281. 幸福の黄色いハンカチ
男女が愛し合って結婚して夫婦になる。生活って楽しい時と同じ位苦しい時もあり、自分がとびっきり悲しく苦しい時は相手も同じなんだと思える事が愛情だと思う。健さんのラスト臆しているのは自分の事だけを考えていた事に対する妻への申し訳ないという後悔に見えた。 7点(2004-03-24 15:59:02)(良:1票) |
282. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
外国映画特にアメリカ映画で夫が仕事一途な夫婦は、相手の心の痛みに気付こうともしないで自分だけがどれだけ傷ついたかをお互いにまくしたてて離婚へというシーンをよく見かける。この夫婦は夫が一途に仕事を愛し仕事に誇りを持ち真っ直ぐに生きてきたからこそ妻もついていったのだろうし、そういう妻だったからこそ不器用にも最期まで鉄道員をまっとうしたのだと感じた。こういう夫婦のありかたは羨ましく思う。 7点(2004-02-06 00:34:57)(良:2票) |
283. ホタル(2001)
戦争で亡くなられた方の無念さは言うまでもないことだが、残された者としての辛さを感じた作品だった。「俺達は二人でひとつだろう」という言葉に、懸命に生きてきた夫婦の絆の強さを感じた。現在、生活していて国に対して文句は山ほどあるけれど、戦争していないのは心の底からありがたい事だと感謝している。未来永劫起こらない事を祈りたい。 7点(2004-01-30 00:13:42) |
284. 運命の逆転
《ネタバレ》 クラウスの無表情な中に心の中の荒涼とした様子が表れていた。殺したのか否か、結局わからない。「弁護士はユダヤ人に限る」という台詞には大賛成。アイアンズはこの作品でオスカー受賞したけれど、自身「受賞はタイミングだ」と述べているように、自分としてもこの作品でオスカーというのは不思議だった。 6点(2004-01-27 01:16:33) |
285. 鬼畜
ラストの親子のシーンは、自分が見た日本映画の中で最も印象に残るものである。高校生の時以来何度見ても泣けて、泣けて、泣けて・・・映画を見て涙した唯一の作品。 10点(2003-12-23 20:35:45)(良:1票) |