101. シンデレラマン
《ネタバレ》 貧困に喘ぐ家族のため、男がボクシングで闘う泥臭さ漂う作品。 ただ、実在のボクサーの人生を描いているがボクサー映画って感じではない。 レニーとRクロウの夫婦、雰囲気が良い。 どんなに苦しくても愛が溢れてる、素直に凄い。 トータルで見ると最後のボクシングシーンは長く感じられ エンドロール前の「彼のその後」のテロップまで来るとお腹いっぱい。 泣き所は随所に見られるのだがどうにもスッキリしなかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-25 03:11:49) |
102. ビューティフル・マインド
《ネタバレ》 まずテンポが良い。 学生時代のルームメイト(ベタニー)は何処へ・・?と思ったときに タイミング良く姪を連れてやって来たり。 スパイ活動という使命を絡め、サスペンス的な何かを感じさせる展開だったり。 しかし実はチャールズ&娘、パーチャーはジョンの幻覚だった!まさに衝撃。 発覚後の治療、そして葛藤といったところには少し中だるみを感じる。 ジョンの中に名誉としてペンを貰う教授を見たのが呪縛としてある気がした。 ラストに彼がペンを貰うシーンには感動した、救われたように見えた。 授与式、そしてスピーチ・・・まだ幻覚として見える三人。 これらは蛇足のように思えた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-24 20:45:22) |
103. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 最後までライアン二等兵を救うという任務の重要性、存在意味を掴めなかった。 3人の兄貴が戦死し、残るは末っ子のライアンのみ、国に送り返さねば。 もう最初から最後まで「何故?」でした。 途中からそんな任務はどこへやらといった展開になってましたけど・・・。 冒頭とラストの老人がミラー大尉ではなくライアンだった、と いう事のためにミラーを殺したのでは?と思えなくもない怒涛の畳み掛け。 戦争映画嫌いでありながら音響、そして映像にぐいっと引き込まれたけれど 気になるところもあってか素直に楽しめなかった、残念。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-23 12:16:16) |
104. ルール 封印された都市伝説<OV>
こういうB級オカルト物にはお色気分が豊富じゃないとね。 だもんで、ガッカリ。全然無いでやんの・・・。 ストーリーはありがちで、当たりをつけた犯人がまさにそのままでまたガッカリ。 それと変な邦題、普通にブラッディーメアリーでよかったのでは? [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-11-20 00:35:09) |
105. ダニー・ザ・ドッグ
《ネタバレ》 ピアノが大きく絡むかと思いきや、触り程度でした。 もう少し聞かせてくれても良いのに、と思った。 記憶がゴッソリ抜け落ちてるのはトラウマってことで納得する。 だが、あの理不尽なまでの強さに説得力を感じられない。 ジェットリーの挙動不審ぶりに可愛さよりもキモさを感じてしまった。 Mフリーマン、ジェットリーと豪華な布陣。 ヴィクトリア役の娘も可愛いし、しかし全体的に上手くマッチングしなかった感じ。 あと植木鉢で殴られたバートだけど生きてると思うね! [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-19 23:04:37) |
106. ホワイト・オランダー
《ネタバレ》 毒のように体を蝕む親の支配。 親を転々としそれぞれに影響されるけどそんなもんなんですかね? 10代という不安定さを考えると止むなしとも思えるが、さてさて。 冒頭から中盤まで色々とテンポよく場面が変化するがフラフラとした印象も受けた。 後半、もう本当にラストだがぐっと盛り返し畳み掛ける。 「偽証させないで」「解放して」と懇願する娘・・・そして証言を拒否する母。 退廷するミシェルの振り向いた姿に、それ以前まで見えなかった母親の顔を見た。 とはいえ、どうにも解放されたって感じが無い。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-19 21:34:23) |
107. イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
