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にじばぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3273
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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【製作国 : 香港 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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61.  ブルース・リー/死亡遊戯
ラストのブルース・リー本人によるアクションシーンのみが見所の映画。  黒人の巨人がとにかく印象的。 カリーム・アブドゥル=ジャバーという、伝説的バスケットボール選手らしい。 身長はなんと218cm!! でも、あの動き! 異常なほどの身体能力だ。  同じく、異常なほどの身体能力を持ったブルース・リー。 この二人の激突! だからこその迫力。  この二人に言えることだが、あの速さは超人的。 二人のスピード・スターによる競演こそが、この作品の最大の見所だ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-03-19 22:31:03)
62.  哀戀花火
一昔前の中国映画の典型を見るような作品。 とにかく変に真面目っぽく、それでいて陰湿。 封建社会の内実はよく描けているとは思うが、恋愛がらみがどうも回りくどい。  出演陣の演技には熱がこもっており、見応えがあるのは救いだった。 
[ビデオ(字幕)] 4点(2010-11-23 23:43:44)
63.  桃色 Colour Blossoms
映像と音楽は文句なし。 派手な色彩は観ているだけで楽しめる。  だがそれ以外の部分に不満が残る。 まず、この監督は女優選びのセンスがどうにもいかん。 そしてSMに興味がない私には、全くもってつまらない内容。  香港映画を観たくて本作を選んだのに、松坂慶子が日本語しゃべりまくりなのにもゲンナリした。 松坂慶子は、おっとりとした女性を演じれば素晴らしい女優さんだと思うが、本作のSM女王的な役回りはミスマッチだったように感じる。  映像と音楽に比類なきセンスを感じるだけに、内容と女優陣には残念さが際立った。
[DVD(字幕)] 5点(2010-11-16 22:42:27)
64.  ハリウッド★ホンコン 《ネタバレ》 
ジョウ・シュンという女優さんは特別好みじゃないけど、この作品自体はかなり好み。  超高層マンションと対比される密集したバラック街の趣きが良い。 周囲は道路で包囲されていて、デルタ地帯の様な状態の集落が舞台だ。 家屋の屋根と屋根がつながっていて、屋根づたいに移動できたりするところなんか、まさに“汚い”香港の風物詩。 バラックからバラックへ鉄製の橋が架かっていたりして、日本ではおよそ見ることのできない建物だらけ。 そんなバラック街を舞台に、話は繰り広げられる。  デブ男3人家族と、その近隣に住む怪しいネット商売をする少年。 そんな男4人のところに、“大陸娘”がやってくる。 16歳という設定らしいが、どう見ても未成年には見えず。 それはそれとして、その少女と関係をもった彼らは、後からその少女が美人局であることに気付かされる。 そして恐喝され、金を払わなかったネット商売の少年は、少女の仲間たちに右腕を上腕から切り落とされてしまう。  とまあ、エログロな内容で全編押しまくってくる。 直接的な描写はないものの、かなりエロいシーンが多い。  それと、本作の冒頭で、デブ3人家族がブタの血を体に付けながら、トラックに揺られる様はインパクト大。 デブ親父が、過っておばさんを殺めてしまい、商売道具でバラバラにしてミンチにし、飼っているブタに餌として与えてしまうシーンなんか、妙にリアリティがあったりして、立派なホラー。  腕を切られたネット商売をする少年が、近所のオバサンに他人の手を移植されてしまう話なんかは、半ばギャグだったが。  映像的な美しさをもった香港映画で、かなり好きなタイプの作品だった。 気色の悪いシーンと、むやみに多いエロシーンが、むしろ邪魔と感じるくらいだ。  少なくとも爽やかな作品ではない。 だけど、怪しくて汚い香港が好きな人なら、確実に楽しめる内容で、香港風味が豊かに薫る作品だった。
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-07 01:47:57)
65.  パラダイス!(1997) 《ネタバレ》 
金城武が返還直前の香港を舞台に暴れ回るクライムサスペンスで、そこにロマンス風味が味付けされた逸品。  返還前の香港は興奮と喧騒の中にあったが、その一方で、一種のとまどいや彷徨い、そして退廃的なムードも漂っていたように思う。 行き場を見失った者たちが、当てもなくただ彷徨う。 特に、そんな雰囲気が出ていたのが香港の夜であり、場末のホテルでありバーである。  その頃の雰囲気を、まるでその場にいるかのような臨場感で撮ってみせたのが本作で、まだ若くてシャープだった頃の金城武が主演の男を演じている。 色々な時期の金城武を観てきたが、この頃の、というか本作の金城武は抜群にかっこよかった。 デビューしたての頃のあどけなさも抜け、かといって丸みを帯びたおっさん顔にもなっておらず、一番いい時期の金城武を観ることができる貴重な一本。  殺し屋稼業で、香港の夜をうろつき、時には喧嘩をふっかけ、ギャンブルに身を投じ、素性の分からない女と場末のホテルで一夜を共にする。  ウォン・カーウァイの『恋する惑星』や『欲望の翼』と似た風合いの作品で、世界広しと言えど、この頃の香港にしかなかった、妖しく退廃的な雰囲気に充ちている。  この頃の金城武と返還前の香港。 時間的に限定されたこの二つが融合することにより、今となっては再現不可能な作品に仕上がっている。  劇中では、とにかく金城武が走る!走る! それも物凄いスピードで走りまくる!! 若さ爆発の素早い動きも、観ていて爽快だった。   【以下、ラストねたばれ】 二人が結ばれないラストは、格別の趣き。 男は変わらぬその日暮らしを、女は夢だった場所へ飛行機で旅立つ。 お互いの人生が一時だけ交錯するが、それはあくまで二人それぞれにとってのほんの通過点であり、再び二人は別々の道を進んでいく。 今頃、相手は何をしているのかなぁ、と思いを馳せつつ。 何とも言えぬ余韻を残す美しいラストだ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-11-06 15:52:06)
66.  君さえいれば/金枝玉葉 《ネタバレ》 
徐々に忘れられつつある作品だけど、好きな人は好きな作品だけあって、素晴らしいラブストーリーだった。  ゲイを毛嫌いするサム(レスリー・チャン)が、ウィン(アニタ・ユン)のことを男と信じきっている。 だが、同居しているうちにやがて惹かれていく。 自分はゲイなんかでは決してないのに、男に惹かれてしまうレスリー・チャンの悩み。 燃える恋心とは別に、「男だから」と一歩ひいてしまう切ない心の迷いを描いた設定が秀逸である。  俳優であるレスリー・チャン自身が、ゲイであったことは周知の事実だが、その点を踏まえると、そのレスリー・チャンがこの様な複雑で難しい役柄を難なく演じきったことには合点がいく。 その、直接映画とは関係のない、俳優としてのレスリー・チャンを意識して観てみると、更に味わい深さも増してくる。  結果としては、悩みきった末に、「男でも女でもいいから、君を愛してる」と告白するレスリー・チャン。 これはとても解釈が難しくて、性別とは関係なく「人間として」君を愛してる、ということだから、平たく解釈してしまうと、まるで「友達として」みたいな気持ちなのではないかと思ってしまうが、そこには明確に「愛」というものが生まれており、やはり、同性愛的なものを肯定している気がする。  だけど、同性愛とは文字通り同性を愛することであって、「男でも女でもいいから愛してる」とは、また異なるわけで、よくよく考えていくと、やっぱりとても解釈の難しい作品だと思う。  「相手が男だから」という先入観を超えて、男と思い込んでいる相手に対して、はたして恋心のようなものが生まれるのだろうか? とても興味深いテーマだった。  あの時代の香港ファッションのダサさが出ていて、今観ると決してファッショナブルなラブストーリーには感じない。 しかし、それはうわべだけの問題であって、時代を超えて感動できるラブストーリーの傑作であることは間違いない。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-11-03 08:59:04)
67.  曖昧な週末
香港の夜を舞台に、スピード感あふれる音楽とテンポで進む内容は、とてもスタイリッシュでかっこいい。 クラブ(レイヴパーティ)のシーンが出てくるが、そこはまさに男女の欲望むきだしの場所で、香港の都会の夜を楽しむことができる。 実際にここまで凄いクラブが、香港に存在する(した)のかは謎。 音楽・酒・クスリ・SEX・・・ こういう場所にどっぷり浸かってみたいけど、確実に社会復帰できない廃人になる気もする。  さて、この作品は香港映画好きの中では、“衝撃のラスト?!”ということで有名らしい。 まあ、確かに衝撃ではあるのだが・・・ なんだろな、微妙に分かりづらいのも手伝って、あのラストで爽快!という気分にはなれなかった。 どちらかと言えば消化不良な感覚。  冒頭からスタイリッシュな映像とノリノリの音楽で飛ばすもんだから、かなり引き込まれたんだけど、時間軸が交錯して、主人公が入れ替わる辺りから、なんだか怪しくなった。 それであのオチだから、やっぱりアンバランスと言う他ない。  もっとも、終始かっこよさげな雰囲気を出しておいて、あのラストだからこそ、ずっこけていいのかもしれないが。 ラストは、ちょっとした悪ふざけとして軽くとらえないと、楽しめないと思われる。  個人的には、時間軸ずらしも要らないし、あのラストも当然要らないし(笑)、ゲロネタも要らない。 お願いだから、フツーに作って欲しかった。 映像も音楽も出演陣も全て魅力的だっただけに、余計にそう感じてしまった。
[DVD(字幕)] 6点(2010-10-15 21:07:31)
68.  少林寺木人拳
これ、子供の頃にテレビでやっていて、ちょうど木人が出てくるシーンのところで、親から「夜更かししてないで早く寝なさい!」と言われ、最後まで観られず、次の日学校でこの映画の話題で盛り上がり、その話題についていけない哀しさを、今でもはっきりと記憶している。  そんなこんなで、大人になった今、満を持しての鑑賞! うーん、それほど面白くはなかったかな(笑)。 やっぱり、子供の時分に観たかった・・・  だけど、ジャッキーのオーソドックスなカンフーはかなりの迫力があった。 椅子などを使わずに、ひたすら素手でやりあうのが良い。
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-15 15:51:27)
69.  PTU 《ネタバレ》 
ラム・シューがずっこけて拳銃を失くすところから全てが始まり、最後も同じ場所でずっこけて拳銃を見つけ、丸くおさまる。 この最初と最後のリンクは、さすがジョニー・トー。  ただ全体的には、鼻につくわざとらしい小細工が多く、ややうざったい。 作り手側が、「これやっとけば面白いだろ」みたいな、自己満足的な演出が目立った。 これこそがジョニー・トーの持ち味と言えるが、好きな人は好きだろうけど、特別ジョニー・トー監督に思い入れのない私には、少々クドかった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-29 23:05:02)
70.  大酔侠 《ネタバレ》 
しまった!! カンフー映画だと思って観てみたら、武侠映画だった!  そのガックシ感以上にガクッときたのが、超絶アクション。 凄い技が飛び出すほどに、こちらのテンションが落ちるという、摩訶不思議な内容。 さすがにあそこまで有り得ないアクションが飛び出すと、子供ではない大人の私にはかなり辛いものがある。  見所は、チェン・ペイペイが胸を毒矢におかされ、それを男が口で吸いだすシーン。 男が胸に口を当てて吸った瞬間、チェン・ペイペイは空を見上げて恍惚の表情をする。 これには相当なエロスを感じた。 製作者が狙ったのかどうか定かではないが、これ以上にエロいシーンを、私はショウ・ブラザース映画で観たことがない! だけど、あれだけ毒が体に回って悪化しているのに、口で一吸いしただけで治るとは到底思えないのだが・・・  限りなくお爺さんに近いおっさん坊主が、強いというのもかなり無理がある設定。 人間は、40を超えたら、例外なく体は衰え、たとえ武術の達人でも最強でいられるはずはないと思うのだが。 しかも、最強という設定のはずなのに、あっさり弟弟子にやられるのも、納得がいかない。 一体、おっさん坊主が最強レベルという設定は、どこに行ってしまったんだろうか。  あ、そうそう! 現在でも活躍されているらしい、ヒロインを演じたチェン・ペイペイだが、この作品のチェン・ペイペイは、むちゃくちゃ綺麗だった。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-07-27 22:39:58)
71.  言えない秘密 《ネタバレ》 
グイ・ルンメイは相変わらず魅力的。  話としては、前半はベタな恋愛劇、後半はうってかわって時空を超えたファンタジーという構成。  前半のベタな恋愛劇のまま通してくれたらと、現代の台湾映画に無理な願いをこめたのも虚しく、やっぱり後半は突飛な展開へと発展していく。 日本映画もそうだが、台湾映画は、もはや最初から最後までベタな恋愛映画で通すのは不可能な模様。 観客側がそれを望んでないからなんだろうが、別に普通の恋愛ドラマでいいじゃないか! 少なくとも、私はそれを望む。  監督・主演・音楽・脚本を手がけたジェイ・チョウだが、音楽だけは素晴らしい。 それ以外は、どうもなぁ。  今後のジェイ・チョウの活躍には目を離せない、どころか、興味がない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-20 00:36:49)(笑:1票)
72.  イザベラ 《ネタバレ》 
冒頭からセンスの良い映像にひきこまれた。 色使いも良いし、透明感のある映像も良い。 だが、まだ荒削りの感もある。 映像センスが優れた監督のようなので、今後何作か撮っていくうちにセンスに磨きがかかり、洗練された美しいアジア映画を創りそうな予感がする。  顔はともかく、出てくる女優がどれもこれもスタイルが抜群に良く、若くて露出度も高い。 これだけでも男性諸氏なら十分に楽しめそうなレベル。  話としては、純粋な恋愛モノではなくて、親子愛がからみ、そしてラストにはオチが待っている。 好みとしては、直球勝負のムーディな香港恋愛モノが好きなだけに、変に趣向を凝らした内容には少し不満を感じた。 これで純粋な恋愛モノだったら、更に高い点数がついたかもしれない。
[DVD(字幕)] 7点(2010-06-10 23:25:10)
73.  ぼくの最後の恋人 《ネタバレ》 
香港ラブストーリーものとしては、一つの完成形を観た気がする。 それだけまとまりが良いし、最後も完璧。  男が「結婚しよう」とか言うのは酒に酔っている時だけだと思っている女性が、ラストで酔いつぶれた男に「結婚しよう」と言われ、「そういうことはシラフの時言って」と返したら、実はその男はシラフだったというオチ。 そして熱い抱擁・・・  しかもこの時、二人はスピード違反で警察に捕まったところで、警察官達の前でこんなことを繰り広げている。 それを観た警官達の一人が言った言葉にしびれた。 「捕まえるのは3分待ってからにしよう」、と。 これがラストの締めくくりなのだが、これには参った。 イー・トンシン監督のラブストーリーものは大好きだし、何本も観てきたが、このラストには完全にノックアウトされた。  この作品を観るまでイー・トンシン監督ってそんなにマークしていなかったんだけど、自分の評価を調べ直してみたら、実は自分、イー・トンシン監督のラブストーリー作品に、何本も高い評価を出している。  この作品を観た後に気付いたことがある。 それは、イー・トンシン監督の香港風味満載のラブストーリーが、自分は大好きだったんだと。
[DVD(字幕)] 8点(2010-04-30 00:20:32)
74.  傷だらけの男たち
必要以上に挿入される惨殺シーン。 意味があれば良いし、元々そういうジャンルの映画なら何ら問題ないんだけど、この作品の題材において惨殺シーンの乱発にどれほどの効果や意味があったか疑問が残る。 いやむしろ、無意味さを通り越して不快感さえ覚えた。  そして大げさな音楽や効果音。 『インファナル・アフェア』三部作であれほどセンス良く感じた映像が、本作ではまるでダメな方向に仕上がっている。 同じ監督が撮った作品なのに、なぜ本作ではこれほど違和感が出たんだろう。 もしかしたら、この手の大味な香港映画って、何本も観たら嫌気がさすのかもしれない。  そして又、金城武にトニー・レオンという二枚看板を引っさげながらのこの出来は、寂しいものがある。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-04-18 01:04:12)
75.  マジック・キッチン
序盤のラブコメ過ぎる内容に、かなり苦戦したが、後半は尻上がりに面白くなった。 香港と東京が舞台になっているが、東京のシーンはいかにも香港人からみた東京文化といった感じで、これはこれで面白い。 日本料亭が出てくるが、壁に大相撲の番付表が貼ってあり、「そんなの有り得んだろ!」みたいな感じで突っ込みどころも多く楽しめた。  主演のサミー・チェンより、脇役のマギー・Qに目がいってしまった。 聞いたことはある女優さんだったけど、見るのは初めてだったが、出演女優陣の中では一番目を惹かれた。  それとエンディングソングは誰が歌っているんだろう。 とても魅力的な曲で、素晴らしい余韻を残した。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-13 19:15:51)
76.  トウキョウソナタ
細部にリアリティを欠き、更には突飛すぎるストーリー展開に難あり。 ただし、序盤は面白く、サラリーマンの悲哀を面白哀しく綴っているのは、まるで他人の不幸を覗き見しているようで楽しめた。 家族のエピソードを切り捨て、香川照之の失業物語的な内容に絞ってくれたら、もっと秀作になったに違いなく、そう考えるともったいない作品であった。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-03-22 03:13:28)
77.  金城武のピックアップ・アーティスト
予想した通りのラブコメディで、もうハチャメチャな内容。 だけど、それが案外心地良いというか、肩の力を抜きながら観ることができて、たまにこういうコメディを観るのもいいなぁ、とか思ったりもする。  内容はともかく、金城武主演の恋愛映画作品としては貴重で、金城武ファンなら落とせない(かも?)な作品だろう。
[ビデオ(字幕)] 5点(2010-03-06 10:02:19)
78.  初恋(1997) 《ネタバレ》 
ウォン・カーウァイ製作、クリストファー・ドイル撮影、金城武出演という、まさに鉄板の組み合わせで、監督の腕次第では、『恋する惑星』『天使の涙』に匹敵する作品が出来上がる要素は十分だったのだが・・・  俳優出身のエリック・コットが、カーウァイから打診を受けて2年かけて作ったという不要なエピソードがあまりにしつこすぎて、作品全体の雰囲気を台無しにしている。 金城武とリー・ウェイウェイ共演のパート、「夢遊病の少女と精神病の清掃員」の話が素晴らしいできだっただけに余計に残念! 不夜城の香港を舞台にしていて、香港の夜の雰囲気が十分に表現された傑作だった。 リー・ウェイウェイは脚が綺麗で、しかもそのサービスショットも多く、見とれてしまった。 金城武は、相変わらず香港の夜を彷徨う男が良く似合う。  一方、もう一つのパートである「10年前に結婚が嫌で逃げた男と、逃げられた女の再会と復讐」を描いたパートはいまいちの出来。 ドイルの幻想的な映像とこのような現実的すぎる話は合っていない。  ラストは監督が出てきて、この作品を作り終えた感想を涙顔で語って終わるのだが、これがちっともよろしくない。 大体、おっさんの涙なんてラストに観たくない! これじゃあ、「天使の涙」じゃなくて「おっさんの涙」だよ! 
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-02-28 19:39:52)
79.  早熟 ~青い蕾(つぼみ)~ 《ネタバレ》 
イー・トンシン監督作品だが、この監督の作品としては、『つきせぬ想い』に並ぶ素晴らしい出来栄えのラブストーリーだった。  主演の女優は、ジョー・マ監督の『雨音にきみを想う』で大好きになったフィオナ・シッ。 この『つきせぬ想い』と『雨音にきみを想う』という二つの作品は、同じ年に作られた作品だけあって、この二つの作品における彼女は、甲乙つけがたく魅力的である。  前半部分は、先が思いやられるほどの平凡なつくりだったが、終盤にかけて一気にのめりこんだ。  愛する男女の結束、生まれてくる新しい生命の尊さ、子供を思う親の気持ち、それらを温かく見守り応援してくれる仲間たち。 本作は、ラブストーリーとしてだけでなく、人間ドラマとしても秀でた作品である。 多少のツッコミどころは所々あるものの、それらを吹き飛ばすほどの内容だった。  ヒロインについてだが、主演のフィオナ・シッという女優は、日本ではほとんど知られていないのではないだろうか。 日本には居そうで居ない、だけど日本人好みな感じのする、キュートな女優ということで、本作を観てなお一層ファンになった。  イー・トンシン監督のラブストーリーものと併せて、フィオナ・シッの出演作品で未見な作品は全て観てみようと思う。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-02-17 01:17:59)
80.  長江哀歌
三峡ダム建設は、世界的なニュースとして有名だが、日本人からすれば、それは単なる海外で起きているニュースにしかすぎず、当然、それに関して特別な感傷を持ち得ない。 それが、本作を観て、心を揺さぶられなかった最大の要因だ。 当然、三峡ダム建設によって住まいを奪われた人がこの作品を観たら、生涯忘れられない作品になるだろう。  映画祭常連のジャ・ジャンクー監督が、数々の受賞歴の中でも一際輝くヴェネチア映画祭グランプリを獲得した本作ではあるが、彼のフィルモグラフィの中では決して上位にくる作品ではないだろう。 万人受けする作品より、もっとジャ・ジャンクー色が出た作品を撮ってほしい。 決して、チェン・カイコーやチャン・イーモウの二の舞になって欲しくはない。 ただ、それを祈るのみである。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-02-16 00:55:37)
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