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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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701.  トゥーランドット
「チャン・イーモウ演出の世界」という副題から、彼中心の内容と誤解される方もいるかもしれませんが、本作は、歌劇「トゥーランドット」を物語の舞台である中国は北京の紫禁城で公演するという、ズービン・メータが企画した一大プロジェクトの顛末を追ったもの。仕上がりは作者の視点で進行する「ドキュメンタリー作品」と言うよりメイキング・フィルムに近い感じです。贅を尽くした美術や衣装、世界的な歌手達の舞台裏は、オペラ愛好家にとっては興味深い題材かもしれません。しかし本来のオペラを知らぬ身にとっては、本公演が通常とどう違うのか、これがどの程度凄いことなのかが良く解りません。唯、煌びやかな「本物の」衣装や美術は、イーモウの主張していた様に大量の照明で照らされるべきだと思います、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-26 00:02:34)
702.  季節の中で
ベトナムの都会に於ける人間模様を三組の男女と一人の少年の物語で紡いでいく、ほとんどオムニバスに近い群像劇。これがどの程度、現代のベトナムを正確に描いているのかは判りませんが、話も映像もかなりファンタジックで寓話的な感じです(ラスト・シーンは「HERO」に影響を与えたかもしれません)。唯一知ってる俳優ということもあり、ハーヴェイ・カイテルに注目してましたけど、彼の物語に限らず、特に劇的な展開はありません。また、別々の物語がいつか一つになるもんだとばかり思ってた私は、本筋とは全然関係ない所で肩透かしを食らってしまいました、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-26 00:00:57)
703.  エル・ドラド/黄金の都
ディズニー・アニメのコピーと言うより、これだとむしろ贋作と言った方が良いんじゃないか。話の運び方やキャラクター・デザイン、そして音楽や演出に至るまでディズニー・テイスト。一本の作品としては相応の出来栄えだと思いますけど、ディズニー以外の作品であるという意義や個性は見出せない。これは「プリンス・オブ・エジプト」の反動からか、ジェフリー・カッツェンバーグのコンプレックスが働いたからか、製作自体よりも市場戦略を優先させた結果なのか…。ところで、ヒロインのチェルが過度にエロいゾ。これは並のアダルト・アニメのキャラより萌えるんじゃないですか、5点献上。
[地上波(吹替)] 5点(2005-10-18 00:03:22)
704.  SONNY ソニー
男娼として育てられた青年の、足を洗いたくても洗えない悶々とした苦悩を描いた青春映画。ずっと箱入りだった訳でもなく、戦前の話でもないのに、主人公のソニーは純粋培養された様な男として描かれる。生まれてこの方、ずっと裏街道を生きてきた筈なのに、女の子がちょっとクスリをやってただけで「堅気」に幻滅するってのはおかしい。自分を買ってきた女達も全員堅気だろうに…。それに、他の町に移って仕事を探せば簡単にやり直しがきくと思うのに、そうしないのは何故か。この辺の理由付けにストーリーの弱さが感じられ、唯の変態プレイ見本市みたいな印象で終わってしまいました。それにしてもブレンダ・ヴァッカロ。結構な美人女優だったのに、老醜を晒す肉塊役というのは結構驚きました。そういうことで、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-02 00:04:21)
705.  ソウル・フード
それぞれに家庭を持った三姉妹の事情、そして家族の反目と和解を、アフリカ系アメリカ人家庭の伝統を絡めて描いたホーム・ドラマ。これもブラック・ムービーですけど、作り自体は非常にオーソドックスで、日本のホーム・ドラマにも通じる話です。従って各登場人物のエピソードに新味は無く、私的には印象の薄い一本でした。家族の集まるディナーが重要な位置を占める「ソウル・フード」というタイトルの映画なのに、料理が小道具扱いの演出も不満。美味しそうな一皿一皿や、料理を作るという行為そのものに意味を持たせれば、もっと感動的な作品になったと思います、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-02 00:03:36)
