1601. 卒業(1967)
子供心に憧れを抱いたラストシーン。今観るとただの子供騙し。全てを親にあてがってもらう金持ちボンボンが持った自らの意志が母娘の掛け持ちとは。笑わせるにも程がある。ホイホイ付いて行くエレーンにも失笑。他者への配慮が皆無な行動を「若気の至り」「体制への反抗」とうそぶき、時代の象徴と美化する点に虫唾が走ります。感想が180度ひっくり返った稀有な作品です。 [DVD(字幕)] 1点(2009-09-28 17:50:33) |
1602. RONIN
子供が小さい時でデ・ニーロ観たさに万障繰り合わせて鑑賞したのですが、その甲斐がありませんでした。タイトル、キャラクター、展開、全てが思わせぶり。結末はお粗末。多数の有名人を広告塔に使用した悪徳商法の口上のような作品でした。個人的な思い出の部分に1点。 [映画館(字幕)] 1点(2009-09-20 12:10:35) |
1603. 地獄の黙示録
共に戦争で頭がおかしくなっちゃった犯罪人カーツ、処刑人ウィラード。ミッション過程における、それぞれのエピソードをこれ見よがしな演出で描く事により戦争の「狂気」を際立たせようとしているのでしょう。チープな発想とリンジョウカンが噴飯モノです。そもそも戦争などどのような大義を掲げようと正気の沙汰ではない行為なのです。本作の「狂気」などその大義すらカケラも見当たらないという点での失笑・嘲笑でしかないウスッペラ~イものなのです。おかしな者同士の「どーにでもなれ」と言わんばかりのヤケクソ感漂う結末に、立ち見での鑑賞と相まってグッタリ・ガッカリした事は今も忘れられません。大枚をはたいて作り上げたという事ですが、桁違いの額の税金を使う本物の戦争に比べれば「愚劣」さも他愛ないと思えるところに1点加算。 [映画館(字幕)] 1点(2009-09-17 00:16:14)(良:1票) |
1604. ナチョ・リブレ/覆面の神様
小学生の頃からのプロレスファンです。マスカラス対デストロイヤーの一戦を記憶しています。多少の期待があったのですが、しょっぱい作品でした。脚本と俳優と映像から漂う薄汚さとヘタレ感、笑えぬギャグ、見所のない試合模様。早送りしたいのを堪えながらの鑑賞でした。上映時間の短さに免じて1点です。 [DVD(字幕)] 1点(2009-04-24 22:21:34) |
1605. 魅せられて(1996)
ベルトルッチ監督でアイアンズ夫妻が出てるというので、期待は物凄く大きくて、途中も、ん?、ん?と思いつつ、「ここから面白くなっていくんや」と自分に言い聞かせていました。結局、「ん? 終わってしもた・・・」こんなリヴ・タイラーのプロモーションビデオの如き作品を見せられて、人に裏切られるのと同様、作品に裏切られるのもツライと感じました。↓の方のおっしゃる通り、自分なら自分の性経験をあんたらに気安く話す筋合いはない、ほっといてんか!と言ってるでしょう。 1点(2004-01-17 21:17:20) |
1606. オータム・イン・ニューヨーク
アマチュアが思いつきで書き上げたかのような脚本は酷いです。演じるリチャード・ギアが輪をかけて酷い。やたらとニヤニヤ笑いながら薄っぺらい台詞をのたまうのを観て、横山ホットブラザーズののこぎり芸「○~○~○~は ○~○~かぁ、今日~ちょっと寒いぞ~」が浮かんできます。 1点(2003-12-03 17:27:56) |
1607. ドライブイン殺人事件
《ネタバレ》 冒頭での首がスパッと落ちるのに力がはいったのですが。画質が恐ろしく悪く夜のシーンの見辛さに肩が凝る。犯人を見届けようと我慢を重ねたのをせせら笑うかのような舐めた結末に絶句。鑑賞後IMDBのTrivia欄にある脚本7日、撮影4日、(意味不明だった)倉庫シーンは尺を伸ばすため土壇場で追加・・・等々、大人とは思えない舐めきった製作過程に-1点。 [DVD(字幕)] 0点(2023-06-23 02:44:53) |
1608. ブラッド・フィースト 血の祝祭日2
もう、エエわ、アホ。以上。 2022.9.2追記 ハーシェル・ゴードン・ルイス作品鑑賞第五弾 40年近い時を経て作られた本作 頭の皮ベロンチョ以外既視感満載のグチャグチャ描写は数が多くてお好きな方は満足感が得られると思われます。 付け足し部分のお話は監督年の功を見せてくれるか・・・そんなことは皆無の駄駄駄駄駄話。 観る前のこんなものだろうとの予想の遥か斜め下をゆく監督自己満足の一品。 [DVD(字幕)] 0点(2022-09-01 15:49:30) |
1609. マイラ
《ネタバレ》 監督ラリっての自慰行為を見せつけられたひととき。その手の駄作は他にもあるものの、本作はローレル&ハーディ、マレーネ・ディートリッヒ、リチャード・ウィドマーク、ジュディ・ガーランド他多数のカット映像がふんだんに挿入されているところが、「偉大な先人をアンタの妄想に引っ張り出すな。阿呆!ド阿呆!」胸糞悪さの極み。メイ・ウエスト&ジョン・ヒューストンにも「恥ずかしくないんか!」罵声を浴びせたい。御大イーディス・ヘッド女史が「作品に参加したのは一生の不覚」と嘆いたと言うのも頷ける動画。 [DVD(字幕)] 0点(2021-06-02 16:49:38) |
1610. ラスト・ムービー
