1. アンノウン(2011)
《ネタバレ》 何の予備知識もなく見始めたので、最初は面白かった。 少なくとも終盤で真相が明かされるまではハラハラドキドキさせられた。 でも、冷静になって考えてみると納得できないことがいろいろ出てくる。 ここまで用意周到に計画してたのに空港に忘れ物しちゃうのがアホ過ぎる。 もし中身を確認されたら計画は失敗だった。 取りに戻ろうとしたら通信障害で連絡できず、事故に巻き込まれるという強引な展開。 しかも、シナリオ的に都合の良いように記憶が改変されるという無理な設定。 無免許で派手な事故を起こしたのに警察が捜査してなさそうなのも不思議。 不法滞在なので逃げたのは理解できるけど、怪我した被害者を警察が放置する意味は理解できない。 意識が戻ったら警察が調べるはずで、簡単に退院させた担当医はアホ過ぎる。 それから、ユルゲンが自殺するのも諦めが早過ぎるような気がする。 すべてを悟ってたなら直ぐに連絡してあげたら何かの手助けになったかも知れない。 逆にユルゲンに正体がバレてたのに本人にはまだ知られてないと思ってたのも謎。 既に連絡されて正体がバレてる前提で計画を練り直すでしょ。 パスワードを知ってたのも都合が良過ぎて、娘の名前から推理したなんて納得できない。 あと、嫁が爆発を止めようとしたのは、どう考えても自殺行為。 爆発したとしても、止めて爆弾が残ったとしても、疑われることに変わりはなかったはず。 あそこはさっさと逃げるのが正解だったはずなので、プロの行動とは思えなかった。 シナリオ的には嫁をラスボスにした方が盛り上がったかも知れない。 記憶がどうあれ犯罪者に変わりはないので、計画を阻止してハッピーエンドというのはモヤモヤする。 2回見るといろいろと整合性が取れなくて納得はできないけど、初見限定でそこそこの評価。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-21 22:23:43)(良:1票) |
2. あと1センチの恋
《ネタバレ》 邦題でほぼネタバレしてるけど、こういったギリギリ結ばれないすれ違いのラブストーリーには弱い。 冒頭から既に泣きそうで、ピュアな感動物語を期待してたけど、実際にはかなり下世話な展開でした。 それでも、リリー・コリンズがただひたすら可愛いので、全部許す。 お父さんとか、親友とか、脇を固める登場人物たちの優しさにも癒されました。 あと、挿入歌がやけに豪華だね。 [DVD(吹替)] 7点(2015-11-03 13:11:42)(良:1票) |
3. アイ,ロボット
ロボットが反乱を起こすという話はよくあるパターンでまったく斬新さは感じなかったので、映画に対する評価としては可もなく不可もなく平凡な作品としか言い様がない。 それでも、登場するロボットに対する感情に関しては少し面白い感覚を得た。 まず特別な存在であるサニーは確かに他のNS-5とは一線を画して好感度が高かった。 見た目は同じだけど、やっぱりサニーにだけは好感を覚える。 それはサニーの話し振りや表情、行動から齎される感情なんだろうけど、皮肉にもそれを上回る親近感をNS-4の方に感じてしまった。 ご主人様の為に一生懸命に走って吸入器を届ける健気な姿。 泥棒と間違われて押し倒されても文句一つ言わず逆に謝罪しちゃう謙虚さ。 僕からしたらNS-4の方がよっぽど特別な存在に感じられましたよ。 NS-4萌えと言っても過言ではないくらいに愛らしい。 [地上波(吹替)] 5点(2013-06-29 11:37:13)(良:1票) |
4. 愛を読むひと
前半はエロ過ぎ。 後半は重過ぎ。 ラストは語り過ぎ。 そんな話を聞かされる娘さんに同情してしまう。 それぞれの心情があまり描写されていないので想像するしかないけど、これは愛を読んでいたわけじゃないような気がしますね。 前半の朗読に関しては、ハンナにしてみれば以前からの趣味、マイケルはご褒美に対する奉仕。 後半の朗読はハンナに対する贖罪といった感じでしょうか。 マイケルが行動していればハンナの刑期は短くなっていたはずで、そのことに対する罪滅ぼしと考えれば納得が行きます。 ハンナはそれを少し違った形で受け取っていたようで、そのすれ違いが切ない顛末を招いてしまったのでしょうか。 何にしても娘に語り継ぐような話じゃないことは確かのような気がしますね。 深みのあるいい作品だっただけにそれだけが少し残念です。 [DVD(吹替)] 6点(2011-05-17 16:34:39) |
5. アース
映像の迫力は圧倒的で素晴らしいけど、テレビのドキュメンタリー番組で見たことのある映像が多かったので、あまり新鮮味はありませんでした。 この作品独自の部分はナレーションとBGMくらいですけど、あってもなくてもいいようなものですね。 わざわざ映画として見る価値のあるものなのか疑問の残る作品でした。 [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2010-04-04 19:14:39) |
6. アンダーワールド(2003)
なんで銃で戦うのかよくわからない。 話も取って付けたようなもので、単に銃撃戦をやりたかっただけかと。 ラストはちょっと盛り上がったけど、肌色の悪さにいまいち乗り切れなかった。 もうちょっとかっこ良かったら、しびれたかも知れんけど、最後までいまいちな感じでした。 [DVD(吹替)] 4点(2007-05-07 05:19:56) |
7. アメリ
見ていてなんとなく幸せになれたような気がする。 この手の小ネタ集は狙い過ぎると冷めてしまうもんだけど、 この作品は一歩引いたような謙虚さがあったように感じる。 大爆笑というほどではないのだけど、くすくす笑えるそんな感じの作品。 [DVD(吹替)] 7点(2006-06-07 12:13:51) |