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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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401.  1980(イチキューハチマル)
私にはノスタルジーも勢いも、そして面白さも感じられなかった。商品名等を台詞の端々にちょっと登場させたり、YMOの音楽という記号をちょっと使用しただけで、映画の中に1980年という時代を構築できていたとはとても言えないし、そもそもこの話が1980年である必然性が全く感じられない。それに、いくら狙いがシュール系の馬鹿映画だったとしても、ほとんど物語に関係ないメガネ君に導入部を任せる等、脚本構成もグダグダ過ぎて笑えない。同じ様な中身でも、舞台で生の勢いを体験すれば楽しめるのかもしれませんが、ケラリーノ・サンドロビッチ(今回初めて知りました)という人に「映画演出」の勢いはありませんでした。唯一、少女の様な可愛らしさと大人の女の妖艶さを演じ分けたともさかりえに+1点の、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-12-07 00:03:05)
402.  仄暗い水の底から
ホラー色はこちらが少々上回ってるものの、贅沢でハイセンスな映像は当然として、脚本構成上も圧倒的に「ダーク・ウォーター」の方が出来が良いです(従って、これから観ようという方にはこちらではなく「ダーク~」をお薦めします)。妄想と現実を描かず、最初から一本調子にホラーとして話が進んでは却って退屈。ホラー映画も一種のファンタジー映画なんですから、現実的なディティールや現実との接点をもう少し大事にして欲しいと思いました。それにしてもクライマックスは、こんな小さな子に容赦なく大量の水を浴びせて大丈夫かと心配しちゃいました。そんな訳で、4点献上。
[地上波(字幕)] 4点(2005-12-07 00:01:28)
403.  いきすだま 生霊
当然ながら何処と無く似てる感じはするものの、カラッと明るい現代的な明日美と、ジトッと暗い和風なひとみという正反対の雰囲気を持つ三輪姉妹と、DOGGY BAGという私のあずかり知らぬ兄弟ユニットが、それぞれ主人公と相手役を務める二話のホラーで構成されたオムニバス映画。一話目は、クラスメイトの生霊に取り殺されるイケ面高校生の話で、片隅に佇んでるだけで十二分に恐ろしい三輪ひとみのヴィジュアルを活かした不条理系の内容。二話目は、団地の呪われた一室に越してきた女子高生の恐怖体験で、普通の女子高生っぽい三輪明日美に合わせたオーソドックスな怪談になってます。しかし一番印象に残ったのは、劇中演奏されるベイ・シティ・ローラーズのカバー曲の馬鹿っぽい歌詞でした…、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-10 00:14:50)
404.  友情 Friendship
白血病治療で髪の抜け落ちたクラスメイトの為に、クラスの全員が坊主頭にしたという有名な逸話(私は外国の公共広告か何かで見たことがあります)にインスパイアされた、三船美佳の最初で最後(?)の主演映画。話自体はオリジナル脚本だそうですが、余りにも一本調子で珍しくもないエピソードが羅列してあるだけなので、映画はさして盛り上がらずに終わってしまいます。これは話の作り方を間違ってる。もちろん美談ではありますけど、これでは全員ノリだけで坊主にした様に見える。この話なら病気の主人公の苦労と同等に、クラス全員の決断に重点を置くべき。男子はいいとしても、主人公と特に親しくない女子ならば、それ相応の覚悟がいる筈。むしろ観客は、その部分にこそ感動できると思うんですけど…、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-10 00:14:15)
405.  アンテナ
