Menu
 > レビュワー
 > 番茶 さんの口コミ一覧。2ページ目
番茶さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 368
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  バーバー吉野
自分の子供時代は、丸坊主であろうが、オカッパであろうが、カッコイイと認められる基準は別にあったような気がします。この違和感は、女性が撮ったものかな…と思ってクレジットを見ていたら、やはりそうでした。 それにしても祭りの日に神社の前でザビエルカットで賛美歌歌うのが100年以上続くなんて、伊豆は隠れキリシタンの里ですか? こんな「伝統」や「しきたり」が日本のどこにあるんでしょうか… 伝統云々ではなく、単に吉野刈りしかできない床屋と子供達の戦い、とした方が面白かったと思います。伝統に対しての理解が浅いままでそれを風刺したつもりでも、今時説得力に乏しく、映画に安直なイメージを与えてしまうだけな気がします。風景や雰囲気はかなり良かったので残念でした。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-03 11:25:23)
22.  獄門島(1977) 《ネタバレ》 
原作の雰囲気がうまく映像化されてる感じです。不満は原作では幽玄な祭のようだった山狩りがいまひとつしょぼかった事。これだと「~遊女も寝たり萩と月」の句の味わい、喧騒から離れて佇む静寂さの風情…が生きてこないと思いますがどうでしょうか。 個人的には推理小説は「犯人は一人」が理想なので、変更はさほど気にならなかったです。むしろ二人というのが中途半端な感じ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-03 03:21:00)
23.  精霊流し
主役は「精霊流し」という祭・行事。様々な人間模様で繰り広げられる苦悩が「祭」に収斂され、浄化され、再生される…古来からの「祭」や「行事」が持つ機能をうまく描いており好感が持てました。問題はテーマ曲を含め全体的に湿っぽすぎる事。そういう点もう少し祭の様子をじっくりと荒々しい部分も入れて描いてほしかった気も。「長崎の女子衆」カッコよかったです。松坂慶子は演技がどうこうと言う前に脚本に違和感を感じました。
6点(2005-02-15 00:26:12)
24.  たそがれ清兵衛
とても気持ちの良い映画でした。こういうのも好きでがんす。 敵役が田中泯?新幹線にはりついて全裸で踊ってた男が…立派になられだのぅ。 両者とも娘想いとというのはちょっとどうかなとも思いました。息子に比べて娘は割合描き易いので。
8点(2005-02-15 00:22:51)
25.  羅生門(1950)
「欧米式帝国主義からアジアを解放した」という日本の言い分、「平和を乱すもの(?)を押さえ込んだ」という米国の言い分、被害者気取りの第三国の言い分…こうした論争が盛んだったと思われる当時の暗喩かな…と思ったりしました。そうみると少し「公平」を気取りすぎで、それがラストの詰めが甘く見える事に繋がっている気がします。一つしかない事実の解明を放棄して安易なヒューマニズムでお茶を濁す…まさに戦後の多くの日本人の姿そのものかも知れませんね。  それはともかく映像が素晴しい。冒頭の土砂降りのシーンからしてこの監督が世界的に評価が高い理由が腑に落ちました。お白洲の幾何学的な構図のシーンの端っこに覗く入道雲など、細かい所まで見応え有ります。
8点(2005-01-10 14:26:22)
26.  座頭市と用心棒 《ネタバレ》 
こういう企画ものは末期症状というのが相場ですが、意外と完成度高し。かなり良かったです。斬新なたけし市もいいけど、やはりオリジナル市は味わいが奥深くてイイ。三十郎も言われるほどに悪くなかったです。実は隠密…というのも意表を突かれましたがさもありなんという感じ。演出も的確、脇役も良し、色んな要素てんこ盛りで満足です。
8点(2004-12-19 11:13:17)
27.  大菩薩峠(1966)
この終わり方は一体…?決死の覚悟の若大将も黄門様も放りっぱなし。でも重厚なムードの果てにこういうシメというのは妙な爽快感があります。竜之介、今なら人間離れしたサイコに描かれそうな所ですが、引き分けとなってホッと息をつく姿や、自信喪失した所を刺されそうになり激情に走る姿など、非常にこちらの感情が入っていきやすい。逆にこういった描き方の方が実は難しいのでは。古い邦画を見慣れない自分にとって色々な点が新鮮で見応えがありました。
7点(2004-11-22 23:51:09)
28.  トラック野郎 度胸一番星
千葉真一のイキがいい、夏樹陽子が色っぽい、片平なぎさが瑞々しい…主役の菅原文太、愛川欽也の名演技も含め、この頃はホントいい俳優がゴロゴロ居たんだなぁ…と思いました。ほんのチョイ出の菅井きんの豪快な高笑いや藤原釜足の驚いた演技も、何とも味があって素晴しいです。  本作はシリーズ中唯一実った恋なんですね。それをああいう形で失い、最後の爆走に繋がる…という流れは、シンプルながらとてもイイ感じでした。
8点(2004-11-14 21:14:09)
29.  狂った果実(1956)
生真面目な人間がブチギレると怖い…という感じ? 冷静に考えると微妙ですが、カタルシスを味わうという点では悪くはないです。何気ない会話のテンポの良さが新鮮でした。
6点(2004-09-25 08:01:18)
30.  キル・ビル Vol.1(日本版)
