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コメント数 1963
性別 男性

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401.  ラスベガス万才 《ネタバレ》 
初めてプレスリーの映画を観るが何と言うか?もう完全にお気楽ムードで歌う。踊る。走る。銃まで使う。アステアやジーン・ケリーとはこれまた違う変てこな踊り、あのルーレットの上で何組もの男と女が狭い空間を物ともせずに踊ろうとする。でも狭苦しくて皆、思うようには踊れない。うん!確かに踊れない。それでも踊ろうとする。やれば出来るというような映画を楽しい音楽に乗せて見せる。いや魅せるための映画なのかもしれない。プレスリーの相手の女性がプレスリー以上に目立っていて、主役を食ってしまってはいるものの、作品全体の馬鹿っぽい踊りがこの映画を楽しい映画にしている。ところでいくら何でも楽しいからって手を放して車に乗るなんて無謀な行為は真似してはならない。最も真似する奴はいないとは思うけど。なにわともあれ、色んな意味で可笑しな映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2011-05-04 11:52:57)
402.  バンビ
バンビが可愛い。もう、ディズニーの描く動物って本当にどうしてこんなにも可愛いのかってぐらいである。絵も音楽もとにかく美しい。話としては確かに子供むけかもしれない。でも、そもそもこの映画って子供のために、敢えて子供向けに作った作品だと思う。だからそれで良いのではなかろうか?バンビの姿を通して子供がやがて大きくなった時、どう思うであろう?というメッセージみたいなものを感じることが出来るかどうかでこの作品の評価は変わると思います。季節が春から夏へと変わり、やがて秋から冬へと変わって行くように子供の姿をしたバンビが色んな動物と出会いながら多くのことを学びながら成長していく。つまり成長することとは何なのか?という深いテーマがこの作品にはあるような気がします。そういう意味において、単なる子供向けアニメと馬鹿には出来ない作品!日本が誇る漫画家の一人である手塚治虫作品に大きな影響を与えている作品でもある。個人的好みから何度も繰り返し観て楽しみたいというほどの面白さはないので8点以上は付けないけれど、それでも下手なCGだらけの中身空っぽの大作よりはよっぽど楽しめるし、好きです。
[DVD(吹替)] 7点(2011-04-24 21:33:43)
403.  シンシナティ・キッド 《ネタバレ》 
ギャンブルに女は必要ない。女が付いてまわると最後はロクな目に会わないと言っているような映画である。勝負に情けは無用である。イカサマなど無しでも絶対に勝てると自信満々で望んだ最後の対決も女が絡んで敗北するという運命!あのまま札を切る役目を女に代えずにいたら果たしてどうなったか?そう考えさせらてしまう。後半の息詰るポーカーシーン、勝負師としての男と男の対決の緊張感の凄さ、心理合戦の面白さをたっぷりと見せてくれるし、色んな意味で考えさせられる映画として見応えあり!但し、最後はスッキリしない。負けたまま終わりてよりも完全に相手を粉砕して欲しい。最後のあのしつこい少年とのやりとり、敗北した後のスティーヴ・マックイーンの表情はギャンブラーとしての誇りを失ったような寂しさを覚える。例えるなら金杯でスタートして外し、年中外しまくって大損した金をその年のラストの有馬記念で勝って一年分の負けを全て取り返してやろうと意気込んで更にやられたようなそんな感じでしょうか?まあ、なにわともあれ、勝負の世界に油断と情けは禁物てことがこの映画を観るとよく解ると思います。
[DVD(字幕)] 7点(2011-04-11 21:00:40)
404.  チアーズ!
ほとんどノリだけで突っ走る感じの映画です。冒頭の夢の場面、あんな場面に遭遇してみたいと思ったのは私だけでないはずです。チアガール、やはり良いね。私も是非、仲間に入れて欲しい。でも間違っても男である以上、私にはチアガールには絶対になれない。ナイスバディのチアガール達を下から支える。羨ましい限りである。
[DVD(字幕)] 7点(2011-04-02 15:07:32)
405.  アラジン(1992)
「美女と野獣」よりはこっちの方が好きだし、楽しめる。ジーニーがはっきり言って面白すぎる。この際、タイトルを「ジーニー」でも良いぐらいだと思えるほどである。ディズニー映画が本当に面白かった頃の初期の作品に感じられる雰囲気も良い。ただ8点以上付けられないのはジャスミンが私はあまり好きじゃない。ヒロインがもう少し良ければという不満!アラジンに関しては可もなく不可もなくってところでして、でもってやはりジーニーです。ジーニー観ているだけで点数を付けたくなるほど面白い。
[DVD(吹替)] 7点(2011-03-21 21:19:12)
406.  ふしぎの国のアリス(1951)
これは意外でした。ふしぎの国のアリスって結構、恐い映画なんですね。アリスと出会う色んな動物たち、中でもあの毛虫は恐い。だってさ、身長七センチのむけし、実際に観たら不気味な形ですよ。七センチったかなり大きいよね。話としてはそこはそれでもディズニーらしくてミュージカル仕立てで楽しませてくれる。個人的には最後もしっくりこないものの、素晴らしい音楽とふしぎの国のふしぎな世界観が楽しめる映画として評価したいし、そういう意味からしての7点ぐらいは付けても良いのかなと思っての点数です。
[DVD(吹替)] 7点(2011-03-16 22:04:26)
407.  ツーリスト 《ネタバレ》 
ん?評判悪いなあ!でも、私はこの映画、確かに荒を探せば幾らでも出てくるけど、それよりもまずは美しいベニスの街並み、タイトルにあるように観光旅行にでも行ったような気分を味わうことは出来たし、それに最近流行りのCGだけらけの映画よりはずっと良い。昔のハリウッド映画のような味わいを感じさせる映画作り、ストーリーよりも雰囲気を味わう映画として観れば楽しめるし、それに二枚目と美女との絡み、絡みと言っても舌を絡めるというようなけして、嫌らしい絡みではなく、まあ、そういうシーンもあることはあるが、そんなことよりもジョニー・デップが犯罪に巻き込まれる。しかも、アンジェリーナ・ジョリーの美女に人違いされ、気に入られ、殺し屋に殺されそうになりながらと、とにかく二枚目と美女の二人が美しいベニスで犯罪に巻き込まれる。それを観て楽しむ。それで良いんじゃないか?美女が犯罪に関わる。絡んでくるというのはやはり観ていて楽しいものがある。ジョニー・デップはやはり二枚目であることが男からしても解るし、かっこ良い。殺し屋に狙われて、パジャマ姿でも何故か絵になる。ところで列車で出会った男を好きになるという癖を持つというアンジェリーナ・ジョリー演じる女、男からしたらそんな女に一度ぐらいは会ってみたいものである。但し、これも相手がジョニー・デップだからであって、そこらにいる普通の男ではこうはならないと思う。勿論、私なんぞ相手にされっこない。でも、その分、犯罪に巻き込まれないで済むというのは助かる。そう考えると二枚目は辛いなあ!いやあ、二枚目でなくて私は良かった。良かったと何だかそんな気持ちにさせられる映画でもあるという意味でも以外と楽しむことも出来た。この映画は二枚目じゃない私のような男にとっては救いの映画であると勝手に解釈しつつ、この映画についての感想を終えたいと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2011-03-08 22:03:20)(笑:1票) (良:1票)
408.  巨星ジーグフェルド 《ネタバレ》 
