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FSSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 854
性別 男性
自己紹介 <レビュアー引退について>

他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、
こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。
理由はあまり映画自体を見なくなった事と、
結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが
レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。

長い間、お世話になりました。 2021/11/27
   
<ジャンルの好みについて>

・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。
・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。
・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。

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181.  Love Letter(1995)
これもここでの高評価に期待しましたが、個人的には普通です。指摘されているように、まず中山美穂が一人二役を演じる必然性が薄いと思います。序盤の展開が無駄に分かりにくくなっているだけで意味がありません。ちゃんと違う人物に演じさせた方が作品としてのリアリティも説得力も上がったのではないでしょうか。あと、作品自体がこの手の「ラブストーリーの作り方」のパターンにはまり過ぎている点と、人物や背景の初期設定が「設定のための設定」になってしまっているのが少し気になりました。必ず「最愛の人の死」から始まり、その死を受け入れ、立ち直り、新たな出会いと共に生きていく、という恋愛ドラマの黄金パターンに則った、ある意味「感動させる事が前提」の手堅くもあざとい作り。結局、「松田聖子の歌を歌っていた謎」はどうなったんだろう?これも何か過去と関係があると思ったけど、特にこれに関わるエピソードは出てこなかったような気が(恐らく、彼女との高校時代の思い出の曲なんでしょうが)。個人的には普通でしたが、この手のラブストーリーが好きな人には間違いなくおすすめ出来ます。
6点(2004-06-06 19:42:34)
182.  ルパン三世 カリオストロの城
小学生当時、リアルタイムで見た影響を差し引いても、とても79年の作品とは思えない、まさに奇跡的な完成度の高さ。安易にCGを多用する昨今の映画やアニメには到底辿りつけない境地に、既にこの地点で達している。確かに「ルパン三世」のキャラの魅力に助けられている部分も大きいが、それでもルパンキャラを生かした作りがとてつもなくうまいため、エンターティメント作品として相乗効果的に面白くなっている。序盤から息をもつかせぬカーチェイスに始まるストーリー展開や、最後まで飽きさせない緩急の効いたメリハリのある演出は、映画に限らずあらゆるエンターティメント作品のお手本と言っても過言ではない。現実的な演出部分と、いかにもルパンらしい非現実的な突っ走った演出の妙味が心地いい。何度見ても飽きないというのもスゴイ。これだけ完成度の高いエンターティメント作品に対しては、キャラ的にルパンらしいとか、らしくないという評価自体、ほとんど意味が無い。恐らく、十年後、二十年後に見ても、小学生当時と変わらない新鮮さと感動を持って見ることが出来るであろう数少ない作品のひとつ。
10点(2004-06-02 17:01:21)(良:2票)
183.  天国と地獄
これをリアルタイムで見ていたら、もっと評価は高かったと思うけど、今見るとさすがに普通。内容的にも高度経済成長期における資本主義社会に対する警鐘なのか、主役の偽善性と犯人の独善性を含めた人間の不可解な深層心理に対する洞察なのか、どちらにしてもあまり深い含蓄は受け取れなかった。ラストで犯人が「自分がどんなに不幸だったか」みたいな事を得々と述べるけど、医学生というエリートが何を言ってんの?という感じ。十分勝ち組だと思うけどなあ。何があったかは知らんけど、そんな人に訳の分からない自己弁護的な泣き言を言われても、こっちは感情移入は出来ませんよ。しかも捕まってからだから余計にたちが悪い。完全に逆恨みでしょう。まるで自分ひとりがこの世の不幸をすべて背負っているかのような勘違い野郎としか思えない。まあそこら辺が、「誰でも加害者にも被害者にもなり得る」という現代的犯罪の開幕を看破した上での意図的な人物設定なのかも知れないが。 誘拐ミステリーとしてはきちんと纏まっているものの、これも今見ると「名探偵コナン」や「金田一少年の事件簿」レベルで、取り立てて特筆するような部分も無い。むしろ犯人の計算高さの割に、何をしでかすか分からない麻薬中毒患者を仲間にしたり、盗難車を普通に乗り捨てたり(完全犯罪を目指すなら、海に沈めるか、燃やすかすると思うけど)、子供を目隠しせずに連れ回したり、そのまま生きて帰したりと、妙に杜撰な部分が多いのが気になる。登場人物の妙に大げさな演技や、ラスト30分辺りのダラダラ感もマイナス。