マンガ的発想?もここまで突き詰めれば一級のエンターテイメントになるんだなぁ…って感じで面白かったです。青葉屋のセットもイイ。やたら大味な殺陣が延々と続くのはちょっとダレました。確信犯的ワルノリや残虐性において、普通のアクションと「悪魔の毒毒モンスター」の中間辺りに位置する感じ。「バトルロワイアル」的な騒ぎが聞かれなかったのが不思議。
8点(2004-09-18 20:05:43)
31.  悪霊島
原作者の晩年にメディアにせっつかれて、アイデアが充分練りこまれてない内に世に出されたという感じの原作。「いまいち盛り上がらないなぁ…」と思いつつ読んでた記憶があります。映画も同様にいまひとつ何か足りないという感じ。横溝氏が生きておられれば他作品同様にリライトを繰り返し、肉付けがなされた上で傑作足りえていた可能性もありますが…残念。 映像は綺麗でロケーションやセットも良、映画全体のムードは結構好きです。「聖域」に辿り着くまでにもっと紆余曲折してほしかった気もします。
6点(2004-09-07 23:29:27)
32.  悪魔の手毬唄(1977)
個人的に原作は「夏」的な印象ですが本作は「秋」。いかにも「晩秋」というイメージぴったりの映像が見事です。若山氏出演により暖かくも重厚なムードが醸し出されてイイ。基本的に善人である犯人があれだけの猟奇行為を行う動機が不十分な気もしますが、推理小説でそれを言っても仕方無いのかも知れません。
7点(2004-09-07 23:27:15)
33.  極道恐怖大劇場 牛頭(ごず)<OV>
極道映画のような出だしからだんだんシュールになっていくさまは面白い。こういう変な人達が登場する脈絡のない話は好きです。本編のBGMがコントラバス一本だけというのもイイ。ただ最後は、もう少し何か「腑に落ちる感じ」がほしい気もします。 最大の謎は「間寛平は名古屋人なのか?」という事かもしれない・・・
6点(2004-09-05 02:15:21)
34.  ブラック・レイン
当時ロケ地として予定されていたお寺が撮影を拒否した話を聞いて、「何で頭固いんだよ」と怒っていた私ですが、今は「よくぞ断った」と思うようになりました。 それはともかく、リドリースコットと日本人実力俳優陣の組み合わせはいまだに感慨深いものがあります。 この映画のテーマ(組曲)はハンス・ジマーの中で一番好きです。
7点(2004-09-05 02:07:36)
35.  裸のランチ
原作の内容を再現する…ではなしに、原作が執筆された状況や作者の妄想を描く事によって原作世界を間接的に表現している…という感じ。「映像化不可能」と言われる実験的小説を映像化する事について面白い手法だなと思いました。 ただ「麻薬とアート」というテーマとかクリーチャーを多用したビジュアル面とかは個人的にいまひとつ新鮮味は感じなかったです。モロッコ・ロケが実現していたらもっと視覚面で面白かったかも。
6点(2004-09-05 01:54:38)
36.  鉄塔 武蔵野線 《ネタバレ》 
原作が好きであえて映像を観る気がしなかったのですが、観て良かったと思います。とにかく映像が美しい。時折効果的に音楽が挿入される以外は蝉の鳴き声だけがBGMという演出も良。非常に懐かしい感覚や風景をしみじみと堪能できました。確かに家庭問題は必要あるのかな?という感じですが、原作のようにラストをファンタジー風にシメずに、現実の中で自力で終着地まで到達するという結末は、逆にこちらの方が良かったです。いかにも一途そうな主人公と、とぼけたような相棒。子役の演技にも好感が持てました。
9点(2004-09-05 01:50:45)
37.  郡上一揆
日本史上最大の農民一揆といえば…痩せて干からびた農民、鋤や鍬を持ち暴発する群衆、引きずり回される城主、炎上する城…という一大スペクタクルを想像していましたが…全然違いました。暴力的なシーンといえば直訴反対派との小競り合いくらい。でもこれが実際だったんでしょうね。「虐げられた悲惨な江戸時代の農民」というイメージがいかに想像の産物であるかがわかります。考えてみれば、訴えた側だけでなく訴えられた側(役人)も吟味の上同等に処罰されると言うのは、同時代の他国の封建制と比べても驚異的に公平な制度なんですね。  ただ映画としてはやや地味すぎという感じは否めず残念。映像はとても美しい。知り合いの郡上出身のおばあさんが「風景といい人情といいあの辺の感じがよく描けている」と絶賛してました。
7点(2004-09-05 01:48:43)(良:1票)
38.  座頭市(1989)
緒方拳が好演。こんなイイ感じの敵役になるとは思いませんでした。殺陣も痛快。ただ主人公の友達がいちいち殺されり不幸な目に遭ったりするのは、ちょっと無理矢理な感じがして残念。悲惨さは煽ればいいものでなく、砂糖と塩の塩梅をもう少し練っていたらもっと評価されていたと思う。
7点(2004-08-15 23:39:28)(良:1票)
39.  レリック
博物館や図書館というのは一種の広大な迷路。着眼は良し。もっと閉ざされた空間にしてその中を逃げ回る…という話であればかなり面白かったと思います。狙撃隊が出動したりして、やたら大騒ぎなパニックものになってしまった事が残念。
6点(2004-07-20 23:01:25)
40.  トラック野郎 望郷一番星
子供の頃見た記憶がおぼろげにあるんですが、今見ても充分面白いのにビックリ。流石かって「寅さん」と並んだ人気シリーズだけはあります。本作と「度胸」が特に出来が良かった感じ。考えてみたら一種のロードムービーですね、これ。
7点(2004-07-20 22:05:27)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS