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lady wolfさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 440
性別 女性
ホームページ http://pictbook.seesaa.net/
自己紹介 CS/BS放送作品を中心に、ジャンルを問わず何でも観ます。

独断と偏見による自己流採点基準:

10:自分の人生に何らかの影響を与えた、心の殿堂入り作品。思い入れの強さで9以下とはもはや別格。

9:自分が映画に期待する要素をほぼクリアした傑作。何度でも観たいシーンや死ぬ前にもう一度観たいシーンがある。

8:一度は観る価値のある映画。客観的にも観て損はないと自信を持って人に勧められる。

7:普通に面白い。ただし、人に勧めるには相手を選ぶかも。

6:そこそこ。面白くないこともないが、一度観れば十分。全体としてはOKだが、ややひっかかる点あり。

5:映画としての価値はそれなりに認めるが、それだけ。ふーん。

4:やや期待ハズレ。良作なのかも知れないが、作風が好みではない。好きな役者だけに残念、とか。

3:かなり期待ハズレ。時間が長く感じる、全否定せずとも大嫌いなシーンがあるなど。

2:激しく期待ハズレ。なんじゃそれ、と終始画面にツッコミを入れずに居られない。

1:痛い。或いは眠い。

0:もはや怒りを覚える。

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1.  ルパン三世 カリオストロの城
数々のジブリ作品を差し置いて、何だかんだ言って宮崎作品の中で一番繰り返し観ている作品。どんなに好きでも、何度観ても飽きずに夢中になれる映画ってそうそうないと思うが、あるんだなこれが。とにかく、どのキャラクターもキャラが立ってて実に魅力的。お調子者だけど人間力ピカイチのルパン、「相棒」に求められる資質を100%クリアしてるような次元、男子の夢を決して壊さない無垢なクラリス、口数少なくもイザという時には頼りになるワビサビの分かる男五右衛門、逆に言わんでいいことをわざわざ口に出す無粋な銭形・・それぞれが、とびきりらしくていい。今のところ、日本のアニメ映画でこれを超える作品に私は出逢っていない。 
[DVD(邦画)] 10点(2010-08-16 15:45:43)
2.  千と千尋の神隠し
この作品の素晴らしさは主人公千尋と同じ年代の子供達が見てこそ分かるもの、と思っていたが、何度も観るうちに、いやいやこの滋味が分かるのはせめて30代以降だなと思い直した。ジブリ作品で名作と言われるものには架空の国が舞台になっているものが多いが、西欧あるいは南欧の明るく乾いた陽光が感じられるそれらの背景は年を経るほどに味気なく思えるようになった。今になって、やはりジブリの神髄は日本が舞台の作品にあるとしみじみ思う。匂い立つような緑、昼なお暗い陰翳に富んだ室内、ハッとするような艶やかな夜の情景・・常に目に見えぬ物の気配を漂わす湿度の高い日本的空間を再現してみせるジブリの画力には、いつも涙ぐみたくなるような感動を覚える。海面電車(?)に乗ってるシーンが一番好き。この実在しない景色ですら、私の中の心の原風景を彷彿とさせるような気がして、スルッと染みこんでくる映像に涙が流れそうになる。そこへきて久石譲の音楽がまたすごくいい。このサントラ弾きたさにピアノを習い始めたぐらいだ(^^;) 一見分かりやすいようで色々な隠喩が含まれた深遠なストーリーも秀逸で、カオナシを他人とは思えない私は、弱き者、異形の者への優しさに溢れた作品世界に毎度号泣してしまう。後に海外メディアの評を読んで「八百万の神」という概念になんの違和感もない自分に気付き、これまた日本人である自分を再発見させられた。
[DVD(邦画)] 10点(2004-10-09 20:29:23)(良:3票)
3.  ゴールデンスランバー(2009)
話の展開といいラストといいかなりご都合主義なところもあるが、そこはそれ映画だもの。ということで許せなくもない範囲で、もともと正当派サスペンスとしてのカタルシスを求めていないせいか、ラストまで素直に楽しめた。フィクションだからこそ面白かったのは、謎の多い本作の中でもダントツに謎すぎるキャラクターのキルオの存在。あとお父さんと習字のエピソードがいい。てな感じでところどころに「もう一度観たい!」と思わせる好きなシーンが散りばめられている点で自分にとっては貴重な娯楽作品。それにしても堺雅人のあのやるせない笑顔はこういう巻き込まれ系悲劇によく似合う。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2013-01-14 01:11:07)(良:2票)
