにはルールや権力闘争が生まれる。皆が納得するルールなんてない。本当に自由にやりたいなら無人島で1人で暮らせばいいんだろうが、人間1人じゃ生きられない。 でも中途半端に狭い社会は生きにくそう。<追記>夏休み冒険・逸脱モノとしての評価が高いようなので12年ぶりに再見。後半まではダレる。ケガ人排除の所から、やっと盛り上がるが、チャラチャラしていたレオが野生化していく展開はちょっと急過ぎるかな。もうちょっと変化の過程を丁寧に描いて欲しかった。 [地上波(吹替)] 5点(2016-08-02 12:22:54) |
420. トム・ホーン
《ネタバレ》 史実はどうなのか知らないですが、地味な作品ではあります。死に際の作品だし、ラストの脱走劇はヨタヨタ走りで、『大脱走』とは大違い。老年化した姿は見ていると悲しくなります。でも、享年50なんですね。本作を通じて訴えたい事はいろいろあったのでしょうけど、どうしても主人公の物語というよりは主演俳優の物語に見えてしまいます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-07-29 11:34:23) |