Menu
 > レビュワー
 > sayzin さんの口コミ一覧。29ページ目
sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
>> カレンダー表示
>> 通常表示
561.  PERFECT BLUE
原作とは内容が違うらしい、ということは脚本が本当に良くできてる。だからこそアニメであることが勿体ない。しかもハリウッド製CGアニメや宮崎作品を見慣れてしまっていては、江口寿史デザインの美少女と大友克洋風デザインの脇役が旧態依然とした荒い絵と、ぎこちない動きで登場しても、好きな人でなければすんなり物語に入り込めない。それでも中盤からは、「アイドル」という虚像そのものがアイドル本人とアイドルおたくを惑わせ始め、「オープン・ユア・アイズ」以上に面白いサイコ・スリラーになって行きます。実写化希望!の、7点献上。
7点(2002-08-21 01:18:49)
562.  ジュブナイル
男の子の中に紅一点、活発な美少女がいるってだけで、もう駄目(こんな事この日本で有り得るか? まだ宇宙人が海を盗み来るって方が信じられる)。それに市井の天才科学者。どこまで行っても設定が陳腐。ファンタジーには確たる現実感が必要です。CGに凝る前に、「E.T.」も「となりのトトロ」も同じように陳腐なのに、何故あれだけ感動するのかを勉強した方がいい。あと、これだけは突っ込みを入れたい。鈴木杏が大人になって緒川たまきになるか? またまた大人げもなく子供向け映画をけなしてしまいましたが、勘弁してください、4点献上。
4点(2002-08-10 19:31:59)
563.  ファイナルファンタジー
【ワイプアウト】さんのコメントに1票。とてつもなくつまらないとの評判を踏まえて観たにも関わらず、やっぱりどーしょーもなくつまらない。宇宙浮遊霊が隕石に乗って、たまたま地球にやってくる。浮遊霊は自縛霊となり地球に祟りをもたらす。それを巫女のような女がどうやったか知らないが成仏させるという、「スペースバンパイア」みたいなストーリー。こりゃどう考えたってオカルトなのに、作りはもろ「エイリアン2」をパクった戦争SF。根本的に作り方を間違ってます。ということで、CGスタッフの労をねぎらいつつも、坂口博信「俺様」映画に2点献上。
2点(2002-08-10 19:30:36)
564.  千と千尋の神隠し
一番の疑問は、多分に甘やかされて育った10歳のガキはこの映画が理解できたのか、ということ。高度経済成長期の中程までは、どの家庭でも子供が労働力として役立ってました。しかし子供が労働から切り離され、空いた時間ですることと言えば、弱者を殺してみたり、家の中で暴れたり、薬をやったり、引き籠もったり…。生きるというのは働くことです。これは何も油屋だけの掟じゃない。これを観たガキ共が、それを理解してくれることを切に祈ります。本編は音楽がやたらうるさいのが玉に瑕だけど、ベルリン映画祭金熊賞も納得の7点献上。
7点(2002-07-27 17:21:16)
565.  うずまき
さ…寒い。極寒映画だ。ヒグチンスキーと名乗るこの恥知らずな監督は、名前通りの古~いセンスの持ち主。しつこいようですが、20年以上前の自主映画か素人劇団並みのセンス(要するに仲間内だけでウケる狭窄したセンス)。きっとこの演技はこの監督の演出でしょう。もちろん役者も酷いし脚本も酷いんですけど、それを更に醜悪に仕上げられるのが凄い。CMディレクターやビデオ・アーティストの小技だけでは劇映画は作れません。これじゃ開始2分で観る気が失せるって…、2点献上。
2点(2002-07-27 17:18:07)(笑:1票)
566.  自殺サークル
新宿駅の中央線プラットホームから、54人の女子高生が手を繋いで飛び込み自殺するという噂のショッキング・シーンに惹かれて、止せばいいのに観てしまいました。前半の面白さを台無しにする物語の破綻(と言うか、こりゃ逃げだ!)、撮影というものをきっと理解していないであろう映像(ホラーであるにも関わらず、暗闇や夜のシーンが致命的に素人)、バラツキのある音響、園子温の胡散臭いメッセージ。この安っぽさでメジャーな俳優が出てなかったら見るとこ無し。途中でおちゃらけたキャラクターを出したり(ローリー寺西演じる電波系殺人者の役名が「鈴木宗男」!)、架空アイドルを出したりするのも良くある手。ま、邦画にありがちな駄作の一本ということで、多少おまけの3点献上。
3点(2002-07-19 18:58:07)
567.  萌の朱雀
最後まで時と場所が判らない。家族構成が判らない。途中10年もの月日が一気に流れても、そうと判らない(暫くの間、成長した子供達を新しい登場人物かと思ってました)。父親の死因も判らない。だからストーリーもよく解らない。なのに、つまらなくはない不思議な映画。母親と娘と従兄の間に流れる性的緊張感にドキドキする(果たして製作者の意図かどうかは不明)。風景と音、日本家屋、山村の生活、そして、ほとんど素人の出演者達が良い(前半は中国映画を彷彿とさせる程。この辺が受けてカンヌで新人賞を獲ったのでしょう)。同じ臭いの「EUREKA」も、この位の長さなら良かったのに…、6点献上。