4.  南極料理人 《ネタバレ》 
小学生2人と笑い転げながら見た。おにぎりやラーメンがめっちゃ美味しそうなのはもちろんだが、日本人の食卓がいかにバラエティに富んでいて素晴らしいかがよく分かる。(他の国の越冬隊員はいったいどんな食生活をしているのだろう?)だからこそ、腕の良い料理人が一人いれば、極寒の僻地での野郎だらけのむさい暮らしもそれなりに楽しそうに見える。でもどんなに素晴らしい料理でも、休日の遊園地で家族と食べるジャンクフードの味には敵わない、ってところがミソ。嬉しくなる映画。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2011-02-16 14:30:47)(良:1票)
5.  いけちゃんとぼく
うちの小3と小6が見て、共に歌い踊り爆笑し、最後には号泣していた。彼らの評価がこの映画の正しい評価なのだろうと私は思う。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2010-11-09 12:31:19)
6.  陽暉楼 《ネタバレ》 
ゴージャスな肉食系女優の競演は見応えがあるものの、うっかり鬼龍院と間をおかずに観てしまい、お腹一杯に…。でも2作通じて一番好きなのは珠子。清々しいほどのヤンキー魂にホレボレ。桃若との取っ組み合いシーンは私の邦画鑑賞史上最高のキャットファイトである。ドロドロの修羅場を散々見せておいて、ラストにその親の因果をまだ知らぬ無垢な子供の笑顔を見せるとは泣かせる。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2010-09-02 21:47:57)
7.  フラガール
方言丸出しの地方女子が前向きに生きる姿を描いた作品はいろいろあるが、こちらは決して笑いをとることでお茶を濁すことなく、しっかりとしたドラマを見せてくれる秀作。ベタだけど何回か涙した。松雪泰子はあまり好きじゃなかったがハマリ役をしっくりと演じていて見る目が変わった。そして何と言っても蒼井優がいい。ただ可愛いから好きだったのが、いつの間にか心から尊敬する大好きな女優になってしまった。彼女の魅力だけでプラス1点。フラもタヒチアンダンスも露出度はさして高くないとは言え、超ナイスバディの女子が踊ったら別の映画になってしまうだろうが、バレエダンサー系ボディのリーダーを中心に、ごく普通ボディの炭坑女子が懸命に踊る姿がなんとも清々しく、華やかさと爽やかさを備えたステージになっていた。それがそのまま作品の好印象にもつながっているような気がする。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-08-16 15:23:53)(良:3票)
8.  誰も知らない(2004) 《ネタバレ》 
ホームレス中学生と同じく、リアリティを追求することにはあまり意味がないテーマ。誰も知らないわけないし、実際には確実にもっと悲惨な事態になるはずだろうが、そっちをリアルに描いちゃうと、下世話なグロ動画になりかねないだけに、物語を成立させるに必要なご都合主義というところか。まぁしょせん映画だからねーというお約束はおいといて、子役達のあまりにも自然な演技に驚愕。一方、YOUの演じた身勝手な母親はあまりにもリアルで薄ら寒い。気まぐれに母親らしさを見せたと思えば、翌日にはロクに罪悪感も感じずに平然と子供を捨てる女になる。子ども達はそんな母親に翻弄され、年長の者からだんだんと希望を持つことを諦めていく。それでも全ての子ども達が、最後まで母を慕い、心のどこかで母親の帰りを信じている。終盤、過酷な生活を強いられる明がつかのま味わった普通の子供の幸せな放課後…その直後、恐れていたどん底へと叩き落とされる非情な展開に涙。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-08-10 17:21:41)
9.  亀は意外と速く泳ぐ
