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奥州亭三景さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別
メールアドレス sankei_o@olive.freemail.ne.jp
自己紹介 あたしは見ている映画は数あれど、
思い出せずにREVIEWが出来ません(笑)
我が心の師である、淀川長治氏の”愛ある批評”を目指していますが
ストレスが溜まってるのか、最近は毒舌が多くなりました(笑)
そんな愉快な奴ですが、お見知り置きを

好きな映画ジャンル
 戦争映画、コメディ映画、ドキュメンタリー映画
 スポーツ映画、実話系映画、

苦手な映画
 スプラッタ系ホラー映画
 (子供の頃に失神して以来、トラウマなんです)
 最近のハリウッド系映画

”特に”好きな映画監督
 チャールズ・チャップリン、黒澤明
 80年代前半までのスピルバーグ、ジョン・ランディス
 マイケル・ムーア、井筒和幸、大林宣彦

好きな役者
 懐かしい名前しか出てこないので書きません(笑) 

好きな映画評論家
 淀川長治(本当に評論家の究極な方でした)
 荻 昌弘(視点と分析力、好きな映画への熱弁が素敵な方でした)


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181.  ローレライ 《ネタバレ》 
あまり期待してなかったから、見てみて、取り敢えず最後までみれたという点は良かったけど、しかし、異様なまでに薄っぺらい感じがしたのが引っ掛ります。別に重々しくしろって事では無くて、海外のこういった映画であれば、絶対にもっとスケール感や迫力がでるのだけど、これにはそれを感じられないんです。役者はみんな結構しっかりしてるんだけど、やはり事務所的に駄目だったのかなんだかわからないけど、妻夫木と佐藤の二人は演技以前に役としての姿勢が出来てなかった気がする。それとかなり歴史的な事実と逸脱している脚本なんで、史実的事実をしってると、「なんで?」と思う個所があって、その辺がきになちゃった。艦の構造的な問題もあるし(いや、伊507のモデルになった潜水艦があったのは間違い無いけど、ギミック的な部分がちょっと問題ありすぎ)、設定的にヘンな所も随所にある。個人的には邦画応援したいというのに、どうしても応援できないと感じてしまったのが痛いね。 
[DVD(邦画)] 6点(2006-03-12 16:11:07)
182.  電車男 《ネタバレ》 
良かったですよ。 あたしとしてはこの映画で言葉(台詞ではなく)の中に含まれる感情というものが良く伝わったし、それによって自分がこの映画の与える感動というものをどのように伝えようとしていかがわかったような気がしましたから。残念ながら、一番感動させるであろう告白のシーンであまり感動しなかったのだけど、それはそれ以上に電車男と応援する2ちゃんねらーの言葉に感動したからで、多分、この辺は人の感動に仕方に違いがあるから構わないんじゃないかと思います。ちょっと残念だったのは2ちゃんねらーの妄想(戦場)のシーン。コメディリリーフにしたかったのだろうけど、反って物語の勢いを削いでるきがしました。でもエンターテイメントとしては上出来だと思います。
[映画館(字幕)] 9点(2005-07-04 16:49:32)
183.  逆境ナイン
いやーえがった。絶対に原作の過剰なまでのエネルギーに絶対に映画が負けると思っていたから期待半分、不安半分で見たのだけど、”これはこれ、それはそれ”で面白いですよ(笑)。少林サッカーや火山嵩と比較されるのは仕方の無い所ではありますが、あの2作の過剰さとはちょっと方向性が違うような気がするんですけどね。短い時間の中で原作のエッセンスを入れるとなると、どうしても淡白な感じになってしまうのだろうね。でも狙いは間違ってないんじゃないかなぁ。個人的には無理だと言い張る部員たちを一人一人説得するシーンをちゃんと盛り込んで欲しかったなぁ。演出もかなり狙ってましたね。それがみんな外してなくて良いし、夜空を眺めて呟く不屈の台詞は原作通りなんだけど、時期が時期だけに思い切りスマッシュヒットしてました。しかし、劇中に炎尾燃が出てくるのは知ってたんだけど、クレジットに”炎尾燃”ってそのまま出しちゃうものなぁ。ファンしか笑わないぞ(笑)
[映画館(字幕)] 8点(2005-07-02 21:14:37)
184.  西遊記(1960)
25年ぐらい前にテレビで見て、面白かったと印象を引っ張り続けて、最近になって久々にDVDで見ました。 最初に見たときの印象はとにかく綺麗、と言う言葉に尽きます。ストーリーに真新しいものは無くて(あたりまえ)、展開はミュージカル、というより戯曲的なんでしょうか、音楽に誘導されてる感じが強いのだけど、決して不快じゃないんですよ。物語もあらかた判っているけど、丁度良い具合に沙悟浄と猪八戒が崩れていて、それが面白いなぁ、って思っていました。「ぼくの孫悟空」が元なんですか、それは知らなかったけど、なるほど、思えば手塚的なギャグの書き方がされてるのかな、と言う感じでしょうか。改めて見直したら、かなり古くさい印象を受けるかな、とも思いましたが、意外な事に古くささを感じてないあたしが居て、なんとも奇妙な感じがあります。 個人的には今でも凄く面白いと思うけど、今のアニメに慣れてしまった人だと、このアニメーションの面白さとか良さは伝わり難いかも知れないですね。 
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-07 19:40:58)
185.  ファンシイダンス
「シコふんじゃった」を見て、その前の周防作品を見たいと思いつつ、すっかり忘れてて(笑)ようやく見ました。当時、モックンが丸坊主になるっていうんでマスコミが物凄く喰い付いたの思い出しましたよ。公開当時は海のものとも山のものとも思えず見なかったのだけど、本当に面白い。視点が違うというか、着眼点が良いというか、周防監督の映画はどれを見ても不思議と魅了されるものがあります。坊主の修行の話はあたしも知り合いの住職(あたしの恩師)に聞いた事ありましたけど、ピンとこなかったんです。で、この映画を見て納得するものがありました。ははん、アイツが言ってたのはこういう事かと。だから、あたしの場合、ギャグで笑い、ギャグ以外の所でボンさんの行動で笑い、1本の映画で2度笑える映画になってました。 竹中直人、田口浩正というのは本当に面白い伽羅、もとい、キャラです。田口は初の映画という事もあり、演技にぎこちなさがあるけど、お笑いやってるせいか、個性なのか、そのぎこちなさが妙なほど良い味になってましたね。あと、個人的に好きだったのが大槻ケンヂ、当時の筋少でやたらと仏教色の濃い歌詞の歌を歌ってたのに、ここでは宣教師役であたしは思いっきり腹を捩って笑ってしまいました。もう、そこに居るだけで面白いもんね。 本木雅弘の演技は当時のテレビドラマで見たときあまり上手くないと思ってたのだけど、周防監督に会って変わったのかなぁ、凄く良くなってたと思う。残念なのは鈴木保奈美、デビュー作から見てるけど、まだ上手くなってない。その辺が減点の対象になってしまいました。 
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-02 20:49:17)
186.  恋人はスナイパー 《劇場版》
狙撃手をネタにしている映画だからもっと地味なのを想像していたのだけど、派手ですね。(笑)リアリティについては当る、当らない以前にスナイピングに対する知識の貧弱さが完全に露呈してしまっていて残念です。シナリオ的にはかなりハリウッド映画の馬鹿らしさを踏襲しているのであまり文句は言わないけど、折角狙撃に関する薀蓄を並べてあるのに、銃の扱い方や狙撃の姿勢、銃のカスタマイズにはてんで疎くて、ごく簡単な部分でしか狙撃の技術的な部分が語られていなくて、その割にはカットの割り方には狙撃の為の知識を匂わせる、そういうのが物凄く気になりました。こういうところは海外の映画の方が丁寧かつ上手に作る気がします。役者的には中村獅堂は歌舞伎の表現なんかが自然と出ていて、面白いですね。でも、狙撃手に向く性格の演技では無いですね。その辺は阿部寛も同様。そう考えると、やはり役者よりも脚本と演出に問題があるのでしょうね。ウッチャンは個人的には好きな芸人だけど、企画段階でもう少しアドバイザーを入れるべきだったのでは無いでしょうか。  
[DVD(字幕)] 5点(2005-05-28 20:15:38)
187.  天地無用! IN LOVE
当初はOVAの補完作品という話だった筈だけど、その後のOVA展開を見ると、全然補完になっていないのがこの映画。面白くはあるけど、このシリーズの特徴である”ハーレム状態でのコメディ”、”ドラマ展開の面白さ”の後者だけを寄せ集めて出来た感じがあって、個人的には面白くはあるけど、あまり評価は出来ない。もとになっている物語になを借りた、別物の映画としてみれば結構出来の良い映画ではある。本当ならこれを実写で見せられればよいのかもしれないが、これに見合う役者・監督・映像技術・世界観は実写ではちょっと難しいかな。