6点(2002-07-19 18:56:26)
568.  血を吸う宇宙
「発狂する唇」のレヴューに「ドレミファ娘の血が騒ぐ」に近いと書いたんですが、なんとこの佐々木浩久監督、「ドレミファ娘~」に参加されていたんですね。道理で…。今回は前作のセルフ・パロディの趣で発進し、やはり最後は訳の分からない所に向かう。しかし、いくら馬鹿映画と認識しようとも、前作同様20年以上前に観た学生の自主映画と印象は変わらない。素人とプロの違い、そして20年という年季の違いが見当たらない。つまり、このシリーズからは「進歩」が感じられないのです。毎度【さかQ】さんには申し訳ありませんが、2点献上。
2点(2002-07-19 18:54:22)
569.  バトル・ロワイアル
まず文句から。一番のマイナスはアイドル・バリューを意識する余り、肝心の「中学生」という設定をないがしろにしてしまっていること。全員実年齢14~5歳の子役が演じていれば、それなりのビジュアル・インパクトが生まれたと思います。それと所々出現する台詞の字幕。何の意味があるのでしょう? あと、どうせなら栗山千明をもっと見せろ! 続いて評価点。最高のシークェンスは、やはり灯台での女生徒の殺し合い。この映画のテーマだと思われる、薄っぺらな「親友コンプレックス」を一大事に考える浅はかな中学生、という感じが一番出てました。映画自体から邦画特有の安っぽさが払拭されていたのも良かったです。また、聞き分けのないガキ共が殺されていくことについては恐怖や不条理を感じる前に、「やったれやったれ!」と思ってしまいました。「今更深作欣二?」とも思いましたが、取りあえず全編面白く観させていただいたので6点献上。
6点(2002-07-19 18:53:16)(良:1票)
570.  幻魔大戦
そう言えば観てるんですよね、この映画も…(当時は「ハルマゲドン」と発音してましたっけ)。とにかく大友克洋のキャラクター・デザインと東京の背景のリアルさがマッチしてました。話の方はスケールをでかくするだけでかくしてしまってあるので、後半はこういうまとめ方しかあり得ないでしょう。とか書きつつも、「残留思念!」という言葉と美輪明宏の声以外は全体的にうろ覚え…。なので取りあえずの所、5点献上。
5点(2002-06-28 19:49:37)
571.  顔(1999)
この映画、何で「顔」というタイトルなのでしょう? 特別「顔」にこだわってる内容ではないと思いますが…。ほとんど引きこもり状態から一歩外へ出ると、先々に死人を呼び込む不幸なヒロイン(?)の無様さ(単なるブスではない)はかなりリアル(ああやってドスドス歩く女いるもんなぁ)。cobaの音楽も軽妙で、ずっと観ていたくなる不思議な感覚を覚えました(全然違うけど「スモーク」っぽい。しかし、やたら嘔吐シーンが出てきませんか?)。私は「許して貰わんでええ」という台詞にトヨエツ共々、このヒロインの覚悟を見ました。ということで、7点献上。
7点(2002-06-06 00:10:20)
572.  サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
私の第一印象も「トゥルーマン・ショー」(よりは良かったけど)。「思念が他人に伝わる」という設定のお陰で、掟破りにバンバン「ナレーション」が使用できるという解り易さ。更にサトラレ本人以外にも、鈴木京香の報告書等が頻繁にナレーションされる。そんな作る方も観る方も全く頭を使わないで済むナレーション説明映画と化してしまっていながら、最後は泣かされて誤魔化されてしまったような感じ。それに全体的にBGMが大仰でうるさいし(巻頭のアメリカ製戦争映画のパクリみたいな映像と音楽は必要なのか?)、脚本は凡庸の上、後半はクドい。しかし近年の邦画の中では、設定や映画的作り込みがかなりしっかりしているとは思いました。ということで、流した涙にも免じておまけの6点献上。
6点(2002-06-06 00:09:22)(良:1票)
573.  アナザヘヴン
↓いくら何でも「ヒドゥン」と比べちゃ可哀想。かなり頑張ってる前半は9点あげてもいい。作り方に工夫もあったし、音響も良いし、本当に面白くなりそうだった。しかし松雪泰子が暴れてから以降は全ての貯金を使い果たした上、更に持ち出しの-5点(脳みそは料理できても物語は料理できなかったようです)。(まずテレビドラマは観ないので)江口洋介って人も相当な大根だということも発見。従って、トータル4点献上。
4点(2002-06-06 00:08:00)
574.  天国までの百マイル