706.  ガール6 《ネタバレ》 
スパイク・リーがセレブな脇役を取り揃えて描く、売れない女優のリアルで現代的な日常。マリリン・モンローが主演してた様な往年の映画では、ハリウッドを目指す主人公はラストで成功か愛のどちらか(若しくは両方)を手に入れるのが定石でしたけど、夢のカリフォルニアに辿り着いても、現代のアフリカ系アメリカ人女性にアメリカン・ドリームは訪れない。テレフォン・セックス嬢をしたお陰でいい男に巡り逢える訳もなく、イカれてない映画監督に出会える訳でもなく、ファースト・シーンと同じラスト・シーンを迎える。しかしそれでも、現代女性はへこたれません、5点献上。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-02 00:02:52)
707.  マーサ・ミーツ・ボーイズ
単純なラヴ・コメディではなく一捻りしてある物語展開ながら、個人的には印象薄。やっぱり何人かの方が指摘されてる通り、役者に華の無い所為だと思う。私は男ですから、三人の男の側で物語を追うことになりますが、マーサに一目惚れさせる程の魅力を感じることがどうしても出来なかった。それに、この女はどー考えても鬱系の自己中。同じ役でも、例えばケイト・ハドソン辺りだったら全然違ってたかもしれませんが…。また、男の側も自信過剰な友人二人に共感は抱けないし、プリンス系の顔を持つジョゼフ・ファインズにラヴ・コメは似合わないとも思う。そんな訳で、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-20 00:07:49)
708.  ランド・オブ・ザ・デッド
「夜」に生まれ出でたる生ける屍達が、「夜明け」を迎え、「白日」の下に集い、「大地」を埋め尽くす…なんてことを想像してると、かなり裏切られます。昨今のゾンビ・ブーム(?)の追い風に煽られたのか、満を持して登場した本家本元ですけど、仕上がりはアナクロニズムに溢れた、まるで80年代のB級映画みたい。この方もジョン・カーペンター同様、全く変わってないんですね。流石に元祖だけあってカニバリズム描写は他の追随を許しませんし、込められた社会風刺も解らなくもないですが、基本ストーリーはスケールも小さくて陳腐この上ない。ファンには嬉しくあるかもしれませんが、ロメロに思い入れの無い人やB級慣れしてない人にはお薦めしません。そんな訳で、“George A. Romero's”の冠に敬意を表し+1点、5点献上。
[試写会(字幕)] 5点(2005-08-26 00:10:35)
709.  バットマン ビギンズ
(長文で失礼します) ティム・バートン版、特に「リターンズ」に於いて究極の完成形を見せてしまった世界観をご破算にして(後の2作で既に壊されてはいましたが…)、カリカチュアではなく、ほとんどそのままのニューヨーク・シティをゴッサム・シティに見立てたり、狂気を感じさせないクワイ=ガン・ジン(本作での名前は難しくて憶えられん)を敵にしたりすることで、製作サイドはリアリティが増すとでも思ったんでしょうか? だとしたら効果は丸っきり逆。人間の感情の中の一部分を肥大化させたフリーキーな登場人物達が、欲望という闇に覆われた大都会で悲喜劇を演ずるのが「バットマン」の「バットマン」たる所以であり、そこに人間のリアリティがあった筈。一番酷いと思ったのは、バットマンは人を殺さないという「トリプルX」みたいなヤワな設定。彼はお子様ヒーローじゃなくて非情なアヴェンジャーなのに…(悲)。因みに私、本作はIMAXバージョンで鑑賞したので流石に迫力は満点でしたけど、とてもクリストファー・ノーランが監督したとは思えない激しいカット割の所為で雰囲気もブチ壊し。ガン=カタで鍛えたクリスチャン・ベールの殺陣は、もっとちゃんと見たかったです。という訳で、やけに豪華だった俳優陣に5点献上。
[映画館(字幕)] 5点(2005-08-03 00:11:09)(良:1票)
710.  ナコイカッツィ
