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風小僧さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 262
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自己紹介 現在の技術で作られた映画を観る目線で過去の映画を見下すようなことは邪道と思っている。できるだけ製作当時の目線で鑑賞するよう心掛けている。

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141.  長い灰色の線
長い灰色の映画だったなあ。・・・時間が。とにかくJ・フォードのアイリッシュ愛と愛国者ぶりがよくわかった、てだけの映画。軍人の一代記に特に感じるものはない。T・パワーが終戦直後、進駐軍の一員として来日したとか。その点では適役だったな。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2015-09-09 15:27:23)
142.  硫黄島からの手紙
硫黄島二部作の1本、評価は2作トータルで7点だ。こちらの方は日本側からの視点で製作とあったが、栗林中将と西中佐の描き方を見ると「知米派=部下思いのいい上官」的な描き方で、単調なアメリカ目線を感じる。爆撃を受けて馬をいち早く心配するのもどうかと思う。戦闘場面は迫力十分だが、記録映像を見慣れたせいか、リアルに見せようとすればするほど「技術が発達し表現方法が進化しました」という作り物感が出てしまう。戦場では負傷者の血しぶきが顔に当たるどころか、肉片や内臓がもろに飛んでくることもあるのだろう。仮にそこまで描写されたとしても心に響くだろうか。音声も気になる。音の遠近感(奥行)を出す思惑があるのだろうが、小声でセリフをしゃべられても何を言っているのか不明。リアリズムは結構だが、観る(聴く)人を意識して作ることは大事だ。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2015-09-09 11:28:41)
143.  父親たちの星条旗
激しい戦闘場面等を通じて戦争の悲惨さ・虚しさを前面に出している。兵士の苦悩や葛藤を丁寧に描いているが、数多の回想形式映画を観てきたせいか、ものすごい既視感がある。それだけに陳腐な印象。基本的には「市民ケーン」の構成かな?事前にBSのドキュメンタリー番組を観ていたため、星条旗を立てた後も戦闘が続いたことや、写真が戦費調達に利用されたことを知ることができた。一部の兵士をヒーロー扱いする政府やマスコミの手口は醜い面もあるが、冷静に考えればこのような資金調達が戦争勝利に貢献したともいえる。したたかに計算されたアメリカの国力と、最後は竹やりで本土決戦しようとした日本、彼我の差を感じさせられる。印象深いのはアイラ。案の定、数か所のシーンで彼に対する差別が描かれており、人間としての苦悩は深い。陰の主役といっていいだろう。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2015-09-03 20:55:01)
144.  ファントム・オブ・パラダイス
怪作にして快作。音楽業界を背景にした人間模様が原色コテコテに展開という感じで、ロック・ミュージカルという印象ではない。「オペラ座の怪人」「ファウスト」を土台にしているため物語がしっかりしているのもむべなるかな。ファントムの悲恋が切ないが、怪奇的・喜劇的な要素タップリで、特にビーフ(まさにキモカワイイ)の歌うシーンは何度観ても笑ってしまう。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2015-07-20 17:02:39)
145.  テキサス
A・ドロンのハリウッド進出失敗作のひとつに数えられていますが、私にはピッタリの映画で、自分を洋画鑑賞に誘ってくれた記念碑的作品です。 「月曜ロードショー」で初めて観ましたが、何度観ても笑えます。先住民の酋長の息子を笑いものにするシーンは、決してインディアン蔑視ではなく、大企業オーナーの2代目バカ息子を嘲笑しているとみるべきでしょう。最後の石油噴出シーンも現代社会への風刺が効いています。 劇中、ドロン、マーティン、R・フォーサイスの3人が三者三様で会話をして、話がかみ合わないシーンがあり笑えますが、映画「ニューヨークの休日」にも同じような設定がありました。これは舞台劇の流用でしょうか? それにしてもP・グレーヴスは、この映画のほかにも「第十七捕虜収容所」や「狩人の夜」など、いい映画に出ていますなあ。  
[地上波(吹替)] 10点(2013-12-30 20:20:38)
146.  ビヨンド the シー/夢見るように歌えば
歌手B・ダーリンの生涯を描いたもので、興味深く観た。子供の頃の病気が遠因で彼が早世したとは知らなかった。若い頃のボビー・ダーリンをK・スペイシーが演じるには、ちょっと無理があったかな。でも、自ら演出し、懸命に歌い踊る姿は好感が持てる。「有名人をモデルとして、本人ソックリに演じてオスカー受賞」狙いとは全然違う映画。だからこそ支持したい。ちなみに「俳優ボビー・ダーリン」も素晴らしかった(映画「突撃隊」)。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-11-03 21:44:12)
147.  スタンド・バイ・ミー
ノスタルジー映画の代表的なもので、好きな作品だ。少年期に体験する冒険、友情、喧嘩、家族の葛藤などを通じて精神的に成長していく姿をしんみりと描く。主役W・ウィートンと悪童役K・サザーランドが対照的で適役だ。ブルーベリーパイの大食い大会はユーモラスだけど、ゲボを吐くシーンだけは好きになれない。逆に、好きなシーンは猛犬と恐れられた犬が、実は弱々しい小さな犬だったというオチ。伝説とはこういうもの、というナレーションには「そうそう」という思いだった。「ミネソタの猛虎」とか「AWAの帝王」と呼ばれたヴァーン・ガニアの初来日時のファイトがまさにこれにあたる。それまでは、「チャンピオンは強い」というイメージ(あくまでもイメージ)があったが、見事に壊してくれたもんなあ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-18 11:51:52)
148.  カプリコン・1
「アポロ11号の月着陸はねつ造」説の元ネタのひとつ。前半は快調で、テンポよく進み面白いのだが、後半は意外性のない展開で、残念な結果だった。ちなみに、アポロのねつ造説は、”この映画を真似て月着陸シーンを製作した”とされているが、もしこの説が正しいのなら、ねつ造そのものよりすごい「世紀の発見」ですよ。なぜって、この映画の製作は1970年代、アポロ11号の月着陸は1960年代ですからねえ・・・。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-03-10 18:14:32)
149.  第十七捕虜収容所
これこそマイ・ベスト・ムービーだ。初めて観たとき、ドイツ軍の捕虜収容所長に対して捕虜みんなが一歩ずつ前進して抵抗を示す場面に感動した。その後何回も観て、主人公セフトンの、ドライだが憎めない生き方は自分の人生にも投影している。「ジョニーが凱旋するとき」は、多くの映画で使われているが、この映画が一番効果的に使われており、いまでも時々口ずさむ私の愛唱曲である。ラストシーンで、収容所に残った捕虜がセフトンの脱走した理由を問われ、NHK-BSの日本語訳では「工具を盗みたかったんだろ」と訳されていたが、初めて観たゴールデン洋画劇場版「また商売がしたかったんだろ」の方がピッタリくる。余談だが、ドイツのスパイ役P・グレーヴスのテレビ番組「スパイ大作戦」のエピソードで、この映画と同じような情報交換のシーンがあったことを思い出す。彼もこの映画に愛着をもっていたのでは? 
