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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2524
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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801.  アイコ十六歳
キモになるクライマックスのエピソードに対してのアイコのリアクションが、映画と原作とで全く違っていて、まー確かに原作通りの描写をしたら観客もヒキまくるだろうなぁ、とは思うのですが、そこに、この映画が「少女のファンタジー」になってしまっている事の象徴があるようで、ちょっと違うかな、と。映画のアイコの方が客観的に見るとイタいコ、みたいな印象がしてしまって。オトコが思い描く少女の世界へと変換された事は、この物語にとって幸せな事だったのでしょうか?
[映画館(字幕)] 5点(2005-12-02 23:59:40)
802.  ガメラ対深海怪獣ジグラ 《ネタバレ》 
父に連れられて渋谷大映で「東海道お化け道中」「赤胴鈴之助」と3本立てで見ました。他の二本はもうほとんど覚えてないんですが、ガメラファンだけあって、この映画の記憶はしっかりあります。当時まだ子供真っ盛り状態な私には、この映画のショボさに気付かず、単純にガメラ頑張れ!状態でした。考えてみれば、舞台がずっとシーワールドで、ミニチュアセットもシーワールド周辺のみ、ジグラとのバトルも予算ないからあまり色々できませんねん、って感じで昭和ガメラシリーズで唯一、ガメラの火炎放射のみでケリが付いちゃう映画。それでも愛していたんですよねぇ。子供好きな健気なガメラ。この後、大映が倒産しちゃったと知った時には「もうガメラは見られないんだ」と子供心に悲しくなったものです。その後、平成ガメラの復活は本当に嬉しかったものの、なんだかマニア向けになってガメラのアイディンティティがなくなっちゃったなぁ、とガッカリしてたのですが{「強いぞガメラ!」のノリこそが私にとってのガメラだったので)次のガメラは子供向けとして登場するようで。さて、どうなりますやら。
[映画館(字幕)] 5点(2005-12-02 23:53:02)
803.  踊る大捜査線 THE MOVIE
「ファンのためのお祭り映画」なので、これはこれでアリなのかなぁ、と。私自身、ドラマのファンでしたし、ドラマを知ってる友達みんなで見に行って、それはそれは楽しい思い出になりましたよ(レインボー最中買ったりして)。だけど、じゃ、これが映画でござい、と言われると、うーん・・・。テレビとの違いはビデオ撮りからフィルム撮りに替えただけ、って感じの世界で、演技できていない連中が映ってたり、構成の糸が途中でぷっつり切れてたり。勿体付けた長い、不要なショットがある一方で詰め込み過ぎなエピソード、結局スペシャルから引っ張っておいて未消化なエピソードに溢れ、和久さんは納得できない意味不明な行動に出る、と。テレビでは通用しても、映画じゃ通用しないものもある、という事が判ってない感じがして仕方ありませんでした。1点はファンとしてのオマケ。
[映画館(字幕)] 5点(2005-12-02 23:38:46)
804.  みんなのいえ
やっぱり監督は舞台の人なんだなぁ、って。映画が展開する時間と空間に広がりを持たせたら、こうも散漫な印象になっちゃうとは。ココリコ田中がいい味を出しておりましたが、全体的には人間関係がギスギスした感じが強くて笑おうにも笑えないよ、って感じでした。登場人物の個性やそれぞれの対立関係をもっとデフォルメして際立たせ、バカバカしくしてくれていたなら笑えたと思います。半端にリアルな設定や演技のせいで、ニール・サイモンを気取り損ないました、ってカンジかな・・・。
[映画館(字幕)] 5点(2005-12-02 00:54:48)
805.  八甲田山