デジタル処理された映像素材とCGアート、そしてヨーヨー・マのチェロを主体としたオーケストラで構成された映像叙事詩。こう書けば何か凄そうな感じもしますが、要は、NHKスペシャルのタイトル・バックで良く使われてきた様な映像コラージュと音楽が、1時間半(!)も延々と続いていくだけ。10分足らずの似た様なデジタル・アート作品と比べても、何処がどう違うのかも良く解りません。私の印象としては、「アメリカから見たアメリカ」「アメリカから見た世界」という視野の狭さを感じた。これが「月から見た地球」レベルの視点に変われば、もう少し評価も違ってくるでしょう、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-08-03 00:09:19)
711.  I love ペッカー
濃い監督と濃い役者達による、出がらしの紅茶の様な何とも薄い一本。初期設定ではかなり変わった登場人物達を想定しつつ、しかし製作段階になり、その一歩手前で留めてしまった様な中途半端さを感じる。これなら始めからキャラクター設定を作り直すべきでした。だから大都会やアート・シーンへの毒も薄まっただけ。薄まった分にも、何も加えていないみたいなので、パンチの足りない寝惚けた味になってしまいました、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-23 00:08:25)
712.  スコア
出演者の顔触れの割に、異常に軽く仕上がってるクライム・サスペンス映画。大御所、大スター、若手実力派という三大俳優のぶつかり合いを期待させながら、そこは思いっきり肩透かし(ま、この三人の俳優達自身も、昔から出演作を余り選んでませんでしたけどね…)。大体、何で監督が選りにも選ってフランク・オズなのさ? 題材自体がかなりありふれたものなので、これなら本格的ハードボイルド・ムービーにするか、軽妙洒脱なコミカル・サスペンスにするかしかないのに、オズらしい中途半端なポップコーン・ムービーのまま終わってしまってる。こいつは戴けません、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-17 00:08:37)
713.  夜になるまえに
悪くない作品だとは思いますけど、一番の失敗は脚本や演出の焦点が絞りきれてないことだと思う。一般向けの映画としては、主題が社会体制批判にあるのか個人の苦悩にあるのかが解り辛い。仮にレイナルド・アレナス個人の物語とした場合も、その主題がゲイであることの苦悩か、表現者としての苦悩か、キューバ人としての苦悩なのかが解り辛く、どのエピソードも淡々と流れていくだけで、私の心には引っかかってこない。母親やジョニー・デップの登場シーン、そして気球のシーン等のファンタジックな演出と、リアルでシリアスなシーンも噛み合ってないと思う、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-17 00:07:41)(良:1票)
714.  いまを生きる 《ネタバレ》 
この異様な高評価の中で誠に恐縮ですが、私にはとても秀でた映画だとは思えません。新任の個性派教師が生徒達に影響を与え、それが学内で問題になり、責任を取らされて辞職していく…って、これこそ「ありきたり」の極致じゃないですか。後は生徒達が教師の周りにワッと集まって涙するか、机の上に立って涙するかの違いだけ。それに、親がたかが演劇部(?)の活動に何で強硬に反対し、何で子供はそれ位で人生を悲観する所にまで至るのか? ま、時代背景と名門寄宿学校の実態に詳しくないので、ピンと来ないだけかもしれませんが…、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-07-17 00:05:45)
715.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
ニューヨーク近辺(?)からボストンにいる別れた妻の元に、預かっていた子供を送り届ける父親を描いたロード・ムービー…なのか? ヴィジュアル・イメージはどこかオリジナルの雰囲気を漂わせつつも、流石に恐怖感と迫力は満点(攻撃開始時の「ブォーン!」という警笛が良く解りませんが…)。ティム・ロビンス宅でのサスペンスも一級品。ダコタ・ファニングちゃんも面目躍如の絶叫クィーン振り。また、序盤の車中の会話の長回しなんか、どうやって撮ったんだか判らない凄いカメラ・ワーク。でも全体を通すと、何か「エネミー・ライン」と「サイン」を合わせた様な感じだし、古典に敬意を表したにしても、このラストはどうしても陳腐に見えてしまう(兄の生存が陳腐さに拍車をかける)。そういった訳で、惜しくも5点献上。
[映画館(字幕)] 5点(2005-07-08 00:13:25)
716.  パーフェクト ストーム
前半は漁師映画といった趣。あんまり「漁師モノ」なんて見かけないので、それはそれで新鮮な感じはしました。巻頭から登場するダイアン・レインは、てっきりジョージ・クルーニーの相手役だとばかり思ってたので、マーク・ウォルバーグにしがみ付いた時、「まさか母親役?」と驚いたんですけど、実は恋人だったことにもっとビックリ。この歳の差カップルの馴初めが非常に気になるゾ。しかしそんなことは置き去りにして、「完全なる台風」はやって来る。確かに迫力ある感じはしましたが、映像と言えば大きな波のうねりと救助シーン、そして無謀な船の修理だけ。そこにゴーゴーと鳴り響く効果音と聞いたことのある様なBGMが重なる。それが延々と続くだけなので、見た目の迫力に反して凄く退屈に感じてしまいました、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-08 00:10:49)
717.  インシデント
かなり馬鹿っぽい設定ながら、出来は極標準的なスラッシャー・ムービー。お好きな方は満足される仕上がりだと思います。私自身は、中盤までは「大して面白くねぇなぁ」と感じてたんですけど、クライマックス、正に酒池肉林を朱血肉躙に変える勢いには、【ギニュー隊長】さんに同じく笑ってしまいました。全編この勢いで通してくれれば、傑作になった可能性もあるでしょう(無いか?)。通常だと、まずセックスしてるカップルから生贄になる訳ですが、本作は処女と童貞から血祭りに上げられていくってのがミソ。でも、本作のブリタニー・マーフィはとても処女には見えんぞ、5点献上。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-08 00:10:20)
718.  リチャード・ニクソン暗殺を企てた男
多くの人が経験する社会生活上のジレンマ。普通の人はそれと折り合いを付けて暮らしてる訳ですが、この男にはそれが出来なかった…。彼の犯行は一応「計画的なテロ行為」になるんでしょうけど、映画を観る限り、実態は「通り魔殺人」と何ら変わることはない。本作はタイトルから想像されるサスペンス映画ではなく(原題はそのまま「リチャード・ニクソン暗殺」なので、「企てた男」を加えた邦題は良いセンスをしてると思う)、我々では中々動機を理解できない通り魔の心の中で、一概に「狂気」の一言では片付けられない「憎悪」が熟成されていく様子をじっくりと描いていく。社会的弱者を描く秀作という見方も出来ますが、個人的に主人公には共感し難く、演技以外の見所も無いので、私も余り楽しめませんでした、5点献上。
[映画館(字幕)] 5点(2005-06-20 00:39:52)
719.  インディアン・ランナー
とにかく凄いのが、映画から滲み出てくる、とても90年代の作品とは思えない古臭さ。これは60年代末を舞台にした物語の所為ではなく、明らかに70年代臭さを狙って作ってある。正にアメリカン・ニュー・シネマの匂い。しかし私に言わせれば、それも今となってはアメリカン・オールド・シネマ。一貫してアメリカに於ける社会的弱者に視線を注ぐショーン・ペンの姿勢は素晴らしいと思いますけど、そのテーマをニュー・シネマ的に演出するという手法は、私には古臭く映ってしまう。現在の浮ついた演出に前面賛同はしませんが、映画には同時代的な視点も求めたいです、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-20 00:38:23)
720.  オズ
本作当時から数えて40年以上も前に作られた「オズの魔法使い」の「正当な」続編ですけど、本家よりも「ダーククリスタル」か「ネバーエンディング・ストーリー」の続編っぽい仕上がり。ファミリー向けに作られてた前作は、それにも拘らず世代や時代を超えた永久不変の名作ですけど、現代風にダークな世界観を持つ本作が、逆に子供騙しに見えてしまうのは何故か。また、「オズの~」の撮影技術や特撮は今見ても新鮮なのに、本作のはまんま20年前の技術にしか見えないのは何故か。ということで、9歳にして現在と全く変わらない顔立ちのフェアルーザ・バークに、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-20 00:36:37)
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