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roadster316さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 700
性別 男性
年齢 55歳
自己紹介 観た映画はできるだけ褒めたい。

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21.  お早よう 《ネタバレ》 
それにしても、よく「おはよう」なんてタイトルつけたもんだ。 でも、これが効いている。 子供たちのだんまり作戦の後の、プラットホームでの空を見上げての天気の話題。 互いに思いを寄せている者同士の、距離を測るようなもどかしいやり取りが、とても微笑ましい。 洗濯機やテレビがまだ普及していない時代の、近所付き合いや噂話を見ていると、現代の我々はなんだか殺伐としているなあと考えさせられる。 何気ない日常を切り取って見せてくれるのが、小津監督の流儀なんだろうな。 そして、この時代の女優の存在感。 久我美子が登場するだけで、画面が華やかになる。 女性らしい言葉遣いも、品があって美しくて、そして嫌味がない。 のんびりした時間を楽しめて、そしてクスッと笑える、懐かしくて温かい時間を過ごせる映画。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-10-03 01:16:27)
22.  秋刀魚の味(1962)
娘を嫁に出した後の笠智衆さんの演技、良かったなあ。 この人うまいんだか下手なんだかよくわからないんだけど、いいんだよね。 嘘がなくて、誠実で、温かい。 自分も月を見ながら涙する時が来るのかもなあ。 そんな人生の現実を見せてくれる映画。 岩下志麻様が目当てで観たんだけど、小津監督と笠智衆さんの凄みに改めて気づかされる映画だった。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-09-27 20:12:48)
23.  影の車 《ネタバレ》 
映画にはいろんな楽しみ方があると思うが、美しい人を観るのも楽しみの一つ。 この映画はまさにそういう一本。 岩下志麻は年を重ねてもその美しさは微塵も揺るがないが、若い頃も気が遠くなるくらい美しい。 エプロンをさっと付けて料理する姿も可憐だし、湯船につかってこれからの情事を思う表情なんて、もう言葉が出ないくらい美しい。 筋立ても松本清張だけあって、サスペンスとしても充分楽しめるのだが、正直そんなことはそっちのけで志麻様の神々しいまでの美しさを堪能する90分。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-09-26 23:20:17)(良:1票)
24.  あゝひめゆりの塔 《ネタバレ》 
沖縄の少女たちの受難を、見事に切り取っていると思う。 戦後23年で未だ本土復帰も果たしていなかった沖縄ゆかりの人は、この映画をどう観たのだろう。 吉永小百合演じる主人公の母親が乗る輸送船。 対馬丸でなければいいのにと願ったが、やはり対馬丸だった。 あの船に我が子を乗せた両親が沖縄戦を生き残っていれば、あのシーンをどう観ただろう。 本来なら人生の門出であるはずの卒業式は、米軍の爆撃が周囲に炸裂する中で行われる。 お国のためと命を投げ出す少女たちと比して、大本営の幹部たちの何と卑劣なことか。 少女たちの魂の何と無垢ではかないことか。 死と隣り合わせの日々を送ったことのない私には、まさに想像を絶する瞬間を生きて、そして散っていった少年少女たち。 救いのないラストも、戦争の虚しさ、悲惨さを私たちに突きつけている。 次代に残すべき映画。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-07-26 23:38:38)(良:1票)
25.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》 
32年前の作品とは思えない斬新さ。 そして時代設定が2019年。 年代だけは時代が映画に追いついた、と言えるのかな。 東京オリンピックも開催予定という、今年改めて観るのには最適なタイミング。 そして、面白い。 反政府の地下組織、なんて今の日本人にはそんなパワーや情熱は望めそうにない自己嫌悪を感じつつ鑑賞。 仲間のケリは自分がつける、という青二才には十年早いセリフに恥ずかしくなりながら鑑賞。 有無を言わせぬ圧倒的な展開は、2020年となった今も少しも色褪せていない。 まさにクールジャパン、な名作。
[映画館(邦画)] 8点(2020-07-05 22:14:38)
26.  Love Letter(1995) 《ネタバレ》 
ずっと観たい観たいと思っていて、やっと観ることができた。 博子からの手紙をきっかけに、樹はかつての同級生との恋を思い出し、その死を知る。 「失われた時を求めて」に込められた思いに気づいた高校生たちが訪ねて来るシーンは、本当に美しい。 貸し出しカードを裏返す前から、不覚にも涙がこぼれてしまった。 彼の思いが伝わるべきタイミングは、中学生の時ではなく、今だったんだろうな。 あの時気づいていても、北海道と神戸では忘れていくしかない。 でも、大人になった今、なんだかパッとしない彼女の人生に、彼のラブレターは大きな力を与えてくれるんじゃないかな。 伝わって良かったな、少年。 君、なかなかやるじゃないか。 そして中山美穂の横顔に加点。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-04-11 20:00:29)
