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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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41.  NOVO/ノボ
「メメント」ではサイコ・スリラー、「50回目のファースト・キス」ではラヴ・コメディの題材となっていた「前向性健忘」をモチーフに、男女関係の新しい形を模索しようとしたフランス製のミステリアス・ラヴ・ストーリー。翌日には今日のことを忘れてしまう恋人ってのは、ある意味魅力的な存在。相手に過去の記憶が無い訳だから、自分が記憶となって相手をコントロールすることが可能だろうし、どんなに恥ずかしい行為をしたとしても翌日には綺麗さっぱり忘れてもくれる。しかし二人で歴史を作ったり、精神的に結びつくことは永遠に不可能。ここに重点を置いて、且つアナ・ムラグリスの方を主人公に据えて物語を組み立てれば、愛の欲求をテーマにしたもっと面白い作品になったと思う。ということで、神々しいミューズの裸体に4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-09-09 00:07:25)
42.  スパイ・バウンド
「組織」というものの非情さと、そこから抜けることの難しさを描いた、「スパイ・バウンド」という意味不明な邦題の響きから連想される様なアクション映画からは程遠い、実に地味なスパイ映画。実話ベースということでリアリティを重視したのかもしれませんが、もう少し緊迫感のある演出でも良かったと思います。やけにあっさりとしたラストシーンは、どことなく「ブレードランナー」を髣髴とさせるものでした。また、日本に於ける知名度の所為でしょうけど、モニカ・ベルッチが主人公の様に宣伝されてますが、この映画の主人公はあくまでもヴァンサン・カッセルです。という訳で、4点献上。
4点(2005-01-28 00:06:24)
43.  ダークネス(2002)
「ネイムレス/無名恐怖」で、日本を除いた世界中のファンタ系映画祭を熱狂させたスペインのジャウマ・バラゲロ監督が、米資本とハリウッド・スターを迎えて作ったオカルト映画(この辺は製作のブライアン・ユズナのノウハウ?)。サスペンスとオカルトという違いはありますが、子供達が失踪するミステリーというモチーフは前作と同じ。暗い映像や激しいカット割り、カメラの縦揺れ等も同じ。そして私にとって面白くない、若しくは怖くない映画というのも同じだった…。大体、この儀式が完了すると何が起こるの? それが分からないと怖がり様も無いと思うんですけど…、4点献上。
4点(2004-12-15 00:18:32)(良:1票)
44.  DAGON ダゴン
不気味な漁村に迷い込んでしまった男女を襲う不気味な村人。彼らは文字通りの半魚人なので、陸では非常に不自由で非力。この辺の演出が恐怖より馬鹿馬鹿しさを醸し出します。DAGONも「ザ・グリード」のクリーチャーをショボくしたような感じだし、何所といって見所も無し。しかし、なぜ本作を観ることになったのかと言うと、これは唯々、足がタコのヒロイン(?)が余りにも私好みの美人だったからです。ところで、この道一筋、唯ひたすらB級ホラーを作り続けるブライアン・ユズナとスチュアート・ゴードン、知らない所で頑張ってるんですネ。お二人にエールを送りつつも、4点献上。
4点(2004-02-20 01:02:00)
45.  トーク・トゥ・ハー
タイトルの出し方にアルモドバルを感じて、巻頭から不安な思い。で、映画自体は昔の彼女を思い出して涙を流した挙句、今の彼女にその事をとうとうと語る馬鹿男と、絶対に拒否されない究極の幸せを手に入れたストーカー男との友情物語? 見返りを求めない究極の寛容の感情が愛であり、相手に対して何か対価を求める様になれば、それは欲である。昔、「愛の無いセックスはそれなりに楽しめるが、セックスの無い愛は苦しいだけだ」という台詞を読んだ事がありますが、俗物である我々男と女はプラトニックには生きられないもんです。所詮この男達も女を愛し、女の幸せを望んでいたのではなく、自分の幸せだけを求めていただけのエゴイストです。ラストの二人を待ち受けるのも不幸以外の何物でもないでしょう、4点献上。
4点(2004-02-07 14:19:37)
46.  ネイムレス 無名恐怖
世界中のファンタ系映画祭の世紀末を、韓国映画「魚と寝る女」と共に席巻したスペイン映画。しかし2年間待望して鑑賞してみれば、ちょっと物足りない印象。何故これが世界中で賞を受賞しまくったのか? それとも私の期待が大きすぎたのかなぁ…。映画自体には上質感があるものの、話のモチーフが使い古されてる物ばかりで、恐怖も意外性もないB級な展開。しかもホラーじゃなくてサスペンス映画じゃん。「ザンガディクス」を観た時のような肩すかしを食らってしまった…。あーっ、怖~いホラー映画が観たい! ってことで、残念、4点献上。
4点(2002-08-21 01:22:04)
47.  オール・アバウト・マイ・マザー
う~ん、これは自身の息子を切り落としてみないと理解できないのか? 主人公が息子に見せる昔の写真が象徴するように男女はお互い失われた半身な訳ですから、地に足の着かない甘い女達(特にペネロペの駄々っ子ぶりが観ていて苛つく)とオカマだけではなく、男性をも描いてこそ女性の全体像が見えてくるのではないでしょうか。それに物語に生活感がないから説得力もないし、2年後のエピソードも最後の献詞も映画としては余計。単なるお洒落+涙系の似非女性映画にしか見えません(確かにエンド・クレジットは洒落てたな)。で、4点献上。
4点(2002-02-17 12:00:00)
48.  裸のマハ
