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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2676
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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841.  ウィル・ペニー 《ネタバレ》 
藤沢小説のようなたそがれカウボーイを見事に演じきっているチャールトン・ヘストン。こんな演技が出来るのに心底仰天。 いしだあゆみが思い浮かんだジョーン・ハケットを愛していながらの 「too late」 「遅すぎるという事は無い」考えの私に突き刺さった堪らないシーンでありました。  ドナルド・プレザンスが西部劇に出演でしかも長髪(初見!)彼の息子役がブルース・ダーン 物凄いキャスティングで存在感はありまくりですが、エキセントリックぶりの空回り感が惜しい。 主役二人の名場面に乱入してきた時には怒り心頭「何で今やねん、引っ込んでろ!」  味わい深い西部劇。名作です。
[DVD(字幕)] 8点(2019-04-21 21:05:45)
842.  大地震(1974) 《ネタバレ》 
登場人物それぞれのドラマが交通整理された脚本による起承転結に無慈悲に襲い掛かる天災(アカデミー視覚効果賞受賞も納得の都市崩壊模様は息を呑む恐ろしさ)が入り混じるパニックものの傑作。気骨ある男達(社長、ルー、スチュアート)はロブソン監督作キャストに相応しい。濁流に落ちたエヴァ・ガードナーと上にいるジョヌヴィエーヴ・ビュジョルドとの間で数秒間逡巡するチャールトン・ヘストンの姿が堪らなく(この表情にプラス1点)予感通りの彼の選択と二人の結末は監督ならではのもので、見殺しにしてする後悔に耐えられなかったのだろうと思うと切なさがこみ上がってきます。 似てるなぁと思ったのが本人だったウォルター・マッソーの役柄について詳細を知りたいものです。
[DVD(字幕)] 9点(2019-04-21 20:08:46)
843.  巴里の女性
冒頭での自身が出演していない断り書きに、そんな作品があるのにビックリ。金に恋したマリーとひ弱いジャンの悲恋が描かれています。上流階級面々の髪型・メイク・顔つきが卑しさ全開で、乱痴気騒ぎは観るに堪えない下品さ。チャップリンの冷ややかな視線を感じます。その極めつけがマリーがネックレスを取り戻すシーン。建設的に生きて行こうとするラストはチャップリンならではのもの。 自らが立ち上げに参加して存分に腕を揮える自由を得たユナイテッド・アーティスツでの第一作は見応え有る力作でした。
[DVD(字幕)] 7点(2019-04-21 01:49:31)
844.  つばさ 《ネタバレ》 
戦闘模様は空も陸も迫力満点だけど冗長さで飽きてしまう。男女4人とも深みの無い人物像で惹き込まれず。戦闘機強奪シーンは無理筋を感じるもので、そうなるんじゃないかと思った通りの展開に盛り上がれなかった。ジャックが悔恨を乗り越えて力強く生きてゆく姿が全く想像できないラストが何だかなぁ・・・ 戦争への痛切な思いを無言で示すデヴィッド父の姿は鑑賞した甲斐のあった名場面。第1回アカデミー作品賞受賞の力作。
[DVD(字幕)] 7点(2019-04-20 00:11:55)
845.  暗黒街(1927)
序盤はブルの馬鹿みたいな俺様キャラと、ブルの右腕としての活躍が描かれないロールス・ロイスにギャング映画らしさを感じられず、サイレントなのでこんなものかと眺めていました。途中から三角関係のメロドラマとして盛り上がってゆき、「人生を凝縮した数時間」に於けるブルは前言撤回の一匹狼に相応しい姿で痺れました。エドワード・G・ロビンソン、ジェームズ・キャグニーを始めとする多くのスターが活躍するギャング映画の先駆けとなった作品に敬意を表しての8点。
[DVD(字幕)] 8点(2019-04-18 01:53:59)
846.  マッドボンバー 《ネタバレ》 
爆弾魔を捕まえる為に強姦魔を捕まえる展開がユニーク。「魔」男は共に物凄い狂いっぷりで顔つきからして尋常でない。彼等を相手にする刑事は顔は普通だけど行動原理はダーティハリー並みの狂いっぷり。3人のギャラで一杯一杯になったのか知らないが、女優陣がね、年寄が言うのもなんだけど、お顔も全裸のお姿も今一つ。彼女等の雑で悲惨な扱われ方が、もう、ね、哀れでね。「魔」が「魔」に天誅を下される、もんの凄いシーンに彼女等も浮かばれるってもんですね。こじんまりした結末が物足りないものの、記憶から消えないであろう強烈な印象を残す、掘り出し物の怪作。
[DVD(字幕)] 7点(2019-04-14 21:33:12)
847.  肉体と幻想 《ネタバレ》 
仮面、占い、夢といった幻想が精神に影響を及ぼす姿を描いた3つの物語。 前作「運命の饗宴」には劣るものの、見応えはなかなかのもの。 1話:メルヘン仕立てのロマンスで子供が観ても楽しめる内容。 2話:ダークな起承転結、「俺は善人だ」のような趣向を凝らした演出、不穏な妖気を巻き散らかすトーマス・ミッチェル、大関琴風vs横綱千代の富士が不意に浮かんだ受けて立つエドワード・G・ロビンソンの貫録たっぷりの横綱相撲。唐突な結末を差し引いても見応え十二分。 3話:製作者の役得なのかシャルル・ボワイエ美味しい役どころでの貫録たっぷりの色男ぶりを堪能。ボディ・ダブルとはいえ綱渡り姿に魅入る。  特筆すべきは一つのフレームに収まっているエドワード・G・ロビンソンとシャルル・ボワイエのお宝映像。不意を突かれて「アッ!」、我を忘れて「ア~ ○×△□◇※☆★♪♯♭・・・・・」 断末魔のロビンソンに対して無言のボワイエ。「何か言うて、頼むから、行かんといて、お願い・・」 コーフンのひと時を過ごさせてもらって+2点。
[DVD(字幕)] 9点(2019-04-14 21:20:02)
848.  スターリンの葬送狂騒曲
演奏会のエピソードでの開いた口が塞がらない無茶苦茶さも当事者にとってはまさに命懸けであるところにスターリンの人柄が表れている。死後の権力闘争が描かれていて、語られる一言一言のきっつい皮肉に苦笑させられるも、コメディ要素は感じられなかった。踏み潰される害虫の如く奪われる人の命、自国の黒歴史をロシアは直視できなかったのか上映禁止と相成ったようで。フルシチョフ役は似ていると思ったブシェミその人で健在ぶりがちょっぴり嬉しかった。存在感があったオルガ・キュリレンコも印象的。
[DVD(字幕)] 7点(2019-03-31 20:35:50)
849.  スルース(2007)
不覚にも間違えてリメイク版をレンタル。ジュード・ロウのふてぶてしい間男ぶりもなかなかのものだけど、マイケル・ケインの百面相に真意が那辺にあるのか惹き込まれる。ローレンス・オリヴィエが演じたアンドリュー・ワイクを35年の時を経て演ずるのは役者冥利に尽きるのでは。オリジナル版に興味が募る作品。
[DVD(字幕)] 7点(2019-03-31 19:31:19)
850.  ザルツブルグ・コネクション
ナチス協力者リストをめぐり各国スパイによって繰り広げられる争奪戦。チープ感満載で盛り上がらない。主人公と未亡人アンナに芽生えたロマンスは観てるこちらが恥ずかしくなる。なかなかの題材で美しい街並みが舞台であるだけに残念。失笑モノの謳い文句「フレンチ・コネクションに続くコネクションシリーズ第二弾」に作り手の気迫の差を感じるところ。
[DVD(字幕)] 5点(2019-03-25 13:52:37)
851.  トレイン・ミッション
通勤電車内の限られた舞台でのサスペンスは飽きさせない展開ではあったものの、ドンピシャのタイミングでかかってくる電話、60半ばのリーアム・ニーソンの現実離れ加減が激しいアクションシーンを始めとするつっこみ所が多くて興に乗れなかった。更にこれを言っちゃ身も蓋もないのが、何年間もの通勤ラッシュ経験者として、何時もと違う乗客と言われても・・・・優雅な特急列車通勤じゃあるまいに・・・・
[DVD(字幕)] 6点(2019-03-20 23:30:45)
852.  俺は善人だ 《ネタバレ》 
ジョン・フォードによる都会が舞台のスクリューボールコメディ。一人二役(4役の部分有り)のエドワード・G・ロビンソン(エプロン姿!も見られる)希少価値の高い作品。超マジメで超小心者の鉄工会社社員ジョーンズと殺人鬼マニヨンが織りなす起承転結は、ん? と思う所もあるものの無理の無い展開でダレる所もなく一気に見せてくれた。卑怯という概念が無い民衆の敵マニヨンの迫力は見慣れているけれど、誤認逮捕が証明された後も警察に「どうも、お騒がせしました」と超お人好し、悪酔いが過ぎて、課長にため口&密かに思う同僚社員にオフィスチュー、マニヨンを腰抜け野郎呼ばわりと初めて見る姿に笑わせてもらう。直後のご対面シーンは圧巻で、一連の流れの演出と演じ分ける演技力はお見事。ジョーンズが自分の事をマニヨンと間違えている子分達に「殺れ」と言う姿に、他に選択肢は無いのだろうがこれでいいのだろうかと考えさせられた。本作と同じ年製作の「男の敵」「周遊する蒸気船」と遜色無く、ジョン・フォードとエドワード・G・ロビンソンの名人芸を堪能出来た傑作。
[映画館(字幕)] 9点(2019-03-18 15:17:41)
853.  運命の饗宴 《ネタバレ》 
一着の夜会服をめぐり袖を通す各人の運命を描く6つの連作ドラマ。シャルル・ボワイエとエドワード・G・ロビンソン共演に小躍りする思いだった当てが外れたものの魅力全開の両者を堪能出来ました。 1話:舞台役者と不倫相手の人妻とその亭主(トーマス・ミッチェルの怪演が光る)三人の対決に息が詰まりっ放し。ボワイエの気品に満ち溢れ且つ自信に満ち溢れる台詞回しにウットリと。 2話:苦手なヘンリー・フォンダによるラブコメに拍子抜けで淡々と眺める。 3話:落語の人情噺の作風で聴衆が夜会服を脱いでゆくシーンに胸熱。 4話:大学同窓会に出席したルンペンに落ちぶれた弁護士の人生ドラマ。圧巻。子供達に「気が多い」と言われる敬愛する方々の中で東の横綱はエドワード・G・ロビンソンだと実感しました。人間が持つ感情一つ一つを迫真の演技で見せてくれるその表情に感無量。ラストショットに胸激熱に。 5話・6話:4話が強烈過ぎて蛇足に思えました。再見すれば考えが変わるかもしれません。
[DVD(字幕)] 8点(2019-03-18 14:20:19)
854.  ルンバ
俳優になる以前大物ギャングに可愛がられてその社会と親交を結んでおり、更にジゴロでショーダンサーだったというジョージ・ラフト。「ボレロ」に続いての本作でも経歴そのままの水も滴る男っぷりでのダンスを魅せてくれます。圧巻のキャロル・ロンバードとのデュエットは、その官能美にメロメロでストーリーの他愛なさ、気を揉ませておきながら何じゃそりゃの結末も吹っ飛んでしまいます。ジョージ・ラフト又はキャロル・ロンバードを観たい方にお勧めの作品。
[DVD(字幕)] 7点(2019-03-18 12:57:15)
855.  お熱いのがお好き
マリリン・モンロー出演のみ知っている本作。ジョージ・ラフト目当てで鑑賞。ワイルダーの笑いと毅然とした態度の塩梅に何時も酔わされている者としては、ドタバタ喜劇に楽しめたものの酔いは回らなかった。敵役ギャング一味は飾り物の子分とステレオタイプの親分で物足りないものの親分演じるジョージ・ラフトのパリッとしたいでたちには若きジゴロが齢を重ねたらこうなるのかっ!と目が釘付け。30年代ギャング映画へのオマージュを感じる場面の数々、バターミルク(ジェームズ・キャグニー)、コイントス(ジョージ・ラフト)、本人の目の前でコイントスをして粋がる若造がエドワード・G・ロビンソンJr、鳥肌もののワイルダーならではの演出に+1点。「完璧な人間は居ない」は撮影時暴君で手を焼かされたというマリリン・モンローへの思いなのだろうか。