ずっと前に「ザッツ・エンターテイメント」の中で紹介されているのを観て以来、いつか必ず見ようと思ってた映画の一つで、今回、ようやく観ることにしたけれど、ほとんど知らない世界、知らない俳優きりなのになかなか興味深く観ることが出来た。筋肉もりもりの変てこな男、以前、出会った女性とのことなど全く覚えてないいい加減な男、その他にもどこか変な男きりの可笑しさと、それとは対照的で魅力のある女性が多く、色んなものが交じり合っての3時間という長さもさほど感じられずに楽しめる。一方で知らない世界のビジネス、ショーにおいての豪華さの中に見え隠れする嫌らしい部分の描き方、伝記映画としての面白さという意味では解りにくいものがある。それにしても作品全体のスケールの大きさ、音楽の素晴らしさ、グルグル周る大きなセットの上で大勢の女性達が同じ動きで見せるシーンは本当に驚かされる。
[DVD(字幕)] 7点(2011-03-06 21:19:55)
409.  眠れる森の美女(1959)
えっ?16歳って嘘でしょて言いたくなるほどヒロインが本当に大人のようである。そんなヒロインの歌う曲、美しいメロディ、三人の妖精たちの掃除の場面やら色んな場面もディズニーらしい楽しさで見せてくれる。魔女の姿の恐さも印象的だし、ただヒロインが他のヒロインほど目立ってないような気がしなくもない。安心して見てられる所はディズニーの素晴らしさを感じさせるので大人も子供も男も女も誰でも楽しめる作品になっている。それにしてもあの魔女が見ている間、ずっと明石家さんまに見えてきてしまうのは私だけかな?オレたちひょうきん族の明石家さんまのブラックデビルのモデルはきっとこの映画の魔女に違いないと私は思ってる。
[DVD(吹替)] 7点(2011-01-30 18:15:39)
410.  白鯨
何が何でも白鯨を倒してみせるぞ!という執念をグレゴリー・ペックの演技から感じられる。クライマックスの鯨との闘いのシーンは凄い迫力を感じさせる。物を獲ることへの執念深さをこの映画から教えてもらった気がする。諦めてはならない。諦めたらそこで全ては終わりであるということをこの映画は教えてくれる。ストーリー自体は特別に面白いとは感じないけど、映像の迫力(この迫力はCGなんかでは出せない。)と勝負に対する拘りの凄さ、色んなことを考えさせられる作品として見応えありの映画としての評価という意味を込めて7点付けたいと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-22 19:47:48)
411.  パーティ 《ネタバレ》 
何とハチャメチャな映画だ!ひょんなことから迷い込んだホテル内でのドタバタぶり、ピーター・セラーズが面白い。話自体は大して面白くないけど、とにかくピーター・セラーズが笑わせてくれる。プールに落ちた自分の靴を取ろうとする所やトイレの水を止めようとして逆にびしょ濡れになるほど水が流れ落ち、屋根の上から滑り落ちるなどのドタバタぶり、更にあの象にはびっくり!それにしてもピーター・セラーズの可笑しなことといったらない。とにかくストーリーそのものよりも役者の演技で見せる映画である。こんな滅茶苦茶なパーティにはあまり参加したくないけど、見ている上では楽しくて、まあ、とにかくくだらない映画なんだけどそのくだらなさこそがこの映画の魅力のような気がする。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-08 14:36:52)
412.  くたばれ!ヤンキース
何というストレートで解り易いタイトルの映画だ!ヤンキースに対してのくたばれ!てこのタイトルが私にはたまらん。ニューヨークと言えばヤンキース?答えはNO!私からしたらニューヨークと言えばヤンキースではなくメッツです。おっと、そんなことよりもこの映画の面白い所はプロ野球のマニアをおちょくる悪魔の面白さ、ストーリーそのものは特別に面白いというようなものはない。それでもミュージカル映画としての面白さを見せてくれている。フレッド・アステアのミュージカル映画の時のような華麗さ、踊りの凄さというものは無くてもこれまたなかなか面白い。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-28 21:05:55)
413.  現金に体を張れ 《ネタバレ》 
