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281.  勝手にふるえてろ
中二病的妄想爆発!痛すぎるこじらせ系女子が非日常とリアルの狭間で蠢く様を赤裸々に綴ったドラマでありながら、片時も目が離せない力強さに溢れた凄い映画だった。  また、孤独を愛する全ての人に送る決して他人事とは思えないような、怖さにも満ち溢れたホラー映画でもあった。でもユーモアに満ちたシーンも多くて、劇場内では何度も笑いが巻き起こっていました。なので安心して下さい(謎)  何が言いたいのかわからないレビューになってきているけど、とにかく言いたいのは、劇場内の空気感がもう皆真剣に見ているというか、視野見で横見たらサラリーマン風のおじさんまでこんなOLの妄想日記を固唾を呑んで見守っているとか、帰り際にパンフレット買ったら同じくパンフレットを買い求める人が複数人居たりとか(今までパンフレット自体誰かが買うのを見た事がないというのに)、ああ、もうその人達とこの映画について語り合いたい。けど、それは妄想の中の私でなきゃ無理な事であって、現実は微妙な距離感を保って居なければならなくて、それがこの世界で生きる術だから‥‥。  訳のわからないレビューを書いてしまって申し訳ない。まともなレビューの書けない私は絶滅すべきでしょうか?  唯一まともなレビューらしい事を書くとしたら、松岡茉優の演技が素晴らしくて感情移入できたし凄く引き込まれたという事。これは間違いない。  とくに好きなシーンは、ネタバレになるので詳しくは書かないけど、憎い相手から自分の好きなグッズを差し出されて、一瞬迷いが生じて心が揺らぎそうになるシーン。さり気ないけど、こういう微妙な演技も良かった。 あと、主人公の部屋を窓の外から捉えたショットで、松岡茉優が狂ったように反復横飛びに明け暮れているシーン。なんてシュールかつ怪しい奴なんだろうと、なんか面白すぎてふるえました。
[映画館(邦画)] 10点(2018-01-23 20:32:39)(良:2票)
282.  君の名は。(2016)
新海誠監督の作品を一通り観て、自分には合わないなと思っていたが、やはりこの作品もダメだった。  なんて言うかあざとい演出が多いし、無理矢理感動させようとしてくる感じが嫌だ。 リアルな背景描写など、映像自体は綺麗で良かったのだが。
[映画館(邦画)] 4点(2018-01-04 16:18:13)(良:1票)
283.  LOFT ロフト(2005)
ミイラ見つけたら普通警察に通報しません?そのまま家に置いといちゃうんですか、しかも解剖?えぇ‥‥。怖くないのかな。 なんか登場人物全員理解不能な行動だらけで、訳がわからなかった。皆ミイラによって操られているのか? せっかく驚かそうと幽霊やミイラがやってきてるのにノーリアクションのトヨエツが素敵。 ミイラの首が取れちゃう所とかコントみたいで面白い。 でもまあ殆どのシーンが退屈だったのでこの点数である。
[DVD(邦画)] 4点(2017-12-02 19:03:52)
284.  岸辺の旅 《ネタバレ》 
まず、幽霊にも色んなタイプが居るという解釈が面白い。 浅野忠信演じる幽霊はとにかく人間臭い。こんなに生活感のある幽霊は初。こういう設定の話って大抵、近い人にしか見えないとか色々制約があるのが常だが、この映画では誰にでも見えるし、喋るし、電車に乗るのも切符が必要、と幽霊なのにあまり得する事がない。 でも、たまに悪い幽霊が居たりして、あんたはこの世に未練があって引きずり込もうとしているだけだ。と他の幽霊に説教したりする所が面白かった。じゃあ自分はどうなんだとツッコみたくなったが、どうやらこの幽霊は分をわきまえているらしいのだ。なるほどねぇ。
[DVD(邦画)] 7点(2017-12-02 17:10:51)
285.  探偵はBARにいる3