演出的には全く異なるものの、雰囲気的には「コンセント」にそっくりな、家族の喪失と性倒錯をモチーフにした田口ランディ原作のサイコ・ミステリー。コンセントが女性器のメタファーだったのに対し、アンテナは男性器のメタファーなんだと思う。しかし本作では、男性器は活躍しませんでした。で、苦痛によって苦痛を和らげるというテーマは興味深かったんですけど、余り題材に馴染んでるとは言い難い地味な演出がネック。それに脚本も、もう少し整理した方が良い。物語上の弟の位置づけが良く解らないし、宇崎竜童の必要性も感じられない。このSMクィーン(小林明美という人は初めて見ましたけど、最初は綾瀬はるかだとばっかり思ってました…)は「コンセント」の主人公の成れの果て(?)なんですかね。ということで、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-09-03 00:07:44)
406.  リアリズムの宿
「くりいむレモン」を観てしまったこともあり、評判が良かったんでこれにも挑戦してみましたが、思った通り私はダメ。「間」に笑うとか「そうそう!」と共感する前に、私はこいつらにムカついてしまう。とてもじゃないけど、こんな苛立たしい奴らが旅のお供なんて真っ平御免です。それに【木戸萬】さんご指摘の様に、若手芸人のシュール系ショート・コントみたいなエピソードを羅列してあるだけで、それらが一つの物語を構成してないと思うし、ロード・ムービーには登場人物に何かしらの成長がないと面白くない。アキ・カウリスマキの映画にだって、ちゃんと結論はありますよ、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-08-11 00:09:02)
407.  ウインズ
これが「がんばっていきまっしょい」レベルの設定だったら、もう少し観れたとは思いますが、「あの」アメリカズ・カップにまんま「鳥人間コンテスト」レベルのチームで出場するという設定では、いくら何でもお話にならない。出場するだけでもお話にならないのに、決勝を戦うなんて以ての外。また、青春映画として見た場合も、登場人物の誰一人としてしっかり描けていないので、応援したり共感したりすることも出来ない。日本資本で製作しただけのことはある非常に緩い仕上がりでした(「ブルークラッシュ」に近いか)。ま、中々良かったレース・シーンの出来映えに+1点して、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-08-03 00:05:29)
408.  空の穴
敢えてファンタジックな舞台を設定した上で、痛々しいリアルな恋愛を描くという方向性は面白いと思う。男はホントに情けなくなるくらいリアルに痛い男だし、女は女でリアルに中身が空っぽ。どちらにも同情も感情移入も許さないこの人物描写(てか、熊切和嘉の人間観察力だと思う)は凄い。しかしまあ、ほとんどこの二人しか登場しないし、同情も感情移入も出来ないということは、二人がどーなろーが知ったこっちゃない訳で、映画として面白いかと言えばやっぱ面白くない。基本ストーリーを簡潔にして、もっと二人に周りと関わりを持たせれば物語も膨らんだと思います、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-01 00:07:20)
409.  裸足のピクニック
一部では異様に評価が高かったんで期待したんですけど、私もそんなに面白いとは思えませんでした。矢口史靖の持ち味は「爽快感」と「貧乏臭さ」だと思うので、これは予算の大小の所為じゃない。本作を殺してしまったのは偏に、主人公から一切の自主性を奪ってしまったこと。一見、快作「ひみつの花園」と同系統の映画にも感じられますが、本作の主人公は「ひみつ~」とは正反対で、最後の最後まで自ら行動を起こさない。主人公の「普通」なキャラクターは秀逸だし、不運のスパイラルも面白いですけど、物語の流れが一本調子なので後半は飽きてきます。ここは自分からドツボにハマって行くとか、逆襲に転じるとか、何かスパイスが欲しかったです。そんなことで、唯一大爆笑してしまった人体切断シーンに、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-01 00:05:58)
410.  サクラ大戦 活動写真
大帝国劇場の入口にちゃんと掲げといて欲しい、「一見さんお断り」と。そうしないと、私の様な馬鹿な輩が何も知らずに入っちゃうぞ。だから、演じられたストーリーも設定もイミフ。以下、私的な印象二点。①CGシーンはそこそこですけど、人物の動きは並以下。特に舞台シーンの動きは旧態依然としたぎこちなさ。ここは宝塚女優をモーション・キャプチャーする位して欲しかった。②歌に迫力が無い。唯一人、久野綾希子がキャスティングされてましたけど、どうせなら他の声優も舞台女優でいって欲しい(ま、これは無理な相談でしょうが…)。あらゆるタイプを取り揃えた美少女キャラとメカを見せるだけのファン限定映画なのは解りますが、もう少し一般に開放しないと、顧客の新規開拓も出来ないと思うんですけど…、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-27 00:38:18)
411.  アリーテ姫
一部では有名なフェミニズム育成用童話が原作ということで、興味本位で鑑賞してみましたけど、その部分はだいぶ原作と変えてある様なので拍子抜けしました。それでも、本作から少しだけ連想したのが「シュレック」。今となっては「原理主義」とさえ呼べる、「男(男性社会)に役割を押し付けられ、搾取される女」という思想はやっぱ古臭すぎますね。「シュレック」の新しさは、女自身が女の役割に逃げ込んでる所にありました。現代のフェミニズムには男からではなく、「女から解放される女」という視点も必要です。あと本作は、絵柄やキャラクター・デザインの所為ではなく、表現自体がとてつもなく古臭い。これでもフル・デジタルらしいんですけど、スタジオ4℃の技術が全く活かされてないのにも拍子抜けでした、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-27 00:37:36)
412.  うる星やつら いつだって・マイ・ダーリン
か…顔が違う…。本作の印象はこれに尽きる。劇場版「うる星やつら」の基本ストーリーは「ビューティフル・ドリーマー」を除いて、全作品「あたるかラムに実は幼少時の思い人がいて、そいつが地球に来て大騒ぎになる」というもの(だったと思う)。ま、今回は許婚じゃないにしても、毎回似た様な話じゃ流石に飽きる。特筆すべき部分も見当たらない。おまけに顔が違うし…。シリーズもののキャラクター・デザインは重要ですよ、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-27 00:36:33)
413.  戦国自衛隊1549
鑑賞中ずっと「どっかで観たことある様な軽い演出だなぁ」と感じてたら、監督は「ゴジラ」シリーズ撮ってた手塚昌明じゃないの。特撮映画というジャンルは同じでも、題材が題材なんだから、もう少しハードに演出できなかったんでしょうか(ま、キャスティングからして相当軽いんですけどね)。これじゃ全く進歩の跡が見られません。オープニングで何が何だか判らない内からタイム・スリップして、いきなり開戦という構成もどうかと思うし、もう少しドラマなりサスペンスなりをしっかり描いて貰わないと、後々説明される人間関係やアイテム(?)なんかもご都合主義的に見えてしまう。SFとかファンタジーという分野は、細部のディティールがきちんと描かれていてこそ、本筋の荒唐無稽さに納得できるというものです。という訳で、4点献上。
[試写会(字幕)] 4点(2005-06-05 00:10:20)
414.  恋愛寫眞 Collage of our Life
凝った映像のミステリアス・ラヴ・ストーリーとして、極普通に物語を進めれば良いものを、巷の女共の広末涼子に対する怨念を一人で背負ったかの様な小池栄子を登場させて、終盤で全てをブチ壊してしまったって感じ。正に破壊的映画? それ以前に、最初から本作には、もっと素っ頓狂な「下妻物語」の1/100程の現実感もありませんでしたけどね。それにしてもヒロスエは良い! 圧倒的な存在感。松田龍平と二人で並ぶと、龍平君がその辺にいる唯の素人にしか見えなくて哀れにさえ思えてくる。今後、ジャン・レノ以外で彼女の相手役を探すのは一苦労ですね、4点献上。
[DVD(字幕)] 4点(2005-06-05 00:09:20)
415.  わたしのグランパ