6点(2004-05-26 11:13:57)(良:1票)
184.  催眠
何ですか、これ?原作は未読ですが、たぶん原作はもっときちんとしているのでしょう。そう願いたい。それにしても、この映画のしょぼさはかなりのモノ。ホラーにもミステリーにもサスペンスにもなってない。設定だけで突っ走って、広げた風呂敷を畳まずテキトーに終わり。催眠術やサブリミナル効果で「不特定多数」の人間のトラウマを喚起させて自殺させるという設定に無理がある。特に刑事の子供時代の出来事なんて自殺するようなことか?別に友達を見殺しにした訳でもあるまいし、あんな程度のことがトラウマになるか~?多重人格の描き方もそんまんまで、作品として何がやりたいのか散漫な印象。菅野美穂以外の出演者の演技もダイコンで見てられない。特殊メイクの出来も演出もすべてが安っぽい。で、犯人って誰でしたっけ?管野美穂のホラー女優としての可能性に期待してこの点で。
3点(2004-05-22 08:13:42)
185.  VERSUS/ヴァーサス
何ですか、これは?ギャグなんですか?評価の高いアクションも、そんなに特筆するような出来とは思えません。既にこの手のアクションシーンは、どの映画を見てもパターン化されていて、まるでコピー品のように個性を感じません。またセンスを感じないのは、こうした同じようなアクションシーンを長々と繰り返していることです。超人同士の戦いは、スパイスとして、たまに見るから凄いと感じるのであって、何度も見せるようなものじゃないんです。ジェットコースターに何度も乗せられるようなものです。ストーリーに至っては、荒唐無稽、と言う評価以外の言葉を持ちません。真面目さとおふざけのバランスが悪く、どっちつかずで中途半端。陳腐なプロットに加え、説明不足な展開。出演者のヘタクソな演技と棒読みな台詞回し。ヘタクソな特殊メイクetc.etc.。結局、まともな撮り方や演出が出来ないから、奇を衒ったスタイルに逃げているとしか思えません。
1点(2004-05-19 13:58:39)(良:2票)
186.  富江 tomie
何でこんなにつまらない話がシリーズ化するのかなあ?そっちの方がホラー。おまけにタイトルの区別がつきにくく、最初に間違えて「リプレイ」を見て呆れ果て、レンタル95円セールで借りるものが無かったので、改めてこれを借りたら、やっぱり駄作だった。せっかく「リング」や「呪怨」などで、邦画ホラーに期待が出来るようになったのに、センスの無い人間が作ると、原作がどんなに面白くても、結局、駄作に堕してしまうという見本かな。原作未読だけどさ。とにかく、ホラーとして中途半端。この一言に尽きる。富江が生き返ってくるからって、だから何なの?特に悪いことをするでもないし、バイトすることも出来るんだから、いいじゃん別に。それより、もっと過去の謎やエピソードと絡めて、本当に生き返っているのか、それとも誰かの悪しき思惑があるのかというミステリー仕立ての展開にした方が、はるかに面白くなるはずなのに、何の工夫も必然性も無く、「生き返ってま~す」じゃあ、あんまりだろ。それこそ「だから?」で終わっちゃう。オレなんか、「リプレイ」でも思ったけど、殺した女が生き返ってくれたら、「助かった~。殺人犯にならずに済んだ、ラッキー!」と思うけど。PS.夜中に見終わってテレビにしたら、「最終章」がやってました。富江三昧。もういいです。お腹いっぱい。
2点(2004-05-16 23:03:09)
187.  名探偵コナン 迷宮の十字路
デジタル処理による演出部分とセルアニメの融合にはセンスを感じます。あくまで「演出のためのデジタル化」であり、主客転倒していないことに安心。これ以上、CGメインにならないで欲しい。シナリオはいつものパターンで、ほとんどミステリー部分はオマケ程度だけど、「名探偵コナン」というジャンル(?)としてならそれなりに楽しめます。基本的にはファンのための作品であり、それ以上でも以下でも無いです。とにかく、多少無理のある謎解き要素やご都合主義を含めつつも、何年も話を続けられるという点は評価したいです。まあ二度は見れないですけどね。
4点(2004-05-16 07:27:40)
188.  黄泉がえり
作品として最初から「黄泉がえり」という現象が感動させるために目的化してしまっている地点で、個人的にはシラけます。基本的に「死者が蘇る」という設定は、もうそれだけである程度ドラマティックになってしまうんです。しかも死を相対化する事で、「生きる事の意味や価値」を見出すというストーリー展開になるに決まっているし、おまけにそんな状況がずっと続くわけがなく、「いずれは再び別れの時が来る」→「感動」という展開になるのが読めてしまうんですよ。そこは分かりきっているんですから、いちいち言葉で説明しちゃいけないし、終わり際もダラダラとしてはダメなんです。実際、ひとりひとりの設定はあざといし、ライブのシーンも無駄に長いし、去り際もベラベラとしゃべり過ぎ。ラストは余韻を残すくらいで調度いいんです。演出全般が下手。
