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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2013
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1.  ジーパーズ・クリーパーズ 《ネタバレ》 
見たことない役者ばかりで見るからにB級ホラー。なのにコッポラの名前が製作総指揮(まあこのポジションて名前貸しのことが多いけど)に据えられてるじゃないですか。それに釣られた数多の客のうちの一人になってしまった。 つまんなかったなあ。実際の事件から思いついた(らしい)アイデアを色んなホラーやスリラーから拝借してツギハギに仕上げてるので既視感だらけ。後ろからトラックで煽られるとか、逃げたくても必ずエンジンのかかりが悪いとか、事件のひとつは警察署内で起こるとか、他作品をパクってばかりの演出にうんざりしました。 また主役2人の行動に理性も整合性も無いんだ。「あなたダリーね!」と突然現れる霊能者のオバサンはタイミング良すぎでコントみたいだし。 まあ主演の二人がカップルでなく姉弟なのが目新しいかな。でもこれだって必然性はないし。コウモリ男の扱いや造りも雑でクリーチャーに対する愛も感じられないや。どうにも脚本も志も偏差値の低いなんじゃこりゃな作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2023-09-21 00:02:46)
2.  13F 《ネタバレ》 
仮想世界の構築に成功したと思い込んでいた自らが仮想世界の人物だった、というプロットは連環モノの高度SFですし‶アイデンティティの喪失と再構築”という難解な命題すらはらんでいて、事と次第によってはどえらい傑作になったかもしれません。 でも本作はきわめてライトな仕上がり。というか、中盤までの盛り上がりで話の面白いトコは終了してしまいました。 せっかく過去世界まで行ったのにやってることが買春と殺人。「現実の」世界から来た本家の女は夫が殺人者だとカミングアウト。姿も見せないそいつから逃げ惑う後半はありがちなB級サスペンスで萎えます。 電子の集合体に意志があるのか否か、という議論はハナからする気もないという姿勢ですがいやー、でもそこわりと引っかかっちゃったんですけどね私は。意志があるならあるで、そこんとこの描写がも少し丁寧にあっても良かったんでは。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-19 23:15:01)
3.  16ブロック
まず、わーブルース・ウィリス老けたなあ。役作りもあるんだろうけど、目周りの疲れ具合とか身体全体のくたびれ&下がり感がはんぱなくて、ぱっと見ブルースとは分かんないくらい。 でもね、ちょっとこの作品はB・ウィリス当たり役かもしんない。観終わってそう思いました。ブルース・ウィリスといえばダイ・ハードのジョン・マクレーンが強すぎて、その後実にたくさんの作品に出演してますけど正直どの役も「彼でなければ」というのが無い(個人の感想です)。そこへこの16ブロック。バディ・ムービーの変化形のような作品ですが即席で作られた相方との呼吸がうまいこと合わせられており、ブルースは余裕すら感じられるベテランの演技を見せます。人に説教などできぬ過去を持つ男の苦悩と、決断した時の腹の括りぶり。ロートル警官の哀切すら感じさせるブルースの新境地ぶりにほう、と感じ入りました。 ところで、バリー・ホワイトってタイヤ泥棒だったんすか。エンドロールと共に流れる彼の歌声に聞き入りつつ、「ええ声してる泥棒」というシュールな画を思ったのはワタシだけですか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-07 23:43:17)
4.  上海の伯爵夫人
クレジットに”written by Kazuo Ishiguro" とあって、おおなるほど、と膝を打ちました。抑制の効いた、品のある佇まいはまさにこの作家の筆致です。第二次大戦前の上海租界を舞台に、凋落したロシア貴族と元米国人外交官らが織り成す物語など、この人以外に誰が書けましょうか。 再現された上海の混沌として退廃なこと、時折挟まるロシア貴族の輝かしい時代の回想場面。猥雑さえ甘美な映像美に代える監督の手腕が冴えわたり、充足した視覚体験でありました。 元外交官のR・ファインズも伯爵夫人のN・リチャードソンも暗躍する日本人工作員の真田広之も、皆各々の矜持を維持して生きる様が高潔で観ていて心地よいのです。役者がみなハマった良いキャスティングだと思いました。 全編淡々としているようでいて、目を凝らすと底意地の悪い義母や義姉らはソフィアにとって人生の大きな棘だし、松田氏の怪しい動きにも心乱されたりと、水面下で大きなうねりは起きているのでした。クライマックスの群集混乱シーンは圧巻です。 そして忌々しいロシア貴族姉妹の余りの非情さに腹煮えたぎったワタシは、このラストに心から満足しました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-07 00:49:37)
