81. 夫婦フーフー日記
《ネタバレ》 設定からは『居酒屋ゆうれい』を連想しましたが、まあだいぶ違いました。ありふれてる感は否めませんが、奥さん亡くして前向きに生きようとする主人公には共感できるものがありますね。コメディ要素が結構あるので、極端にシンミリとはせず、かといって物凄い惹き込まれる要素もなく淡々と進む感じです。 [地上波(邦画)] 5点(2017-08-03 14:18:02) |
82. 生きる
昭和27年の文化背景が垣間見えるのは面白い。この頃からパチンコはあったんだなあとか、「メフィスト」は話に突然出てきて通用するくらい知られていたのかとか。 ただ、声が聞き取りづらくてセリフがよくわからないのが多々ある。特に主人公のセリフが一番わかりづらい。その分、表情が言葉以上に物語っていて、そういいった迫力は伝わってきた。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-05-18 14:39:58) |
83. STAND BY ME ドラえもん
3DCGは、案外悪くない。ドラえもんの新しい形を見られた気がする。しかし『ウソ800』は改めて見ると、なんでもアリの反則級の秘密道具だよなあ(笑) [地上波(邦画)] 5点(2017-02-13 14:02:15) |
84. 銀の匙 Silver Spoon
酪農の人達の芯の強さを感じる良い映画。特に、駒場一郎は好感が持てるキャラだなあ。 [地上波(邦画)] 5点(2017-01-25 14:38:11) |
85. ブラック・レイン
《ネタバレ》 佐藤が強烈な印象だなあと思って観ていたら、これが松田優作だったのね。全く予備知識無しで観たけども、松田優作の凄さを改めて知った思いでした。 ただ物語的には、カッコイイと思わせたいんだろうシーンがカッコ良く見えない。例えば、友人が殺された後にアジトを捜索するシーンでは、感情に任せて乱暴に部屋を散らかすけど、そこは感情を抑えて冷静に仕事しようよと思ってしまう。それが有能な刑事でしょ。感情任せな行動が上手くいっちゃうってそれはどうなのよと。ラストシーンで原版を渡すシーンも、あんなプレゼントしないで普通に仕事として渡せばいいじゃん。無駄に相手に手間をかけさせてるだけじゃん。粋な計らいのつもりかもしれないが、全然粋じゃないよ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-21 14:03:55) |
86. バケモノの子
悪くない映画のようにも思うのだけど、なんだか心に残らないのは一つ一つの要素が薄っぺらいからなのだろうか。九太と熊徹の繋がりを深めるエピソードも足りないし、恋人っぽい女の子との間もそう。まあ大体こういう関係なんだろうなというのが記号として分かるけど、エピソードが足りないので感情移入が出来ない。どこか他人事のように見えてしまうのがイマイチに感じる原因か。 [地上波(邦画)] 5点(2016-11-15 10:30:57) |
87. ソロモンの偽証 後篇・裁判
《ネタバレ》 私的裁判による一方的な正義執行の気持ち悪さ。検事役の主人公など裁判を仕切る面々は時折温情ある対応を見せるが、裁判でそれをやってしまうことは逆に裁判の私物化ではないのか。判決次第ではただのリンチになりかねないわけで、これは大出君のイジメよりもよっぽど悪質ではないか。本来は決してやってはいけない私的裁判であるという否定的側面を少しだけでも描いた方が良かったように思うのだが、最後まで肯定的に描き切ってしまったのは個人的に残念。最後はみんな裁判やって良かったあみたいな晴れやかな笑顔だったし。 [地上波(邦画)] 5点(2016-08-30 12:27:42) |
88. ソロモンの偽証 前篇・事件
《ネタバレ》 先生達が呆れるほど情けない。これは子供達の大人への反抗の物語なのかな?と思わせるような導入から、いきなり終了。いくらなんでも中途半端過ぎます。前編だけでは何も解決していないのですが、生徒等が決起する過程は盛り上がりました。後編を見たくなるような前編です。 [地上波(邦画)] 5点(2016-08-27 01:02:56) |
89. 伊賀忍法帖
《ネタバレ》 不気味な僧侶達が、篝火の周りを無意味に回りながら喋るシーンはなかなか良かった。首を斬られた時のつくりもの感が半端ないのは難点だけど、忍者異能バトルの殺陣はまあまあ見応えあった。惜しむらくは、終盤がえっ?これで終わり?と思ってしまうほどにあっけなく尻切れな感があること。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-07-20 13:39:43) |
90. ゲゲゲの女房
見合い結婚でよく知らない夫に嫁ぐ、しかも嫁いだ後に貧乏だと判明する。この時代のなんとも言えない抑圧された女性の姿がよく表現されていました。フェミじゃないけど、これはちょっと可哀想に思うなあ。 [地上波(邦画)] 5点(2016-03-10 13:34:45) |
91. 大魔神怒る