撮影はさぞ大変だった事でしょう。ただ、その大変さって、映画の出来とは関係ないですからねぇ。いくら苦労しても、映画は画面に映るものが全てなのですから。映画としては、そんなに。何しろ景色が延々雪の中、みんな同じ軍服にくるまれてたんじゃ、誰が今どこにいてどうなっちゃってんの?っていうのがちっとも判らず、単調な映画としての印象が強くて。まさか登場人物別、部隊別にハッキリ色分けしろってワケにもいかないし、実は映画化に向いてない原作だったのかもしれません。実際に亡くなられた方々には大変申し訳ないんですけど、日本の歴史の中で白虎隊とこの話は、とってもマヌケだよなぁ、って思ってしまう不謹慎な私なのでした。
[映画館(字幕)] 5点(2005-12-02 00:35:38)
806.  悪霊島
原作の大切な、ドラマチックな要素を削除してまで、自分の奥さん見せたかったんですか、監督。この原作のドラマの最も重要な部分は磯川警部についてのエピソードだと思うのですが、丸々割愛されちゃってて。シリーズ中でも「病院坂の~」あたりに比べたら、ずっとまとまりのある方の原作なのに、映画は他の金田一映画よりもまとまりがなくて、せっかく市川監督がシリーズごとに研ぎ澄ませていった魅力を、グロなホラー趣味に引き戻してしまった罪深い作品。『鵺の鳴く夜は恐ろしい』は上手いキャッチフレーズでしたが、実際には何がどう恐ろしいのよ?ってカンジになっちゃってましたし。この原作こそ、市川石坂コンビ、そして若山富三郎の磯川警部で見たかったなぁ。
[映画館(字幕)] 4点(2005-12-02 00:08:14)
807.  トイレの花子さん(1995) 《ネタバレ》 
子供達の流行りネタを、あえてネガティブに描いてみせた、子供を楽しませると言うよりは子供に教訓を与えるような映画。実は1箇所を除いてはサイコホラーで、主軸はイジメという、暗い面ばかりで描かれる陰鬱な映画は、一体誰のために作ったの?という印象が否めない、楽しくない、気分が重くなるものなのでした。同時期に公開された「学校の怪談」が劇場を埋め尽した子供達を湧きに湧かせていたのとは好対照に、劇場は静まり返った空気に包まれていました。「学校の怪談」が子供の好奇心の視点で描かれていたのに対して、これは大人の視点から見下ろしてお説教しているような映画。だけど始めから作り手が子供に失望しちゃってるような語り口じゃダメなんじゃないかなぁ・・・。
[映画館(字幕)] 4点(2005-12-02 00:03:47)
808.  デビルマン
この点数、私のレビュアー生命の危機かも。えーと、ネット上で散々な言われ方をしておりますが、私にとっては目くじら立てる程でもないフツーの駄作でした。脚本に全く流れが存在していない、主役の演技が壊滅的、という映画なのですが、少なくとも「地獄堂霊界通信」「新宿少年探偵団」「ビッグマグナム黒岩先生」あたりが醸し出していたデビルパワーには到底及んでいないんですよね。意外にマトモで肩すかし。中途半端に変身した明の体が貧相で情けない姿でも、「黒岩先生」でミョーにデカいヘルメットに小さな体でバイクから降り、演技なしの棒読みセリフを発声する横山のやっさんほどの破滅的インパクトはないのです。キャラクターの感情がちっとも伝わってこないし、CGシーンになると全くの別映画になっちゃうし、世界が狭すぎだし、説明不足は全部ボブ・サップの喋りで片付けちゃうしと、まー、そりゃ評価すべき点がちっともない映画ではあります。でも、じゃあ、最悪なのかっていうと、もっとヒドいモノは沢山あるでしょー、と。原作から離れて人の中に棲む悪魔、異なる個性を持った者への弾圧の部分を純化させていったら、あるいはもう少し評価できたかもしれません(補足記:それが明確に表れているミーコとススムくんのエピソードは、ブランコのシーンでの印象的な映像も含めて、この映画の中での少ない評価ポイントなのです)。だけど、それでは原作に思い入れのある人も、原作者自身も納得はできないのでしょうね。ミーコ主役の映画にしろ、って言ってるよーなモンだし。私は原作を読んでもファンにはならず、思い入れもない人間なので、怒りや憤りを感じないのかな。大振り三振を期待したら、スリーバント失敗でした、みたいな映画ではありました。
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-30 01:39:39)(笑:1票) (良:5票)
809.  北斗の拳(1986)
