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ぞふぃさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 173
性別 女性
ホームページ http://stern-sanchi2.cocolog-nifty.com/
自己紹介 レビュワーになって丸15年が経ちました。

14年目の去年のレビューは0件、コロナ禍とはいえ映画館にも行かなかった1年でした。

「もうここにレビュワーとして参加するのも卒業かな…」なんて思っていたところ、過去に投稿した拙レビューに「良」と投票してくださる方々がいまだにいらしたことを知り、無性にうれしく思ったものでした。
こんな想いを抱えたままではまだまだやめられないな、と…

そんなわけで相も変わらずのぼちぼち参加ですが、
今年もどうぞよろしくお願いします・・・

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81.  イングリッシュ・ペイシェント 《ネタバレ》 
・・・美しい映画です。オープニングのただひたすらに描かれる壁画の写し・・・それが何を表わしているのか、何も分からないからこそ観客たちを幽玄で心地よい世界にいざなう。この出だしは素晴らしい。流れる音楽も悠久の時を感じさせるような甘美でけだるい調べ、実にぴったり。・・・でもそれだけじゃ、ね。雰囲気があっても美しくても主人公たちの愛に共感がなけりゃ、映画としては台無しです。不倫だからとかいう問題じゃない。唐突すぎるんです。何故彼が彼女を愛し、彼女も彼を愛するようになったのか、全然丁寧に描かれていないじゃないですか?スキー場で知り合った男女のように、厳かなる先人の遺産を前にしてついフラっときちゃったってとこなんですか? 個人的にはデフォーが好きだからもっと彼の存在意味を示して欲しかった、あんな程度の扱いだなんて、あんまりです(涙)
[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-28 15:58:42)
82.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 《ネタバレ》 
昨日やっていましたね。もちろん先週末封切られたばかりの「ワールド・エンド」を意識しての放映だったんでしょうが、あらためてこのシリーズ第1作の面白さを痛感しました。既に2も3も劇場鑑賞したんですけど、ワタシとしては正直2,3とは切り離して考えたいぐらいこの1は別格に好きです。 まず、主役が人気者化される前なので、ちゃんと頭を使ってて、観る側を「なぁるほどね、やるぅ!」と唸らせてくれること。それから悪役もかっこよく、感情移入ができること(ファンもできないような悪役を使う映画はどうみても名作にはなれない)。さらにヒロインが恋するお転婆お姫様そのものとして描かれ、それ以上でも以下でもない扱い方をされていること(過剰なもてはやしは客席を冷めさせる)。その上絵的にもコスチュームものとしてサマになってるし(やっぱきれいなドレスはアコガレです)、全体的に空気が乾いてサラッとしていること(と、これは全く個人的な理由でジメジメは苦手だから)。 以上の点からもワタシにゃこの作品がシリーズ1番かな。カラッと明るく分かりやすいドンパチもののほうがやっぱ受け入れやすいよ。だってコレ痛快娯楽アクション映画なんだもん!
[地上波(吹替)] 8点(2007-05-28 13:17:01)
83.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 
うーん、イマイチだったです。映画って、特にこういうハラハラドキドキの冒険活劇ってのはやっぱわかりやすいのが1番だと思えるんですよね。「え?今何だったの?」とか「え?誰のこと?」とか多すぎです!(ワタシには誰がデイビージョーンズにトドメを刺したのかも瞬間的にはよくわかんなかった・・・この映画って2以降そういうのが多くありません?) それからいろいろテンコ盛りにし過ぎてそれが仇になったんでしょうか、中だるみはしちゃうし、なんだか謎とか掟とか呪いとかでお腹いっぱいって感じ。中盤はかなり退屈しちゃいましたね。っと、ここまでだと点数は4点ってとこなんだけど、でもラストのウィルとエリザベスのエンドには意標をつかれました。なかなか良かったんじゃないかと。あれが単なる普通のハッピーエンドじゃなかったのでそこに+1点の5点献上です。・・・でも個人的にはこのシリーズは素朴でストレートな冒険活劇の典型だった1が1番好きでしたね・・・
