41. 耳をすませば(1995)
多分大人になってから観たのでは、この面白さは理解できなかったかもしれない。 到底、自分には起こりそうもない設定とは知りつつも、登場人物達が妙にイキイキとしていて憧れの世界だった。 個人的な思い出があるからか、テレビでやってると結構観てしまう。 [DVD(邦画)] 7点(2010-04-16 18:39:24) |
42. もののけ姫
娯楽映画として、中々の出来だと思う。 アニメーションだからこそ出来た壮大な世界観に、素直に見とれてしまった。 サンの声優がちょっと痛いが。 [DVD(邦画)] 7点(2010-04-16 18:30:32) |
43. 風の谷のナウシカ
面白いには面白いのだが、作品の背景の濃密な思想に参ってしまう。 [DVD(邦画)] 6点(2010-04-16 18:27:09) |
44. THE 有頂天ホテル
三谷幸喜の苦悩が窺える作品だと思います。ものすごくつまらない。 大声で駄作と言える内容です。内容があまりにも無さ過ぎる。 大々的な宣伝に流されて映画館に足を運ぶことをしなくて良かったとつくづく思えます。 こんな苦悩の絞りかすに、お金を払ったとありゃ、それはもう悲しいことです。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2010-04-14 17:46:45) |
45. ザ・マジックアワー
所々にお笑い要素満載で、なかなか楽しんで鑑賞した。 もうすこし引き締まった最後にしてもよかった。 前作と比べて、登場人物も絞ってたので観やすかった。 終盤が残念すぎたのは言うまでもない。 毎回思うんだが、三谷さんは映画向きじゃないと思う。 舞台でやるのにはちょうど良い内容だと思った。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-04-14 17:41:04) |
46. 赤ひげ
これぞ黒澤映画と言える作品。 上級の人情映画。 ただ、後半の展開がどうも心の底から好きになれなかった。 言っちゃ悪いが、日テレが作るような美談ドラマが無理矢理挿入されてるような・・・。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-04-09 10:02:10) |
47. おくりびと
なぜこれでアカデミー賞外国映画部門が取れたのか不思議に思う。 作りも丁寧といったら丁寧なんだけど、さしてこの映画でしか感じられないような特別な感情は抱かない。 それは何故かと言えば、このレベルの邦画なら今までにもいくつかはあったからだと思う。 逆に言えば、アカデミー賞を選ぶ会員なんてのは大して映画を観てないんじゃねーかと少々疑問に思いました。 話が脱線してしまって恐縮ですが、映画の評価としては、さして騒ぐほどのもんじゃないということです。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-02-06 15:16:17) |
48. 崖の上のポニョ
私はジブリ映画大好きなんですが、さすがにこの映画だけは盲目的に高評価することはできません。 観ている途中で「この映画は純粋な子供向けなのでは?」と思ったのですが、上映終了後、周りの子供達に笑顔はありませんでした。目の前の男の子は「つまらなかった」と大声で言ってました。 私も同感です。 率直に言うと、この映画はつまらない。 ストーリーに関して言えば、鑑賞中に恐怖を覚えるほどのものです。 リトル・ニモに近いかなと一瞬感じたのですが、いやはや、かなりサイケデリック。 リトル・ニモはファンタジーとして成り立つけど、これは成り立たない。 表面だけ見れば単純な二人の子供の冒険劇みたいなものですが、ちゃんと観ると気味が悪い。 裏側を覗くと、宮崎さんの濃い思想が横たわっている。 濃くて、私からすると不気味な内容に、例の能天気な主題歌が恐ろしく合っていない。 出来れば、大人向けと子供向けで別々の作品を出して欲しかった。 子供向けファンタジーを観る気分での観賞だったので、ダメージがでかい。 [映画館(邦画)] 5点(2010-02-05 23:49:24) |
49. レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
《ネタバレ》 前作並のおもしろさ。 やはり、小喬の美しさは格別で、監督も撮りがいがあったに違いない。 孔明の活躍が一番の見所で、そこは大変楽しめた。 不満を言うなら、尚香が関わると相変わらず陳腐になること。 そして、合戦シーンの迫力が無いこと。 これは前作よりも顕著で、原因の一端に尚香のメルヘンシーンがあげられる。 何人かのひょうきん者役が無ければ、もっと面白かったに違いない! [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-10 17:20:30) |
50. 按摩と女
ドラマの仕上がりとして、素晴らしいものになっていると思う。 撮り方も丁寧だし、各々の登場人物に愛着をもつことのできる好映画でした。 ただ、内容としては映画なんだけど映画には至らないような。 つまり、シナリオ6点、撮り方9点というような塩梅かなあと。 あと30分ぐらい分の内容があればなあと惜しい気持で一杯です。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-11-28 03:59:15) |
51. 七人の侍
作品のクオリティーがとにかく高い。 隅々に高い注意が払われていて、観ているほうも感服する。 とくにそれぞれのキャラの個性が立っていて、これもまた素晴らしい。 最後の戦闘の迫力といったら、なんとも言えない。 観賞後も余韻が続く。 娯楽映画の教科書。 [DVD(邦画)] 9点(2009-11-24 23:53:52) |
52. 酔いどれ天使
面白いことは面白いのだが、少々濃厚過ぎて参った。 特に、ブギはきつい。 志村喬は最高だった。 [DVD(邦画)] 5点(2009-11-08 17:57:09) |
53. 日本以外全部沈没
ちょっと妄想した内容を映画にしただけではないか。 これでお金取ろうというのは観る人に失礼。 世にも奇妙な物語の失敗作を、何個か継ぎ接ぎして作ればこういった作品ができるだろう。 アホらしい作品に作るのは良いが、あまりに映画を馬鹿にし過ぎている。 ここまで憤りを禁じえない作品はそうそう無いだろう。 というかあってたまるか。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2009-10-22 02:29:09) |
54. 七人のおたく cult seven
俳優の昔を懐かしむ感覚で観ると、まあまあ面白いと思います。 面白さとつまらなさを足して0になる感じ。 [DVD(字幕)] 4点(2009-10-22 02:13:04) |
55. 蒲田行進曲
《ネタバレ》 身勝手な男が嫌いな私としては、映画の世界に入っていって銀ちゃんもその子分も殴ってやりたかった。 つまりとてつもない苛立ち。 まあ面白いとこも多々あったんですけど。 犬畜生の人情なんて観たくありませんでした。 やっぱり任侠映画の監督だと納得。 後半はうだうだうだうだといった感じだし、ラストの拍子抜けがいやはやなんとも。 [DVD(邦画)] 5点(2009-10-22 01:55:46) |
56. うなぎ
やっぱり今村監督っていう方は、人間の怖いところも綺麗なところもことごとくリアルに描きますね。 素直に面白いといえる作品でした。 [DVD(邦画)] 7点(2009-10-22 01:21:30) |
57. HERO(2007)
ドラマは殆ど見たこと無かったものの、嫌々観賞。 思ったほど悪くなかった。 というよりは結構楽しめた。 くだらないことや、嘲笑するとこがあったが、まあドラマだからと許せる程度。 暴れん坊将軍見るようなつもりで観るのが吉。 [映画館(字幕)] 6点(2009-10-22 00:08:37) |
58. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
この映画のストーリーは、うる星やつらのキャラがあってこそ面白いと思えたのだと思う。 シュールで退廃的な世界なんだが、キャラクターが妙に朗らかにしてくれるし、楽観的に観させてくれる。 原作から大分遠いところまで離れてしまったように感じる人もいるかもしれないが、押井守とうる星やつらのコラボレーションだと思って、両者のぶつかり具合を純粋に楽しんで欲しい。 [DVD(邦画)] 8点(2009-10-13 02:42:20) |
59. ホワイトアウト(2000)
日本のアクション映画にしちゃ上出来だと思います。 初見ではハラハラドキドキした憶えがありますし。 どうしても時間と共に劣化しちゃうのは残念ですが。 [DVD(邦画)] 5点(2009-09-19 00:34:16) |
60. 猫の恩返し
面白いと一度も思えなかった。 画面の向うで勝手に何やらドンちゃん騒ぎしてるだけ。 画も嫌いだし、声優が酷いのに尽きる。 もう一度繰り返すが声優が酷すぎる。 [DVD(邦画)] 4点(2009-09-19 00:12:41) |