61. ベガスの恋に勝つルール
《ネタバレ》 基本中の基本を完璧に押さえてる。身を任せて純粋に楽しませてもらった。 途中の二人のやりとりの中できわどく感じた部分もあったが、さすがはカリスマラブコメ俳優ツートップ。ぶはははははと笑って後味すっきりでした。 後半若干もたついたかな。ちなみにエンドロール後にオマケありです。 [映画館(字幕)] 7点(2008-09-02 22:21:45) |
62. ノーカントリー
《ネタバレ》 初コーエンです。率直な感想としては、こいつら一筋縄ではいかないなぁという感じ。すぐに消える役にウディ・ハレルソンを起用するあたりが曲者だなと。 作品はというと、どっしり構えた映像が良かった。なかでも光や影での表現がきれい。夜中に自分の車の隣に別の車が止まったのを眺めるシーンなんかドキドキものです。あとはシガーですね。このキャラがハンパじゃない。BGMが無かったのも大正解と思います。 自分は実際メッセージをしっかりと把握できなかったのですが、確かめるためにもう一度金を出してレンタルしてみても損な気にはならない程度の人を惹きつける力を持った怪作だと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2008-08-08 13:19:41) |
63. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 二時間ぶっ通しで地獄絵図のオンパレード!こういう作品を観ると「さすがスピルバーグ」なんてフレーズがやっぱり出ちゃいます。 燃える列車やカージャックのシーンなど、全編を通しておどろおどろしいシーンの連続です。特によろしかったのは丘の向こうでの激しい戦闘。あえて見せなかったのでしょうか? 映像のほかに良かった点は、最後まで主人公一家を中心に物語が展開する点かな。エメリッヒのように何人もキーパーソンが出てくるパニック映画は好きじゃないので。 良くない点はやっぱりラストが唐突過ぎるところと、ティム・ロビンスを殺す理由が全然伝わってこなかった点です。 なまっちょろい破壊はもう飽き飽きだ、なんて方にオススメです。 [DVD(字幕)] 7点(2008-08-01 22:19:20) |
64. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
《ネタバレ》 前三作と今作の決定的な違いとは、今作がお祭り的な作品であるという点だと勝手に思ってます。もっと言うと、この四作目は三部作のボーナスと考えていいと思います。そういう意味で今回の怒涛の展開は許容範囲内でした。これが三作目から五年後くらいならブーイングものだけど、これだけ経ってるんだからこのくらいは待たせた分のサービスと考えます。 そういうハチャメチャな展開の中にも「やっぱりインディはこうでなくちゃ!」っていうポイントは押さえてあると思うし、パンチの音に合ったBGM(?)なんかもワクワクしました。最初はインディの背中が丸くなっていてブルーな気持ちでしたが、中盤からどんどんセクシーさを取り戻していったように思えます。ラストシーンからメインテーマの流れも最高でした。ケイト・ブランシェットもエロかったし、久々に全てを任せて純粋にワクワクできる作品を映画館で観ました。 核実験のシーンはいらないと思うのでこの点数。 [映画館(字幕)] 7点(2008-07-30 16:59:58) |
65. ミュンヘン
《ネタバレ》 この重厚感はさすが。長くて話の流れがわからなくなることもあったんですが、良いタイミングで暗殺シーンがあって最後まで画面に釘付け。そしてそれはヤヌス・カミンスキーの撮影によるものもかなり大きいかななんて思う。やっぱりこの人の映像は作品を締める。特にベッド爆弾のシーンが良かった。 お話はというと、復讐ものは個人的に好きなんだけれども、中東の情勢に関する知識が不足していたせいであまりのめり込めませんでした。もっと知ってたら主人公たちやテロリストを突き動かす信念みたいなものをもっと理解できたかなぁなんて思いました。あとは、主人公の視点から「狙われることの恐怖」が伝わってきて良かった。ベッド破いたり、電話解体したり。そりゃしたくなるわ、って。 最後の世界貿易センタービルは確信犯? [DVD(字幕)] 7点(2008-07-21 01:10:35) |
66. マトリックス リローデッド
《ネタバレ》 ぶっ飛んでる!(文字通り)オタクに莫大な金預けて「好き勝手に撮ってくれ!」って任せるとこんなに面白い画がいくつも出来上がるのか~と感心しました。視覚的な満足度では最高クラスに位置していると思う。まさに「映像革命」。高速でのシーンは特にテンション高い。双子最高。しかし!どうしても100人と戦うシーンはいただけない。というかあんなCG丸出しでよくゴーサイン出たな。 あとは話が難解になり始めたことがむしろ良い方向に作用したと感じました。これで単純なお話だったら逆に集中力もたないと思う。 [映画館(字幕)] 7点(2008-05-27 02:09:47) |