三木ワールド全開。私は大好きです。ゆるいんだか豪快なんだか分からない登場人物たちの、ふざけてんだか真剣なんだか分からない謎の行動。このツボにはまれる自分はきっと、かなり幸せなそこそこ人生を歩んでいるんだと思う。人を傷つける様子を字幕まで出して笑うことを強要するテレビのお笑い番組よりよっぽどリラックスして楽しめます。目隠シストさんのレビューを読んで深く共感し、タイトルに込められたメッセージをようやく理解し、この映画がさらに好きになりました。そこそこの人々のそこそこ人生に愛を込めて力一杯のエールを♪
[CS・衛星(邦画)] 9点(2009-07-29 08:20:07)(良:1票)
10.  GONIN
邦画バイオレンスの美学の極致。豪華キャストがそれぞれはまり役で、キャラクターの完成度にほれぼれします。ただ安易にお子ちゃまや女の子には見せられない作品ですね・・。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2009-06-06 14:01:16)
11.  戦場のメリークリスマス 《ネタバレ》 
20年ぶりに見て泣いた。ボウイが見たいだけだった若かりし頃は何度見ても「超豪華キャストによる超珍作」でしかなかったが、ようやくテーマの奥深さが分かるようになった。戦争によって「集団で発狂した」日本軍に虐げられつつも、憎むべきは「お前らの神」であり、その殉教者として日本人を理解しようとするローレンスと、悪魔と呼ばれようとも誇りを失わず信念を貫き、自らの行動によって「汝の敵を愛せ」とヨノイに伝えて死んでいったセリアズ。そのどちらをも受け入れず理解を拒む狂信的な日本兵達。戦時下の極限状態にあって、東西の文化や宗教観・人生観を隔てる深くて暗い川の奔流にただただ流されていく男達の葛藤と悲劇が、あくまでも美しく描かれている。ただし、監督の美学を貫いた結果やたら難解な映画になってしまっていて、肝心のテーマが伝わりにくい。少なくとも主演男優は化粧映えよりも滑舌の良さで選ぶべき(笑)
[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-09-06 10:48:50)
12.  もののけ姫
森の緑が非常に綺麗で目が癒される。「あー楽しかった!」で終わりの子供向け映画ではないので、子供と一緒に観ていて「このひとは、わるもの?」と聞かれて即答できないところが素晴らしい。エボシは私が今まで観たアニメ映画史上に残るいい女だった。サンの声優キャストがあんまりだったのでマイナス1点。松田洋治氏の実力と不釣り合いすぎ。他のキャスティングは良かったのに残念。余談だが、たたら場に夫婦はいても全く子供がいないのが不思議だった。男どもが去勢でもされてるのか?
9点(2004-10-09 11:21:50)(笑:1票)
13.  あん 《ネタバレ》 
希林さんのやさしさがにじみ出るような笑顔につられてつい何度も顔が微笑んでしまった。これが他の人ならイラッと来るばあさんになりそうなキャラが、彼女だと何故か許せてしまう。キャスティング大当たり。重いテーマとはいえ、物語はひたすら淡々と静かに進む。じっくり鑑賞できる良作だと思うが、映画館の暗く温かい席では心地よい音や色彩にうっとり寝てしまいそうになるかも。個人的には映画館よりも自宅でのんびりDVD鑑賞の方が向いている作品だと思った。粒あん大好きな私は自分でもよく小豆を炊くが、次からはもっと愛情込めて炊いてあげようと思った。そして千太郎の作るちょっと小ぶりで皮がふっくら柔らかめなこのどら焼き、もしや・・と思ったら、やっぱりエンドロールにうさぎやのクレジットが。また食べたくなった。
[映画館(邦画)] 8点(2016-03-28 00:53:26)
14.  舞妓Haaaan!!! 《ネタバレ》 
クドカン&サダヲが苦手な人には拷問のような映画かも。自分にとってはクドカン節にどっぷりはまったサダヲワールドを満喫できて大満足。家族と一緒に「キモイ、キモ過ぎる~!!」と爆笑しながら一緒に突っ走り、後に何も残らないこの爽快感(笑)。ところで、これまで白塗りの舞妓さんの容姿は正直キワモノに思えてしまい、女性として美しいと思ったことがなかったのですが、小出早織の舞妓姿は素晴らしかった!まさにお人形のような可憐さや女性らしいたおやかさが感じられ、柴咲コウより1000倍似合ってました。あそこまでガッツリ白塗りすればみんな一緒かと思いきや、実はむしろものすごく素顔の造形により向き不向きがあるメイクだったとは、目からウロコ。舞妓の魅力に気付かせてくれたというキャスティングの素晴らしさにプラス1点。 
