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ヴレアさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  グリーン・デスティニー
よく、何故空を飛べるの?という意見を聞きますが、これは武キョウ小説を映画化したものですから、何でもありなんですね。ドラゴンボールを知らない人が実写版を観て、何で空飛べたりかめはめ波出したりできるの?と言うのと同じ事です。ちょっと例が極端ですが。  さてこの映画、私の地元では公開されなくて、わざわざ遠くの町まで観に行ったんです。今となってはDVDが中古で250円で叩き売りにされたりしてますけどね。映画館で観て本当に良かったと思いましたね。スケールが大きいのでね。 他の方のレビューを読むとラスボスが弱すぎるのがダメとか書かれていますが、この映画ラスボス居ましたっけ?もう4回位観てるのに全く覚えていない(汗) 覚えているのはツィイーが忍びに扮して戦う所や、ツィイーが酒場で大立ち回りを繰り広げる所(回転しながら上昇する所最高!)や、ツィイーが酔っ払って全身ずぶ濡れでおっぱいを透かしながらユンファ先生を誘惑する所や、ツィイーがヨーと女の修羅場バトルを繰り広げる所…ってチャンツイィーしか観てないんかいっ!
[映画館(字幕)] 8点(2014-10-16 20:43:16)
22.  イップ・マン 序章
王家衛の「グランド・マスター」を観てイップ・マンという人物に興味が沸いたので鑑賞。 「グランド・マスター」ではイップ・マンが主人公でありながら他の武術家の話がメインとなっていたりして、イップ・マンのファンにとっては消化不良な作品だったと言えるだろう。また、アクションよりもラブストーリーがメインで日本軍の描写等も無く、美しい所だけを切り取ったような内容だった。  それに対してこの作品はイップ・マンの半生をじっくり描いており、日本軍が攻めてきて極貧生活を余儀なくされ、生活の為に肉体労働をする所や、決して日本には屈しないという不屈の精神が描かれる。なので、この作品を観てイップ・マンについて深く知る事が出来たので大変満足だった。 アクションシーンも満載で、古き良き香港映画を思わせる内容だった。  平和な時代が終わり、自分の身は自分で守るしかないという時代になり、イップ・マンが自分の働く工場の工員全員に武術を教える場面がグッときた。中には子供やおばちゃんも多くいて、勿論ちょっと習った位じゃ実戦には通用しないが、皆真剣に武術を習っていて、イップ・マンの信頼の厚さが伺えるいいシーンだった。  タイトルに「序章」とあるが、なんかこれ一本で完結しちゃってる感じ。続編の「葉問」はどうなるんだ?これから観てみようと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2014-10-14 10:00:31)(良:1票)
23.  ドラゴン危機一発
久々にブルース・リーが観たくなり鑑賞。 ストーリーがあまりにつまらないし、かなり悲しい内容なのでスカッとアクションを楽しみたい方にはあまりお勧めできない。 ある人物が行方不明になり、観客は早々に殺されたとわかるのだが、それをブルース・リーと敵側とで「探せ!」「探してる!」の攻防がひたすら終盤まで繰り広げられるので、引っ張りすぎだし先が読めるのでつまらない。ここがテンポを悪くしている要因だと思う。 1番好きなシーンはラスト、リーが悪の親玉の元へ乗り込む時に、何かスナック菓子的なものをむしゃむしゃ頬張りながら向かうシーン。普通ものを食べながら戦いに行くなんて間抜けな図だがリーだと不思議と格好良いんである。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-07-09 19:25:13)
24.  ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌
あ、そうだ、銃撃戦を見よう、って時にオススメの映画。 ジョン・ウーが香港で最後に撮った作品で、火薬の量も最高クラス。 ストーリーはあまり面白くない(笑)んだけど、とにかく銃撃戦のオンパレードで、銃撃戦好きにはたまらない作品だと思う。 特に病院行ってからの銃撃戦が半端なく、病院の廊下で戦うユンファとトニーを背後から捉えたショットがゲームのFPSみたいな視点で臨場感があって最高です。いちいちポジションを入れ替える時にスローモーションになるのが格好いいね!
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-12-17 09:58:33)(良:1票)
25.  0061/北京より愛を込めて!?
『007』『ジュラシックパーク』『ハードボイルド/新男たちの挽歌』『ロボコップ』『恋する惑星』『欲望の翼』『つきせぬ思い』のパロディーを盛り込みつつ繰り広げられる馬鹿騒ぎ。冒頭であの作品とは偶然似てるだけですと言ってるが、堂々と007のコードネームで呼ばれたり、オープニングからして思いっきりパクってる。よくクレームが入らなかったものである。 言わずと知れた?シンチーの初監督作品であります。 ハゲやオカマが登場したりするのはこの頃からお約束。『少林サッカー』の鉄の頭役のオッサンもちらっと出演しております。『少林サッカー』以降のシンチーしか知らないというシンチー初心者にもオススメできる入門編に最適な作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2014-11-11 19:13:58)
26.  SPIRIT スピリット(2006)
実在の人物を描いた作品という事で、その人物の人生が短い時間の中で実に無駄なく描かれていたと思います。でも、一人の人間の一生をわずか1時間半くらいで全部見せようってんだから、もう全てがハイライトみたいなもんで、テンポよく話もどんどん進むので全く飽きさせません。どうやって修行して強くなったのかとか、細かい所は省いてとにかく戦い、戦い、戦い、そしてドラマ、また戦い、みたいな。とにかく壮絶な生き様だなぁと思いました。ジェット・リーの演技も素晴らしかったです。
[映画館(字幕)] 7点(2006-03-23 22:22:23)
27.  ジョン・ウィック:チャプター2
ジョン・ウィック無敵過ぎ!  冒頭、前作にて手下を含めコテンパンにやられたマフィアのボスが出て来てジョン・ウィックの凄さを延々と語るが、彼を殺す方法などもはや無い。  と思いきや、カーチェイスで車から放り出されてフラフラ隙だらけになったり、結構ヤバい場面もチラホラ。そういう時に限って敵は何故かもたもたしているので、なんだか都合の良さが目立ってしまう。  銃を撃ちまくると強いが、格闘シーンになると急にスローな動きで地味だった点もマイナス。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-02-14 18:18:33)
28.  ブルース・リー/死亡遊戯
ほんとストーリーはつまらないし、リーの代役のシーンはカット割りが不自然すぎるし、無理矢理作った感が思いっきり伝わってくる。 それでも本人が出演しているフィルム見たさに最後まで見てしまう。途中耐えた分だけ、やっと本人が登場するや否や拍手で迎えてしまう自分がいた。 全部リー本人で撮っていたらどんな作品になっていただろうか。実に惜しい作品である。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-07-21 20:38:39)
29.  ラ・ラ・ランド
あまりミュージカルを前面に押し出していない感じで、ミュージカルが苦手な私でもすんなり入り込めた。 さりげない日常の動きからスムーズに踊り出していて、ちょっと前に流行った街中の人が突然皆踊り出すドッキリ動画に近いんじゃないかな。 その分派手さはないけど自然にミュージカルシーンへと移行しているので見やすい。 あと、ストーリー自体はご都合主義満載でつまらなかったですはっきり言って。
[映画館(字幕)] 6点(2017-03-28 00:26:12)
30.  イップ・マン 葉問
1作目に比べると大味な展開が多くイマイチ乗れなかったのが正直な所。 ストーリー的にも完全に蛇足な感が否めない。「序章」ではイップ・マンの半生を追うことで彼の辿った軌跡を目の当たりにし、興味深く観る事が出来たが、今作ではボクシング対拳法というメインイベントがあって、そこに向かって映画全体が動いているので「序章」ような常に生きるか死ぬかというような緊張感があまり感じられない。  サモハン・キンポーとの絡みは確かにファンなら嬉しいだろうが、悪役かと思いきや実はいい人だったというキャラクターが、ファンに媚びているようでダメ。もっと圧倒的な悪役として描いてサモハンをラスボスにした方が個人的には燃える展開だったかなと。  結局、西洋人はバカで野蛮で卑怯で、中国人は誇り高いんだというステレオタイプな描き方にはうんざり。ラストで無理矢理ブルース・リーが出て来たけど、おお!というような驚きはない。
[DVD(字幕)] 6点(2014-10-14 12:05:13)
31.  クラウド アトラス
 観終わってまず口から出たのが「疲れた~」の一言でした。長い、とにかく長い。途中で寝た「2001年宇宙の旅」より30分も長いとわ。まだDVDだから途中で自由に休めるが、映画館で観るのはかなり勇気がいったに違いない。さて、何から語ればいいのか。とにかく、ペ・ドゥナの魅力が光る映画だったと思います。(ただ、私がファンなだけだろう)あの名作「リンダリンダリンダ」では26歳にして違和感なく女子高生役を演じきった彼女である。初のハリウッド進出作でどんな演技を見せるのか。監督は「空気人形」を見てオファーしたそうだが、確かにドゥナで正解。感情を持ち合わせた人造人間という難しい役どころを巧く演じていたと思います。彼女は顔の演技が素晴らしいですね。最初は無表情だったのに、段々と感情の起伏が激しくなり、やがて愛に目覚めて行くという過程を見事に表現していました。そして、特筆すべきは、大胆な濡れ場を披露している所だろう。これまでの役柄からは全く想像がつかなかっただけに、その衝撃度は・・・・。今後ペ・ドゥナは何処へ向かうのか、益々楽しみでもあります。  と、ここまでダラダラ書いてきて・・・・ほぼ、ペ・ドゥナの魅力についてしか語って居ないじゃないか。これでいいのか?他のレビュワーさんは「火の鳥」や輪廻転生などを交えて鋭い考察を繰り広げているというのに…。  だって、話が複雑すぎてあまり理解できなかったんだもん・・・。すいません。 
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-10-29 21:44:34)
32.  単騎、千里を走る。
高倉健の大ファンであるというチャン・イーモウ監督が彼を主演に迎えて撮った、正に健さんのための作品。ファンだけあって、さすがはよく健さん映画を研究し尽くしてて、よく健さんの良さを引き出しているなと思いました。ストーリーは実にシンプルかつストレートなものだが、やっぱりチャン・イーモウはアクション時代劇よりも、こういう人情味溢れるドラマの方がいいですね。一人で中国に渡り、言葉も通じずほとほと困り果てる健さんの図というのも新鮮で面白い。もっと困っても良かったのに、健さんが携帯やデジカメをバリバリに使いこなして困難を乗り切っていくというのには驚きました(笑) それと、ピンチになったら必ず助けてくれる通訳のお姉さんがとてもかわいかったですね。さすがはチャン監督、ヒロイン(?)選びにも抜かりはないのねぇ^^
[映画館(字幕)] 6点(2006-02-10 22:29:27)
33.  wkw/tk/1996@7'55''hk.net
幻の短編という事で観るのを諦めていたが、YouTubeにあったので鑑賞。画質は悪かったが、これしか観る手段が無いのでしょうがない。  映像センス的には「天使の涙」辺りの映像に凝りまくっていた時期のウォン・カーウァイそのものという感じで、カーウァイ好きにはたまらないものがあるが、ストーリーは無いに等しく決して面白いと呼べる代物では無い。  浅野忠信のぶっ飛び演技と、「天使の涙」から飛び出してきたようなカレン・モクのけたたましい叫びが混ざりあい、なんとも不可思議かつ実験的なワールドを作り出していたので、これを下地にもし長編が作られていたらと想像せずにはいられないのだった。
[インターネット(字幕)] 4点(2019-11-28 07:52:41)
34.  いますぐ抱きしめたい
王家衛の作品は全てレビューしてたつもりだったが、うっかり一作目を忘れてた。  平均点の低さが物語るように王家衛作品の中でも駄作と言っていい出来だった。 映像表現がまだ確立されておらず、あまりスタイリッシュさを感じないのが第一の要因で、次に音楽やファションなんかもダサいので駄目。ストーリーも基本チンピラ達の抗争がメインで、「男たちの挽歌」などのヒットにあやかりましたってのが見え見えだった。王家衛自体はたぶんラブストーリーをやりたかったんだろうね。唐突なアンディとマギーのキスシーンがそれを物語っている。  それにしても、役名に俳優の名前をそのまま使うというのは香港映画にありがちだが、なんか適当過ぎない?笑
[DVD(字幕)] 4点(2018-04-22 21:51:03)
35.  トウキョウソナタ
役所広司が要らなかった!  前半は家族の崩壊を描いた、なかなか見応えのあるドラマだなぁと引き込まれていたのだが、役所広司が登場してから急にコントになっていた。もうその存在そのものがギャグでしかない。なんかニヤついてるし‥。そんな得体の知れない男に付いていくお母さんもあり得なさすぎでしょ。児嶋一哉も基本的にふざけてた。  この時期の黒沢作品は後半急に迷走しがち!