無理矢理にでも客(元々は読者)を泣かそうとする為に設定をかなりねじ曲げた、人の命が掛かってる割りには悠長でベタベタな話。八千草薫の病床からの笑顔とVサインには胸を射抜かれたものの、主人公や別れた元妻等のキャラクターは非常に中途半端でイライラが募ります。しかし私も人の子、大竹しのぶ演じるマリには止めどなく涙が溢れてきてしまいました(この物語はほとんどマリが主役と言ってもいいでしょう。「天国から来たホステス」というタイトルの方が余程ぴったりくる)。この点数は全てマリに捧げます。おまけで6点献上。
6点(2002-05-02 21:00:32)(良:1票)
575.  DEAD OR ALIVE 犯罪者
(ちとネタバレ) 邦洋問わずヤクザ・マフィア・チンピラものが嫌いで、ましてや「Vシネマ」なるものにも一切の興味がなかった私にとってこの映画は完全にノー・マーク状態。噂からは「デスペラード」の様なものを想像してたら案の定、巻頭からいきなりハイテンションでハイセンス。しかし「おっ、これは!」と思ったのも束の間、後はヤクザ映画でお馴染みの面々が繰り広げるお馴染みの抗争劇と警察劇に終始…。そして噂に聞くラストは、なんとゾンビと化したコマンドーvsサイヤ人??? こんなもん納得できるか、最初っからこれで行けっ!(製作が1999年ということもあって、どうもノストラダムスの大予言に絡めたラストだったそうです) そんな訳で、慌ててドラゴンボールを集めつつ4点献上。
4点(2002-04-28 18:13:31)
576.  陰陽師
まあ、こんなもんでしょう。滝田洋二郎という人にはこういう映画を撮るセンスが皆無(持ってたとしても30年位前のもの)であると感じました。カット割りや照明、美術やCGも含めた画力(↓そうそう【山岳蘭人】さん、「ベイブ」とか観てる観客に対してあのカラスはないですよねぇ)、そして肝心の演出もなってない。だから伊藤英明君は相変わらず大根道まっしぐら(むしろ徐々に下手になってないか? 他にいない訳じゃないのに何故こうも彼を映画に使うのか? 本当にキャスティング・センスを疑う!)。「赤影」よりはなんぼかマシながら「帝都物語」から一歩も進んでなかったということで(しかも嶋田久作のように野村萬斎が孤軍奮闘して映画を救っているという情けない共通点が…)、4点献上。
4点(2002-04-28 18:10:24)
577.  トゥームレイダー
アクション映画を擁護する立場にある派手好きの私が、これだけ退屈できる映画も珍しい(101分が「ユリイカ」より長く感じる)。↓言いたいことは全て皆さんのコメントの中にありました。映画的には普通の駄作ということで、アンジーの愛しい爆乳と爆唇に3点献上。
3点(2002-03-24 11:47:59)
578.  VERSUS/ヴァーサス
「脱獄したプリズナー、絶対に負けないヒーロー、記憶のない女、4人のレザボア、3人のアサシンズ、2人の必殺処刑コップ、全てを知る不死身の男。…全員が、戦う」という、私的に2001年度予告編大賞作品。で、肝心の本編の方はジョン・ウーの猿真似をした出来損ないのサム・ライミ、という印象。日本でこれをやったということは非常に評価しますが、映画的には同時期同ジャンルの「修羅雪姫」の足元にも及びません(特に主演クラスの人達の台詞回しが超ド素人で恥ずかし~!)。ま、北村龍平監督の心意気を高く買って、5点献上。
5点(2002-03-24 11:47:10)(良:1票)
579.  オーディション(2000)
海外の映画祭等での評判もいいですし「痛さ」の評価も高いんですけど、物心ついた時、「バケラッタ」より先に「スプラッタ」という言葉を憶えた私(嘘)としては今一。芝居も巧いので場面場面は見せてはくれるんですが、サイコ感と現実感、ホラー感と幻想感がごっちゃになっちゃって、肝心の恐怖感が伝わってきません(村上龍なんですね、原作)。それに黒髪ロング・ストレートの貞子型イメージと幼児虐待のトラウマはそろそろ終わりにして欲しい。で、キリキリキリキリ~…っと4点献上。
4点(2002-03-17 13:16:59)
580.  EUREKA ユリイカ
217分という長尺やセピア調のモノクロ映像を鑑みると、作家の方が観客を拒否しているようにしか思えない。映画芸術は作家性と娯楽が融合した時にこそ「傑作」足り得ると考えている私は、逆に勿体ない映画だなぁと思ってしまう。妙な緊張感が映画を支配しているので、私の嫌いな遠景長回しの連続でも決して退屈はしませんが、この内容ならば無理矢理カットしなくとも150分以内に抑えることができた筈。PTSDからの再生の物語にしても中途半端にファンタジックで中途半端にリアル。ということで、ちょっと厳しいかもしれませんが6点献上。
6点(2002-03-17 13:15:24)(良:3票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS