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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2524
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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521.  アイデン&ティティ
主人公が叫ぶロックの魂って、実のところ決して正論とは言えない気がしますが、映画は「別にそんな事言ってないよ」って感じもします。彼は必ずしもカッコ良くなくって、悩みをいっぱい抱えてても、それは身から出た錆だったり自身の力のなさだったり。バンドブームによって安易にもてはやされ、消費され尽くしてしまったロックに対しての憤りよりも、そこに生きてた、ダサくてカッコ悪いけど、でも青春なんだ!って感じが伝わってくる佳作でした。ただ、ちょっとタメが多くて長過ぎる気がしました。もう少しタイトにまとめてくれたらなぁ、って。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-27 13:45:53)
522.  戦場のメリークリスマス
兵隊と捕虜。立場が異なりながら抑圧されたもの同士が、己の弱さを隠しながらぶつかり、惹かれ、そして離れてゆく。価値観が覆された人間の弱さ響いてくる悲しい映画でした。ただ、物語がスムーズに流れていなくて、散らかった印象が強かったのが残念です。それに、演技は各人バラバラでしたしねぇ。そのバラバラさ加減もコントラストの一つ、と解釈できなくもないですが、日本兵はリキんでる人が多くて浮いてました。たけしは自分の監督作よりも人が監督した作品での姿の方が魅力的だと思います。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-27 01:35:20)
523.  セロ弾きのゴーシュ(1982)
ぽこぽこぽこっ、って。ああ、ちびタヌキが愛らしい・・・。ネコは前衛芸術みたいなコトになっちゃってましたが。高畑監督の映画では、これがいちばん好きです(もっとも他は全部あんまり好きじゃないんですけど)。田舎の風景の中にふわふわたゆたってゆく映画。最初の方で登場するタヌちゃんの印象があまりに強くて、それ以降の他の連中がワリを喰っちゃった印象はありますが、サラリとした、心穏やかになる映画でした。ちなみにこれは劇場公開作品ではなくてホールでの自主上映だったのですが、鑑賞環境は映画館(邦画)で正しいのかなぁ?
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-27 01:24:45)
524.  駅 STATION
健さんの寡黙さは定番なんですけど、そんな中でボソリとお笑い言って笑わせてくれると効きますなぁ。普段寡黙な人のひと言が重いように、寡黙な人のお笑いもまたインパクトがあるというワケで。海、雪、汽車、酒、演歌、男と女。大変にベタなキーワードから作られているような映画ではありますが、これぞニッポンの映画。いしだあゆみが、いい表情見せてくれます。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-26 00:45:41)
525.  Shall we ダンス?(1995) 《ネタバレ》 
いいんですけど、題材的に、ちょっと上映時間長過ぎかな。大作じゃなくてコメディなんだから。特にクライマックス後、ダンスをやめちゃってからの展開が、たりーたりーと続き過ぎな感じ。それと、ちょっとヘンになっちゃった家族との関係を、ちゃんとまとめて終わらせる事ができていない気がしてしまって。家で奥さんと踊るシーンをいちばん最後に持ってきちゃダメだったのかなぁ? とは言え、大人のためのファンタジー、酔わせて頂きました。役所広司は普通のお父さんに見えちゃうし(不器用な人の役を器用にこなす人ですわ、ホント)、他の映画じゃ浮きっ放し状態な竹中直人も、この監督の作品の中では、大事な一要素として存在してます。このさらっとした清々しさ、残念ながら日本映画の中では貴重な状態ですね。監督にはもっと映画撮って貰わないと。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-26 00:26:16)
526.  四月物語
