21. ガチ☆ボーイ
《ネタバレ》 前半は佐藤隆太の演技がいつもと少し違ったので「お?」と思いましたが、後半はやっぱりいつも通り。 他にもなんか脇役の部員がところどころ放つギャグもすべり笑いを誘う姿勢がまたさらにサブかったりして心の中で「やめとけって・・・」と呟いてしまいました。 クライマックスでも入り込めなかったのは自分が「プロレス自体ガチじゃない」という考えを捨て切れなかったかもしれません。 [映画館(邦画)] 4点(2008-08-13 20:21:27) |
22. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 まさに「確信犯」。 初見は拒絶しました。だって予告とは全くの別物ですものね。僕はタランティーノ信者ではないので素直に「悪趣味で面白くない映画を観てしまった気分」になりました。 しかし、それを承知の上での二度目の鑑賞で、この映画の持つ「魔力」の虜になってしまいました。この細部にまでわたる確信的なこだわりようにはあっぱれと言うほか無いです。 全てが計算づくめ。メチャクチャな日本文化の解釈。何の脈絡も無く突然始まるアニメ。血みどろで不快な殺陣。いかにも「どうだー!これが俺の作りたかった映画なんだよー!」と言わんばかり。しかし、この緻密に計算されつくしている確信犯的な世界の魅力に気づいてしまった時、タランティーノのそのやりきった感のある満足げな表情に思いっきり拍手を送ってやりたくなるのです。あっぱれ!!! [地上波(吹替)] 8点(2008-07-30 17:06:42) |
23. ザ・マジックアワー
《ネタバレ》 佐藤浩市最高!!特にナイフ舐めの二回目!「まさか?」と構えてみても爆笑でした。完敗です。映画館での爆笑はみなさんと同じく初めてです。三谷幸喜の笑いってワザとらしくて苦手だったんですが、今回は役者がさりげなく演じてくれて素直に大爆笑!それでも西田敏行の演技は苦手だな…。 後半は長いと思います。もっとコンパクトにしてくれたら一年に一度くらい観たくなるような作品に化けたと思う。ラッシュのシーンとかすごく大好きだし。久々に応援したくなるような日本映画に出会えました。 長いのでこの点数! [映画館(邦画)] 7点(2008-06-16 22:27:37) |
24. リリイ・シュシュのすべて
《ネタバレ》 生々しい。「なんて息苦しい時代だったんだろう。」と、この映画を観て改めて中学校時代をそう思う。すごくよくこの時期特有の「どうしようもない、救いようのない雰囲気」を表現してると思う。それと、説教じみてなくて良かった。最後にそこがあったら全部台無しだったと思います。「結局担任は最後まで何もわかっちゃいない。」それで良かったんだと思います。久野さんが坊主で教室に入ってきた瞬間は、久々に映画を観てゾッとしました。 [ビデオ(邦画)] 6点(2008-03-25 02:50:19) |
25. 涙そうそう
《ネタバレ》 終わり頃の展開がだいぶ乱暴です。妻夫木が急に咳き込みはじめ、間もなく亡くなります。さすがの俺でもこんなわざとらしい泣き所の作り方では泣けません。せっかく妻夫木が柔らかくていい演技してたのに台無し。 [映画館(邦画)] 3点(2008-03-03 02:00:27) |