21. それでもボクはやってない
なにか憂いの残る後味ですねえ。こんなに問題点が多いのに、もうすぐ裁判員制度が始まるなんて大丈夫なんでしょうか。これまでよりずっと裁判にかかわる人が多くなるんですから、国の制度改革に注目していこうと思います。 明日から電車乗るときは気をつけなきゃ… [DVD(邦画)] 6点(2008-04-13 16:03:14) |
22. 地雷を踏んだらサヨウナラ
この映画を見て一ノ瀬泰造のHPを訪れたのですが、顔や雰囲気が浅野忠信となんとなく似てませんか? 私も遺跡好きで、昨年はタイのアユタヤに行ってきました。そこで首なしの仏像や半壊された寺院を見て寂しさを覚えました。ミャンマー人による破壊や略奪で荒廃したアユタヤとは違い、アンコールは内紛による戦禍に埋もれて荒廃していきました。地球とは創造と破壊を繰り返して成り立っているわけですが、戦争や侵略の過程で崩壊する文化遺産ほど虚しいものはありません。この映画を見て少しだけ考えさせられました。 [DVD(邦画)] 7点(2008-01-28 23:07:53) |
23. 笑の大学
稲垣さんが酷評されてますが、私は2人の演技、そこそこ見れました。長いことを除いては。笑いも大笑いではないにしろ、クスッくらいのが何コもあってそれはそれで楽しめました。だけど、やっぱりこのスケールのものを映画で作る必要があるのか。わたしは舞台だけで充分だと思います。 [DVD(邦画)] 5点(2008-01-02 21:34:28) |
24. 手紙(2006)
こういった物語の主人公は、実際に自分が同じ立場になってみないと絶対に共感できないものだから、安易なコメントは避けるけれども、役者さんの演技は良かったと思います。特に、山田孝之の辛い宿命を背負った男のどんよりした雰囲気がぴったりはまっていました。 [DVD(邦画)] 8点(2007-12-31 15:21:39) |
25. スモーク(1995)
こういう映画って受け入れられない人にはトコトンわかってもらえませんが、私みたいなこういうテンポが好みの人間にとってはドツボにはまる作品なんですよね。見せ方がうまいって言うか、何も盛り上がるところがないのに決して退屈しない、そして誰でも共感できることが物語の所々に散りばめられてて。レンタルで見ましたが、まさに“買い”の一本です。 [DVD(字幕)] 8点(2007-12-19 22:20:31) |
26. 犬神家の一族(1976)
《ネタバレ》 原作は読んでないのですが、全体を通じて金田一耕介の存在感が薄かったように感じます。最後、佐清の自白から松子の自殺までどんどん追い詰めていきますが、それ以外は何かやってましたっけ?って感じ。ラストシーン、みんなが駅へ見送りに行きますが、劇中のなかでみんなとそれほど仲を深めたとも思えませんでした。ただ、敷き詰められた複線は見ていておもしろいと感じられる。原作が読みたくなりました。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-11-04 17:18:26) |
27. フラガール
冒頭の松雪さんのダンスがすごくセクシーで見とれてしまいました。蒼井優さんもすごく上手なんだけど、色気では松雪さんに軍配ですね。 ここのレビューでは何度か書いてますけど、日本映画は台詞がすごくぼそぼそで聞き取りにくい!感情移入してるときにセリフが聞こえないと、やっぱり冷めてしまいます。どうにかならないのでしょうか。 [DVD(邦画)] 6点(2007-08-22 21:33:17) |
28. ブレイブストーリー
《ネタバレ》 役者=声優はやっぱり駄目ですね。松さん・大泉さんはがんばりましたが、ウエンツ・常盤さんの声が全然こない。物語りも原作は読んでいませんが、途中かなり短縮されていたようで、面白みもほとんどなかったです。ただ、ゲームのRPG的な展開は好きなので、かろうじてこの点数で。 [地上波(邦画)] 3点(2007-05-21 20:56:21)(良:1票) |
29. パッチギ!