シネスコ、DTSなキャンバスに松たか子を置いてみました、という、ただそれだけの映画。でも、その1時間ちょっとの間、ドラマらしいドラマもない映像を、のんびり眺めてるだけっていうのもいい感じだよなぁ、って。別に松たか子も岩井俊二も好きではないけれど、こういう、なーんにもない映画があってもいいよね、って感じでした。2100円のプログラムは高すぎでしたけど。何しろダンボール&藁半紙ですよ。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-26 00:18:48)
527.  39 刑法第三十九条 《ネタバレ》 
【注意!激しくネタバレ】この映画の肝となる事件の部分、「偶然に」柴田が訪れた時、男が自分の妻を殺していた、という状況があって初めて成立するワケですよねぇ。もし、そうでなければ柴田はどんな選択していたんでしょ? 男の妻を殺してたという選択はなさそうで、だけど、となると「演じた」事自体に無理が出てくるワケで・・・。んー。そこを突き詰めてゆくとサスペンスとして破綻してタイトルの意味そのものが喪失してしまうのが大きな難点ですが、一方で、寒くて暗い空気に支配された悲しい人々の物語は魅力的でした。登場人物全員がどこかしら心を病み、不安定な世界で生きていて、人の心を数値化する事の無理が語られてゆきます。弱い心の人々の物語が、じんわりと染み付いてくるような感じです。ただ、たまに思い出したように流れ始める音楽が不自然で、もう一切音楽なしな方が良かったんじゃない?って思いました。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-26 00:17:23)(良:1票)
528.  鮫肌男と桃尻女
おバカですね、って感じ。ホメ言葉。最初から最後まで、どーしょーもなくおバカな方々が、おバカやってるだけ。情感だのドラマだの、ほぼ関係なし、リズミカルにバカが駆け抜けてます。中でも脇を固めるバカの強烈な個性ときたら、メインの鮫肌と桃尻がフツーの人間にしか見えない突き抜け加減で、我修院達也なんか、間違って日本映画史に刻まれちゃいそうなくらいのねっとりねばねばした存在感を見せてくれました。まあ、こういう映画があっても楽しくていいじゃん、くらいの映画ですけど。そうそう、劇場のDTSは完璧で、音のバランス最高でした。日本映画もこれくらい音をきっちり作ってくれたら満足なんだけど、と当時思ったんですけど。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-26 00:06:42)
529.  金融腐蝕列島[呪縛]
総会での展開が出来すぎじゃない?とは思いましたが、時代にしっかり斬り込む映画、堪能させて頂きました。ダメになった会社を、ダメと自覚した上で、腐敗した体制に反旗を翻してみせる姿勢、それに賭ける男達の姿が爽快です。もっとも、現実には、この映画が示してみせた事を理解して実践してる業界の人って少ないようですけどねぇ。だってねぇ、銀行屋は税金投入してもらっても自分の腹は痛めないようなのばっかりでねぇ。バブルの崩壊だ、金融危機だって、なんか変わったのか?って言えば、合併を繰り返して名前ばっかりコロコロ変わる程度のもんで。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-25 23:52:01)
530.  家族ゲーム
松田優作の囁くような低い声が耳に残る映画。家族という集合体を、視線が交わる事のない空間で生きる、単なる個の集まりのように捉え、松田優作は、英雄のように悪魔のように、そして嵐のように侵蝕してゆきます。だからと言って、家族を再生しましょう、なんて全然言っていないところが、この映画のいいところ。脆く組み立てられた日常の中に、ころころと転がる不安を上手く描いた映画だと思いました。まあ、ヘンに記憶に残ってるのは「教室ウ○コたれ流し事件」だったかの話だったりしますけど。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-25 23:41:32)
531.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 
「蟲がかわいそう!」な一方、人間虐殺したりするナウシカのエゴを含めて、いろんな矛盾を抱えているのは事実ですよねぇ。自然保護の立場から言うとメーヴェは白、ガンシップは灰色、トルメキアやペジテの船は黒、ってコト? どこで線引きすんの、と。アスベルは大量虐殺者だけど、最後まで肯定的な描かれ方になっちゃってますし。それでもこの映画、作りは見事です。その飛翔感、美しい美術、民族音楽を盛り込んだサウンド等々(物語の構成は後半になってバタつきますが)。でも、ああ良かった、自然はやっぱり大事だね、で終わってしまうと、それはそれで問題なんじゃないかなぁ、と思う私なのでした。作品と監督と見てる自分自身のエゴに向き合ってナンボ。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-25 02:17:09)
532.  Avalon アヴァロン
人間のコミュニケーションの手段は急速にその形を変えています。デジタルの波に乗って届けられる言葉、声、文字、映像。世界に繋がった線は、過剰とも言える情報をどんどんと吸収し、更なる世界を構築してゆきます。やがて、人格はデジタルに置き換えられ、デジタルが愛を語り夢を見る。この状態を怖れるのか、甘受するのか、歓迎するのか。そこに選択の余地はあるのか。誰にも判りません。自分の存在を確認する術を探し続ける行為もまた、簡単にデジタルに置き換えられる今(そう、今この文章を打っている行為も)、この映画は時代の必然、一つのイコンとして存在しているように思います。
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-25 01:53:59)
533.  ときめきメモリアル
「私は大好きなんだけど、それを公然と言うと思いっきり『はぁぁあ?』とヒかれる」三大日本映画、というのがあります。それが『パラサイト・イヴ』『アンドロメディア』と、これ。ええと、名画だと思うんですが。オリジナルなゲームの方は全然やった事がないので、ゲーム版と比較してどうこう、という事はできませんが(なんか、ファンにとっては悪夢のような映画らしいんですけど)、日本映画には珍しいリゾート青春映画としていい感じにまとまっているんじゃないかと。リゾート地を舞台にした映画って、日本じゃ不毛な感じがするじゃないですか。ベタベタ甘いラブストーリーとか軽薄なバブリーに外した感じとか。この映画、出だしのラブラブ学園モノのノリは「うわ~、最悪!」って感じもしますが、やがて夏を愛し、過ぎ去ってゆく夏の時を惜しむ、その切なさを描く青春映画に。みんなで過ごす最後の夏休み。私のような遥か昔にその時期が過ぎちゃった人間にゃ、「判る、その切なさ、よーく判るよ」って感じです。まだ現役な世代より、そこを過ぎちゃった人間の方が心に効いてくる映画かもしれません。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-25 01:51:42)
534.  典子は、今
主役本人が魅力的、というのがこの映画のポイントですね。障害を持っていることを、本人がしっかり受け止め、向き合ってます。ところが、それに絡む役者さん達が、作りものの演技でしか応えられていないところが、ちょっとツラい感じ。いっその事、完全なドキュメンタリーにしてしまった方が良かったんじゃないかと思います。創作であるがゆえに、どうしてもデリケートな題材を前に、それを世に送り出す側が色々考えて控えめになってます、っていう感じが画面に出ちゃってますからね。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-25 01:46:46)
535.  ぼのぼの クモモの木のこと
ふわふわのキャラクター達が演じる物語は、原作のイメージを決して損なう事なく、ぼのぼの世界のゆっくりとした時の流れを味わう事ができます。ちょっとクサめなドラマも、このふわふわCGキャラならば、素直に見られちゃいます。ただ、残念なのは予算のせいなのでしょう、レゾリューションが荒くて、スクリーンで見ると画像ギザギザ。もっと高解像度で製作されていたら、最高のふわふわ感だったでしょうに。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-24 01:09:36)
536.  瀬戸内ムーンライト・セレナーデ 《ネタバレ》 