古い映画だけど映像は頑張っていると思う。 初見だけど、大体どんな話なのかは容易に想像できてしまう予定調和。 何か物足りないなあと思っていたら、これはシリーズ2作目だったのね。 映画そのものの面白さは微妙だけど、50年前に作られた時代の空気を感じることができたのが良かった。 [インターネット(字幕)] 5点(2016-02-21 01:00:24) |
92. るろうに剣心 伝説の最期編
やっぱり実写で剣心達の超人振りを表現するのは難があるなあという感想。 どう見ても主要キャラ個人の力よりも、憲兵達の数や武器の方が強そうだわ。 ひとりの人間が超人的な強さを発揮するのは、漫画だけの世界の話だよねと思ってしまう。 その意味で物凄く茶番感の漂う映画。 [地上波(邦画)] 5点(2016-01-25 14:17:21) |
93. るろうに剣心 京都大火編
原作が超人過ぎるので、実写で再現されると非現実的に見える。仕方無いことだけど。 それでも色々頑張っているなあと思わせる面はある。 特にキャスティングはピッタリはまってるなあと思わせる俳優さんが多くて良い。 [地上波(邦画)] 5点(2016-01-11 16:22:13) |
94. 言の葉の庭
映像と雰囲気は素晴らしい。それだけだよねと言ってしまえば、それまでだけど。 46分という短さだけど、それ以上に中身は薄い。 もうちょっとくらい、ひねりがあっても良かったんじゃないかなあ。 [インターネット(字幕)] 5点(2015-12-13 01:30:53) |
95. 永遠の0
テロリストと神風特攻隊の違いを説教臭く描いた作品。 しかし、特攻を否定する人達がいかにも物知らずで鼻持ちならない嫌な奴等として描かれているのはどうなんだろ。 否定する側を醜く描くことで、相対的に特攻を美化しようとする意図を感じてしまう。 せめて両面をイーブンに描いてほしかった。これでは一方的な考え方の押し付けになってしまう。 そもそもこの作品のテーマが特攻への一方的な否定的解釈へのアンチテーゼなのだとしたら、 同じように一方的な解釈を見せつけるのはどうなんだろう。やっていることは同じじゃないのか。 とにかくイデオロギー要素が根底にかなりの部分で溢れているため、 見る人によって物凄く気持ちよかったり、または嫌な気分になると予想される作品だと思う。 [地上波(邦画)] 5点(2015-12-11 13:14:25) |
96. 黒部の太陽
登場人物達があまり有能には見えない。ひたすら根性で推し進めたという感じ。現代の映画なら、工夫とかひらめきで困難を乗り切るカタルシスを演出してきそうだが、この映画ではそれがあまりない。愚直にやり抜いた結果、上手くいきました!という浅い内容に見えてしまう。 それでも、登場人物達の時代を色濃く反映した熱い振る舞いには、一定の魅力があったと思う。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-10-19 01:37:46) |
97. 思い出のマーニー
とにかく食べ物が美味そう。毎度の食事がやたらと豪華。映像の美麗さについては、とうとうここまで来たかと思わせるぐらいの高水準。話の方は、半分くらいまで「一体どういう話のか?」全体像が見えず、もどかしさが募った。ラスト近辺で「あ、こういう話なのね!」と全体像がようやく理解できてスッキリする。しかし、何か一味足りない。悪くはないけど、もう一歩何か心を打つものが欲しかった。ひょっとしたら2度3度と見直したら、面白さが広がる作品なのかもしれない。自分は1回しか見ていないので、こんな感想にとどまる。 [地上波(邦画)] 5点(2015-10-14 12:26:08)(良:1票) |
98. 風立ちぬ(2013)
あれ、これで終わり?というあっけなさがありました。過度な装飾がされていないという意味ではいいのかもしれないけど、アニメとしてはちょっと物足りないような気がします。その分ストーリーに深みがあるのかと言えば、自分にはどこに見所を置いていいのか見極められず、ただ淡々と進むのを眺めるだけになってしまいました。ひょっとして『分かる人には分かる』ストーリーなのかもしれませんが、自分は乗れませんでしたね。 [地上波(邦画)] 5点(2015-04-21 13:47:55) |
99. ルー=ガルー
《ネタバレ》 最後までよく分からない要素が多過ぎます。特に主題にもなっているルー=ガルーが作品中で重要な意味を持っているとは思えない。狼?だから何?といった所です。あっけなくやられるラスボスも意味不明。今までの展開を考えたら、あんなふうにやられることくらい予想できなかったのかな?あまりにも御都合主義でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2015-03-21 01:33:57) |
100. TRICK トリック 劇場版 ラストステージ
基本的にはギャグを楽しむ映画ですね。若干やり過ぎ感もありますが、まあ結構面白いです。 [地上波(邦画)] 5点(2015-03-12 14:22:18) |