101. ゴーストワールド
オタクにおける社会生活目覚め的作品ッ。全ての事をひねくれ、斜に構えて見ることによって自分を保っていた主人公が、変なりに社会における生き方をちょっと見出していく成長ドラマッ。誰でも他人事とは言えない感じッ。もう少し変な所がが面白おかしく描けていたらなぁッ。 6点(2004-02-05 12:12:05) |
102. トラフィック(2000)
良い作品でした。という前置きをしておいて2点気になったところを・・・。→毒もられて証人が簡単に殺されたり、家族愛で麻薬撲滅をやめてしまったり。断念する理由としては、ちょっと脚本にひねりがきいていない。それと個人個人に感情移入したいのに、手前でとまってしまう、この感じは何だろう。ストーリーに関係する事柄しか個性を描かないからではないか。ソダ-バーグって、すごく真面目な人なのでしょう。 麻薬の根深さを描きたいのでしょうが、ベニチオデルトロのくだり以外は、なにかすっきりしない感じがした。 7点(2004-02-05 12:04:06) |
103. 愛しのローズマリー
この手の映画は大好きですが、もうすこし重量オーバーギャグギャグをうまく使っていると思いました。座ると椅子が壊れるなんてもう古典の古典で・・2回も使っているし。本人は痩せて見えるのに何故パンツの大きさはわかる?身から離れると催眠が解けるのか。もう1度言いますがこの手の映画は大好きです。 5点(2004-02-05 11:56:06) |
104. めぐりあう時間たち
先天性か後天性か、情緒不安定な女性達の不可解な行動物語。やはり人の幸せとはその人の素養である心の内によるものが大きい。最初の2人はおかしいが、メリルストリープ演じる役の人は、まあ普通に近いのではないか。この人だけ誰かの役に立つ事を幸せに感じている。構成の面白さや女優さんたちの熱演、きれいなピアノ伴奏で一応飽きないで見られましたが、もういちど見たいとは思わない。この作品を見た後、超B級アクション映画を見たらバランスとれてスキッとした。 6点(2004-02-04 10:31:07)(笑:1票) |
105. ギャング・オブ・ニューヨーク
ウロウロしていてなかなか決着しない映画でした。前半は仇の懐に入っているのに、 仲間に情報を流すわけでもなく仕留めるタイミングを見計らっているわけでもなくウロウロ。後半は近くにぶらぶらしている敵に手を出さず、かといって作戦を練っているわけでもなくウロウロ。最後は、今までなんだったのよというくらいのほとんど他力の終結。ふりと決めが欲しかった。日本から見たらうらやましいかぎりのセットと人員を見せられたので惜しかった。 6点(2004-01-28 17:22:24) |
106. CUBE2
いろいろ理論があるそうなのですが私の印象としては「荒唐無稽」でした。前作は生きるための努力が知恵を生み出し解決へ持っていく感じだったのですが、今回はじたばたしていて逃げているだけ。雰囲気は好きなのでもったいない。作者疲れたか。 6点(2004-01-03 22:46:21) |
107. 理由なき反抗
この映画は前半のチキンレースまでが面白いですね。後半は気の弱い錯乱グセがある子のお守で重みが感じられません。しかし全体的にジェームスディーンがストーリー以上の存在感を感じさせる。あの笑顔。顔のどこをどう上げて、どこをどう下げればいいのか。 6点(2003-12-19 01:11:59) |
108. チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
騒々しい。かなりの特殊技術を使ったアクションの連続で可愛らしいお色気たっぷりなのですが、印象は騒々しい。。メリハリが欲しかった感じです。楽しくいこう!というサービス精神旺盛な志は買います。 6点(2003-12-09 12:43:20) |
109. チェンジング・レーン
交通事故によってお互いが入れ替わる「転校生」のような映画かと勘違いして見てしまったのですが、これはなかなかの道徳的な映画でした。劇中ウイリアムハートが言う「無秩序に中毒になっているんだ」に象徴される子供のケンカばりの悪事の応酬(実際おもちゃ箱をひっくり返しておかたづけをしない後ばかり残してる)。いかに自分を保って解決に導くかまでのストーリーに感心を持ちました。何もかも人のせいにして無謀な行動しか出来ない中毒もあるのだなぁ。怒りと寛容の難しさを感じました。 7点(2003-12-09 11:00:46) |
110. デッドコースター
殺す気か!というウエちゃんの叫びが出てきそう。この映画はそう言った後、本当にすぐやられてしまいます。ワンクッション技法。交通事故の表現といい、一人一人の死の場面といい映像がわかりやすい。所々「モンティパイソン」だ。そろそろマンネリ気分も出てきたので、もし3があるのなら(たぶんあるでしょうけど)新しい視点も欲しいなと思います。 7点(2003-12-09 10:57:24) |
111. ザ・コア
《ネタバレ》 乗務員の死ぬきっかけが安直で悲しさを引き出せなかった。変に理由付けせず、一人目みたいに唐突な災難のほうが面白い。乗り物は気持ちが良いほど突進していくのに水晶一本でストップとは。さもありそうな難しい理論もわからずじまい。しかし、鳩の錯乱などの街が災害に襲われるシーンは良かった。志としては「アルマゲドン」的、「宇宙戦艦ヤマト」的で好みです。 5点(2003-12-06 02:36:27) |
112. トーマス・クラウン・アフェアー
キザ~な男と、自信過剰~な女、そして成金趣味。バブル後こんなカップルいそう。所々の仕掛けはルパン三世的な甘い見方をすれば楽しめました。 5点(2003-11-28 11:42:15) |
113. ウォーターボーイ
大笑いというわけでないですが、声に出さない小笑いをそこそこ取れそうな映画でした。主人公のアホ演技があざとい。アメリカ映画ってあのような演技好きだよね。「ウエディングシンガー」でアダムサンドラ-お気に入りったので一安心というところです。 6点(2003-11-27 13:36:10) |
114. セッション9
むだな残酷シーンを使わずに聴覚や視覚を刺激しての「ブレアウィッチ」的な雰囲気はよかったのですが、やはり構成の弱さは否めません。深夜なにも期待しないでNHKあたりで見たら良かったかも。 5点(2003-11-18 12:02:24) |
115. スパイキッズ2/失われた夢の島
あまたのアイデア武器がやってくれるのじゃが、あたしゃ~もう感激度が薄くなってきてしまいましたのぅ。歳じゃ・・。 頼りなさが良かった弟役の子も大きくなって立派になってしまった・・。「マトリックス」後はつらいの。可愛らしさはほんと好きじゃよ。よしよし。 6点(2003-11-13 10:42:09) |
116. 狼よさらば
無表情の表情。チャールズブロンソンこそがシブイという言葉が合う人だ。前半は今にはない落ち付いた感じがあって良かったのですが、後半は銃撃の連続という単調さがありました。でも皆、悪党に対してこういう思いはあるのではないでしょうか。 6点(2003-11-13 02:06:24) |
117. タクシードライバー(1976)
主人公の性格障害は明白なのになぜか魅力を感じる。普段感じている孤独を含めた抑圧の中で耐えている事を、この主人公が打ち破ってくれる面があるからかもしれない。飛び出す銃には皆憧れたはず。でもやっぱり変は変よ。 8点(2003-11-03 01:06:09) |
118. 或る夜の出来事
スマートな作品。男の強さと包容力で女性を魅了し教育するなんてあのころの時代ですね~。楽しい会話は続くのですが私としては退屈な場面もありました。 6点(2003-11-03 01:04:58) |
119. スクワーム
当時映画館の広さとしては屈指の「テアトル東京」のロードショーで見た記憶が・・。なぜだろう。今だったら絶対ビデオで見る作品。何か変で面白く見れたような。グニュ。 6点(2003-10-27 12:43:33) |
120. 十二人の怒れる男(1957)
一人を中心にあまりにも都合良く運び過ぎるのが、当時はこそばゆかった。そこが少し気になって三谷氏もアレを作ったのでは。でも構成の上手さには脱帽。その後脱づら。 7点(2003-10-27 12:31:56) |