流石、キューブリック、登場人物の画き方、時間の使い方、短い時間の中で犯罪における結末の悲劇というものを描き切る。上手い演出である。犯罪映画と言うと、最後は必ず犯罪者の結末についてもしつこく描く監督が多いのに、この監督はそうはしない。あそこで終わりだから良いのである。ただ残念なことがある。競馬場を犯罪の場所にするというのだけは競馬ファンとしてはいただけない。競走馬を撃って殺す。あれはかなり残念です。面白い映画であるけど、面白ければ何でも良いというわけではない。動物を撃ち殺すシーンだけは私としては邪魔です。それ以外では作品全体の特に後半の緊張感の凄さは今時のやたらと無駄に長いだけの作品にはない凄み、面白さがある。キューブリックだからって苦手という人もこの映画なら観ても楽しめるはずですし、犯罪映画好きなら最低、一度は観るべき映画であると思います。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-25 14:32:59)(良:1票)
414.  戦場にかける橋 《ネタバレ》 
日本人とアメリカ人にイギリス人、それぞれの軍人の置かれている立場、誇りのようなものが上手く描かれていて感心させられる。その各、国の軍人魂、心の叫び、ラストで一人だけ生き残ったクリプトン軍医の叫び「狂気だ」こそが正に戦争というものの恐さを語っている。あの例の音楽がいつまでも耳に残って離れなくなりそうです。デビッド・リーン監督による大作の中の一つであり、名作の名に相応しい映画であることは否定しませんが、個人的好みからしたら「アラビアのロレンス」や「ライアンの娘」の方が好きです。それにしてもこの監督は長い映画を撮ってもダレルことなくきちんとした映画を撮れる監督であることがこの映画でも証明されていて、恐らく大作を撮ることに関しては世界でもナンバーワンの映画監督かもしれない。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-19 17:16:40)
415.  3人の逃亡者
えっ?何?犯罪映画か?というようなスタートが一転して喜劇的になって、更に親と子のヒューマンドラマ風になるという何とも贅沢な映画である。それはそれで面白いけど、ちょっと欲張り過ぎかな?まあ、それでも面白く見られるし、何と言ってもあの女の子の可愛さ、これがこのおかしな犯罪コメディの中で安らぎを与えてくれている。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-13 22:18:48)
416.  天使とデート
まずは言っておくけど、ストーリーそのものは特別どうってことはない。でも良い。エマニュエル・ベアールの存在が全てを語っている。この映画は誰が何て言おうが、とにかくエマニュエル・ベアールの美しさ、もう、本当にこの世のものとは思えないぐらいとにかく美しい。いや、美しいなんてもんじゃない。美しすぎる。ただただその美しき正に男にとっての彼女は天使そのものである。正に女神のような存在である。その美しさを堪能する。この映画のエマニュエル・ベアールを見ても何とも思わない。何も感じないようでは男失格である。男である以上は誰が見ても間違いなくその美しさに見入ってしまうはずである。どんな映画?て聞かれたら「エマニュエル・ベアールを見る映画」と私は答える。この映画に対してストーリーに対する文句、ケチなど不要である。ただただエマニュエル・ベアールを見て、なんて美しいんだろう!と酔いしれる。そのようにして見るべき映画である。これ一本で私の頭の中では生涯、エマニュエル・ベアールという女優の名前は忘れることはないでしょう!タイトル通りエマニュエル・ベアールの天使とデートしているような気持ちにさせられた。
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-27 22:29:36)(良:3票)
417.  靴をなくした天使 《ネタバレ》 