4点(2004-05-16 07:20:35)
189.  カリスマ
「CURE」で衝撃を受けたので、この作品も期待していたのですが、少々難解過ぎて、「商品」というよりは、「作品」といった趣になっているのが残念。黒沢監督は、ホラーやサスペンスを撮らせたら日本で一番センスがあると思いますが、エンターティメントを意識するのが恥ずかしいのか、どうしても小難しい哲学的勘考と共に「何となく不気味な雰囲気」を提起するだけに終始して、解釈を曖昧にしてまうクセがあるのが欠点だと思います。それは特にこの映画で顕著です。解釈に足るだけの暗喩には満ちてはいるものの、それを拾い上げて再構成するには、作品全体にイマイチ魅力が足りないように思いました。まあ自分なりの解釈としては、「自己保存のために他者を犠牲にすることは正当化されるのか、否か」というところでしょうか。根底に多分監督なりの「戦争批判」と、それに対してどうにも出来ないニヒリズムのような感覚があるのだと思います。
6点(2004-05-08 17:45:00)
190.  ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎<TVM>
五右衛門と次元に見せ場があるのは嬉しい。内容的には、良くも悪くもいつものパターンだし、オチも肩すかしでイマイチ。全体的に印象に残らなかった。
4点(2004-05-04 15:02:08)
191.  12人の優しい日本人
オリジナルの優れた脚本ありき、ではあるが、単に配役を日本人にしただけのパロディではなく、より日本人が感情移入しやすいようなドラマに再構築されている。何より、謎解き部分のクオリティは原作以上かも。仮説が組み立てられては崩されるという、本格ミステリーとしても通用するくらいのドンデン返しが用意されている点が優れている。各人の個性も際立っていて、それぞれが「妬み」「猜疑心」「劣等感」といった、主たる人間性の負の感情を代弁している。原作共々、評決の行方や事件の真相は二の次で、この場に集う人間ドラマを描くことこそがメインなのである。しかし、日本に陪審員制度が出来たら、本当にこんな感じになりそうで怖いなあ。
8点(2004-05-02 13:02:37)(良:1票)
192.  呪怨2 (2003) 《ネタバレ》 
前作の劇場版よりは多少マシになった感じ。とは言うものの、相変わらず内容はあってないが如しだし、恐怖演出もワンパターン。この作品が初見の人ならまだしも、シリーズを通して見てくると、さすがに飽きてくる。出現パターンやタイミングに工夫が無い。いい加減、ストーリーや演出法を変えましょうよ、監督さん。また、伽椰子や俊雄が露出し過ぎなのも相変わらずだけど、今回は彼女がほとんどジェイソンやフレディばりの神出鬼没な殺人鬼みたいになっていて、このシリーズの雰囲気や方向性が変わってしまった気がする(前作もそうか)。ラストも転生するなんてやり過ぎ。酒井法子もがんばっているのは伝わるが、まだまだ「演技のための演技」といった印象で、彼女の演技の裏に台本が透けて見える。と言うか、特に必然性も無いのにメジャーな芸能人を起用すること自体を止めて欲しい。見る前から「所詮、作り事か」というイメージが強くなるばかりで、「話題性によるメジャー化」も含めて、ホラーにとってはマイナス要因にしかならないと思う。やはりビデオ版の「1」が怖かったのは、「呪い」というものが、決して不可知的なものではなく、「現実の人間が持つ狂気」が「現実の人間に影響を齎している」からこそ怖かったのではないのだろうか。このままハリウッドに行くと、それこそ『ジェイソンvs伽椰子』にまで発展しそうで…、それはそれで見てみたい。
5点(2004-04-18 03:05:21)
193.  ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!<TVM>
ストーリーは相変わらず単純で見るべき部分も少ないが、今作は明らかにギャグ路線で、普段よりもさらに作りが軽い。とは言うものの、いつもよりも各キャラの描き方がユーモラスで憎めない感じなのは好印象。不二子ちゃんも資産家の娘も可愛いし、五右衛門をバイト扱いするのも面白い。特に銭形がルパン達にカップ麺を勧めるところは最高。ただ、こういうノリで行くなら、最後までおもしろおかしく、ハッピーエンドで行って欲しかった。
5点(2004-04-18 02:57:43)
194.  ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!<TVM>
他のTV映画シリーズよりは良い出来。特に各キャラの活躍がそこそこ描けていて、場面ごとの演出やセリフにも、なかなかセンスを感じる部分があった。ただ、相変わらず五右衛門が女に利用される「純情バカ」扱いで、物語への介入に必然性が低い。また、イザベルも結局なにがやりたかったのか意味不明。途中でハラを刺されたから、そのままなし崩し的にお涙頂戴なラストに流れていってしまったけど、本来は相当な極悪人なのでは?