[地上波(吹替)] 10点(2013-03-03 19:10:30)(良:2票)
150.  戦場にかける橋
いくら自分たちが汗水たらして作ったものだからといって、橋を守るのは理解不能だ。戦争中ですよ。敵を利するものだから破壊して当然のはず。橋を守ろうとしたA・ギネスはおかしいよ。オスカーは彼よりも、橋を破壊しようとしたW・ホールデンの方がふさわしいのでは?
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-02-03 18:07:05)
151.  おもいでの夏
映画雑誌「スクリーン」読者の評判を読み、映画館で観た。少年時代の甘酸っぱい記憶が詩情豊かに描かれており、深く感動した。音楽も心に残る。思えば回想形式の映画には多くの名作があるが、人はこの種の映画に魅かれる傾向があるのではないか。「スタンド・バイ・ミー」もよかったが、詩情性の点でこちらが上だ。後年、音楽を担当したM・ルグランが言っていた。「センチメンタル、大いに結構じゃないか。」
[映画館(字幕)] 8点(2013-01-01 12:14:55)
152.  卒業(1967)
1970年代にリバイバル上映で観た。クライマックスの花嫁略奪シーンは胸のすくような感動で新鮮だった。花婿の立場はどうなるの?なんて考えもせず…。いい映画だが、A・バンクロフトは、どう見ても若者が誘惑されるほど魅力的じゃない。D・ホフマンもいいけど好みじゃない。二人の役を別の俳優でやれば(具体的には思い浮かばないが)、もっと感動しただろう。晩年、A・バンクロフトは「卒業」のことばかり聞かれることに不満だったとか。私としても彼女は「奇跡の人」の方がよかった。
[映画館(字幕)] 7点(2012-12-28 23:48:37)
153.  アトランティスのこころ
後味は悪くないんだけど、どう見ても「スタンド・バイ・ミー」の二番煎じって感じ。個人的にはブロンコ・ナグルスキーが有名な人だってことがわかってうれしかった。てっきりプロレスだけの人と思ってたら、フットボール選手として有名だったとは知らなんだ。まあ、アーニー・ラッド他の例もあることだし…。彼はテリー・ファンクにとってもヒーローだったな。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-12-24 18:34:13)
154.  渚にて
核戦争後の世界を描き、核の怖さを声高にではなく、淡々と描いている。人生に先が見えてきたとき、人は何をすべきか?深く考えさせられる。全編に流れる「ワルチング・マチルダ」の音楽が印象深い。例のコカ・コーラのモールス信号打電シーンは名場面だ。このシーンで終わってもよかったのでは?
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-24 09:49:33)(良:1票)
155.  フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)
不死身の心臓を持つフランケンシュタイン、その戦争への利用は極めて今日的なテーマであり、彼の成長過程を描く場面もリアルな怖さ、悲しみが伝わってくる。フランケン、バラゴン双方が身長20m台であまり大きくない点も特撮の腕の見せ所であり、特にアパートの水野久美とフランケンシュタインの遭遇場面などハッとする出来栄えである。全怪獣の中でバラゴンの造形が一番好きだ。フランケンシュタインのメークもピッタリで、両方とも活き活きとした動きである。初公開の頃、フランケンがバラゴンを両手で持ち上げるポーズのポスターが印象的だった。後年、怪獣映画のボディリフト(相手を仰向けに持ち上げる)と、プロレスのボディリフト(相手をうつ伏せに持ち上げる)の違いに気づいた。大好きな高橋紀子もちょっと出演。大ダコが出てくるアメリカ公開版はいただけない。山火事の中で地中に沈む日本版がいい。
[映画館(邦画)] 9点(2012-12-22 21:07:11)
156.  さよならをもう一度
A・パーキンスは大好きなのだが、どう見てもこの映画ではストーカー的にしか見えないよ。カンヌ映画祭で男優賞受賞とのことだが、欧州映画人のセンスってこんなもんかねえ。音楽はいい。何十年か前に小森和子さんのラジオ番組で、この映画が製作された当時のE・モンタン、E・バーグマンとトニパキ3人が和気あいあいとパーティを楽しんでいる様子を放送したことが思い出される。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-16 17:07:16)
157.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
いいたいことはわかるが、悪ふざけ的な印象。「When Johnny Comes Marching Home」の音楽を多用しているが、これはこの音楽に対する侮辱とみた。キューブリックは肌に合わない。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2012-12-15 20:51:49)
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