なるほどね。ヒーローは誰でもなれるか!なかなか夢のある良いことを言うなあ!本当は人の命を助けて大金を獲得できたのに、それを別の男がヒーローであると世間に言われるどうしようもない惨めなというより哀れな男の哀しさを身体全体に染み込ませるダスティン・ホフマンの人間臭さ、人前に出て大雑把に取り上げられるなんて嫌だと思っているのに、大金が貰えると知った途端に自分がヒーローであると名乗り出ようという姿に人間のエゴ、金がかかれば人は変わる。それはもう一人の偽のヒーローに名乗りを上げるアンディ・ガルシアにしても金はいらないけど、ヒーローとして世間に認めて欲しいというこれも人間的欲求、本心である姿、ところが、次第に自分のしていることがマスコミ、メディアに大きく取り上げられていくうちに違う。大勢の人間を騙し続けることの辛さから自殺しようとする。それを助けるダスティン・ホフマンとのビルの上での会話、やりとり、二人して仲良く飲むコーヒー、コーヒーは眼を覚ますから(頭も冴えて良い)なるほどね。ビールだったらまずいよね。そして、ここでアンディ・ガルシアに対するダスティン・ホフマンの言う台詞「最後までヒーローでいろ」がこの映画で一番、言いたかったことではないだろうか?ところで最後まで気になって仕方ないのだが、結局は息子を映画に連れて行けなかった父親、一体、何の映画を観に連れて行くつもりでいたのかなあ?それが解らないのが負に落ちずてことで8点以上に出来ない。それでもなかなか面白く観ることが出来た。
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-14 21:36:05)
418.  旅路(1958)
リタ・ヘイワースのミュージカル以外では「いちごブロンド」が最も好きなんだけど、この映画での彼女は「いちごブロンド」とはまるで別人の如く食って掛かる。色んな意味でこれもまたリタ・ヘイワースの美しさとその中に秘めた女の感情の剥き出しが生み出すドラマとしてなかなか見応えがある。確かに地味ではある。だからリタ・ヘイワースの出ている映画の中ではけして、一押しではないけれど見て損のない大人の映画として楽しむことが出来るし、リタ・ヘイワースが好きな人なら楽しめる映画になっていると思う。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-10-08 21:17:24)
419.  嵐ケ丘(1939)
本来ならドロドロしすぎのホラーぽい感じになるような話なのに、そこはウィリアム・ワイラー監督!そうなる一歩手前の格調高い人間ドラマ、恋愛ものとして見せる所は流石である。けして、ホラーが駄目と言ってるのではありません。このドロドロした話なのにそれを感じさせない上手さ、芸術映画でありながらも娯楽映画としても見せるだけの作品になっている。ローレンス・オリヴィエの野生的な目付きが印象に残る。タイトルにある正に嵐のようなドラマを美しいモノクロの映像によって見せる。まるで西部劇でも観ているような錯覚さえ起こさせる景色の壮大な映像も印象に残る。最後に欲を言えばローレンス・オリヴィエと敵対する相手にいま一つ迫力、凄み、恐さが感じられないのが不満と言えば不満であるが、女優陣に関しては相変わらず魅力的に描く監督さんであるとウィリアム・ワイラーて監督の女優に対する画き方がどの映画を見ても感じられるし、ここでも同じである。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-27 21:26:58)(良:1票)
420.  月の輝く夜に 《ネタバレ》 
なるほどね。それは確かに弟の方に惹かれる気持ちが何となくだけど解る気がしてしまうほど兄貴のアホ、マヌケぶりがある意味微笑ましくもあり、情けなくもありと色んな意味でこの映画に出てくる人達はどこか憎めない。結婚したい相手にプロポーズする場面で大事な指輪さえ忘れるわ、挙句の果てには弟に女を持っていかれるわでどうしようもないバカ兄貴!話としては都合の良すぎる展開も全て許せてしまうのは雰囲気が良いのと、絵が美しいのと音楽も美しく、都会の町並みの風景やら空に浮かぶ大きな月、それを見て吠える犬、一度に五匹もの犬を連れて歩くおじいちゃんも微笑ましかったりとそういうものもこの映画を単なるラブコメディではない、大人のドラマとして見せるだけのものを感じさせる上手さを感じることが出来た。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-23 21:18:51)
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