[DVD(字幕)] 8点(2019-03-13 13:19:00)
856.  グリーンブック 《ネタバレ》 
3日前に鑑賞した「マンディンゴ」の滅茶苦茶な黒人奴隷牧場の記憶が残る中での本作。121年が経っても隔離は差別ではないという理屈で合法とされたジム・クロウ法によって黒人分離政策がとられている実態を描いている。ピアノ演奏に対して温かい拍手を送ってくれても、自分には黒人区別の扱いを受ける。一方、車の故障時に白人が修理し黒人が車中で待つ姿を眺める黒人農民の冷たい目線を受ける。心許せる者がいないドン・シャーリーを演ずるマハーシャラ・アリはオスカー受賞も納得の好演。役作りに10㎏以上増量したヴィゴ・モーテンセンとの会話に滲むユーモアが上がった血圧を下げてくれた。洒落たラストが心地良い。良作。
[映画館(字幕)] 7点(2019-03-07 03:39:04)
857.  マンディンゴ 《ネタバレ》 
黒人奴隷の描写では鑑賞史上最狂作品で、奴隷同士若しくはご主人様と奴隷を「交配」させて出来た子供を売物にする奴隷牧場の実態を初めて知る事に。ディノ・デ・ラウレンティス、リチャード・フライシャーならではの容赦ない語り口で、その意を受けたジェームズ・メイソンの一言一句に至る最狂ぶりが空恐ろしい。皆が尻込みしてしまうであろうこのようなキャラクターを演ずるジェームズ・メイソンの貫録を思い知らされる。唯一の救いに見えた息子ハモンド終盤の大狂乱に呆然とし、積年の恨みを爆発させたかのような使用人怒りの一撃にこれまた呆然と。そこで終わってしまう演出が物足りなかったものの、ここまで赤裸々に自国の黒歴史を見せつけられては反発酷評するのも理解できる強烈過ぎる一品。 南北戦争20年前を舞台にした本作をオバマ元大統領、トランプ現大統領はご覧になったのだろうか。
[DVD(字幕)] 9点(2019-03-04 16:19:37)(良:1票)
858.  我れ暁に死す 《ネタバレ》 
ジェームズ・キャグニー、ジョージ・ラフト共演でこの邦題という事で鑑賞前から既に身悶え。無実の罪を着せられる新聞記者キャグニーと極悪人ラフトの刑務所内に於ける友情物語という意外な設定と痺れる所が無い展開に興奮は治まりましたが、善人役でもビシッ!!と決めるキャグニー、ニヒルなラフト、両名の個性溢れる好演に満足させてもらった作品。
[DVD(字幕)] 7点(2019-03-03 23:16:09)
859.  裸足で散歩
大っ嫌いなジェーン・フォンダ演ずる大っ嫌いな無神経女コリーに我慢の限界が来た時に登場したシャルル・ボワイエ「あぁ、そうだった」レンタルした理由を思い出し気を取り直して鑑賞続行。台詞回し、立居振舞共に矍鑠として尚且つ吸い込まれそうな目力も健在での怪しげな隣人役は存在感たっぷり。彼とつかず離れずの距離感が絶妙だったミルドレット・ナトウィックが絶品。吐き気を催す作品での清涼剤だったお二人に1点ずつ加点。
[DVD(字幕)] 3点(2019-03-02 21:58:04)
860.  十字砲火
原作では同性愛を描いていたのが当時のヘイズコードに抵触するのでヘイトクライムものにしたという本作。フィンレイが人種差別について語るシーンありきで作られたかのようで、他のシーンに見どころ無し。オスカー5部門ノミネートも3ヶ月で上映禁止にされ、監督がハリウッドテン入りしてしまう(後に転向)という、フィンレイが語る事が図らずも現実のものとなったアメリカの黒歴史を浮き彫りにさせる記憶に残る作品。三人のロバートの印象度はライアン>ヤング>ミッチャム。お目当てロバート・ライアンは殺人者役が定着してしまった本作出演を後悔しているという歪んだ人格を好演。
[DVD(字幕)] 7点(2019-02-28 16:41:04)
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