初めて公開初日舞台挨拶付き上映というものを体験した。中継だけどね(汗) 洋ちゃんのテンションの高さと松田龍平のテンションの低さのギャップが面白かった。でも互いに尊敬し合っているんだなというのが良く伝わってきて微笑ましかった。特に、松田龍平の凄さを問われた洋ちゃんが、自分はパンツ1丁になったりして必死で笑いを取っているのに、たまにボソッと喋るだけで笑いが起きる松田龍平は凄いし、羨ましいと語っていたのが印象的だった。たしかにそうだなぁと頷ける。ちょっと謎めいたあの独特のキャラは松田龍平ならではの味だよねぇ。 あと、洋ちゃんが"探偵は映画館に居る"という企画でこの日の朝10時から12時まで実は静岡の映画館に行っていて、シフトが足りないから手伝って欲しいという依頼をこなして来たというVTRコーナーが面白かった。しかも時間がなくて動画ではなくスライドショーで、それをいちいち洋ちゃんが面白コメントで紹介していく様が最高だった(後日、映像は各媒体に配る模様)。松田龍平がコメントで私は今何を見せられたんだろうと答えてて、それにまた洋ちゃんがツッコむのが面白かった。 さっきから面白かった面白かったばかりで、全く映画のレビューじゃないじゃないかとツッコまれそうなので舞台挨拶についてはこれくらいにします。  で、本編の感想は…面白かった!(そればっか)  いや、前作が壊滅的にグダグダだったので心配したが、これはこれまでのゆるーいコメディ路線から転換を図ったのか、しっかりとサスペンスはあるし、ヤクザの抗争に巻き込まれるというシリアスな面もあるし、それでいてスケールはデカいし、女優も北川景子に前田敦子と華があって良かったし、相変わらずの洋ちゃんの体を張ったギャグ、松田龍平と志尊淳君の見応えたっぷりのファイト、シリーズ通してお馴染みの安藤玉恵や田口トモロヲや松重豊らの安定感、そして札幌のご当地要素としてノルベサの観覧車や日ハムの栗山監督まで登場して、さらに札幌の夜景が空撮で非常に綺麗に撮られていてお腹いっぱい。大満足なのであった。これはシリーズで1番面白かった。エンドロール後のオチも最高なので、是非最後まで見ましょう!
[映画館(邦画)] 8点(2017-12-01 20:16:14)(良:2票)
286.  ヒロイン失格 《ネタバレ》 
全く脈絡のないストーリー展開が凄い。一体なにが行われているのかわからないままどんどん進んで行くので置いてきぼり感がヤバい。 竹内力の壁走りや柳沢慎吾のあばよ!など、思わぬ所で笑いを誘ってくるので油断できない。 出家からのセカチューパロディとか、とんでも展開の連発で、どう楽しんだらいいのか私の理解を超えていた。ある意味すげぃ、この映画。
[インターネット(邦画)] 4点(2017-12-01 14:40:03)
287.  バトル・ロワイアル
リアルタイムで映画館で観た勢で、公開前から国会で議論されたり、その年に少年犯罪が多かった事などから批判を浴び、それがかえって話題を呼んでいましたね。 初見時の私はやはり衝撃的な内容に驚きつつも、映画だからこそ体験できる非日常的な地獄絵図に血湧き肉踊っていたのも確かなのでした。 とにかく内容は単純で、ひたすら殺し合いが行われるんだけど、ビートたけしの存在感がこの映画を圧倒的に面白くしていると感じた。 ちなみに好きなキャラは相馬光子で、彼女の生に対する執着が凄いし、ただ奪う側に回りたかったという単純明快さは清々しいまでの悪女っぷりで最高だった。 逆に嫌いなキャラは千草で、戦闘能力はなかなか高いものの、悲劇のヒロインを気取り過ぎている点や、いちいち言動が大袈裟で、キャラを作りすぎている点が痛かった。 あとはまあ早々にゲームから降りる奴やなんとか運営を倒そうとする奴や殺人ガチ勢など色んな奴らが出てくるので面白い。
[映画館(邦画)] 8点(2017-12-01 14:39:41)
288.  探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点
前作はBARに依頼の電話がかかってくるという所が印象的でしたが、今回は殆どBARに居ないですね。探偵はBARにいないです。前作に比べてハードボイルド感もダウン。ストーリーも2時間持たせるにはボリューム不足だし、つまらない。見所はひたすら乱闘に次ぐ乱闘と洋ちゃん&龍平の掛け合い。洋ちゃんのスキージャンプのシーンは合成感丸出しで笑った。銃撃戦&カーチェイスはリアリティーがなさ過ぎてもはや失笑レベル。あと、途中から北海道観光映画みたいになっちゃってます。毎回同じ事やってたんじゃあこのシリーズ飽きられますよ。次回作で大幅な改変に期待。
[インターネット(邦画)] 4点(2017-11-30 17:42:07)(良:1票)
289.  探偵はBARにいる