[DVD(邦画)] 4点(2018-03-22 18:11:15)
36.  2046
先に断っておくけど私はキムタクの大ファンでは無い。2004年この映画が日本で公開された日。私は初日から観に行くほどの気合の入れようだった。私の住む地元ではあまりミニシアター系の作品は公開されず、まさか王家衛作品が公開されるなんて思っても見なかったからだ。しかし、初日だというのに席はガラガラ。客層も女性ばかりで、いかにもキムタク目的という雰囲気を醸し出していた。そんな中、気合の入った唯一の王家衛好きは明らかに浮いていた。ただ、いくらキムタクが出ているとはいえ王家衛作品をこんな大々的に全国公開して大丈夫なのか?という一抹の不安を覚えたのも事実。そして、それは予想通りの興行結果となるのである…。  さて、何故今さらレビューを書こうと思ったか。それは、DVDを買って以来約8年振りに特典DISCを観たからである(遅っ)。特に新しい発見は無かったんですけどね。面白かったのは出演シーンが数秒しかないチャン・チェンがちゃっかり記者会見に登場し「どうやってアンドロイドの役を演じたらいいか監督に聞いたら、”いつもの半分の速さで演じろ”と言われた」と真面目に答えた所。あんた、動いてるシーンなんてあったかい?と突っ込みを入れたのは言うまでも無い。  この映画が失敗に終わった理由を分析してみる。完成までに5年もかかったという点。これだけ待たされれば期待が過剰に膨らんでも仕方が無い。次に、あの予告編。CGを使ったシーンばかり予告で流し、いかにもSF的作品であるかのように宣伝した罪は重い。そして、「欲望の翼」「花様年華」を観ていないとついて行けない点だろう。いくら監督が続編では無いと言い張ろうが、トニー・レオン演じるチャウは「花様年華」と同一人物なんだし、その2~3年後を描いているのだから切り離して考えるのは無理ってもんである。また、突然カリーナ・ラウが2046号室で殺されていたというシーンが出てきて、彼女は”足のない小鳥”を探していたというナレーションが出るが、これなんてもう完全に「欲望の翼」のミミと同一人物なわけですよ。観てない人にとっては完全に??となった事でしょう。  最後に結論。これは王家衛が60年代の香港を描いた3部作の完結編であり、これまでのオールスターキャストも集結したお祭り的大作であり、わかる人だけわかればいいという映画である。王家衛ファンなら黙って10点献上!  ‥‥と思ったけど、やっぱりつまらないので4点!
[映画館(字幕)] 4点(2013-11-27 18:14:50)
37.  マイ・ブルーベリー・ナイツ
香港での総決算的迷作「2046」から3年。ウォンカーウァイ初の英語作品となったわけですが、これは…。 出だしは最高でした。「恋する惑星」を彷彿させるようなお洒落なカフェにて、いきなり恋に落ちる美男美女。疾走する電車と急速に変化する空の映像。「ブエノスアイレス」で使われた切ないメロディーが哀愁を漂わせる。ここまで完璧。 だったのだが、ラスベガスパートになってからは急に失速。映像も普通だし、ギャンブラーとか必然性が全く感じられない。無理矢理ロードムービーにした感じだった。 また、舞台は現代っぽいのに、携帯電話が全く出てこないのはわざとかしら?今どき手紙で連絡って…。ジュードのキャラ設定がまんまいつものトニー・レオンを引きずってる気がした。もうそろそろ新しいキャラクターを出してもいいんじゃないか?ネタ切れ感が否めない。 果たしてウォンカーウァイ映画を全く観たことが無い今の若い子がこの映画を観て理解できるのだろうか?いらぬ心配をしてしまいました。
[DVD(字幕)] 3点(2013-10-30 22:36:40)
38.  セブン ソード 《ネタバレ》 
ツイ・ハーク監督ということでド派手なアクションを期待していましたが、それほどアクションも少なく、全体的に地味な印象でした。冒頭でものすごい殺戮を演じてくれる悪党の女ボス(髪にすごい剃りこみを入れてる人)がすごく格好良かっただけに、その後の展開を期待しましたが、その後は目立った活躍もなくいつの間にか死んでいたのは残念でした。あと頭禿げのボス役の人はかなり存在感があって良かったですが、主人公のレオン・ライが地味すぎて存在感なし。この人は時代劇には合わないですね。アクションも限界がきたのか、いい所でドニー・イェンに見せ場を奪われる始末。他の剣士にいたっては誰が誰だか区別も付かないくらい印象が薄いので、もっとキャラクターをしっかり描くべきでした。なんか文句ばかりになってしまいましたが、期待していただけに残念です。
[映画館(字幕)] 3点(2005-11-05 12:15:52)
39.  ワンナイト イン モンコック
う~ん、この作品はどうでしょう。真面目に作ってるのはわかるんだけどねぇ。結局何を言いたかったのかがわからない。 香港の名前の由来?モンコックは世界で1番人口密度が高いということ?最後に出てきたそんなテロップを見て首を捻っちゃいました。 一晩で、モンコックの街中で、これだけの事件が起こってますよ。ということを言いたかったのでしょうか。たしかに、様々な事件が絡み合っていく様はすごくリアルに描かれていたと思うけど・・・。
[DVD(字幕)] 3点(2005-11-01 09:36:15)
40.  楽園の瑕
 この映画が公開された当時、香港の映画館では観た後に激怒する観客が続出したという。この映画は中国で有名な金庸という作家の武侠小説を映画化したものだが、一般の観客が期待したであろう武闘シーンなど微塵も無く、描かれるのはいつものウォン・カーウァイ映画と同じような群像劇である。   王家衛オタクの私ですらこの作品を肯定するのは無理だった。レスリー・チャンが仕事(殺し)をする場面はまだかまだかと思いつつ待っていたら、結局何をすることもなく終わっていくという…。あれ?レオン・カーファイとの死闘は?…そんなのありません。    たしかに映像は凝ってる。湖や砂漠は綺麗だった。しかし、僅かに存在する短いアクションシーンにおいては、いつもの疾走する映像とスローモーションで誤魔化されており、全く何が起こっているかわからないというカオス状態だ。この映画ではそもそもアクションシーン等撮る気はなかったのかもしれない。    王家衛映画において登場人物は面と向かい合って会話するシーンはあまり無い。「欲望の翼」でヨディとスーはベッドを共にしながら互いに顔を向け合うことは無かった。それは本作ではさらに徹底されているが、それには別の理由があったのではないかと私は推測する。本作ではオールスターキャストの為出演者のスケジュールがなかなか合わせられなかったらしい。つまり、共演するシーンを減らしてできるだけ個別に撮影しようしたんじゃないかと…。事実、レスリーとジャッキー・チュンが会話してる場面でジャッキーは画面手前に向かって話しているが、そこにレスリーの姿は写りこんでいない。明らかに別撮りである。このようなシーンは他にもたくさんある。   つまるところこの映画は、とりあえず撮りためた格好良い場面だけを繋ぎ合わせて、あとは無理くりレスリーのモノローグで全部説明してしまおうという、かなりやっつけ仕事的な作品なのではないだろうか。この映画の撮影中、撮影が2ヶ月中断して、暇になったスタッフがその間に一気に撮りあげてしまったのが「恋する惑星」である。これこそやっつけで撮られたに違いないがこれは世界的にも絶賛された傑作となった。長期間撮影したからといっていい映画が生まれるわけではないという良い例だと思う。
[DVD(字幕)] 2点(2013-11-15 21:12:50)
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