《ネタバレ》 ミッキーロークかっこいいなぁ。 髪のあるキレたブルース・ウィリスだよね、この人。 対する若きマフィアボス、ジョンローンも二枚目だ。 ただこのお話、かなり雑な印象を受けた。 主人公であるスタンホワイトの強引過ぎる捜査に不満。 潜入捜査させていた中国系の新人が死んだところからはもう勢いです。 彼をあそこまで駆り立てる動機、理由が話から見えてこない。 奥さんを殺され、標的のマフィアボスを追い詰め、そして結末となるのだが。 そこで「俺は間違ってた」と女記者に零しイチャつくシーンにはガックリ。 奥さんをここまでないがしろにするなら最初から出さなくても、と思った。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-19 18:01:32) |
108. サイドウェイ
《ネタバレ》 性表現がストレートだけど、こ洒落てて好きです。 特に言葉が。マイルスとマヤの掛け合いは聞き入ってしまった。 淡々と染み入るその雰囲気にじんわりときてしまう。 ワインそっちのけで愛し合う二人、片やワイン談義に花を咲かせる二人。 このシーンはアッサリと場面転換し短いけれども、なんか良い。 ラストのあの切り方も良いですね、基本ハッピーエンドだけど。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-18 00:13:05) |
109. スネーク・アイズ(1998)
「冒頭の13分長回し」「最後にどんでん返しが・・・」 この謳い文句でかなり損してると思う。 これで色々期待を膨らませて見てしまう。 だが、その大きな期待に反する肩透かし感がデ・パルマらしい。 ニコラスの小悪党演技、その適当っぷりも心地よし。 ゲイリーは登場早々から目が据わってるので悪役以外の何者でもない。 気楽に見る分には、楽しめた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-10 08:56:26) |
110. コーヒー&シガレッツ
《ネタバレ》 作風なのだろうが刺激に乏しく、11篇もの多さに少々気疲れしたりも。 話に身が入るか否かの絶妙なタイミングで次の話に切り替わる。 退屈を感じさせるシーンが多々詰め込まれてるのにそれらを無駄と切れない。 変な隙の無さがあったりする、そこが妙に悔しい。 そして、自ずとコーヒーが飲みたくなったり煙草に手が伸びたりする。 素直に受け入れづらい雰囲気を持っていて、見る度に評価がコロコロ変わりそうだ。 心にゆとりを持ちましょう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-10 05:51:21) |
111. ザ・リング2
《ネタバレ》 レイチェル(ナオミ・ワッツ)が井戸を上るシーン。 上り始めの腰つきとお尻のラインと言ったらもう(略。 脱線しましたスミマセン、でもあれが本作品のベストショットだと思います。 内容ですがもはや原形を留めてません、シンプルなホラー映画。 サマラ(貞子)が井戸を駆け上がるシーンなんて、あれじゃクリーチャーだよ。 水が大きく絡むという設定、「仄暗い水の底から」を思い出しますね。 母性愛も入ってますし、「またか」といった感じでした。 鹿のシーンやトイレの便器が次々に壊れて使用不可といったシーンはギャグ全開。 1に続いて、作品に出てきた男性キャストは無駄死にもいいところです。 ここまで崩すならマックスをくっつけてハッピーエンドでも良い流れ。 シングルマザーの勝利にこだわる必要性があったのか甚だ疑問。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-11-08 10:03:31) |
112. ザ・リング
死体の顔とか瞬間的には驚くし怖がるとは思うけれど これでは「じとり」と来る和風ホラーの怖さは出てないかな。 サマラ(貞子)とか普通にエクソシスト風のクリーチャーになってるし。 どうしても派手さや情報量の補完が必要らしく馬やら色々詰め込んでます。 変に大作ちっくに仕立てず、簡潔にまとめた方が良かったと思う。 端々から無理矢理感や、間延びといったものを感じた。 あと息子の病んだ顔、あれはやり過ぎじゃなかろうか。 ナオミワッツは眼福と言わざるをえない美しさがあった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-06 16:46:14) |
113. シリアル・ママ
全力で馬鹿やってます、という感じだった。 本作品にとってこの微妙な馬鹿馬鹿しさが大事なのだ。 ブラックユーモアが冴えてましたね。 ふと我に帰ると「やり過ぎ」を感じるが・・・。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-05 15:13:55) |
114. アダムス・ファミリー2
《ネタバレ》 クリスティーナ・リッチが可愛い、とにかく可愛い。 彼女の今を見るに涙が止まりません。 中盤のぎこちない笑顔を作る演技、ヤバイね。 クリストファー・ロイドもある意味可愛い。 皮肉めいたジョークの数々もエスプリが利いてて良い感じ。 ラウル・ジュリアが亡くなったのは残念ですが、 このシリーズが面白いままに完結して良かったとも思う。 続編を願う悔やみも多分にあるが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-31 05:14:50) |
115. クール・ボーダーズ
《ネタバレ》 エンドロールのNG集は面白かった、数々のトリックは素人目でもカッコいい。 ただ主人公らの成功までの道程が長い、溜め込み過ぎ。 肝心の大会は軽めに、ラストの対決シーンで爆発させてるのだが。 成功よりもそこまでの道のりがメインか、ロードムービー調である。 個人的に大会で魅せて欲しかったし、 じわりじわりと頭角を表していって欲しかったかな。 あと汚物表現はかなりストレートでキワドい、青春スポーツ物には欠かせないのか? 同じく欠かせないお色気分、質が高いのでまぁまぁ楽しめる。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-10-14 12:00:48) |
116. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 ウンパルンパ、せんだみつおになってるような。 基本的に、オリジナルからそう変化しなかったのが物足りなかったかな。 異様なシュールさは抑えられ、丸投げにしてた部分にオチを用意した。 なんというか、小奇麗になって帰ってきたという感じ。 ブラックな部分がどうも軽くなってます、そこら辺が残念無念。 個人的には「夢のチョコレート工場」のインパクトが勝った。 本作品に落ち度はないがバートン×デップというだけで手放しに褒めたくない。 個人的に出演を喜んだがクリストファー・リーが父親はちょっと・・って感じ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-10 08:22:52)(良:1票) |
117. チャイルド・プレイ/チャッキーの種
《ネタバレ》 1作目しか見てませんけど、えらい変わってました。 大体把握できたとはいえ中身が軽くなってしまってるのでいまひとつ楽しめず。 ホラー分は一切無く、単純にバイオレンス一極といった感じ。 そんな馴染めない中、家族愛(?)をコメディーに織り交ぜてやらかすので 困惑と落胆と他色々な感情が入り混じった面持ちに・・・。 一言で表すと、微妙だった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-05 12:49:46) |
118. トリプルX ネクスト・レベル
《ネタバレ》 ヴィン・ディーゼルを死亡で退場させるなんて・・・。 そこで、既に内容に対する不安が垣間見えます。 前作も大概でしたがゴニョゴニョ。 ボスにウィレムデフォーを据えたのは良い・・・がスマートじゃない。 存在感だけ・・・だったような気がします。 ドタバタするのは前作と同一とはいえ、何とも言えない作品に。 派手さも抑えられてる気がした、映像的にも地味になってます。 トリプルXは使い捨てなのね! [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-02 23:23:09) |
119. マネキン
《ネタバレ》 愛がある。 愛があればマネキンも生を受ける。 ピノキオみたいな話。 そんなメルヘン。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-18 17:13:57) |
120. ドラキュラ(1992)
《ネタバレ》 豪華なのに・・・話は冗長で眠りを誘う。 眠らなかったのは、ウィノナの美しさにハッとさせられるからか。 耽美と表現すれば聞こえはいいが、耽美さに欠けてたような。 妖艶さも薄っぺらなエロで誤魔化された感じ。 伯爵の絶命シーンも唐突に目を上目に剥くので、 もう少し自然に出来ないものかと思った。 何もかもが空回りの中途半端な作品、惜しいとも感じなかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-18 17:07:25) |