5点(2004-04-17 01:36:54)
195.  となりのトトロ
これは「スタンド・バイ・ミー」同様、大人のためのノスタルジー再生装置です。大人が子供の頃の夏休みの思い出を懐かしむように、この世界に郷愁を感じればいいんです。思い出すべきは、自然の厳しさではなく、自然の優しさです。PS.関係ありませんが、「となりのトトロ」ではなく、「となりにトトロ」にすると、急にサスペンスフルな感じになります。
8点(2004-03-28 02:10:53)(笑:5票)
196.  北京原人 Who are you?
ちょっと~、「シベ超」に続いて、ここでの皆さんのレビューに釣られて、また見ちゃったじゃないですか!レンタル屋で探す時の参考に、上記↑の「ジャンル区分」を見て絶句。どこを探せばいいんだ~、と思っていましたが、見てみて納得!のキテレツな内容。あえてここに「バイオホラー」と付け加えたい。序盤のスペースシャトルの辺りまでは、相当に覚悟していたせいか、それほどヒドいとは感じませんでしたが、北京原人が出てきてからはさすがにキツかったです。分からないのは、こういう企画がすんなり(か、どうかは知りませんが)通って、現実の映画として具現化されてしまうという奇々怪々。出演者の方達の真面目な演技がこれほど痛々しく感じる映画も珍しいですね。「これが撮影されている時も、日本のどこかでオレは生活していたんだなあ」という訳の分からない寂漠とした思いが去来しました。
0点(2004-03-28 01:51:43)(笑:4票)
197.  青の炎 《ネタバレ》 
<原作は途中挫折> やはり内容的に暗すぎる。こういう救いの無い悲しい話は、泣けても「感動する話」とは次元が違うし、ひたすら鬱になるだけなので苦手。そのくせ何が言いたいのか、いまいちテーマがはっきりしないというのも気になるところ。最大の難点はラスト。あそこで自分が死んでも、家族を苦しめる結果になるのは変わらないんだから、それなら生きて自分のしたことの正統性を法廷で述べ、そして罪を償ってから家族のために第二の人生を歩むという、多少は救いのある終わり方にして欲しかった。また、恐喝してくる同級生が出てくる辺りからドラマも安っぽくなっていく。いかにも計画を破綻させるためだけの存在という感じで、ミステリーやサスペンスとしてもつまらなくなっている。
4点(2004-03-19 22:25:50)
198.  火垂るの墓(1988)
「戦争ってこんなに悲惨ですよ」という事を伝えたいのは分かるし、そう言う意味では充分悲惨さは伝わっている。しかし、節子を殺したのは、清太の「今は戦争という非常事態である」という状況を弁えない身勝手な行動によるものだという事を忘れてはならないだろう。軍事教練にも参加せず遊びほうけ、当時の厳しい状況下で出来る限りの保護と援助をしてくれる叔母の家を些細な不満から飛び出し、自分達が被害者なのだからと、当たり前のように火事場泥棒を働く清太は、権利だけを主張して、義務を果たさない「悪しき戦後個人主義者」であり、原作者の代弁者そのものである。「悪いのはすべて国家や社会で、自分達は被害者だ」と無自覚に主張する身勝手さや、想像力のなさが「悪いことではない」と、これを見る人の多くが気付かず、感動までしていることが恐ろしい。この映画のように、子供の死を殊更に強調されるだけで、その死にばかり気を取られてしまい、即思考停止状態に陥ってしまう人がいかに多いかが証明されている。こんなものを「誇りある生き方」だとして、自分の身勝手なふるまいを自己正当化する想像力の無さ、無責任さはまさに「権利のみを主張する現代人」の姿そのもの。しかもそれを「純真な子供」にやらせるといういやらしい演出。最低です。 当時の強大な帝国主義が覇権を争う弱肉強食の国際情勢の中で、「植民地にされるか、植民地を持って強国になるか」の二択しかなかった当時の日本の置かれた立場を含めた正しい歴史認識や公の論理を無視した反戦映画は、このように子供はおろか、大人までも思考停止を促す結果にしかならない。
0点(2004-03-12 11:00:56)(良:13票)
199.  人狼 JIN-ROH
非常にリアルな脚本ですが、あまりにも重いと言うか、展開も淡々としていてエンターティメント性には欠ける内容です。「アニメでここまで表現出来る」という評価も分かりますが、逆に言えば、あえてアニメでやる内容とも思えませんでした。
6点(2004-03-06 12:06:21)
200.  クリフハンガー
冒頭のシーンはつかみとしては良いが、結局、「知人を死なせた罪悪感を持っている」というありがちなキャラ設定のためのイベントにしかなっておらず、その後のストーリー展開とも無関係。あげくに現実離れした肉弾アクション映画に変化。娯楽映画のはずが、安易に人を殺しまくるため、ラストがハッピーエンドでも素直に喜べない。全体が設定のための設定という感じで、作品として強引な印象。
3点(2004-03-02 04:17:52)
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