5.  シャーロック・ホームズ(2009)
ガイ・リッチーの思い切ったキャラ造形が、ロバートとジュードという適材を得て生き生きと動いている、そこが一番の魅力。“結婚するのー?”“まじで?”とワトソンにちくちく嫌がらせを仕掛けるホームズ。全く12才のガキのようである。楽しい。見るたびにかちーんと固まっている受難犬トレッドストーンも可愛い。そして音楽と美術、こちらも優秀。19世紀のロンドンを全身全霊をこめて再現したかのような見事さ。女性のドレスは優雅で、男性のスーツは化繊のてろてろ感の無い上質さ、ああ眼福でした。
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-11 01:10:18)
6.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 
やっぱり、肩入れしたくなるのはB・B・ソーントン演じる冴えない兄貴。自分でも負け人生を自覚していて、良心のとがめにふらふら優柔不断で危なっかしいねえ。ああ、こんなのが仲間にいたらうまく行きっこないぞう、と予想できちゃう。その弟夫婦、一見、世間的にはまっとうなこの人たちがかなりの曲者。けっこうな小ずるさを正論で糊塗するハンクも嫌いだけど、欲に遠慮の無い鬼嫁ブリジットが怖い。ことごとく裏目に出る彼女の計画ったら冷血だわー怖いわー。ついにはヨメよりはるかに小心の主人公、札束焼却にて証拠隠滅。しかしヨメとの溝はもはや埋め難く残ったであろう。手に入らなくとも大金とは人生を狂わせるものなのね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-08 00:30:37)(良:1票)
7.  白いリボン
鑑賞中は、異様な吸引力に息を詰めていた。観終わって脳が情報を整理するにつれて、じわじわとくる怖ろしさ。ナレーションが「村はいつもの平和に戻った」と何度も言うけど、いやいやいや、この村の病根のハンパないこと。陰惨で、閉塞で、それでいて苛烈な暴力。“白いリボン”は抑圧の象徴だ。一見優等生のクララの眼差しをあんなにも暗い狂気にしたリボン。怖い。冒頭で「この出来事は当時のわが国のありようだ」と語られた。この後、第一次大戦が勃発し、やがてナチスが台頭する時代を迎えるドイツ。戦禍に巻き込まれた形のヨーロッパ周辺国にとっては「やだドイツ訳わかんない。何考えてんの」という思いが数十年にわたって積もり積もってきたであろうから、この映画の不気味さにはカンヌの審査員達もなんかすごく諒解できるものがあったんじゃなかろうか。想像だけど。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-25 00:26:41)
8.  シカゴ(2002)
ミュージカルが苦手な向きには鬼門の映画。これ映画というよりもろにショーだった。私は物語が好きなのでやはり楽しめなかった。レニーをマリリンのオマージュに使うには役足らずすぎる。ちょっと怒った。キャサリンのことは初めて魅力的な女優さんだと思った。これだけかな収穫は。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-05-09 00:49:23)
9.  17歳のカルテ
アンジーの出世作にして今のとこ最高作なんじゃないかな。これほど彼女が“やってのけた”作品てあるかしら。野良猫みたいな強い警戒心を瞳にぎらぎらさせてその場の空気をぱっと支配しちゃう存在感。ゲームのスーパーヒロインみたいな役でイメージが固定されてしまうのはほんと勿体ない。ウィノナが食われてしまってるなあ。アンジーがはまり過ぎなので分が悪いんだけどね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-04 01:27:45)
10.  白いカラス
すごく深いテーマを扱ってしまって、制作側までが深すぎて底が見えなくなってるような。どうやって収めようかと演出した結果が色ボケしているホプキンスに情緒不安定なキッドマン、何もしてないG・シニーズといった無残な有様に。危険人物とされているエド・ハリスのみ存在感あり。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2012-11-27 15:55:21)
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