[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-10-03 18:51:41)
15.  野獣死すべし(1980/日本)
松田優作の怪演が凄まじい。彼のヒリヒリするようなキレ芝居を恐る恐る鑑賞させていただくだけでお腹一杯。確実に一見の価値はあるのだけれど、一人の俳優の渾身の演技を堪能できる反面、彼一人の芝居のインパクトがあまりに強すぎて他に何も残らないという、ある意味贅沢な作品。それにしても本当に残念な人を亡くしました・・。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-08-26 00:12:59)
16.  クワイエットルームにようこそ 《ネタバレ》 
面白かった!!役者陣がめっちゃツボ。内田有紀は文句なく綺麗だし、優ちゃんはガリガリ&ゴス系メイクでもやっぱり可愛い。りょう・クドカンもはまり役だし、妻夫木くんもいい味出してた。大竹しのぶに至っては、彼女しかいない!ってくらいの怪演ぶり(笑)。精神科閉鎖病棟という重い舞台ながら、随所にその重さを吹き飛ばす笑いが散りばめられている。ストレス溜まると摂食障害気味になる自分にはむしろこの軽さとラストのバッサリ感が救い。監督としての松尾スズキ作品は初めて観たが、予想以上に面白くて今後に期待。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-04-30 16:07:43)
17.  氷点 《ネタバレ》 
妻の不貞に対し、罪のない他人の子を利用して陰湿の極みのような復讐を実行する男、その思惑通り、自分のしたことを思いきり棚に上げて罪もない養子を憎む女・・その姿に男・女それぞれの暗い性を見た。その中身の醜悪さを際だたせてなお余りある若尾文子の美貌がまた恐ろしい。SFでもファンタジーでもない現実にあり得る設定であっても、銀幕の中は常に一般庶民の生活とはかけ離れたオーラを放っていた時代の邦画らしい、観る者を突き放すようなよそよそしさがたまらない。  
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-02-01 16:07:33)
18.  おくりびと
本木・山崎両氏の演技は秀逸。人が次々と死んでいく様子を、涙を流しつつもこれほどあたたかい気持ちで見つめられた映画は今まで無かった。ただ、広末演じる妻の言動がちょっと浅いような気がして、それが役者の所為なのか脚本なのか両方なのか分からないが、いずれにせよ残念なキャスティングだった。納棺師という職業に対し何ら偏見を持っていなかったので、「汚らわしい」とまで言われ蔑まれる理不尽さが今ひとつピンとこなかったが、この映画が注目される以前の世の中的にはそういうものだったのだろうか?
[CS・衛星(邦画)] 8点(2010-10-20 11:16:40)
19.  天空の城ラピュタ
ジブリ代表作として安心して誰にでもお勧めできる作品。個人的には、最初に観たのがもう成人してからだったので、多分遅すぎたのだと思う。子供の頃に観ていたら多分もっと素直に感動できただろうにと思うとちょっと残念な気がする(同じジブリへの高評価としてもラピュタ派と千と千尋派に分かれると書いている方がいたが、私は間違いなく後者)。シータが料理番をすることになって、でっかい元少年達が口々にあれ作って!と言うシーンで、何故かイギリスの家庭料理ばかり出てきたのが古典的な児童文学ぽくて印象的だった。作品全体としても完成度の高い名作児童文学のような味わい。
[DVD(邦画)] 8点(2010-09-01 11:11:45)
20.  たそがれ清兵衛 《ネタバレ》 
日頃ほとんど時代劇を見ない私からすると、妻に先立たれた中年公務員のシングルファーザー奮闘記・・のように見え、思いがけず心穏やかに鑑賞できた作品だった。上司から行政代執行を任されて現地に赴いたところ、立ち退きを迫った相手に苦労話を聞かされて戸惑いつつも思わず同調して茶飲みに応じてしまう人の良い小役人とか、本当にいそう。あの小屋のシーンは、そこだけで8点あげたいぐらい展開が秀逸だった。その分エンディングがあっけなさすぎて肩すかし感のまま終わってしまうのがやや残念。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2010-08-21 13:14:38)
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