27.  翔んで埼玉
映画にできるってことは、埼玉県の人がこの映画を笑って楽しめるくらい、自分の県に自信を持てるようになってるってことなのかな。 私は広島県人だけど、お好み焼きやカープのことを揶揄される映画を作られても、やったー!って喜んじゃうもんな。 いやー楽しい映画だった。 本気で嘘みたいな設定の映画撮るのって楽しいだろうな。 輩出した有名人対決、他県人とやりたくなった。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-03-27 21:35:46)(良:1票)
28.  復讐するは我にあり
改めて緒形拳という役者の凄みを感じる映画。 すげーな、やっぱり。 素人の私が言うのもなんだが、こんな役者、もう出ないのかな。 そして小川真由美。 なんだよ、なんでそんなに色っぽくてはかなげなんだよ。 倍賞美津子の強さとは対照的で、余計に切なさが増す。 それを殺す緒形拳の狂気。 この当時の役者って、本物なんだよね。 いや、素人の私にはそんなこと言う資格がないのは重々承知で。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-02-17 22:14:37)
29.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
あれだけ話題になっていたけど、幸運にも予備知識無しに鑑賞。 前半で正直観るのやめようかと思ったが、待てよ、そういえば全然カットしてない気がする…と思い直して観続けて良かった。 アイデアの勝利ではあるけど、ワンカットで勝負したのは面白かったし、脚本下手過ぎるぜって思ったのを、後半でちゃんと腑に落としてくれるのが観てて楽しかった。 以前に全編ワンカットで撮った「ビクトリア」って映画があったけど、それは単にワンカットで撮りましたってだけで、ストーリーはつまらなかった。 その点、この映画は映画としても充分楽しめた。 うん、佳作。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-01-13 00:11:54)
30.  モテキ 《ネタバレ》 
いいなあ、森山。に尽きる映画。 登場する女優さんはみんな魅力的だが、長澤まさみの脚はほとんどCGのレベルで、逆に魅力が半減。 やっぱり久美子様の熱演に加点。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-01-05 19:16:46)
31.  鍵泥棒のメソッド
評価が高かったのに釣られて鑑賞。 広末涼子の眼鏡に釣られて鑑賞。 堺雅人はあんま好きじゃないけど、香川照之に釣られて鑑賞。 大正解。 役者も揃ってるし、最後までどうなるかワクワクしながら楽しめた。 広末涼子は、年齢を重ねてますます魅力的になってきたなあ、で加点。
[インターネット(邦画)] 8点(2019-12-15 23:21:14)
32.  たそがれ清兵衛 《ネタバレ》 
五十石の武士の質素で堅実な暮らしぶりを、丹念に、丁寧に、時間をたっぷりかけて撮ることで、清兵衛の誠実な人柄が浮かび上がってきて、彼に幸せが訪れて欲しいと祈るような気持ちで観ていた。 そして田中泯さんの演技はやはり圧倒的で、たった数分の出番でありながら、清兵衛の好敵手として見事な存在感を放っている。 少し残念なのは、ナレーション役の娘が語りすぎること。 語らずとも、観るものには清兵衛が幸せであったことは伝わっているのだから、ラストはト書きくらいで簡単に済ませて欲しかった。 山田監督、岸さんと何か約束でもあったのかなと勘ぐってしまった。
[インターネット(字幕)] 8点(2019-12-07 03:33:51)
33.  ブラック・レイン 《ネタバレ》 
指を詰める、というシーンを日本のヤクザの文化としてどうしても撮りたかったのか、リドリー? 出だしの松田優作のキレた演技はピカイチで、まさに最強の悪役。 しかし、任侠が絡んでくると途端にパワーダウン。 私としては、渡世の義理なんてぶっ飛ばす無軌道なヤクザ役で最後まで押し切って欲しかった。 しかしながら、この豪華キャスト。それを観ているだけでもワクワクする共演は、やはり嬉しい。 ただ、ケイト・キャプショーだけは、最後まで違和感を拭えなかったのが残念。 ちょっとゴージャス過ぎたのかなあ。
[インターネット(字幕)] 8点(2019-09-16 00:04:32)
34.  二代目はクリスチャン 《ネタバレ》 
あんた、きれいだね。 かたせ梨乃のこのセリフと、 あたし、頭にきました。 志穂美悦子のこのセリフ。 この頃の角川映画って良かったなあ。 日本で渡世渡って行くには、義理人情と角川映画が必要なんだよね。 いや、いい映画。
[DVD(邦画)] 8点(2019-05-22 23:49:00)
35.  里見八犬伝(1983) 《ネタバレ》 