札幌雪まつりから始まり、すすきの繁華街での乱闘。スノーモービルを使ったアクション。無理矢理挿入される日本ハムファイターズの映像。ジンギスカンにBoys, be ambitious。札幌のご当地要素がてんこ盛りで面白い。 探偵ものとしてはグダグダで緊張感に欠けるが、大泉洋と松田龍平のキャラの面白さでついつい観てしまう。 それから、あの深さからの脱出はいくらなんでもありえねぇと思った。
[インターネット(邦画)] 7点(2017-11-30 15:58:56)
290.  ディストラクション・ベイビーズ 《ネタバレ》 
ただ殴り合うだけの映画(極端に言うと)なのに何故ここまで惹きつけられるのか。  柳楽優弥の存在感が凄いからだ。誰かれ構わず喧嘩を吹っ掛けるスタイルで、決して喧嘩が目茶苦茶強いわけじゃないんだけど、殴られても殴られてもニヤニヤしながら追いかけてくるその不気味さはただならぬものがある。たぶん殺さなれない限り諦めないのではないか。こいつはモンスターや、喧嘩モンスターや。また、カメラは観客を常に傍観者の視点に置き、引きの構図で延々と喧嘩してるシーンを見せるものだから観客も野次馬の群衆の一人になり、ただ茫然と見つめることになる。主人公なのに決して柳楽の1人称視点にはならない所が巧いと思った。 またこの喧嘩モンスターは何故、菅田将暉に手は出さないのか?これはBlu-ray特典のインタビューで、あまりに雑魚だから相手にしないのではないかと言っていた。そんな菅田が彼を見事手なずけて急に調子に乗り出す小者っぷりもクズすぎて最高だ。 小松菜奈はファンとして、そのあまりの扱いに衝撃&涙目になったが、最後キレて菅田将暉をフルボッコにするシーンは最高にスカッとするシーンだった(笑)
[ブルーレイ(邦画)] 10点(2017-11-30 15:53:34)
291.  覆面系ノイズ
自己中心的ヒロイン暴走系三角関係恋愛ラプソディー  原作未読なのに"イオンシネマ限定先着特典原作者書下ろしdポイントカード"欲しさに初日から突撃。さぞ混むだろうと早めに行くも、観客は僅か5人でした…。  簡単にストーリーを説明すると、歌の上手いヒロインが主人公で、その小学生時代に幼馴染の気になる男の子が2人居て、6年ぶりに再開するんだけど、2人とも高校生にしてプロの音楽家になっているという超展開で、この2人の王子がヒロインを取り合うという少女漫画ならではの王道ストーリーが展開されて行く! まあ、リアリティなんてものは求めてはいけません。この映画のメインターゲットは恐らく10代女子でしょうから。とにかく胸キュンのストーリーが展開されていればいいのです。そういう意味では文句の付けようがない出来でした。もし私が10代女子なら10点つけていた事でしょう。 しかし、どうしてもツッコミを入れないと気が済まない性格が災いしたのか、登場人物が皆高校生に見えないという点や、全然プロのミュージシャンにも見えないという点等が気になり過ぎて減点せざるを得ないのでした。 あと、小関裕太くんのツンデレぶりがヤバかったです。自分に近づくなと言っておきながら自分からヒロインに近づいていくスタイル。 中条あやみの歌うバンドのシーンだけはそれなりに楽しめたので、おまけで6点献上!
[映画館(邦画)] 6点(2017-11-25 19:08:12)
292.  カリスマ
なるほど難解な映画だ。 一本の木を巡る映画。ある事件をきっかけに何故か森へと彷徨う刑事。ちょっと何考えてるかわからない捉えどころのないキャラで、段々と狂っていく様はいかにも黒沢清的。 カリスマという木を巡って繰り広げられる争いや寓話的メッセージ。一体何が起きているのかわからないんだけど、妙な怖さがあった。 シリアスな場面に流れる軽妙なテンポの曲が、不思議な世界観をより増幅させる。 私の見解は、一種の集団催眠ではないかと。もちろん毒キノコを食べた事によるね。
[インターネット(邦画)] 7点(2017-11-17 20:45:47)
293.  予兆 散歩する侵略者 劇場版