自分の中のアニメ熱がすっかり冷めてしまっていた頃、従姉に「うちの息子連れてってくんない?あたし、こういうの見ないから」と招待券を貰って出かけた映画でした。この時点でジャンプを読まなくなって10年以上、テレビのアニメも見ないって状態では、「北斗の拳」がどんな物語なのかあまり知らなかったのですが(知識としては人間が「あべし」とか「ひでぶ」とかいって爆発しちゃうコトくらい?)、映画はとりあえずグロでした。従姉の息子は恐怖に延々と目を逸らしっぱなし。だけど、なんだか人体標本みたいな絵が沢山出てくる様は、リアリズムとは違う、ちょっと滑稽な感じもして。「マッドマックス2」な世界に配された、平坦な感情の登場人物に感情移入できず、ひたすら殺伐とした世界にゲンナリ。「最近の子供は何かね、こういう人殺しアニメを喜んで見とるのかね?」と、すっかり保護者的な批判的視点で見ておりましたが、考えてみれば、自分が子供の頃は「ハレンチ学園」とか「デビルマン」とか「がきデカ」とか「花の応援団」とか喜んで見てたワケで。子供はいつの時代にも、いかがわしいモノに魅力を感じるのだなぁ、と。ところで、この映画のように物語がちゃんと完結しない、サイドストーリー的なものを東映動画(角川もですが)は今も当たり前のように公開しておりますが、昔の「東映まんがまつり」にあったような名作童話や民話の映画化は、もうしないんでしょうかねぇ。果たして今のテレビアニメの延長映画の土壌から、未来の宮崎駿や高畑勲、大塚康生は生まれるんでしょうか?
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-30 01:37:42)
810.  ゴジラ×メガギラス G消滅作戦
結構評判が良かったのが「なんで?」って感じでした。冒頭の大阪戦で造り込みの細かなミニチュアとその間に現れるゴジラ、それを舐めるように撮るカメラに「おお!」と思ったのも束の間、どんどん「あらら~」って。渋谷を水没させるのってムリですし(並木橋のあたりで、渋谷川やら明治通りやらJRやら全部堰き止めないとねぇ)、グリフォンは「ウルトラマン」の昔にだって、も少しマシだったよ~、ってくらいの悲しいミニチュア。ゴジラとメガギラスのお台場バトルなんて、長過ぎで飽きてきます。それでも大島ミチル女史の男気のある(?)パワフルな曲だけは最高。思わず映画見終わってロビーに出た次の瞬間には売店でサントラCD買ってましたよ。クライマックス、どハデな曲をバックに突入するグリフォンに、大俯瞰でゴジラの熱線が迫ってくる3次元的ショットには心が躍りました。まあ、そこだけ。
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-30 01:35:00)
811.  CHECKERS in TANTAN たぬき 《ネタバレ》 
84年から85年にかけて、なんでもいいからとにかく見る、みたいな状態だったので、つい見ちゃいました。普段は『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』を上映するような、新宿のおっきい映画館にかかっていた事に時代を感じます(ガラガラでしたけど)。ベタベタなアイドル映画と違ってちょっとファンタジー入ってて楽しめるのかな?って思ってたら、やっぱりベタベタなアイドル映画でした。チェッカーズが実はタヌキだったという事がバレて、とゆー展開をマジメに見る事は不可能なワケで、そこを笑えれば良かったんですけどねぇ・・・。「僕達はタヌキであることを誇りに思ってるんだ」なんてマジメに語られちゃったら、どーしたらいーの?って感じ。「タヌキバンザイ」な大量のファンに囲まれる驚愕のラストシーンに映画館から逃げ出したくなりました。でも、ジャニーズの『新宿少年探偵団』に比べたら、逃げ出し指数はまだ低めかな・・・。
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-30 01:27:34)
812.  On Your Mark CHAGE & ASKA
忘れました。えーとどれどれ。昔書いた映画ノートを引っ張り出してみる、と。なになに、「宮崎駿のエゴをそのまんまワザと映像化してみせました、って感じがしてしまって、嫌。悪意に満ちているというか、なんでこんなにエゴイスティックになれるんか?って。うーん、偽善じゃなく独善、かな。」だって。そんな映画でしたっけ?天使な少女と男二人の描き方に嫌悪感抱いたのかな? まあ、この過去の文章のままの点数付けとく、って事で。