歴史認識とか人種差別とか取っ払って見たほうが楽しめると思います。若い人は「昔そういうことがあったんだ」と心に留め、この時代を知る人は「懐かしいなぁ」と昔を思い出す程度でいいのではないでしょうか。それにしても今の沢尻エリカを見ていると、アンソンとつるんでるレディースの方が似合っているような…。ラストの歌は感動しました。邦画としては名作だと思います。 [地上波(邦画)] 7点(2007-05-19 17:07:17) |
30. ラスト サムライ
映画「SAYURI」にも言える事なんですけど、やはり日本人と外国人の会話に違和感を感じずにはいられません。それが頭から離れない限り、これらの作品を楽しんで見ることはできません。しかしながら、私の好きな侍モノということで、多少ひいき目で得点しました。なにより真田広之さんがかっこいい!真田さんだけに限らず他の侍たちも、その無骨さなんかがよくあらわれていて良かったです。 [DVD(字幕)] 7点(2007-05-07 20:48:25) |
31. ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT
ツッコミどころを挙げるときりがないですが、車好きの私としては開き直って鑑賞しました。するとそれなりに見えてくるもんです。いろいろ考えずに見たほうがいいですね。 [DVD(字幕)] 6点(2007-04-28 17:47:39) |
32. 蝉しぐれ
《ネタバレ》 野山の緑、空の青、滴る汗の光や瞳の透明感、小説ではけっして描くことのできない美しい映像で彩られた本作は、日本を代表する作品に仕上がったのではないかと思います。物語の最後、文四郎とふくが昔の思い出を語り、お互いの愛情が本物であったとわかりあうことのできたシーンは、本当に感動しました。そして何と言っても木村佳乃さんの美しさ。立ち振る舞いはいうに及ばず、欅御殿での再会のシーン、文四郎に妻子がないことを知ったときの表情は、それだけで文四郎への強い思いが伝わってくるようでした。 ただ残念なのは、原作で描かれていた秘剣・村雨の伝授が劇中ではなかった点です。文四郎とふくの恋模様に重点を置きすぎたためか、道場での稽古のシーンが少なく、原作で見せるような圧倒的な強さ、そして藤沢作品には絶対に欠かすことのできない美しい殺陣があまり描かれていなかったのが残念です。また、矢田の未亡人についても後半は完全に出番がなく、前半登場した意味がないように思えました。 しかしながらこれらを差し引いても素晴らしい作品であることに変わりはなく、私自身ファンである故藤沢周平さんの作品を、これからも多数映画化してほしいと思います。 [DVD(邦画)] 9点(2007-04-28 17:25:37) |
33. ドラえもん のび太とブリキの迷宮
子番どものころ一観たドラえもん作品がこれ。ドラえもんの映画には動物や古代世界、宇宙や海など様々なテーマが存在しますが、今作のロボット(ブリキ)が子どもの私にとって一番なじみやすいからだったと今では思います。確か当時、ビデオにとって何度も見返していた記憶があるので、繰り返し見れる面白さはあると思います。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-03-27 22:46:42) |
34. スウィングガールズ
《ネタバレ》 平岡祐太という役者がどうも好きになれない。本作のおどおどした性格もなんだか作りすぎている感じがするし、「NANA」での演技も、素人目に見ても赤点ものだと感じた。 また、ジャズの演奏は素晴らしかったが、その過程をもう少し描いてほしかった。ただ、今の女子高生の少し横着な性格はよく描かれていて、そこが笑いにもつながり“コメディ”という分野では評価できると思う。 [地上波(邦画)] 6点(2007-03-03 18:14:57) |
35. 七人の侍
勇者・戦士・魔法使い・僧侶・武道家・エルフ・賢者の7人で冒険に出るという洋モノの話しはどこにでも転がっているように思えますが、そこに“武士道精神”が加わるとこのような素晴らしい作品になるんだなと、つくづく感じました。最高です。 [DVD(邦画)] 10点(2007-02-23 21:05:17) |
36. 回路
とりあえず怖そうな映像を並べてみた感じの映画なのかな。 [DVD(邦画)] 1点(2007-02-17 21:14:56)(良:1票) |
37. タッチ(2005)
あだち充の作品はマンガというフィールドであるからこそそのよさが出るのであって、その独特の間や台詞の具合など映画では出せるはずがありません。あと、スポーツ映画でありがちな勝負どころでのスロー再生は本当に気に入らない。 [DVD(邦画)] 2点(2007-02-16 21:33:42) |
38. どろろ
テレビなどの映画コーナーで面白いと聞いていたのに全くの期待ハズレ。妖怪との格闘シーンなどは、何とか戦隊何レンジャーみたいでかなりしょぼい。良かったのは妻夫木さんの顔と中井貴一さんの殺陣だけだった。 [映画館(邦画)] 4点(2007-02-12 23:05:07) |
39. 隠し剣 鬼の爪
「たそがれ清兵衛」、「武士の一分」を見た上で鑑賞しました。確かに時代背景は同じですが、仇敵を討つ流れは三者三様。“山田洋次監督3部作”としてではなく、ひとつの独立した作品として十分に楽しめました。 [DVD(邦画)] 8点(2007-01-31 17:27:25) |
40. ジョゼと虎と魚たち(2003)
《ネタバレ》 閉塞的な生活を送る障害者とその女性に恋をした大学生というシチュエーションから、もっと意外な展開を予測していましたが、後半は以外にもあっけない形で進んでいったなぁというのが感想です。恒夫の気持ちには共感できますが、「共感できないおもしろさ」をこの映画には期待していました。何も考えずに見始めれば十分楽しめる映画なのですが。 [DVD(邦画)] 7点(2007-01-22 00:26:51) |