殺人罪で服役してた祖父と、中学生の孫娘の交流という面白そうなモチーフで興味を引いたんですけど、実態は、観てて恥かしくなる位の少女向けファンタジー映画でした。雰囲気は「セーラー服と機関銃」か、筒井康隆らしく「NHK少年ドラマシリーズ」にかなり近いものがあります。確かに文太兄ィは渋くてカッコ良いんですけど、浮世離れした感じの演技は、最初から主人公の下に舞い降りた天使の役回り。クライマックスの誘拐・救出シーンも、石原さとみちゃんの空中浮遊シーン同様、もの凄~く緩~い仕上がり。これは健全な少年少女以外にはお薦めできませんね、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-05 00:08:53)
416.  解夏
テーマは良い所に目をつけたと思う。失明の恐怖の中で生きることが「行」であり、失明の瞬間が絶望からの開放、つまり「悟り」である。しかし、そのテーマを全くと言っていいほど描けてないのには驚く。「僕の目になってくれ」等という、目を覆いたくなるくらい凡庸な台詞を吐く瞬間がクライマックスになってしまって、失明の瞬間の「悟り」がどっかに行ってしまった。それに、二人の関係に全然リアリティが感じられない。ここは惚れた晴れたを超えた、相当の覚悟を表現しなければならない。それが「行」であり「解夏」である筈なのです。ということで、「精霊流し」に引き続き4点献上。
[地上波(字幕)] 4点(2005-05-17 00:36:10)
417.  卒業 (2002) 《ネタバレ》 
最後まで観れば内山理名が、堤真一と貯金通帳の人との間の娘なんだなってことは察しがつきますけど、描くべきことを描かな過ぎだと思う。一体、堤と通帳の女性との間に何があったのか? 内山はどーゆーつもりで父親の前に現れたのか? 自分の娘と気づきながら、堤が最後まで白を切り通したのは何故か? これらを一々ナレーションや回想シーンで説明してくれという訳じゃない。もっと人物の心情に寄った演出をして欲しい。だから、この映画のテーマが何だったのかさっぱり判らなかった。それに、私は内山理名ってバラエティでたまに見かける位の認識しかなかったんですけど、この娘の何処が良いのかも判らない。全然可愛くない…てか、積極的にブスと言ってしまっていいんじゃないか…、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-05-17 00:35:09)
418.  トキワ荘の青春
地味でマニアック、しかもマーケットを牽引する女性客を呼び込むことは、まず不可能な題材。では、どの様に映画化するか? ①批評家ウケする文芸作品風にじっくりと作り込む。②出来るだけ派手に脚色し、イケメンを揃えてヒットを狙う。しかしこの映画は、そのどちらでもない。ダラダラした脚本は単なる再現ドラマでしかなく、そこに核となるテーマは見出せない。それにいくら主演だからって、モッくんだけが人種が違うかの様にハンサムなのは何故? これは偉大な足跡を残した表現者達の物語。同じ表現者として、こんな作品を作ってて恥ずかしくないんでしょうか、4点献上。
4点(2005-03-24 00:06:53)
419.  中国の鳥人
バブリーな商社マンとチンピラ・ヤクザが鉱石を求めて中国雲南省の奥地に赴き、そこで歴史と自然と人間に触れ、大切な何かを発見するという癒し系映画。ハリウッドで怪しい日本人を演じてきたマコ・イワマツが、ここでは怪しい中国人を達者に演じてコメディ・リリーフ。しかし、映画自体は何故か非常に生真面目。リアリティの無いストーリーなのに、どーしてもっとコメディに徹しなかったんでしょうか。こんなファンタジックな(言い換えれば馬鹿馬鹿しい)珍道中をシリアスに描いては退屈なだけ。映画も主人公同様、最後まで羽ばたけずに終わってしまったという感じです、4点献上。
4点(2005-03-16 00:05:57)
420.  始皇帝暗殺
やはり製作に日本が絡んでしまった為か、陳凱歌を監督に据えてみても、邦画大作的な中途半端さが見え隠れしてしまう仕上がり。最大の失敗は、主人公が趙姫に見えてしまう脚本だと思う。意図としては三者三様の視点から物語を組み立てたかったのだとは思いますが、彼女は歴史の証人として狂言回しに徹し、秦王と荊軻、そして如何に二人の男が合いまみえることになるのかに物語をフォーカスすれば、ずっと面白い映画になった筈。入魂のオープンセットが、後に「HERO」で日の目を見ることになったと思えば、これも無駄ではなかったということでしょうか…、4点献上。
4点(2005-03-16 00:05:31)
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