今の時代は未来というものが幻想で、ただ連続した現在があるだけ、という感じがします。死は情報の中に閉じ込められた遠い存在で、それゆえ生を実感できなかったり。この映画は、そんな今のどん詰まり感に対して生を実感させるような作品でした。戦死した長男の骨を故郷に埋めにゆく一家の旅の物語。戦後直後の何もない、生きる事で精一杯だった時代の人々の姿は、バイタリティに溢れていて魅力的。愛する人を失った人々の嘆きではなく、死や戦争を乗り越え未来を生きてゆこうとする姿がポジティブに描かれていて気持ちのいい映画です。ラスト近くで明らかになる遺骨の正体は、今の、物やカタチへの執着に対する皮肉なのかもしれません。それにしてもこの映画を見て羽田美智子は映画女優なんだな、と実感しました。彼女は銀幕に美しく映える女優なんですね。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-24 00:59:33)
537.  おもちゃ
女が支える花町の世界をリズミカルに駆けぬけるヒロインの姿に感動しました。彼女が背負った哀しみが悲劇で彩られるのではなく、バイタリティ溢れるいきいきとした形で描かれ、それゆえに余計に強さの裏にある哀しさが伝わってきます。藤司純子の、凛とした映画女優らしい演技も素晴らしく、描出される映画世界に、東映京都が重ねてきた歴史に培われた、プロの伝統芸を見た感じがしました。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-24 00:49:52)
538.  いけちゃんとぼく 《ネタバレ》 
サイバラのブログによると、ねちお監督は阪本監督の『ぼくんち』に苦言を呈していたようですが、コレもまた『ぼくんち』以上に困ったモンでね。テクニックが劣る分だけ、もう少しツラいかな。まず、撮っておくべき画があれこれ撮れてないのが気になりました。牛乳瓶を割るシーンでは最初にそれが牛乳瓶だって説明するカットがなくちゃ。あれじゃ何やってんのか判らんて。爆走父ちゃんがいきなり引き返すシーンはただ漁師が食事してる風景だけじゃ何故引き返したかの説明になってないし。お母さんとの会話シーンではいちいちお母さんの顔がハンパに闇に沈んで重要なシーンなのに表情が見えなかったり。そう、お母さんが重要なハズのこの映画で、何故かお母さんを避けまくり。元々この物語って「母性の物語」でしょ? それは原作がそうだ、ってだけじゃなくって、いけちゃんって存在の示すところがそうであるのに、お母さん避けて延々と子供が主演のヤクザ映画みたいな、殺伐とした陰湿なシーンが続いて、一体何やってんのよ? あのノリを延々と引っ張り過ぎちゃってて、みんな退いちゃってるって。もう映画館の椅子に座ってるのが苦痛ってレベル。心情はみんなセリフで喋ってて橋田壽賀子のドラマみたいだし、子供達のドラマは類型的でウソくさいし。日本映画は原作クラッシャーの巣だぁ! でも、サイバラが創造し、蒼井優が命を吹き込んだいけちゃん部分はあくまで凄くイイんですよねぇ。それゆえラストの盛り上がりでヘタにイイ映画に見えたりして困ったモンですが、そこに至るまでの苦痛を忘れちゃいかんですな。
[映画館(邦画)] 3点(2009-06-23 00:59:36)
539.  大安に仏滅!?
ひたすら庶民感覚でごく普通の家族に巻き起こるゴタゴタを描いた映画です。おじいちゃんは東京暮しに馴染めず、長男はコメディアン志望で年上バツイチ女性との結婚を宣言し、長女は婚約解消を言い出し、家は欠陥住宅・・・。問題をいっぱい抱えたお父さんが、家族を形だけでなんとか維持しようとするところから、家を守る経験を通して、本当の家族の幸せに目覚めてゆく物語は、可笑しくも感動的。ヤクザも流血もオカルトもない、普通に生きている人々の映画ですが、そういう映画が日本映画には殆どない、という事実はどうなんでしょ? この映画のように、庶民の視点で描かれた映画がもっとあっていいと思うんですけど。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-23 00:10:22)
540.  学校の怪談
子供のための映画だから、大人が大人の視点でどうこう言うべきじゃないのかもしれませんが、夏休みの、子供であふれかえった劇場で見て、とっても感心しました。場内、ウケまくり大湧きで、アニメではなくて実写映画でこんなにも子供達を喜ばせる映画って、とても貴重なんじゃないかと。映画自体は画調が全編暗すぎたり、似たシチュエーションを延々と並べて物語が停滞してる感がありましたが、最後には上手くまとまって満足、という感じでした。何はともあれ、あんなにも子供が楽しんでいたのですから、作品としては成功でしょう。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-22 23:57:28)(良:1票)
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