DVDジャケットの若々しいデニス・ホッパーに惹かれての鑑賞。監督として撮りたい映画を撮ったのでしょう。鑑賞後に知った、ロケ地ペルーへの移動の飛行機の中から撮影中、編集作業に至るまで酒とマリファナとLSDにどっぷりだったというのになるほど納得。それに相応しいヤク中自慰作品でした。アホ臭さを噛みしめながら劇場鑑賞し損ねたのが不幸中の幸いだと胸なで下ろしています。 [DVD(字幕)] 0点(2020-09-02 16:03:43) |
1611. アタック・オブ・ザ・キラートマト
予備知識ゼロで鑑賞。トマト大好き、トマトジュース大好き、ブラッディメアリー大好き。愛しのトマトがコケにされた悶絶駄作。アカンわ。 [DVD(字幕)] 0点(2019-04-25 16:55:14) |
1612. インランド・エンパイア
薬物中毒者が発症時に作ったらこんなのが出来上がるのだろう。この糞映像を3時間観るなら本物の〇〇を3時間眺めるほうがマシかも。 ジェレミー・アイアンズ何で出演した? 心揺さぶられた「エレファント・マン」と同じ人が監督とは・・・・・頭痛と吐き気に見舞われる中で混乱しています。 [DVD(字幕)] 0点(2018-10-06 22:51:05) |
1613. プラン9・フロム・アウター・スペース
《ネタバレ》 「エド・ウッド」鑑賞済み。監督の亡きベラ・ルゴシへの愛は感じるものの、引っ張り出してきた資料映像のベラ・ルゴシには魅力を感じられない。幼稚で滅茶苦茶な脚本、哀れみを誘うジョージ・スティールの姿、ボールベアリング円盤に代表される薄ら寒いセット。映画への愛情は今作では独り善がりなもので生み出された作品は見るも無残なものだった。こんなので金を得ようとした事に不快さもさることながら残念さで一杯。 [DVD(字幕)] 0点(2018-06-08 14:18:03) |
1614. カリギュラ
《ネタバレ》 ジョン・ギールグッド、ピーター・オトゥール共演以外の知識なく鑑賞。カリギュラ即位から暴虐の限りを尽くした挙句惨殺される歴史モノに名を借りたAV。モザイクがかかっているもののハッキリと映っており、ありとあらゆる種類の行為を飽きる程見せられる。官能美のカケラもないゲテモノポルノはそっち目当てで鑑賞してもゲンナリすること請けあい。彼等が何故こんなクソ以下のシロモノに出演したのか? カリギュラとダブって見える大金持ちの色情狂に薄汚い手口で騙された無念さを思うとハラワタが煮えくり返る。「小人の饗宴」を遥かに上回る鑑賞歴中最低最悪の動画。 [DVD(字幕)] 0点(2017-12-08 02:14:46) |
1615. ラスト・タイクーン
ロバート・ミッチャム目当ての鑑賞。大物俳優がゾロゾロ出てくるがクソつまんないオハナシ。臆面もなく共産主義云々の台詞を吐かせる恥知らずな下衆監督の遺作に見合った滓動画。 [DVD(字幕)] 0点(2017-10-30 16:38:37) |
1616. 死霊の盆踊り
本サイトレビュワーとして13年7か月にして念願の初鑑賞。ストリッパーのオーディションの如き裸踊りが披露される。だけ。踊り子以外の出演者のダイコンぶりもあまりにもイタイ。自分の目で確かめた本作は正真正銘掛け値なしの0点であります。「これから話す物語は気を失うほどに恐ろしい」オッサンのお言葉ではありますが、そこそこ綺麗な身体のオネエチャンとは違う醜女老体が踊りまくる姿こそが真の恐怖なんだよなぁ、と風呂上りの鏡の前で思うワタシです。 [DVD(字幕)] 0点(2017-06-23 15:27:04) |
1617. プライベート・ライアン
臨場感は凄いです。確かに。リアルさを窮めて悲惨さを訴えようとしているのでしょうが、そこは人殺しの道具を持った者同士が殺しあう、言うまでもない狂気の場。これみよがしで執拗過ぎる描写。ミッションはおらが軍の人道主義を誇示するプロパガンダ。二つの相乗効果で味わう不快さが特筆に価します。 [ビデオ(字幕)] 0点(2009-11-22 03:07:51)(笑:1票) (良:4票) |
1618. 愛の狩人
某作品の「女は子宮でモノを考える」のお説が思い浮かぶ、脳味噌が海綿体から出来ている野郎二人の安物の欲情をひたすら見せられる。アホクサ。 [ビデオ(字幕)] 0点(2009-10-29 19:24:22) |
1619. 地獄の黙示録 特別完全版
不完全な所を補う何かがあるのだろうかと6年前に観ました。慰安婦さん、カーツの如き仏人入植者からも何も観るべきところはありませんでした。だらだらだらだら時間をかけている愚劣さにオリジナルから-1点。 [DVD(字幕)] 0点(2009-09-19 13:15:40)(良:1票) |
1620. シカゴ(2002)
共感できるストーリーがあってこそのミュージカルで、そもそも映画は生きていくための糧の一つであると自分は考えています。自分は悪役好きですが、品も知性も皆無で、恥を知るという事を知らず、畜生でも持っている可愛さも無いゲスな登場人物達にはヘドが出ます。彼らが織り成す下らんストーリーを、編集した歌と踊りと音楽でギトギトに飾り立てた「馬子にも衣装」のような作品に感じました。何とかこぎつけたラストで、二人が下品に踊る姿に喝采を送る観客のシーンを観終わった後の腹立たしさといったら、これ程胸がむかついた作品は今の所これだけで、0点の評価にさせて頂きます。これを作品賞に選んだのはアメリカというお国柄が実に良く出ていると思いました。 0点(2004-01-07 21:45:47)(良:1票) |