[映画館(字幕)] 5点(2007-05-25 18:03:46)(良:1票)
84.  プラトーン 《ネタバレ》 
ワタシにとってのベトナム戦争映画における最高の作品。ちなみにオリバー・ストーン作品の中でも一番好きな作品です。こんな悲惨な戦争映画を何度も見る気にさせてくれるという点で、最早文句の付け所がありません。 この作品の中で語られるのは戦時における正義というもの。片や薬や酒に吐け口を求めながらも人としての正義を捨てきれないエリアスと、片や隊が生き延びることを最終目的とする単純かつ直接的で狭い正義を振りかざすバーンズ。その二人の体現する正義のぶつかり合いがこの映画のテーマなのです。平和なお茶の間から見ると、どうしたってエリアスのほうがマトモであるとは思うのですが、そう思いながらもバーンズの力強さ・生き抜こうという時に邪悪なまでの逞しさも完全に否定はしきれない。 そんな重いテーマを小気味いいテンポやストーリー展開、分かりやすい人物設定などで再見可能ないい意味での「面白い映画」に仕上げた、これはまさに逸品であると思います。 
[DVD(字幕)] 9点(2007-05-23 17:10:43)
85.  ドライビング Miss デイジー
この作品は、こういうダラダラとした日常を綴ったものとしては珠玉のものですね。気の利いた会話、ユーモアとペーソス溢れるやり取りの数々。この手の作品でコレを上回るものってそうない(似たクサイのも沢山あるけどどれも退屈だったり理屈っぽかったり独りよがりだったり、です)。ザッピングでうっかり通りかかったら絶対そのまま観続けちゃう作品。これはワタシ的には映画に捧げる最大級の賛辞です。
[DVD(字幕)] 8点(2007-05-23 17:08:04)
86.  許されざる者(1992) 《ネタバレ》 
ここに出てくる保安官役のジーン・ハックマン、大好きです。ホントこの人、憎々しい悪役やりますよね。凄腕で傲慢で冷酷でそして誰も信じていない、信じる必要なんかないと思っている・・・ただひたすら「街の治安維持」という「自分の正義」を信じ、最後の最後までその「正義」に微塵の疑いも抱かない。そんな彼の存在こそが、この映画の「誰もが『許されざる者』である」というテーマを際立たせてくれるのではないでしょうか。・・・ああ、いいなぁ・・・まさに「上質の悪役こそがいい映画を生む」という典型的映画ですな。
[DVD(字幕)] 10点(2007-05-23 17:03:33)(良:1票)
87.  スパイダーマン2
ひゃー!MJちゃん評判悪いんですねー。やっぱブスだから?なのにそのくせ男に不自由していないから?いや、ワタシは結構彼女のキャラ好きなんですけどねー。岩ヅラながら愛嬌ある子じゃないですか!「すごい美人で天使のよう」ってのは、ピーターの「あばたもえくぼ」ってくちじゃないかとは思いますが。降板されることもなく「3」まで演じきったのはやっぱ絶叫シーンのゆえかしら・・・美人のカワイコちゃんには出せんでしょ、あの迫力は。そんなわけで「3」でも密かに応援しているよ!MJちゃん!!がんばって!!
[ビデオ(吹替)] 7点(2007-05-02 13:15:17)(笑:2票)
88.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち 《ネタバレ》 
昨夜偶然BSで観ちゃったんですが、実はこの映画観るのは2回目。前に観たのは10年ぐらい前だったかなぁ。そのときはもっとダラダラと退屈な印象だったような気がしたけど、今回観てみるとカウンセリングのシーンもそんなくどくないしさらっとしているじゃないですか。説教くさい顔をしているロビン・ウィリアムズのいかにもって演技もそれほど鼻につかなかったし、何よりベン・アフレックのとっぽいあんちゃん振りがなかなか。 多くの人がそうなように、ワタシも「お前ん家の玄関に行く10秒前」のセリフにゃ恥ずかしながらじーんときちゃったクチで、ワタシにとっちゃあのシーンのためにこの映画はあるっていっていいぐらいヨカッたです(悪いけど、その後のウィリアムズの「きみは悪くない」っての連発のほうはまあフツーって程度)。ホントんとこあんないい友達はどこ探したっていやしないとは思うけどさ・・・でもあんたほんといいやつだよ、ベン!!(ごめん役名は忘れたけど) 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-04-20 17:03:54)
89.  アビス/完全版 《ネタバレ》 
ごめーん、私には長すぎでした。未見なのでわからないのですが完全版じゃないほうがよかったのかな。BSを録画したのを深夜観たんだけど案の定眠くなっちゃいましたし。CGが面白かったのも水の造詣のとこぐらいで、最後の海底都市なんかちょっとチャチい気がして感動するまでには至らなかったです。こういう技術は日進月歩だからそれだけで感動を生むのは大変なんでしょうね。結局わくわくアドベンチャーにするのか、はらはらサスペンスにするのか、ウルウル感動モノにするのか、どーもその辺の絞込みがもっとあったほうが良かったのかなぁ。いろいろ狙いすぎて冗長にした挙句、全体的には中途半端っていう映画でしたね。個人的にはエド・ハリスもマイケル・ビーンも大好きなんでちょっと残念です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-17 17:03:05)(良:1票)
90.  緑の館
ザッピング中、画面に映ったいかにもウソくさいジャングル。深夜のBSシネマの放映だった。「あー昔の映画やってんだー」と思ってそのまましばらく見ていたんだけど、なんかつまんなそー。え?今チラッと映ったのオードリー?と思い隣の夫に「ねえオードリー出てる」と言うと「んなわけないじゃん」とにべもなく否定される。でもやっぱりオードリーでした。こんな映画に出てたんだ。原作は結構名作らしいのだけどこの映画いわゆる昔のメロドラマ。なんつーかこの時代だから仕方ないのかもしれないけど、下の人も言っているように西洋文明の傲慢みたいなものがあり、それが私にはいちいち鼻について仕方なかったな。オードリーの美しさだけでは観られない映画もあるってことも良く分かったし。 それにしても早川雪洲も出ていたとは、びっくりしたね。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2007-04-10 17:15:03)
91.  ベッカムに恋して 《ネタバレ》 
まず誰かも書いてるけど、プロへの道がひらけそうなほど才能ある彼女たちのプレイシーンがどうも気になってしまって。今や世界最高峰のプレイが日常茶飯事に電波に流れるのだから、試合でチョコチョコ走ってる彼女らを正直「うわぉ!うまーい!」って風には見られないんだよね。女子サッカーってほとんど見たことないからわからないんけれど、ホンモノはもっと迫力あるもんなんでしょ?一方インド舞踊のほうはかなりの迫力だった (笑)。そういう意味じゃスポーツ青春物というよりもカルチャー物として価値があるのかも。でもそれ以外の点は概ねよかった。特にお気に入りはジェスのお姉ちゃんとジュールスのママ。俗っぽくっていい味出してた。あと同性愛者のインド人の友達もよかったかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-10 17:10:56)
92.  十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 
うーん面白い!こんな地味な映画なのに引き込まれてあっという間の一時間半でした!・・・って観終わった直後思ったのですが、冷静に考えると「いや待てよ、結構ムリな展開じゃないか」とも思えてくるんですよね(笑)。 例えば「暴力をふるうような父親を殺した少年に対し普通に死刑が求刑されてしまうこと(いくら尊属殺人だからって厳しすぎやしない?、アメリカってそういう国なの?)」とか「有罪の証拠がかなり怪しいのも事実だが、無罪かもしれないという主張だって全てあそこにいる素人の推定によっているだけだということ(いくら「疑わしきは罰せず」が民主国家の司法の大前提だとしても、現実的に考えるとその辺に殺人者がゴロゴロ野放しになるってことにもなりかねないのだし)」だとか。 多分この映画の真髄は、被告人の無罪を立証する論理的緻密さやリアリズムやアッと驚くような謎解きなどではないのでしょうね。11対1の評決を0対12にひっくり返す爽快感だけの映画だったらうそ臭くて観ていられない。それよりもむしろ全く違った12人の男たちそれぞれが望む望まざるとに関わらずその信念を互いに検証せざるを得なくなる過程の心理描写と、このような状態において自分ならどのようにするだろうということを観るものに考えさせてくれる点、そこにこそこの映画の価値があると思うのです。 もっとも、もしもこの映画が2006年製作だと聞いたら、きっともっと「うーんおかしい」とか「もっと綿密に練られた脚本じゃないと納得できない」とか思う気もしますが。そう思わせないのは、古典だの名作だの言われる作品の強みってものなのかもしれませんけどね。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-04-05 12:17:14)
93.  ドリームガールズ(2006) 《ネタバレ》 
うーん、出だしはいいと思ったんですが、中盤からもう退屈しちゃいました。 こういうストーリーは置いといて歌こそ売りの映画にしては、その歌もイマイチ入ってこなかったしなぁ。 エフィの再起のためにCCが書いた「ワンナイトオンリー」も正直「これが最高なのか?」って感じで、カーティスが売るためにアレンジしたののほうがインパクトがあったぐらい。そういう意味ではカーティスの路線は正しかっのでしょうね。思い入れのある人、ソウルのわかる人ばかりを相手にするという枠を超えていくというのが、彼の目指すところだったのでしょうから。 ただそれをやっていくとその歌の持つ本質、心に響く部分が失われかねない。そこのところを主張したいんでしょうが、残念ながらエフィ役のJ・ハドソンの歌からは実感として感じられなかった。結局彼女の歌は、「スゴイ!」とは思うけど「イイ!」とまでには至らない・・・ごめん、モータウンは好きだと思っていたけど、そこまで思い入れはなかったってことなんでしょうか。でも私みたいなR&Bやソウルにさほど馴染みのない人間にも「イイ!」って思わせるのがホンモノなのでは?  結局この映画もソコまでは目指していなかったってことなのでしょうか。 
[映画館(字幕)] 4点(2007-03-29 12:43:31)
94.  フェイス/オフ 《ネタバレ》 
ははは!笑っちゃうようなムリムリ設定だけど十分楽しめます。ツッコむのもまた楽しくなっちゃうくらいね! トラボルタの悪役ぶりは見事で、顔が入れ替わるまでのほうがむしろ?って感じで、入れ替わる段になって「ナルホド」と納得しました。ケイジもふてぶてしいワルよりも痛めつけられて情けない顔しているほうが似合っているしね! そんなわけで、ラストのトラボルタの顔で妻子の元に無事帰ってきてハッピーエンドっつーのはなんかものすごい違和感で、「ほんとはまだ悪いヤツなんじゃないのー?」って気分に襲われました。なんかフクザツな気持ち・・・でした(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-20 12:57:03)
95.  彼女を見ればわかること 《ネタバレ》 
うーん、出だしは良かったんですけどねー。ちょっとありきたりのオムニバスになっちゃったかなって印象がどうも拭えません。 少数派かもしれないけど私が一番好きだったのは最初のグレン・クローズの話なんです。(「えっ話なんかないじゃん!」ってツッコミが入りそうですが。) シンとした室内で介護を黙々とする彼女の姿とかキャリスタのたどたどしいカードさばきとか暖かそうな外気と違った室内の沈としたでも暗くはない空気とか・・・あーこの映画いいわー気持ちいいわーと思って観ていたのです。 で、続いてホリー・ハンターの話も手相云々だし、ああ、これはこういうの妖しげな心地よい雰囲気をうむ「占い」がらみのオムニバスなのかなと勝手に思い込んだんですよね。しかし実際は・・・残念です。あとはこういうオムニバス特有のアンニュイないつものパターンになっちゃったですね。 いやーオムニバスって難しいね!でも最後の話はお姉さんの刑事さんの笑顔に救われた気がしました。 余談ですがこれ、ダンナのいないときに一人で観ました。一緒に観なくてホント良かったと思いました。男の人はこういう観るのツライでしょうからねぇ・・・
[DVD(字幕)] 5点(2007-03-16 13:47:42)
96.  ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 
えっと、ワタシも深夜映画で何気に観ちゃったクチです。で、何も知らずに観た者としては、「ありゃりゃ、なんじゃこりゃ?」って感じですね。「スタンド・バイ・ミー」風のスタートが「エイリアン」や「メン・イン・ブラック」になっちゃって・・・作ったほうも面白がってやってるんでしょうか?わざと薄っぺらく作ってんならまあいいんじゃないかって思うのですが、そうでないとしたら製作サイドに同情すら感じますけど。でもまあ不思議と怒りは感じないないんです。そこがこの映画の不思議な魅力なんでしょうか?
[地上波(字幕)] 5点(2007-02-26 16:22:11)
97.  80日間世界一周
BSでアカデミー賞受賞作品特集やってたんで、久々に観てみました。前に観たのはほんの子供で○曜映画劇場かなんかで前後編に分けて2週連続の放映だったんですよね。ああ、そのときは子供心にもホントに楽しい映画だと思ったんですよ。こんな長いにもかかわらずにね。来週もゼッタイみるー!って心に誓ったものでした。・・・それからン十年後再鑑賞したこの映画。やはり楽しいいい映画でした。色あせてなどおりませんでした。英国風のカビが生えたようなユーモアをお約束通りのちりばめているトコなんか、たまりませんしね、やっぱり長いけど今回も退屈しなかったなぁ。でもそれ以上に昔は気がつかなかった「こういうのを楽しめたそんな古きよき昔」が身につまされまてきて・・・それだけなのかなって気もします。と言うわけで、迷いに迷った挙句、ノスタルジーに負けての7点献上です(ワタシ的には大盤振る舞いの部類)。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-26 15:58:45)
98.  硫黄島からの手紙
おととい遅ればせながら観てきました。 …観る前、実はちょっと心配でした。 「よく終戦の日あたりにテレビでやっている特別ドラマと大して違っていなかったらどうしよう」とか、「『アメリカ人が撮ったわりにはよくできているじゃないか』なんていうのが主な感想になる程度の出来だったらどうしよう」とか。…でもそんな心配は杞憂なものでした。この作品がアメリカ映画であるということとかイーストウッド作品だということ、そういうのを抜きにしても私にとっては十分楽しめる作品、そして心に残る作品だったのですから(実際映画が始まるとイーストウッドのことはほとんど思い出すに鑑賞できたくらいです)。 …私は今楽しめる作品と書きましたよね。 このような戦争における部隊の全滅を描いた作品、いわば生と死の極限状態を描いた作品でありながら「楽しめる」という言葉に抵抗をもつ人もいるかもしれません。でも正直「戦争の悲惨さを考えさせる」とか「命の尊さを考えさせる」とか「日米のあらゆる違いを考えさせる」という啓蒙的要素よりも、あんなにも悲惨を極めた「硫黄島の戦い」を映画という娯楽として多くの人々に観せることができたことが、この映画の特筆すべきことではないでしょうか(イーストウッドという色眼鏡なしにこの作品を鑑賞したつもりの私ですが、今思ってみるとそういう点では「許されざる者」にも通じたものがあるのかもしれません)。およそ目を背けたくなるような悲惨なシーンも色のトーンの工夫などで上手く美しく表現しているところなど、心憎いようです。2時間半にも及ぶ時間を、ときおり回想を含ませているとはいえほとんど地味な戦場ドキュメンタリーのような様相を見せながら最後まで観客を引っ張っていく力は一体何によるものなのか?シナリオなのか役者なのか監督の手腕なのか、そんなことすら私にはわかりませんでしたが、とにかくあっというまの2時間半だったことは確かでした。 本来ならば10点を献上したいところですが、2部作の片割れ「父親たちの星条旗」を未見であること、あと鑑賞直後の一過性の陶酔である可能性、そしてやはり外国作品であるがゆえのほんの些細な「言葉の不自然さ」(とくに雑音として入ってくるセリフの端々に見られました)のため1点マイナスさせてもらいます。今度は「父親たち・・・」を鑑賞後すこし時間を置いたうえでまたこのレビューを書かせてもらいたいものです。
[映画館(字幕)] 9点(2007-02-19 17:41:18)(良:2票)
99.  インサイド・マン 《ネタバレ》 
うーん・・・思いっきりひっぱっといて、オチはこれだけかい!ってのが正直なとこです。もうひとつふたつどんでん返しがないとちょっと納得いかない・・・まあデンゼル・ワシントンがいつもより俗人っぽかったとこと、ジョディ・フォスターの高飛車ぶりにはちょっと楽しませてもらいましたが・・・全体的見れば「なるほど・・・確かに「インサイド・マン」なわけですな、座布団一枚!」って程度の映画です。
[DVD(字幕)] 4点(2007-01-29 12:59:51)
100.  ゲッタウェイ(1972) 《ネタバレ》 
最初に観たのは小学生のときでした。ラストが印象的で、あのまま逃げおおせられたのかが心配で心配で夢にまでみてしまいそうでした。・・・10歳やそこらのオンナノコにそこまで感情移入させられるってのは、やっぱ名作の証なんじゃないでしょうか。
[地上波(吹替)] 7点(2007-01-25 15:48:35)
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