[DVD(字幕)] 7点(2005-05-24 22:44:03)
188.  天地無用! in LOVE 2 遥かなる想い
このシリーズはドラえもんやクレしんと同じで、TVとOVAではギャグを思いっきり噛ませてるけど、劇場版ではドラマを見せてくれる。これは好みが大きく分かれるかもしれないが、あたしはこの映画よりはOVAのドラマの面白さとギャグのちりばめ方の巧さが好きだったので劇場版はどうしても評価を下げざるを得ない。ドラマとしては下手な映画よりもずっと出来が良いのだが、やはりこのシリーズではドラマをこういう形で見せるのでは無くて、コメディタッチとシリアスを配分良く見せていた方が良かった気がする。完全に作りは大人向けで、ちょっとお子様向けと言う感じは無い。その意味ではパトレイバーの劇場版に近いので大人に薦める事の出来るアニメとしては及第点かもしれない。
[DVD(字幕)] 7点(2005-05-24 22:16:42)
189.  翔べイカロスの翼
あたしも深夜放送世代デス。 ついでに言うと、まっさんのファンなんだよね。(爆) この映画は数回見てます。原作も読んでます。 出来は決して良いとは言えないけど、一歌手が何もここまでっていうくらい 肉体を酷使して出来上がった映画だというのは良く判りました。 役者としてのさだまさしの基礎を作った映画じゃないかな。 笑わせなくては行けないはずのピエロが涙の化粧を施すというのが 物凄く感傷的で、映画の結末を予感させるという事で、 あたしには非常に良いと思わせる部分ではありますね。 西城秀樹のテレビドラマ版も見てますけど、こちらの方が良かったですね。 
[DVD(字幕)] 7点(2005-04-30 17:17:24)
190.  笑の大学
あたしも、舞台を見たクチなんですが、舞台という閉塞された空間でのシチュエーション・コメディ(というかファルス)を映画化するという点で、三谷幸喜は3本の映画の脚本を書いているが、今回の映画が一番上手くいってない様に思いました。勿論、映画にした方が舞台で判らなかった部分とかもちゃんとフォローされてる訳ですけど、舞台だと、そこに演者の力量が問われてくる、こういう部分で役所広司は舞台での向坂役の西村雅彦がダブって見える程、見事なくらい嵌っていましたが、【恭人】さんと同じで、稲垣吾郎はミス・キャストだったとしか思えなかったです。やはり、映画・舞台での絶対的な経験差があって、”これが近藤芳正だったら・・”と思わず呟いてました。(舞台では椿役が近藤芳正でした)稲垣は三谷に似た感性を持った様な風貌があるだけに、演じきれなかった感じがあってとても残念です。 全体的には三谷的なこれまたちょっと見では判らないような演出が盛りだくさんで、あたしは面白かったのですが、残念ながら気付く人が相変わらず少ないですね。演出的には三谷のくどさというより監督の演出のくどさがだったのかなぁ、あたしは星護は名前しか知らなくてテレビでも見たことが無かったので判らないのですが、【恭人】さんと【あにやん】さん の言ってる事を受けると、なんとなく理解ができた気がします。 
7点(2004-11-22 22:00:35)
191.  スチームボーイ STEAM BOY
良く出来た作品だと思いますよ。大友の得意とする細密な背景、実写と間違うくらい綺麗な映像、実写でもなかなか出来ない大胆な構図とかね。でも残念なんだけどあまり評価があげられないですね。冒険活劇と謳っている割にはシナリオが中途半端、あの断ち切り方では大人は許しても子供は許してくれないです。多分、これが宮崎駿・富野由悠季・高坂希太郎・今敏とかいう人だったらもっと上手く纏め上げたかもしれない。大友自身が独創的な人なんだから、独創から外れた”並”の事をしようとしても評価は上がらないと思います。(この辺は難しい居所ですけどね)あと、皆さんは結構「ラピュタ」を思い出しているようでしたけど、あたしは「ナディア」を思い出していました。まぁ、メタ的に変わりは無いのですけど、やはり「ラピュタ」に見られる空想感よりも現実に近い所でやっている感じがそう見えたのかもしれません。あと、万博もありましたし(笑)。 声優に関しては、主要な所を声優を使わなかった事はあたしはやはり失敗だと思ってます。まぁ、中村嘉葎雄、津嘉山正種、児玉清、斉藤暁あたりはそれなりに上手いんですけど、でも良く見てみると中村嘉葎雄と斉藤暁の役以外は結構平板でも出来るんですよ。小西真奈美が上手く聞こえるのは役柄にあまり感情的な表現を必要としないからで個人的には普通に声優使ってた方がもっと声に表情を出せたのではなかなぁ。鈴木杏は論外。こういう吹替えで女性が異性の吹替えをする難しさみたいなものを露呈してしまった気がします。やっぱりこの辺は演じ慣れてないと駄目かもしれない。役者としては小西真奈美も鈴木杏はとても良いと思っているだけに残念ですね。あたしは宮崎駿の最近のキャストにも不満を持っているんだけど、宮崎の唯一の救いは演技を徹底させる所なんです。大友が何処まで演技をさせているかはわからないけど、せめて普通に役者を使うならAKIRAの様にプレスコを使うべきではなかったかと思います。
7点(2004-08-08 20:16:30)
192.  晴れ、ときどき殺人
個人的には松任谷さんがまともな演技をしていたのが驚きでした。渡辺典子ってこの映画あたりからの演技力が良くなっていると思うのですけど、なにせ中身が薄くて・・・井筒さん嫌いでは無いけど、こういう映画撮らせると井筒テイストはバッチリなんだけどあまり面白みが無かったりすると思うのはあたしだけかな。
5点(2004-06-05 22:08:48)
193.  Talking Head トーキング・ヘッド
典型的な押井守のドタバタ劇と言っても過言ではないでしょう。ヘンな陳腐さがあったり、笑いに黒いモノが多いのも押井守の常套手段でそれを楽しめないとこの映画は楽しめないんじゃないでしょうか? またこの映画に関してはかなり舞台劇としての演出を意識している様に見えるんだけど、その反面、舞台劇の面白さみたいなものは感じ取れなかったですね。 半田原、板野、田原、北久保、しじみという、また何処かで聞いたような名前に思わず笑ってしまいました。   
7点(2004-06-04 20:34:06)
194.  ゲロッパ!
いや、これだけ評価の分かれる映画は久々ですね。あたしは全面的に○。テレビであれだけの毒を吐く人の映画と言う事でかなり斜に構えて見てる人も多いでしょうね。でもこの映画って絶対的なエンターティメントですよ、ハリウッドスタイルでは無いけど。邦画流にいえば”喜劇映画”ですよね。コメディでは無くて、喜劇映画。まぁ、確かに傍から見ると亜流にも見えるかもしれないけど、これってアメリカ映画で言うところのアメリカン・ニューシネマの線に近い映画じゃないですかね? そんなこと思いつつ、映画を見ていてちょっと感覚をダブらせた映画があってそれが「ブルース・ブラザース」なんですけど、そう思うと結構この映画に惹かれる理由がわかるんですよね。ただ、決して万人受けする映画でない事も確かです。特に日本人には地方の特異性を毛嫌いする人がいますから尚の事でしょう。あと、間違ってもJBフリークはこの映画に期待しちゃ駄目ですよ。そういう映画では無いですから(でも、あの初来日の話を知ってる人ってどのくらいいるんだ・・あたしは知らなかった・・笑・・)、後、この映画に本物が出てこない意味はやはり理解してる人は少ないのかな?あえて全然似ていないJB出したのも十分に意味があったと思いますけどね。あ、そうそう、JBでてるんですよ、ホンモノもね。しかしあれだけとは言えよく出てくれたモンだ。
10点(2004-05-03 20:01:33)(良:1票)
195.  ドラッグストア・ガール
田中麗奈がカワイイのは判る、柄本、三宅、伊武、六平、徳井の演技力の凄さも良く判る、ラクロスが迫力のある面白い競技だというのも良く判る、だけどつまらなく感じた。ひとえに脚本の拙さだと認識してます。最近の脚本家の中でも宮藤官九郎に注目と期待を寄せているだけに残念です。
5点(2004-05-03 18:30:28)
196.  壬生義士伝 新選組でいちばん強かった男〈TVM〉
うーん、今日評価している皆さんには大変申し訳ないけどこれ以上の点数はあげられない。正直な所、もっと原作に沿った話の作りをしてるかな、と思ってました。所が思ったほどでは無くて、しかも余計な話まで入れてあって残念です。原作では吉村を知る人達の語りの中で出てくる人が殆どだったのが、このドラマでは吉村の話とは全く別に出てしまっている様に見え、話の筋がぼやけてしまっているように見えました。結構金かかってますよね、このドラマ。でも、その割にはやたらと荒さが目立つような気もします。 特にやたらと説明的な台詞が多かったり、余計な台詞回しがあって正直、脚本に閉口してます。あんな説明的な台詞使うなら、ナレーションに加えた方が絶対に良いですって。その割には吉村の俸禄には何の説明も無いのはどうなんでしょうか?役者的にはみんな上手いけど、渡辺謙の吉村役はやはり”剛の者”になってしまいました。原作のイメージからすると劇場版の”柔の者”のイメージの方があたしは合っているんじゃないかと思います。あとファンがいたら悪いのですけど、安部なつみは要らなかったです。劇場版の様に高島礼子が幼少期を除いてやるべきではなかったかと思います、あ、高島じゃ少女期は難しいか(笑) あたしが唯一泣けたのは大野次郎衛門が実母の前で泣くシーンだったでしょうか。あそこの力の入り方は良かったですね。残念ながら劇場版では泣けたみつと貫一郎の別れのシーンで泣けませんでした。 どうせならもっと原作に近づけたほうが良かったかもしれませんね。
6点(2004-05-03 16:11:24)
197.  壬生義士伝 《ネタバレ》 
何から見たか、自分がどんな気持ちで見るかで劇場版とTV版の評価が分かれるかもしれないですね。あたしは実は劇場版見て間に原作を挟んでTV版でした。結果から言うとあたしは劇場版に軍配を上げます。TV版は実は物凄く期待してたんですよ。原作の長さをきっちりカバーできると思ったから。でも残念ながらカバーされてなかった。それに比べれば劇場版は物凄く端折ってますよね。でも編集の妙というかな、話自体がキッチリ出来上がっていて2時間ちょっとの中で誰もが わかる様な出来になってる。これがいつもなら原作と違う所を嫌がるあたしが評価するする所以です。中井貴一のあの線の細さからは想像もつかない程の剣を持った時の構えにはゾクッとしました。佐藤浩一もさすがですね。斉藤一なんていう癖のある役を見事に演じてます。あと、評価が分かれるけどあたしは三宅裕二の演技を大きく評価してます。どーも嫌がる人もいるみたいですけど、決して奇を衒っている訳ではないですね。三宅の素朴さがにじみ出てこそあの役が生きたし泣かせのシーンで生きたんじゃないかと思ってます。貫一郎の自害までが長くてだれると言う人が多いみたいですけど、あたしはあの長さが心地よかったですね。みんなテンポの良い映画見すぎですって(笑)。  
10点(2004-05-03 15:34:15)(良:1票)
198.  茄子 アンダルシアの夏 《ネタバレ》 
面白いと思います。スポーツ映画好きとしては合格点、自転車レース好きにはちょっと物足りないかもしれないけど、自転車レース自体を見た事のない人は多いと思うから、このぐらいの方が良いのでしょうね。ちゃんと要所は抑えてあるし、レースの駆け引きの面白さ、ゴール前の迫力(やっぱりあれは線を崩すのは正解だと思う)はスポーツ映画の醍醐味だと思う。アニメとしてはどうなのかなぁ?子供向けでは無いのは間違いの無いところですね。但し、実写でも十分に通用するフレームワークというのはやっぱり日本のアニメは海外アニメよりも優れているような気がします。CGの使い方は結構上手かったと思うけど、本当に好きな人が見ると幻滅するんだろうなぁ。日本のアニメって無国籍感が海外でもうける理由のひとつかもしれないけど、この映画はその点では無国籍感たっぷりなのにしっかりスパニッシュの雰囲気とかを醸し出してるように見えるのはあたしの贔屓目でしょうか(笑)惜しむらくは上映時間が47分という短さ。元々の原作がショートストーリーだし、ブエルタという大きいレースのある1日の物語、これ以上膨らませるのは絶対に難しいので仕方ない所でしょうね。それ故に内容があまり判らずに見終わる人が多いと言うのも事実なんでしょう。個人的にはマッドハウスというジブリ以外の日本のアニメスタジオが脚光を浴びてくれるのは嬉しいのですが、やっぱり宮崎のネームバリューの大きさばかりが目立ってしまうのはちょいと悲しいですね。あれはマスコミが悪いよなぁ。
8点(2003-08-05 21:18:44)
199.  八甲田山
史実を忠実にやっていると言う事で、この評価なのだけど、ちょっと出演者が格好良すぎな気がする。当時の記録等を見るともっと泥臭い面が露骨なまでに出てるのだけどね。あ、それじゃ映画に出来ないか。(笑)【じふぶき】さんが言うように映像で極寒のリアリティを表現するのはするのは本当に難しいと思います。でも当時としては結構良く出来ていたとは思いますけどね。
7点(2003-08-05 18:27:47)
200.  機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編
まぁ、TV版のダイジェストなんで、あまり面白みが無いかな、なんて思ったら大間違い。ちょっと強引なところもあるけどしっかり書き直し部分で繋げてるんだよね。個人的には井上大輔の歌の入り方が非常に好きでTVの後半の悲惨さというのをさらに引き出してる感じが気に入ってます。
8点(2003-07-18 00:24:03)
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