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-30 01:18:07)
813.  すかんぴんウォーク 《ネタバレ》 
なんか、この映画の吉川晃司と、後の彼にはイメージに随分と差がありますね。今のあの、一生懸命独自のスタイルを作ってる感じよりも、この映画の時のイメージの方が好感が持てたりして・・・。さて、でも、この映画自体はかなり退屈でした。辛口青春映画って感じですが、どうもスッキリしません。最初の軽快な流れがどんどんと失速していって、かなりグダグダとした展開になり、そして気持ち良く終わる事もなく、と。当時の時点で彼がそこそこ大物だったならば、この映画の成り上がってゆき、そして挫折という展開も現実を重ね合わせて見る事もできたでしょうが、何しろまだ新人売り出し状態ですから、絵に描いたような成功物語は空々しく、イメージアップに繋がるとは言い難いような映像、人物像ばかり。うーん。なんか、今もって大森一樹監督のこれぞ!という映画を見てないよーな気がするんですけど、どれを代表作として捉えればいいんでしょうか? 「オレンジロード急行」や「ヒポクラテスたち」を代表作認定!という事で納得しちゃいますかぁ? それでいいんですかぁ?
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-30 00:59:16)
814.  スレイヤーズ
元の「スレイヤーズ」というものを全く知らない状態で(タイトルくらいは知っておりました)見に行ったのですが、一体この作品世界のどこに魅力があるのかを、掴みかねてしまうような映画でした。既に出来あがっている世界に突然放り込まれ、右も左も判らぬままに、物語がどんどん進行してしまうような感じ。予備知識があって当たり前、一見さんはお断り、という一連の角川歴彦体制での角川アニメの悪い傾向を反映している作品の一つ、だと思います。物語はリナとナーガのマンザイノリと、時間を巡るシリアスな展開とがちぐはぐな感じで、クライマックスのシリアスなリナは、逆に凡庸な、ありふれたファンタジーという印象を与えました。むしろ、リナとナーガの漫才ノリが延々続くよーな映画にした方がいいんじゃない?と思ったのですが、そう考えたのは製作側も同じだったよーで・・・。
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-29 12:08:30)
815.  ヴァイラス(1999) 《ネタバレ》 
嵐の中、小船が大型船に辿り着くと、そこでは人間がみんな死んじゃってて、バケモノが!爆破してやっつけろ!って、「ザ・グリード」と同じストーリー説明ができちゃう、ある意味スゴい映画。だけど、アチラと違って、こちらはユーモアなしな分だけ、ちょっとダメ。結構なスターが「仕事選べよ」状態で登場しておりますが、メカ・サザーランドなどという、レアなモノ見せて貰ったところで、映画そのものの面白さが圧倒的に不足していたんじゃ・・・。こういう映画って、全体が簡単に見切れちゃうのがツラいですね(と言いつつ、すぐ、こういう映画を見に行っちゃう私も見切られ易い映画おたくですが)。
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-29 12:06:53)(良:1票)
816.  地震列島 《ネタバレ》 
地震のシーンに「日本沈没」の映像の使いまわしがあるので減点。ストーリーラインが「大地震」にとってもよく似てるので減点。地震によって起こる混乱と脱出劇ばかりが描かれて、地震に対しての政府や自治体の対応や、地震を逃れた人々の描写がちっともなく、あんまり地震の際の教訓にはならない映画なので減点。とゆーか、ただ大地震という災害に遭った人々のサスペンス、で終わってしまうのはどうかと思うんですよねぇ。これだけ地震災害の多い国で、見世物としての地震映画を作ってもねぇ。啓蒙映画を作れ!っていうんじゃなく、もっと経験を映画に活かせると思うんですが。あ、あと避雷針って読んで字の如く、雷を避けるための装置で、雷を落とすための装置じゃないのよ・・・
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-29 12:06:05)
