461. セルフレス/覚醒した記憶
《ネタバレ》 サスペンスが売りの割には早々と謎解きも終わってしまい、この後の見所が分からない状態に。強いて言えばどんなエンディングになるかくらい。でもそのエンディングもまさかの死んだ人間の意識が元に戻る、てなんじゃそりゃですよ。たしかに感動的ではあるけれど、あくまでも過去の記憶の断片の残りカスみたいなもんだったはずでしょ、あれって。なのにまんまご本人復活ってなんじゃそりゃですよ。科学的なキテレツさ云々の前に、自然摂理が破綻しすぎです。あと気になったのは、ベン・キングズレーが老人だった時と、若い肉体を手に入れた後ではなんかまるで別人みたいに見えたこと。だって老人だった時はどこか嫌味たらしくって、頑固なイメージだったのに、若くなってからは誠実で思いやりのある好青年みたくなっちゃうんだもん。別人かよ!て、何度も思いました。もうちょっと小ネタでもいいから、若いくせにジジイみたいなとこを見せてもよかったんじゃないかな。やたらと古い時代のことに詳しいとかね。あとラストで、敵役のアントンの意識をマーク(ダミアン)の肉体に転移しようとしてたけど、生きてる人間の体に意識を移せるものなの?そこら辺のことが、ちょっと理解が追いつかなかった。あれ?待てよ。だとしたらダミアンが買ったあの肉体。マークはまだ生きてたってこと?生きてたマークの肉体に強引にダミアンの意識を上書きしたってことなのか?だからあの薬を飲まないと、元の意識であるマークが復活して、上書きされてた意識、つまりダミアンは消え去ってしまうってこと?ん~・・・もしそういう設定だったのならもうちょっと分かりやすくしてほしかったな。死んだ人間、死んだ人間て何度も言うから、こっちとしては死んだ人間に転移したもんだと思っちゃうよ。まあ二度は観ないから、結局どっちかはわからないけど。ただ深読みするしないに関わらず、私には退屈な映画でした。それだけは確かです。 [インターネット(字幕)] 3点(2019-10-14 08:52:20) |
462. スカイスクレイパー
「ダイハード」と「タワーリングインフェルノ」と「燃えよドラゴン」を足して100で割ったような映画。 とにかく悪役に魅力がない! とにかくチャイナ! とにかく亜流! [DVD(吹替)] 3点(2019-04-06 23:45:35) |
463. ダウンサイズ
《ネタバレ》 小さくなった世界の小さいなりのワクワクドキドキを楽しめるのかと思っていたら、そんなでもなく、普通サイズの時と大差のない描写ばかりで、正直言って肩透かしだった。地球がもうすぐ滅びるかも知れないから地下シェルターに逃げるという展開も、別に小さくなくったっていいわけで、例えそれが燃料や食糧問題が絡んでいたとしても、あ~そうだね程度にしか感じられない。結局この作品て、小さくなった主人公が奥さんに逃げられた心の隙間を埋めつつ、本来の自分を見つめ直す、という人生再スタート物語なわけで、SF的要素なんてほぼ不必要。体は小さくなっても心は寛大でありたい。それが言いたいんでしょう。だからあえてヒロインも、めちゃくちゃ魅力的な感じにしなかったのかも。見た目じゃない中身なんだと。でもね、そういった作品の趣旨を読み取れたとしてもこの作品に対してな~んの魅力も感じなかったし、感情移入もできなかった。主人公の心の葛藤がこっちまで今一つ伝わってこなかった。そこら辺が残念でした。 [DVD(字幕)] 3点(2018-08-06 21:41:20)(良:1票) |
464. ダークタワー
《ネタバレ》 タワーどこ~~~~~ タワー舞台ちゃうんか~~~~~~~~い 息子は妖術に掛からないのにお父さんは簡単に掛かっちゃうのね~~~~~ [DVD(字幕)] 3点(2018-07-18 22:20:37) |
465. スイス・アーミー・マン
《ネタバレ》 思っていたのと違う映画。そんなものはごまんとあるし、いまさらそんな下らないことは言わない。その代わりに言わせて欲しい、良く出来たと錯覚をさせられる映画がこの世にはごまんとあると。なぜ錯覚してしまうのか?一つ、斬新なアイデア。一つ、スタイリッシュな映像。一つ、体当たりな役者の演技。他にもあるかもしれないが、だいたいこの三つがうまく機能さえしていれば、よ~く出来た映画に見られる可能性はグーンとアップするでしょう。この「スイスアーミーマン」は、この三つの要素が非常にうまく相乗効果をもたらし、たいして中身のない内容を、さも哲学的に表現したかのように思わせ、さも崇高で気品に満ちたかのように偉そうにし、この作品の良さが分からない奴はアホだ!とでも言いたげなほど、観客にマインドコントロールをしかけてくる。よくよく考えてみてください。とことんギャグにしてしまうと死者への冒涜にもなりかねない。主人公の妄想か、はたまた本当に生き返ったのか分からないがとにかく会話をさせ人格を持たせることで、各団体からのクレームを回避。最終的には死者を海へと旅立たせ、生命の源へ帰還したイメージ作り。ハッキリ言ってヘドが出る。だったら作んなって!しゃべらさず、徹底的に死体をギミックとして使い、サバイバルを乗り切るくらいのバカ映画のほうが、どれだけ清々しかったことか。ゴマすり洗脳映画なんか観たくなかったよ。 作品に対する感じ方は十人十色。耳にどれだけタコが出来たか分からないほど聞く言葉。わたしのこの主張も、そのうちの一人一色でしかありません。あしからず・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2018-03-04 22:07:52) |
466. トランスフォーマー/最後の騎士王
もうゴチャゴチャしすぎ!話の展開もハテナのオンパレードで、ほとんどだから何なの?のまま。1作目から劇場で見続けてきたけれど、鑑賞中に何度も睡魔に襲われたのは初めてです。ノー天気にアクションだけでも堪能できればと思い、吹替え版の3Dにしたというのに、そのアクションさえあまり興奮できなかった。何度もトランスフォーマーと戦ってきているのに、人類の学習能力の無ささは異常です。清々しいバカさでなく、イライラするバカさを2時間40分も見せられるのは、拷問以外の何ものでもない!はぁ~・・・とは言いつつも、次回作も劇場に足を運ぶんだろうなぁ~、きっと。 [3D(吹替)] 3点(2017-08-05 17:25:33) |
467. ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション
《ネタバレ》 妹を助けるためにハンガーゲームに名乗りを上げたカットニス。彼女の運命はまさにここから始まった。なのにその妹がまさか味方の爆弾の犠牲になるとは・・・。 ただただ、虚しい・・・。 その虚しさを伝えるために長々と見せられ続けてきたのね。はぁ~ほんと虚しい。結局なんの感動も生まれなかったな~。 [DVD(字幕)] 3点(2016-03-28 21:38:18) |
468. ベアリー・リーサル
幼い頃から暗殺者として育てられた少女がある日、ハイスクールライフを体験していく。アサシンとしてのスキルが、高校生活においてどう化学反応を起こしていくのか?そしてそこをどれだけ楽しめるのか?鑑賞前の率直なおもいでした。ところがその期待していた化学反応はあまりなく、ただただダラダラと思春期の少女の心理を追うばかり。正直言って期待ハズレでした。 [DVD(字幕)] 3点(2016-02-14 08:36:05) |
469. ターミネーター:新起動/ジェニシス
スカイネットの核攻撃によって地球は汚染され、生命の生きる環境は破壊された。水も食料も恐らく入手困難な時代、戦士カイルはと~ってもふくよかに成長しました。 [映画館(字幕)] 3点(2015-07-12 09:17:36)(良:1票) |
470. アイ・フランケンシュタイン
《ネタバレ》 あまり怪物っぽくないフランケンシュタイン。あまり怪力ではないフランケンシュタイン。空も飛べない弱っちい悪魔。見た目がモンスターなガーゴイル。考え方がコロコロ変わるガーゴイルの女王。面白味のない一本調子のバトル。雷でなく電気ウナギによる再生にはもはや失笑。大金はたいてようまぁこんな薄っぺらな映画を作ったもんだと、逆に感心してしまった。斬新で新たなフランケンシュタイン映画を作りたいという熱意は分かるけど、もっと脚本を練りこんで、登場人物たちに魅力を持たせて欲しかったな。 [DVD(字幕)] 3点(2015-02-09 22:08:41) |
471. トランセンデンス(2014)
