1481. アイ・アム・ニューマン 新しい人生の見つけ方
《ネタバレ》 現実逃避の男女のロードムービー。何に嫌気がさしたのか解らん男と身の上話が何の言い訳にもならない単に手癖の悪い女の行く先々での下衆な行いはコメディタッチのようでそうでもなく、コリン・ファースでなければ鑑賞リタイアだった。ラストでどのツラ下げて息子に会いに行ったのだろうか。安易な邦題にアホらしさが募る。 [DVD(字幕)] 3点(2017-05-06 22:44:11) |
1482. マラヴィータ
《ネタバレ》 マーティン・スコセッシ、リュック・ベッソン、デニーロの組み合わせでのお決まりの暴力シーンが満載なのはまだしも、嫁・娘・息子までもが暴れて鬱憤晴らしをしているのに嫌気がさす。ラストのドンパチではトミー・リー・ジョーンズの見せ場が無いわ、敵方がアッサリとやられてしまうわ、ご近所さんを始め多くの人が巻き添えになるわで後味の悪さこの上ない。去り行く車を「お前等だけ幸せに暮らせると思うなよ」と思いながら眺めてた。こんな犬畜生にも劣る一家を保護するFBIジョーンズさんの心中お察し致します。 [DVD(字幕)] 3点(2017-04-16 15:01:35) |
1483. ムーンライト
《ネタバレ》 悲しい時に見る景色は綺麗に見えるもので、月明かりの浜辺はその通りの美しさ。ヒョロヒョロの少年シャロンは父の様に慕うクスリの売人(母にも売っていた事を知り彼のもとを去る)に「自分の人生は自分で決めろ」と教えられる。ヤク中の淫売婦の母の育児放棄とゲイを標的にされるイジメに遭う過酷な少年期を経て自らも屈強な(ちょっと信じ難い程の)売人のチンピラとなる。初恋の友人ケビンとの再会で恋心を告白したところで終わりとなる物語に、「だから? 何が言いたい? これで作品賞?」呆然自失状態。更生施設らしき所で面会した母の涙の懺悔と更生して真っ当に働くケビンに接したシャロンが今後の人生をどのように決めるのだろうか。考えさせられたところに3点。 [映画館(字幕)] 3点(2017-04-02 00:07:08) |
1484. ブラック・ファイル 野心の代償
アル・パチーノとアンソニー・ホプキンスの対決という事で、お顔を観に劇場に足を運ぶ。健在ぶりにはホッとしたものの、余りにもお粗末な脚本の駄作にご両名が出演なさった理由を知りたい。当サイト3点の内容そのものの作品。 [映画館(字幕)] 3点(2017-01-15 20:23:14) |
1485. デビルズ・ノット
コリン・ファース、リース・ウィザースプーン共演に期待するも客寄せの存在にガッカリ。事件の背景を掘り下げること無く顛末を淡々と見せるだけの製作者の姿勢にもガッカリ。 [DVD(字幕)] 3点(2016-12-30 11:31:42) |
1486. いとしい人
《ネタバレ》 顔も体もギスギスしたヘレン・ハントが演じる心もギスギスしたエイプリル。知的ぶった物言いと裏腹に本能のままに生きてるかのような浅はかさが見苦しい何の魅力も無い彼女に惹かれて結ばれたフランクに「どこがいいの?」「何で?」と声を大にして言いたい。白けたまま終わった作品。 [DVD(字幕)] 3点(2016-11-20 02:21:51) |
1487. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
バーベキューで泥酔しⅢ度熱傷を負いながら、「記憶が無い、痛みが無い」とアッケラカンとしている娘を叱り飛ばした出来事を思い出す。映画にするくらいなので、ありえないハチャメチャさは百歩譲るとして、それがドラッグによるのは一歩も譲れない。蛇足なエンドロールがつまらなさにとどめをさす。 [DVD(字幕)] 3点(2016-07-03 16:34:58) |
1488. 遊星からの物体X
初見、予備知識ゼロ。シベリアン・ハスキーの怪しげでただならぬ様子に期待が募った途端のアレ。「ウワァーッ! オエェー!・・・・・・・・・・・」借りた事を後悔する。同じようなゲテモノ描写がこれでもかと続くのを、えずいて涙ぐみながらもリタイアせず観続けられたのは、外部から遮断された環境下で誰がソレなのかの怖いもの見たさがあったのでしょう。 [DVD(字幕)] 3点(2016-01-24 19:01:08) |
1489. 帰らざる河
《ネタバレ》 初見。マリリン・モンローの見惚れる美しさに3点。私でも直ぐに解る合成川下りはご愛嬌として、ストーリーがどうにもこうにも安っぽい。ライオン、トナカイ(?)、人間扱いされていないインディアンに失笑する。幼い子に後ろから人を撃ち殺させるのには、野暮を承知で、言語道断と言わせてもらいます。 [DVD(字幕)] 3点(2016-01-17 01:13:38) |
1490. 許されざる者(1992)
《ネタバレ》 リメイク版から興味をそそられての鑑賞。びっくりする程忠実にリメイクされていたオリジナル版でした。話のつまらなさもそのまんま。イーストウッドから謙さんの気魄は感じず。一点だけ違った「その後商売で成功したらしい」には怒りがこみ上げます。「お前だけ幸せに暮らせると思うなよ」 [DVD(字幕)] 3点(2013-11-07 23:32:17) |
1491. 完全なる報復
《ネタバレ》 報復とは同じ思いを味あわせる事。 クライドの10年越しの怨念は犯人、司法、市政に向けられた常軌を逸したもので、奥歯を噛み締めた面持ちが正気と狂気の狭間にある不気味さを感じさせ、「どこまでやってしまうのか」力が入りました。しかし、トンネルに脱力させられ、ニックのクライドに対する「報復」に醒めきってしまいました。クライドは甘んじて罰を受けたのに対して、ニックは「正義の鉄槌を下しました」気取り。唾棄すべき「ご都合主義の正義」が極まれる作品でした。 [DVD(字幕)] 3点(2013-05-20 22:29:27)(良:3票) |
1492. 運命のボタン
《ネタバレ》 「あっ、もう押しちゃった」と口アングリ。その先も終わりまで口アングリ状態でした。製作者はハンディキャップや困窮に負けて他人を泣かせれば自分も泣くことになる事を言いたかったのか。火星人?一派のやり口は不可解且つ不快、国家権力の目的も不明。あれこれ伏線を張って盛り上げようとするものの空回りしている作品です。 [DVD(字幕)] 3点(2013-04-16 00:46:10)(良:1票) |
1493. ことの終わり
肉欲まみれの不義密通の物語だけならご愛嬌ですが、宗教色の強さに白けました。執拗に「神」を口にする二人ですが、不貞を誰にも見られていなくても神様は見ているのだとはこれっぽっちも考えられないのでしょう。加えて、空爆に見舞われ生死がかかっている時世に「戦争も味方してくれた」とのたまうアホさ加減にドン引きします。 レイフ・ファインズはナルシストの間男ぶりが板についております。 [DVD(字幕)] 3点(2012-09-20 00:12:39) |
1494. マージン・コール
「誠実」「信頼」という言葉を知らない、金の為なら何でもする、面々の行動原理が明快でした。ただ、「大変(であろう)な危機」が思わせぶりで全然真に迫って来なくて、全く盛り上がれませんでした。お目当てのジェレミー・アイアンズの健在ぶりに加点。 [DVD(字幕)] 3点(2012-04-30 19:08:57) |
1495. ミュンヘン
スピルバーグ特有の、人殺しの描写における「どうしてそこまで」という凄惨さにウンザリしますが「お前だけが嫁や子供と幸せに暮らせると思うなよ」という声なき声に怯える主人公のザマに活かされており、高邁な大義名分のご都合主義が浮き彫りにされています。 しかし、もう一つの特有であるダラダラとした語り口は何にも活かされておらず、ウンザリするだけでした。 [DVD(字幕)] 3点(2011-07-29 22:54:04) |
1496. パッセンジャー57
ストーリーに捻りがないので、特異なテロリストのリーダーのキャラと、キレのあるテロ対策専門家のアクションが活かされておらず、単なるドンパチを見せつけて「はい、オシマイ」という作品。鑑賞後は余韻を感じることもなく呆気にとられるばかりでした。 [DVD(字幕)] 3点(2011-07-03 12:51:17) |
1497. キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争
ストーリーの他愛の無さは想定内。ビジュアルはハイテク化が進んでいるも、小賢しさばかり感じて全然楽しめないのは想定外。永らくの希望が叶った続編でしたが、期待外れにガッカリします。 [DVD(字幕)] 3点(2011-06-26 01:49:10) |
1498. 007/トゥモロー・ネバー・ダイ
線が細いながらも、偏執狂的な雰囲気が漂うジョナサン・プライスに3点。彼に揶揄されていたカンフー・お姉ちゃんのミシェル・ヨーは、何一つとして魅力を感じないボンドガールとして記憶に残っています。 [ビデオ(字幕)] 3点(2010-05-02 15:20:26) |
1499. スピード2
こんな出来栄えでスピードを名乗るとはスピード違反、最低速度違反です。 [ビデオ(字幕)] 3点(2010-04-12 00:11:48) |
1500. そんな彼なら捨てちゃえば?
人間関係を把握するのがやっとの状態。ドロドロした話でないのは分かるとしても、盛り上がりのないダラダラとした展開は退屈。何度か出てくるインタビューシーンの蛇足さが一番印象に残りました。挑発的なタイトルですが、捨てちゃうのは彼ではなくて、自身の依存心、執着心、復讐心ですね。 [DVD(字幕)] 3点(2010-01-07 08:37:38) |