817.  ヤマトよ永遠に 《ネタバレ》 
ちゃんとシリーズを全部追ってないと、意味不明な映画ではあります。映画の「さらば」をなかった事にしてテレビの「2」の続きのテレビスペシャル「新たなる旅立ち」の続き、と。物語は強引さが目立ち(打ち込まれた爆弾を解除するため、わざわざ敵母星まで出向く、爆弾は本体と母星側と両方を解除しなくちゃなんない、わざわざヤマトを欺くために地球1個丸々作る、そしてサーシャが1年で大人)、当時でも劇場で失笑が起こったものです。アルフォン少尉はヤマトに生命反応がなかった、とユキにウソついた形になってて姑息でスケベな人になってるし(ホントは真田さんが一同をワザと仮死状態にして脱出したってエピソードがあったのだけど、カットされちゃいました)。だけど、絵はそれまでのヤマトの中では一番キレイに描かれていて、更に映画途中でビスタ・モノラルからシネスコ・4chに変わる「ワープディメンション方式」に、シネスコ好きな私としては感動したものです。まあ、それは映画の評価とは関係のない部分ではありましたけど。しかし、40万光年彼方から爆弾を遠隔操作するとなると、やっぱり最低40万年かかるんじゃないかなぁ? ヤマトの世界じゃ亜空間通信とかって描かれてましたっけ?
[映画館(字幕)] 5点(2005-11-29 11:58:43)
818.  スプリガン 《ネタバレ》 
ロボットやメカに乗って、じゃなくて生身が勝負!なアニメなんですけど、リアリズムを基調とした生身を描くとなると、所詮は実写に敵わないんじゃないの?って思ってしまったり。アニメならではのデフォルメというのがあっていいと思うんです。それに、どうも最近のアニメって、世界が狭いところで閉じてしまっていて、あまり広がりを感じません。作家性が強くなってきて、エンターテイメントとしての、いい意味での猥雑さ、拡散してゆくイメージが薄らいだ気がします。しかも1時間30分しかないタイトな物語のハズなのに退屈。モタモタするな!回り道をするな!って。子供一人相手の物語がセコく感じるのは仕方ないんですけどね。それでも面白くできる!と思ってたんでしょうかねぇ。はぁ~。
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-29 02:16:30)
819.  宇宙戦士バルディオス 《ネタバレ》 
うーん、結局地球はS-1星になっちゃうんだよ、という到達点が存在しちゃってるため、作品全体が虚しい物語でしかないんですよね。歴史を変えてゆく、という目的があって展開する物語ではなく、それが真実だったのでした、というところに行っちゃうので、実は救いのないアニメ。映画版は、テレビ版の再編集ではあるのですが、放映時の作画があまりに酷かったりしたんで、かなりの部分が描き直されておりますが、それに伴ってエピソード変更して話が安易なものになってしまったり、その物語の変更によって、かえってテレビ版の方がいい作画だったじゃん、みたいな逆転現象が起こってたり(テレビ版、スタジオZ5が担当した部分だけは非常に質が高かったので)と、かなり雑な印象。テレビ版流用部分が16ミリのブローアップ、新作画部分が35ミリ撮影なので、画質がコロコロ変わるのも煩わしいばかりでしたし。それでも羽田健太郎担当の音楽はドラマティックで名曲でした。突如、戸田恵子の歌に乗せてヘンなプロモーションビデオ(と言うよりカラオケ用画面?)みたいな映像が入るあたりは、まあ、ご愛嬌って事で。
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-29 01:50:47)
820.  上海バンスキング(1984)
うーん、ステージシーンでの奥行きのなさや雑なビデオ合成などにチープな感じがしてしまって。物語も痛快とは行かず、重たくて暗いですし。みんなが幸せになってハッピーエンド、という映画がいいという訳ではないんですけれど、「蒲田行進曲」のメインメンバーが再集結して出てきた映画が長めの上映時間で延々暗くて弾まない状態、ちょっとガッカリした印象が残っています。どうしたって平田満には「蒲田~」のノリを期待しちゃってましたしね・・・。
[映画館(字幕)] 4点(2005-11-27 14:47:50)
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