冒頭、風に揺れるカーテン越しに染谷将太の姿が微かに見えた時、すでに異様な雰囲気が見て取れる。タイトルが出るもカメラは不穏に動き続け、夏帆の不安そうな表情を映し出す。のっけから、ああこれは「散歩する侵略者」だなと思った。いつの間にかWOWOWでドラマ化され、いつの間にか劇場版が公開されていて驚くと同時に2ヶ月足らずでまたあの世界に触れる事ができるなんてこれは素直に嬉しい。  「散歩する侵略者」はどちらかというとコメディ要素が強かったが本作「予兆」は全体的にホラーよりだ。今作で印象的なのはとにかく東出昌大。寄生獣再び この人はほんとに異星人役がよく似合う。凄い存在感だった。また、彼に相対するのが奇遇にも染谷将太ときた。新たな設定として右手が支配されるというのは寄生獣のオマージュ?等と勘ぐってしまった。 あと、夏帆も頑張ってた。「散歩する侵略者」の長澤まさみと同じような役柄だが、このシリーズは女性が強い!ピストル片手に暴れ回るぜよ! ただ、ドラマ版を繋ぎ合わせただけと思われるので、少々展開がだらーっとしてるので、よっぽどこの世界観が好きな人じゃないと飽きるかも。でも、音響は強化されているらしく、凄い迫力あって良かった。 最後に一言だけ言わせて!もはや「散歩」してないじゃん!(笑)
[映画館(邦画)] 8点(2017-11-14 22:25:10)
294.  写真甲子園 0.5秒の夏
北海道では11月11日から先行して公開されたので早速観に行ってきた。 いやぁ迂闊だった。北海道に生まれてこのかたずっと住んでるのに、写真甲子園の存在を知らなかった。もう20年以上前から東川町であんなに熱い大会が毎年繰り広げられていたなんて。  とにかく驚いたのが全国各地で選ばれた代表が本選に進む為には非常に狭き門であるという事。500校を超える応募校から本選に行けるのは18校のみ。そこへ行った者にしか見えない景色を見るために皆熱戦を繰り広げている。 そして本選では東川町で3日間に渡って行われて、実際に現地で決められた時間内に撮った写真を決められた時間内に8枚だけ選び、どういうテーマの作品なのかを選手がプレゼンするという形式である。  そこには色んなドラマがあり、非常に面白かった。映画向けに少々大袈裟にしたなという展開も見受けられたが、俳優達が素人っぽいのが幸いしたのかなかなか自然な演技で良かったと思う。また、脇を固めるベテラン俳優の力も大きい。千葉真一は物語上必要なのかなってレベルの役だったけど、彼の登場により深みが増したし、河合我聞とか久しぶりに見たけど凄く良かった。ただ、ちょっと残念だったのは東京代表の桜丘高校の部長のキャラの掘り下げが足りなかった事。せっかく一人で頑張って部員集めに奔走して主役級にドラマチックな盛り上がりを見せていたのに、途中から関西学園に見せ場を奪われがちだった。  あと、面白いのは実際の写真甲子園の大会と並行して映画の撮影が行われた事。街中を映画のキャスト達がカメラを手に撮影している隣で実際に出場している高校生たちも写真を撮っていた。まさに映画と現実の入り組んだ不思議な空間。劇中、写真をプレゼンするシーンではキャストたちが自分で考えて発表し、実際の審査員に審査され、しかもどのような審査が下されるのかも予めわからないというのだから凄い。だからこそキャストたちの自然な演技が引き出されていると思った。これがきっかけでもっともっと「写真甲子園」が注目されればいいな。
[映画館(邦画)] 8点(2017-11-13 23:20:11)(良:1票)
295.  無限の住人 《ネタバレ》 
原作の大ファンなので評価は厳しめ。 おそらく原作ファンなら誰もが不安に思っていただろう主演キムタク…。 しかも監督が三池という時点で爆死確定してるので、映画館ではスルーしたのだが、レンタルが始まったので遂に鑑賞。 はい、良くも悪くもキムタク映画だったなと。少女を守る為に戦う格好いい侍というイメージで、ひたすら格好良く描かれてます。原作での泥臭さは薄まっちゃってる印象。杉咲花演じる凛も原作に比べて幼すぎるし一人じゃ何も出来ない感じになっちゃってるのもキムタクの相手役にするのに都合良くだろう。 あと、福士蒼汰とか戸田恵梨香とか栗山千明辺りが戦犯だったかな。似てる似てない以前に役になりきれてないと感じた。 口良役の市原隼人なんか顔は全然似てないのに原作のキャラが持つ雰囲気が出てた。彼はちゃんと役を理解していたのだろう、素晴らしい。 殺陣シーンはそれなりに迫力があって良かったものの、展開が全体的にだらーっとしてるのでもう少しテンポ良く描いて欲しかった所。あと、みんな着物が綺麗すぎなんだよね。これじゃあコスプレ感丸出しって感じで萎えた。
[ブルーレイ(邦画)] 3点(2017-11-11 18:43:07)
296.  夜は短し歩けよ乙女 《ネタバレ》 