《ネタバレ》 もっとスケールの大きななものを期待してました。割とこぢんまりとしていてやや肩透かし。話も単調すぎて、とにかく全体的に淡白な印象。ノーラン監督の撮影を、長年務めてきた人の初監督作品だそうです。でもだからと言って、心に残るような名シーンがあったかといえば、そうではない。撮影監督上がりなら、もうちょっと印象深いショットを撮ってほしかったな。それと、どんな理由にせよテロは許さない!のはずのお国がまさかのテロとの共闘って、そりゃあないでしょ、いくらなんでも。だいたいあの軍の陣頭指揮って誰?モーガン・フリーマン?この辺りも適当な設定付で誤魔化された気分。おそらくこの作品の裏テーマは、「愛」だと思う。だけどその「愛」が今一つ心に響いてこない。奥さんのJ・デップへの愛も、陰ながら支えてきた友人の愛も、ちょっとね、ぼや~としちゃってるんですよ。ストレートに描けとは言わないけど、もう少し繊細な心理描写があれば良かったんじゃないかな。とにかく淡々としすぎです。好きな題材なだけにやっぱり総合的に、残念でした。 [DVD(字幕)] 3点(2014-12-03 21:36:28) |
472. ダイバージェント
派手さはないが途中まで、そこそこ引き込まれた。そう、途中まで・・・。ヒロインがイチャイチャし始めてからは退屈極まりない。というのも、異端者、というキーワードよりも結局、愛、というありふれたものに焦点が当てられて、ん?あれれ?でSFやサスペンスの要素は木っ端微塵に砕け散ってしまいました。(笑)だから他の方々も仰られている通り、まるでティーンエイジャー青春ドラマ、そものもです。大きな期待はしていなかったけど、これはその期待以下の以下でしたね。それに無駄に長い!唯一の救いは、主演のシェイリーン・ウッドリーが拾い物だったこと。テレビドラマなどの出演が多く、受賞歴もかなりあり、今後の銀幕での活躍が楽しみな女優さんです。 [DVD(字幕)] 3点(2014-11-08 07:54:05) |
473. GODZILLA ゴジラ(2014)
《ネタバレ》 話なんかどうでもいい。ただただ破壊の限りを尽くしてくれれば。鑑賞前の率直な気持ちです。ところがどっこい!開けてビックリ玉手箱。そこに破壊神ゴジラの姿はなく、なぜか救世主的扱いを受けるゴジラが!?はあ?ですよ。なんじゃこりゃ?ですよ。傍若無人に暴れまわるゴジラが見たかったのに。破壊のカタルシスを味わいたかったのに。ほんと、肩透かしもいいとこですよ。ゴジラの敵役で、ムートーっていう怪獣が出て来ます。コイツがほぼ、街を破壊しまくります。正直、劇中もコイツの方が人類の驚異として描かれており、ゴジラって結局なんなの?みたいになっちゃってます。ハリウッドお得意の「家族愛」もしつこすぎ。どんだけ離別させるじゃい!核に対する認識も酷い。とにかく核さえ使えば間違いなし。広島も一応入れときました。軽すぎもいいとこ。そういえば父親の死も、軽かったな~。破壊のカタルシスを味わえなかったので、アレコレとツッコミたくなってきちゃいましたよ。メスのムートーが核処理場から豪快に出て行っちゃったのに、警報鳴らない、建物揺れない、で誰も気付かない。ってあるわきゃないだろ~。オイ!ゴジラの餌は放射能。その放射能をムートーくんも食べちゃう。だからやっつける。でもやっつけたムートーくんの体内にある放射能には手を出しませ~ん。また軍が用意した核にも手を出しませ~ん。そもそもこのゴジラ、今までどこで何してたんでしょうね?ただひたすら海底で、ムートーくんが目覚めるの待ってたんですかね?だとしたらマジで、平成ガメラ、まんまじゃないですか。いいのかこれで、ゴジラがこれで。私は嫌だ! [映画館(字幕)] 3点(2014-07-27 02:30:18)(良:2票) |
474. ハンガー・ゲーム2
《ネタバレ》 2作目を観て思ったことは、ハンガーゲームという名のゲームそのものが、実はメインではないということ。ハンガーゲームを行っている世界そのものが、物語の舞台なんだと。だから今回のようにハンガーゲームがオマケ的扱いをされるのも理解は出来た。しかしな~、オマケ程度の扱いでもとにかく酷い!作りが酷い!雑すぎる!そもそも彼女を秘密裏に守るはずなのに、毒霧だの凶暴猿だのもうやりたい放題!いつ死んでもおかしくないやん!現にピーターくん、数分間お亡くなりになられてましたし。あと大統領が警備も何もつけずに個人宅を尋ねるなんて・・・危ないじゃん!反乱分子に人質に取られたらどうすんの?とにかく全体的につめが甘い!もっとしっかり練りこんで欲しいです。 [DVD(字幕)] 3点(2014-05-01 12:01:26)(良:1票) |
475. ゴースト・エージェント/R.I.P.D.