角川映画と英語の歌は、なぜか素晴らしく合う。 静姫のラブシーンではそれほどではないものの、ラストシーンでのあの曲の入りは鳥肌が立つほど。 セットも脚本もそれなりに時代を感じさせるけど、でも、やっぱり映画として見たいものをちゃんと見せてくれるところは、さすが深作監督。 日本人って、誰かのために自分を犠牲にするストーリーに滅法弱い。素晴らしいヒロイズム。 若い頃に観た時とはまた違う喜びを感じさせてくれる、角川らしさ満載の娯楽大作。 こういう映画、まだまだ需要あると思うけどなあ。
[インターネット(邦画)] 8点(2019-04-25 22:29:08)
36.  恋は光 《ネタバレ》 
女性が恋している時の光が見えるという大学生が主人公なのだが、これが全く漫画チックな印象を与えない。「先生」と呼ばれるこの学生が浮世離れしている(と言っても適度にスマートフォンは使いこなすのだが)ことや、初恋と思われる女性がこれまた浮世離れしている(こちらはスマートフォンも使わない徹底ぶり)ことが功を奏している。浮ついたところがない二人の仲を取り持つことになるのが、西野七瀬演じる「北代」なのだが、このちょっと今風でありながら芯の通った感じが素晴らしく好感が持てた。早々に「先生」に恋していることを認めるところも、実は恋しているの、みたいなもったいぶった振りがなくて良い。 「恋」の定義もなかなか考察が深く、観ていて引き込まれるものがあった。 なぜ「北代」の恋している光が「先生」に見えなかったのかという謎解きには少し不満が残るものの、トータルで非常に面白い作品だった。とにかく本作の西野七瀬は抜群。
[インターネット(邦画)] 7点(2024-06-06 12:27:24)★《新規》★
37.  曲がれ!スプーン 《ネタバレ》 
タイトルは知っていたのだけれど、ヨーロッパ企画製作って知らなくて、今更視聴。 ド派手なアクションとか、人生をひっくり返すような壮大なドラマとか、想像もつかないSFだとか、そういう映画もいいけど、この手の映画もやっぱりいいのだ。 エスパーって聞くと私なんかは「超人ロック」のような人智を超えた能力の持ち主をイメージしてしまうのだが、本作のエスパー陣はその能力もほぼ日常的で、だからどうなの?なレベル。 喫茶店で繰り広げられるドラマは、さながら大学生の会話のようでいつまで経っても進歩がない。そこで突如現れる長澤まさみ。 大学生乗りの彼らにとって、マドンナの登場はいつもドキドキで胸の高鳴りが止まらないものだ。ただ、彼らが大学生と違っていたのは、彼女の願いを叶えようと一致団結すること。サンタを飛ばすアイデアは私にはなかったが、そう来たかと。 ラスト辺りで「サマータイム~」の部室に電気が灯るのはちょっと嬉しかったね。 愛すべき映画じゃないかな。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-08-22 13:32:39)
38.  ファーストラヴ(2021)
謎を解く、というよりも、二人の女性の気持ちに寄り添っていく、という感じが強い。 とにかく光るのは役者の演技かな。 凄みと怯えを演じ分ける芳根京子の演技は素晴らしいと思ったし、中村君と窪塚君の演技も自然で良かった。特に窪塚君はこんなにいい役者だと思ってなかったので、他の出演作も観てみたいと思った。 そして北川景子。彼女については、演技よりもまずその凛とした美しさに惹かれてしまう。美貌という点では、映画界でも屈指じゃないかな。 かつての岩下志麻に比肩する美しさ。そこに加点。 ただ、中村君の髪型はちょっとね。もう少し普通にしてて欲しかったな。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-08-04 08:14:43)
39.  勝手にふるえてろ 《ネタバレ》 
原作は未読。これは読んでから観るべきだったのではと今更ながら後悔しているのだが、もう読まないかも。 ジム・キャリーばりの過剰な演技に敢えて挑戦した松岡茉優に惜しみない賛辞を贈りたい。 街で擦れ違う全ての人に陽気に話しかける妄想は、終盤の孤独を演出する上で素晴らしい効果をあげている。釣りをするおっさんとか実際ありそうだもんなあ。 最初はあほに見える「ニ」がどんどんいい奴に思えてくるのも見事な演出。 まあこれは「イチ」がつまらない訳でもないから、「イチ」はある意味被害者と言えなくもない。「イチ」もいい奴なんだけども、自分のことをずっと見ていてくれる人は誰なんだってなった時に、「ニ」を選ぶのはまあ当たり前で現実的な選択。 とにかく松岡茉優が魅力的で、彼女の独り言を聞いているだけでも充分楽しめそうな映画。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-08-01 16:24:00)
40.  おと・な・り 《ネタバレ》 
部屋が隣同士で恋に発展するって現実にありそうな設定。 なんだけど、なかなか発展しないんだよね。 結局二人の距離が縮まるのは、引っ越した後。 しかも二人はかつての同級生ときたら、やきもきするしかない。 途中で出てくるコンビニの店長に取られちゃうんじゃないかと心配したけど、予想をはるかに超えるくずっぷりで一安心。ちょっとやり過ぎだけどね。 映像のフィルム感が観ていて心地いい映画。  しかしなぜ麻生久美子ってあんなに魅力的なんだ! 好きになるに決まってるじゃないか。 もちろんそこに加点。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-07-28 16:31:59)
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