原作を読んでから10年近く経っているためそこまではっきりと内容を把握している訳ではないが、この映画を観て思ったのは、あれこんな内容だったっけ?という事だった。  ヒロインが酒に強い。 これは覚えているが、あんなに大勢を引き連れて何軒もハシゴして、偽電気ブラン飲み対決をしたり、詭弁踊りを繰り広げるような彼女だったっけ? 全体的にあまりにドタバタしすぎていて落ち着かない。たしかに原作もドタバタしていたけど、いざ映像で見せられると思っていたのと違うというか、主人公が星野源ていうのもあざといし、あーだこーだ… あと、原作では一年を通して黒髪の乙女を追い続けた主人公の煮えきらなさというか一途な恋愛がじっくり描かれていたはずだが、この映画では一夜の設定にしてしまった為に、事ラブストーリー的要素においてはやはり単なる一目惚れの物語としかならないので根本的に話が違ってくるのである。むしろ、この制作者は恋愛要素はおまけと考えているのかと思うほどに古本市や文化祭といったサブカル的方面にばかり力を入れているので、これは原作改変と言われても仕方のないところ。特にこの映画のクライマックス(と思われる)文化祭の演劇シーンのつまらなさは異常!  う〜ん、なんか思い描いていたのと違うと文句ばかり言ってしまうのは悪い癖だな…反省。
[DVD(邦画)] 4点(2017-11-10 19:37:10)(良:1票)
297.  傷物語Ⅲ 冷血篇
3作目にしてやっとまともな上映時間(それでも82分)になったが、1番内容が薄いように感じた。 吸血鬼とは何か?人間とは何か?という壮大なテーマが描かれるのかと思いきや、そんな深い話でもなく…得意のエログロと中二臭い台詞の応酬で誤魔化しただけの薄っぺらな内容だった。3部作にしてまで描くほどの内容じゃないと思う。
[DVD(邦画)] 2点(2017-11-08 18:42:27)
298.  傷物語Ⅱ 熱血篇
急にシリアスになったり、急にほのぼのしたり、急にエロに走ったり、急に青春したり、なんか振り幅が広すぎて忙しい。こいつら情緒不安定かよ。 盛大に内臓をぶちまけるヒロイン。かと思えばやたらパンツを脱ぎたがるヒロイン。 ……監督の趣味なの?ねえ趣味なの? バトルシーンがあったりして、1作目よりはちょっとだけ楽しめたのでプラス1点で。 相変わらず「NOIR」の連打がウザい。
[DVD(邦画)] 2点(2017-11-07 20:29:25)
299.  傷物語Ⅰ 鉄血篇
物語シリーズ初心者の私には何が何なのかサッパリわからなかったので、考察サイトの世話になる事となった。  ★たびたび挿入される画面いっぱいの文字の意味は?  ・「NOIR」はフランス語で黒を意味し、「ROUGE」はフランス語で赤を表しているという…。 意味はわかったけど、何故あんな頻繁に入れる必要があるのか?何故フランス語なのか?お洒落だと思っているのか?  ★地下鉄でしきりにモールス信号みたいなのが出てくるけどあれは?  ・SOSを表している。 あの死にかけの吸血鬼が発信しているんだろうか? 日本語じゃ駄目なのか?  そもそも何故地下鉄に誰も居ないの? 何故主人公は逃げないで急に命を捧げたのか?  これはあれか、わざと難解にして考察させようというエヴァ的手法か。 終始わけわかんなかったが、最後せっかく盛り上がりそうな所で唐突に終わるのは詐欺だと思うの。 私は100円レンタルで見たからまだ許せるが、劇場で見た人は絶対怒るだろう。
[DVD(邦画)] 1点(2017-11-07 19:39:08)
300.  ひるなかの流星 《ネタバレ》 
ヒロインがいきなり何の前触れもなく真昼間から気を失いそこへ偶然居合わせたイケメンに助けられるがそれは転校してきた先の高校の担任だった!というあまりにも都合良すぎる展開にツッコミが追いつかない(笑) その後も、いきなり山で遭難するわ、その日の内に救出されたのに寝込むほど衰弱するわ、病室で担任と二人きりになったと思いきや担任箱から大量の蛍を出し「綺麗〜」とか超展開すぎ。開始30分で既にこの有様。 ここまで現実離れしていると次に何が起こるか全く予想がつかないので、逆に集中して観る事が出来た。 それにしても、あの担任はヤバい。ヒロインが家から出たところに偶然居たりするし、これは完全にストーカーだわ。
[DVD(邦画)] 4点(2017-11-06 16:45:03)
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