《ネタバレ》 自分なりに納得がいかない設定がいくつかあった。悪霊側からエージェントの姿が仮の姿に見えること。モンスター化した悪霊を一般人にも見えること。その上で、あれだけ派手に暴れまわっても(おそらく過去にも何度かあっただろう)な~んにも変わらぬ日常。おかしいだろ!B級映画としてバカバカしく軽いノリで楽しみたくても、大作気取ってるから肩透かしもいいところ。中国じいさんやブロンド美人に見える。というせっかくのアイデアもただそれだけで、それを上手に利用出来ずじまい。キャラの肉付けもモンスター造形(特に親玉ののケビンベーコン)も全くもってペラッペラ!唯一ヒロインが好みのタイプで、パンツ姿に萌えました。 [DVD(字幕)] 3点(2014-04-26 09:24:25) |
476. バレット(2012)
《ネタバレ》 ストーリーはもうめちゃくちゃ。撃って撃って撃ちまくってはい終わり。銃で全てを解決です。刑事という相棒がいるのに、オイシイところは全部スタローンが持っていっちゃうから、相棒の魅力が全くゼロに等しい。悪だくみ真っ最中なのに、ウエルカムなパーティー開くって意味分からん。プロの殺し屋(ジェイソン・モモア)が建物(小屋)に対してただ銃を乱射!あの最初の華麗な殺しのテクニックはどうした!スタローンのいぶし銀さと、ハンマーを使った肉体アクション、そしてクリスチャン・スレイターの捨て駒っぷりに三点を捧げます。そういえばジェイソン・モモアって新作コナンの人なのね。てことは・・・ロッキーVSコナンなのか~。 意味深。 [DVD(字幕)] 3点(2013-11-20 16:48:04) |
477. 太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-
《ネタバレ》 実話を元にしているので、話の展開や結末についてはとやかくは言いません。ただ題材としては非常に困難なものを選んだなぁと思いました。なぜなら戦争末期であり、もうほぼサイパン諸島は米軍の占領下になっており、生き残って山篭りしている日本兵に対して、さほど躍起になって掃討しようとはしておらず、また捕虜に対する扱いも人として受けられるモラルの範疇以内なので、戦争映画としては少々刺激的要素の少ない題材だと感じました。それに輪をかけて主演の竹野内豊の、なんともまぁ緊迫感のなさといったら・・・。せめてもう少し主人公、大場大尉の人となりが分かれば、作品に感情移入出来たかもしれません。これだったら、山田孝之や唐沢寿明のような、戦争が終結しても一人で戦い続ける哀しい男の話の方が、グッときたかもです。 [DVD(邦画)] 3点(2013-06-19 18:23:18) |
478. プレミアム・ラッシュ
カメラワークの凄さには、ただただ脱帽です。よくまぁ撮影したもんだなと。ただもうちょっと工夫を凝らした演出を見たかったかな。どうも同じことの繰り返しが多くて、少々食傷気味に。話自体はたいして面白みもなく、登場人物も全くもって魅力はゼロ。倫理観もどこへやらです。究極の自転車アクションムービーってぇのを、誰か作ってくれないですかね。 [DVD(字幕)] 3点(2013-04-05 16:45:24) |
479. 守護神
《ネタバレ》 アメリカ映画の典型的ワンパターンを、これでもかと詰め込み、ダラダラと長時間付き合わされる。正直しんどかった。人間関係の描写が淡白すぎて、全く感情移入できない。だから感動的なシチュエーションでも感動できない。ラストで恋人を選びましたってオイ!なんじゃそりゃ!?別れた奥さんの心情もすっげぇ中途半端。海上シーンだけは相変わらず迫力があって、そこだけはさすがハリウッドでした。 [DVD(字幕)] 3点(2013-02-07 03:10:00) |
480. ファイヤーウォール
《ネタバレ》 犯罪大国アメリカ。銃社会アメリカ。なのにどうしてあんなに簡単にドアを開けてしまうのか?その時点でげんなり。ラストで単身敵陣に乗り込んでいくパターンも、どうにかならんものかいな。ハリソンフォードもすっかり、当たりがなくなって寂しいですね。 [DVD(字幕)] 3点(2013-02-06 19:55:54) |