ゴヤの伝記ものや、スキャンダラスな「裸のマハ」の制作秘話みたいな映画を期待すると肩透かしを食らいます。あくまでも本作は、スペイン宮廷を舞台に繰り広げられる権謀術数を描くサスペンス映画。印象は、「真珠の首飾りの少女」を観るつもりで「危険な関係」を観てしまったみたいな感じ。しかも皆さんお書きの通り、大して面白くありません。基本的な物語は「誰がカイエターナ夫人を殺したのか?」というミステリーの筈なのに、話が解り辛くて全く「謎」に引き込まれて行かない。これは明らかに脚本の未整理が原因です。そんな訳で、唯一の見所の美術と衣装に3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-03-13 00:32:48)
49.  マルティナは海
レオノール・ワトリングの裸、裸、裸…。それ以外に見所なし。とにかく話がさっぱりワケ解らん。この男は何で消えたの? そいで今更、何で戻ってきたの? 空き高層マンションの最上階に男を囲うことに何のメタファーがあるの? 何で四六時中セックスするだけで先のことを相談しないの? そもそも生活の為に昔言い寄られた金持ちとくっつくなんて、設定が古臭すぎるんだよ。そんな訳で、ワトリング嬢の柔らかそうな裸体に3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-10-14 00:10:45)(良:1票)
50.  10億分の1の男
世界一運の良い男に挑む悪運をもたらす男と、その悪運男に見出された強運の持ち主が、「強運No.1決定戦」を勝ち抜いていく話…って、これで解りますか? 要するに、少年ジャンプのマンガみたいにもの凄くくだらない話です。そのもの凄くくだらない話を、フィルム・ノワール風の大真面目な作風で仕上げてあるので、本作は馬鹿映画にもなれず、唯の馬鹿馬鹿しい映画になってます。これは偏に世界観の構築が中途半端だからです。違法な賭博場レベルの話で終わらせずに、どうせなら、実は「世の中は運によって動かされている」位の広がりが欲しかったです、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-10-14 00:10:19)
51.  パズル(1999)
「必然性」を無視して、ストーリーを組み立てないまま設定だけで脚本を書いた様な、全く物語の体を成していないスペイン製サイコ・サスペンス映画。製作サイドは「聖書絡みの設定も飽きてきたし、ロールプレイング・ゲームでサイコ・スリラーをやってみたら面白いかも?」程度にしか考えていない。とにかく、肝心要の犯人の動機がまずもって解らない。狂った犯人に動機なんか無いのかもしれませんが、狂人にも狂ってるなりに目的がある筈です。何の伏線も無く、全てが行き当たりばったりのストーリーでは、荒唐無稽な話を観客に納得させることなんか出来ませんヨ、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-10-14 00:09:48)
52.  逢いたくて(2002)
邦題に「逢」の字が使われてる場合、ほぼその映画は「めぐり逢い」をモチーフとしてるのかな?(原題は「もっと楽園に近づく」って感じ?) 本作も例外じゃありません。遥か昔の恋人が忘れられず、足繁く映画館に通っては「めぐり逢い」を観て、映画の様な再会を夢見てる初老(と言っても差し支えないですよね)のご婦人が、仕事先のニューヨークで遊び人風(「マディソン郡の橋」風?)のカメラマンと出逢う話。その恋人の存在が最後まで曖昧なままなので、これこそ「まぼろし」というタイトルが相応しい気がします。恋人の存在同様、主人公のディティールも曖昧なままなので、なぜ彼女が他の男を毛嫌いし、昔の恋人に執着するのかも解らない。もっと言えば、このカメラマンは何が良くって主人公に惹かれたんでしょう? 3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-08-16 00:09:33)
53.  葡萄酒色の人生/ロートレック
私は伝記映画は余り駄作にはならないと思ってますけど、極たまに「みすゞ」とか本作みたいな大変つまらない映画になることがあります。その一番の原因は製作者がテーマを絞っていない(絞れない)こと。偉人の生涯を描くこと自体にも意味があるとは思いますが、もっと大事なのは、人間としての偉人本人を掘り下げ、そこから普遍的テーマを表層に抽出することです。本作のロートレックは身障者として貴族(金持ち)の家に生まれた故、大変甘やかされた自堕落でつまらない小男というだけです。要するに唯の馬鹿。これはセットや映像以前の課題が疎かになってます、3点献上。
3点(2004-10-05 00:16:35)
54.  溺れゆく女 《ネタバレ》 
私生児として貧しい母に育てられ、10歳で裕福な父方に引き取られる。10年後、家業の先行きを案じて長兄が自殺。その直後、父親を階段から転落死させてしまい、そのまま失踪。鶏小屋に潜んでいたところを発見された後、パリに住む兄と同居。街角でスカウトされてモデルへ転進。モデルとして成功しつつ年増女のストーカーとなる。その女と付き合い始めるが、妊娠が発覚した途端昏睡に陥り、回復後は海辺に隠遁。遂には女から逃れる様に精神病院に入院。退院後、警察に父親殺しを自首して裁判を待つ…。何かマンガみたいな波乱万丈青年の話なのに、映画はどうしてこんなにもつまらないんだろう? 物語の主題がどこにあるのかも私には良く判らない。これは脚本の構成に問題ありだな、3点献上。
3点(2004-08-24 18:11:06)
55.  ナインスゲート
謎が謎を呼ぶどころか、何が謎かさえ謎のまま終わってしまったような…。一応オカルトものに分類されるであろうけど、雰囲気だけでテーマを探り取らなければならない大変に難しい映画(若しくは駄作か? 少なくとも私には理解不能)。ま、確かにデップの好きそうな題材ではあります。私的に一番怖かったシーンは、タダ乗りされた「蜘蛛女」の人がキレたところでした。んなわけで3点献上。
3点(2001-11-28 21:12:57)
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