67. コンスタンティン
《ネタバレ》 この監督は「アイ・アム・レジェンド」でも思ったけど雰囲気づくりうまいなーと思います。細かいところまで凝ってるし、無機質な作品作りが好きです。一歩間違えたらとんでもなくつまらない作品になりかねなかったと思うので、その点は素直に評価。 話的には宗教がらみの用語やら考え方やらで小難しいですが、緊張感が途切れないため飽きはこないんじゃないかな。 個人的にサタンがお気に入り。ピーター・ストーメアやっぱすげー存在感です。 [地上波(吹替)] 7点(2008-05-27 01:24:14) |
68. パニック・ルーム
《ネタバレ》 この映画はフィンチャーが作ってなかったらもっと退屈だったかなぁと思います。フィンチャーは、ストーリーに加えて映像でも楽しませてくれるので。全体的に凝ってて綺麗だし、携帯を取りに行く場面らへん良かったです。ちょっとしつこいと感じるカメラワークもありましたが。 お気に入りは覆面の男。かなりの厄介者でなかなか良いスパイスでした。 [地上波(吹替)] 7点(2008-04-28 00:30:10) |
69. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
《ネタバレ》 快作。テンポ良し、主人公のビジュアル良し、いい具合のギャグ有り。軽いノリで最後まで突っ走ってくれるんで一気に観れるし、途中トイレ行ったってまぁだいたい話の流れは掴める。まさに痛快。『インディージョーンズの真似』と一言で片付けるにはかなりもったいない作品じゃないでしょうか。 [ビデオ(吹替)] 7点(2008-01-31 04:04:39) |
70. エイリアン:コヴェナント
《ネタバレ》 登場人物は別なので仕方ないのだけれどもいつも同じ事を繰り返して酷い目に合っている人間達を見ていると「馬鹿みたい」と思えてしまう。その点でオリジナルシリーズにおけるリプリーの存在は重要で、「エイリアンはヤバいんだって!信じてちょうだいよ!」と注意喚起してくれて、にもかかかわらずナメちゃってる登場人物達が「あれ、ちょっとヤバくね?これ」ってなる展開がちょっと小気味良かったりする。つまり今作にもエイリアンの存在は知らずともめちゃめちゃ警告して注意深い慎重派が必要。更に言えばそれはリプリーとキャラを重ねた様な主人公であるべき。そこで、『にもかかかわらず』系のおバカキャラがやらかすならばまぁ良いんだけれども、今作は溜めも無くしょっぱなからナチュラルなおバカばかり。主人公の存在感も無く、序盤ではいい感じのトラブルメーカー臭があった代理船長も途中からいるんだかいないんだか的な扱いに成り下がる。最も罪深いシーンはこの船長がフェイスハガーに襲われるシーンであり、その前にめちゃくちゃヤバそうな研究室を見せられておいて、その数倍ヤバそうな地下室で、どこからどう考えてもヤバそうな巨大卵を「覗いてごらんなさい」と言われて覗き込むっておかしいでしょう。「この人はフェイスハガーの事をよく知らないんで近づいて覗いちゃっても仕方ないんですよ」という脚本の言い訳も通用しないくらいしょうもない展開でした。宇宙船のハッチを開けた時の時間が止まった様な描写がフレッシュで綺麗だった事と、主人公のエッチな体は素晴らしいです。 [インターネット(吹替)] 6点(2018-04-15 12:47:28)(良:2票) |
71. LIFE!(2013)
《ネタバレ》 これは予告の作り方が上手過ぎて期待し過ぎたパターンかな。後半主人公が旅するパートはもっと爽快感溢れるものに出来た様な気がします。それには前半の『タメ』が必要不可欠。モヤモヤ感が足りてない。もっとダメダメでいい。中盤主人公は突然旅に出ますが、ここも弱い。せっかくめちゃめちゃ良いキャラしているお母さんがいるんだからここは上手く使ってほしかった。あれだけ苦労して探し回ったショーン・ペンとの絡みもあっさり。一緒にユキヒョウ見てサッカーするだけかい。ベン・スティラーはハマり役(もしくはスティーブ・カレルでも良かったかも)だと思います。ラストは綺麗で良かったです。 [映画館(字幕)] 6点(2014-03-30 17:08:55) |
72. ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
《ネタバレ》 概ね前作と同じスタンスという事で、今後のこのシリーズの方向性はある程度固まってきたのだと思う。まぁ一昔前の007シリーズの様なノリ。平凡過ぎた3作目に比べて見せ場も派手だし、場面毎のつじつま合わせも出来ている。まぁ良い。敵の存在感が薄いのはマイナスポイントか。終盤の戦闘シーンもあそこまで引っ張るとクドい。そもそもスパイの仕事って今回みたく世界を救う事なのか?とも考えてしまったりする。ただ、テーマソングが流れるとワクワクするのは確か。1作目のファンとしてはこのまま平凡過ぎるシリーズには落ち着いてほしくないなぁ。 [映画館(字幕)] 6点(2012-03-11 10:58:54) |
73. スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
《ネタバレ》 メチャメチャ期待値上げて鑑賞。「センスあるオープニング」、「効果音表示」、「人物のレベル表示」等々予想通りのノリで進んでくれたのは良い。まぁでもこの映画は100分以内にまとめていんじゃないか?この手の作品は客に息つかせてちゃダメ。考える隙なんて与えずにこっちの脳みそを掻き回すだけ掻き回して「訳わかんないけどメッチャ中毒性あるかも!」って思わせるのがイロモノに期待しちゃうポイントなのでそこはマイナス。あ、もう一つのエンディングの方が好きだったりする。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-04 17:59:54) |
74. トロン:レガシー
《ネタバレ》 ここ数年ではもっとも大きな期待を寄せての鑑賞であっただけに、この見せ場の少なさは残念。少なさというかバランスというか、めちゃイカすシーン「動」のシーンがあるなかで、何も無い「静」のシーンも長い。はっきり言ってストーリーなんぞどうでもよく、世界観と映像を見せつけてくれるだけで良いのだ。惜しい。コンピュータの世界に入り込んだ後のハイテンション過ぎる展開が良かっただけに、見せ場の散りばめ方の下手さが大変残念な作品でした。とっても惜しい。 [映画館(字幕)] 6点(2010-12-26 16:45:51)(良:2票) |
75. ア・フュー・グッドメン
《ネタバレ》 BGMの古臭さにびっくり(笑)見所といえばラストのトムVSニコルソン。残念なのは二人が同じ枠に入るシーンがほぼ無かった点。あのド迫力の口喧嘩は一見の価値あり。特にニコルソンのアップでの証言は迫力満点。作品の印象としては、基本的に浅い印象。それがドロドロさに繋がらず、逆に印象にも残らなそうな感アリ。 [DVD(字幕)] 6点(2010-10-24 14:07:35) |
76. ハート・ロッカー
《ネタバレ》 爆弾を前にしての臨場感はある。けれども狂気じみた何かは感じなかった。「戦争は麻薬」のフレーズを主人公がラストシーンで体現してるんだろうけど、元々こいつ普通の人間じゃない。おかしい奴なモンだから、「普通の人もハマる程戦争が危険な魅力を放っている」という仕組みに当てはまっていない。じゃなきゃ伝わってこない。単に記録映画的なものだとしても中途半端な印象。冒頭のシーンが一番良かった。ガイ・ピアースだったのねー。 [映画館(字幕)] 6点(2010-04-08 03:02:06) |
77. Vフォー・ヴェンデッタ
《ネタバレ》 これはVが好きになれるかなれないかなのかな。他のキャストは存在感無いし。ポートマンもなんで坊主なのかよくわかんね。そんな中Vは復讐に燃える冷徹な男なのか紳士的な革命家なのかハッキリしないんで困った。(両方なんだけど)言ってることは理屈っぽい割にあっさり殺しちゃう。内面での葛藤なんかが描かれてるなら応援したくなるんだけど。 でも最後は燃えた。「コイツ本当につえーの?」と思わせといてあの無敵ぶり。散り方も見事だし、V様ラストで挽回しました。かっちょいいです。 [DVD(字幕)] 6点(2009-02-21 15:28:16) |
78. 007/慰めの報酬
《ネタバレ》 前作と比べるとやっぱり落ちることは確か。しかし、前作からの2部作完結編と考えるとなかなかと思う。次作からボンドがどうスマートに変化していくかを自然な流れで匂わせたと思う。 アクションシーンは全体的に高いレベルを保ったまま進行していくが、ボートでのチェイスなど全く面白くないアクションもあった。少しアクションの量を減らした方が緩急がついて作品がもっと締まったかもしれない。 これでボンド誕生編も一応ひと段落。本当に重要なのは次回の作品の方向性なのかな、なんて思った。 [映画館(字幕)] 6点(2009-02-17 00:26:07) |
79. インビジブル(2000)
《ネタバレ》 こういう一連の悪趣味なエロ描写を大金かけて映像化すること、僕はバカらしいとは思えない。 [地上波(吹替)] 6点(2009-02-03 06:22:17) |
80. G.I.ジェーン
《ネタバレ》 ヴィゴ・モーテンセンが渋すぎる。カリスマ性のある役柄が似合う俳優だと思います。 内容もリドリー監督作ということで迫力ある作りであり、主人公VSマスターチーフのシーンなんかは確実にこちら側をアツくさせてきます。 しかし、しかーし、ラストの銃撃戦のショボくてダサい感じはいくら10年以上前でもキツイものがあります。 [地上波(吹替)] 6点(2009-02-03 05:42:34) |