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1.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
D・クレイグに代わってから3作目。ボンド役もすっかり板について・・・と言いたいところだが、そうはならないところが辛いところ。彼を起用した理由の一つに、原作のイメージに最も近いらしいのだが、、それにしても、これほど“ボンドのテーマ”の似合わない男も珍しく、ワクワク感がまったく感じられない。「ロード・トゥ・パーディション」の監督S・メンデスだからと言うわけでもないが、とにかく画調が終始、暗く陰鬱なのは、おおよそ「007」らしくなく、クレイグのフィルモグラフィーを見ても、何故か鬱陶しい映画ばかりがズラリと並ぶ。彼の極端にこけた頬とおちょぼ口、薄い眉毛の容貌は、ちょっと不気味で、「ロシアより愛をこめて」がリメイクされたら、敵役でもある、グラントをこそ相応しいと思うのだが・・・。「007」の定義は、3年に一度の“お祭りムービー”であり、つまりはオリンピックのようなものでる。スケールも然ることながら、どこまでも荒唐無稽な夢物語であり、また、小粋でエレガントでエロティックで、なにより主人公のボンドに華がないと成り立たない映画なのである。長年に渡って製作者として携わってきた、アルバート・R・ブロッコリやハリー・サルツマンから世代交代してからは、趣や目指す方向性も変貌を遂げ、何とも無味乾燥なシリーズに変質してしまった感がある。だからと言って、リアリズムやハードボイルドに徹してるのかと言えば、そうでも無く、とりわけ、冒頭の列車上のアクションからタイトルを挟んでからの後のシーンへの流れなどは、ご都合主義に過ぎる。また、らしくないという意味では、秘密諜報員が町中を追い掛け廻るなんて図は、まるで刑事モノ。今まで時代をリードしてきたシリーズだが、優れたアクション映画の後塵を拝しているかのように、何やら焦りのようなものを感じさせる作品となっている。
[映画館(字幕)] 5点(2013-04-06 16:49:25)(良:2票)
2.  ダイ・ハード/ラスト・デイ
酷評につぐ酷評で、シリーズ最低作の烙印をも押されてしまった気の毒な作品だが、本当に、そんなに酷い出来なのだろうか。存分に楽しめたという点では、私などは少数派だが、冒頭からクライマックスに至るまで、昨今、これほどダイナミックでスピード感溢れるアクション映画を他に知らない。些かもダレることなく、切れ味鋭くストレートな印象を魅せているのも、余計なドラマを極力廃し、アクションに徹する事で、上映時間を最小限に抑えているからなのだろう。この設定と内容なら、極めて妥当であり、過去の優れたアクション映画と呼べるモノは、すべからく上映時間は1時間半程度であり、そういう意味において、本作は、まさにアクション映画の王道なのだ。随所に、“偉大なる第一作”にオマージュを感じさせてはいるが、むしろ、これらは、“プチ・リメイク”と言えるもので、ご愛嬌として楽しめる。それと言うのも、監督に“リメイクの帝王”J・ムーアを迎えた事から、製作者側の狙いが読み取れ、彼もまたそれに見事に応えたのである。難を言えば、父と息子が殴り込みをかける戦場に、チェルノブイリを設定した事。アイデアは面白いんだけど、これはちょっと無茶だったかも。ただ、無茶は、このシリーズの大きな特徴で、ジャンプしたパトカーでヘリを墜落させたり、ライターの火で旅客機を空中爆発させるという、物理の法則を無視したり、高速道路で戦闘機がミサイルをぶっ放したりと、過去の事例を言い出したらキリが無いほど。だが、本当に問題なのは、テロ集団の襲撃に巻き込まれ、孤立無援の高層ビルの中、戦いを余儀なくされていく若き日のマクレーンから、冒頭の射撃の的に風穴を開けた時から、既に戦闘モードになっている、本作の彼の姿の変貌ぶりだろう。
[映画館(字幕)] 8点(2013-04-06 15:17:47)(良:2票)
3.  007/カジノ・ロワイヤル(2006)
任務を遂行しながらも、頭の中は、昨夜寝た女のコトばかり考えているような好色漢で、身のこなしはスマートかつエレガント。何事にもアクティブで多趣味だが、いかにも頑張っているイメージには程遠く。ピタリと決まるキザなセリフも嫌味にならず、どこか人を喰っているような余裕すら感じさせ、それでいてそれらが決してマンガチックにならない。我々が記憶するJ・ボンドのイメージの一端を述べたものだが、半世紀近くリアルタイムでシリーズと接してきた者にとって、ボンド=コネリーの強烈なイメージは、そうそう拭いきれるものではない。世代によっては肩入れが違うのは無理からぬところで、、比較的若い人は、P・ブロスナンを推すようだが、あの金太郎飴のような表情の乏しさだけは許しがたい。今回の新作におけるボンドは果たして如何に?“ジェームズ・ボンド・ビギニング”と呼称してもいいような、ボンド誕生前史を描いているだけに、D・クレイグ=ボンドはやたら人間臭く、無鉄砲で、いかにも若々しいがむしゃらさを前面に押し出して描かれている。“21世紀のニュー・ボンド”と言うよりも“先祖がえり”という意味で、我々がイメージとして定着する前のボンドであり、シリーズに於ける過去のあらゆる約束事をブチ破りながら、ストーリーそのものと、ボンドという人物像を築き上げていくプロセスの面白さで、純粋なアクション映画としては上々の作品であり、見せ場作りの巧さでは定評のあるM・キャンベルの新たなる代表作と言っていいだろう。しかし、言い換えると、ここには本来の“お正月映画としての007”の楽しさと言うものは無く、むしろ異質のものに感じるのは致し方のないところ。全般に演出も演技も真面目で手堅いものの、遊びや余裕が感じられないのが、シリーズを楽しんできた者にとっては、やはり物足りない。談笑しながら見向きもしないで、的をものの見事に命中させる離れ業を見せたのが、「サンダーボール作戦」でのクレー射撃場でのひとコマ。そのあと、まるで射撃が初心者であるかのように「単なるまぐれさ。俺は何の取り得もない、つまらん男さ!」のセリフで相手を煙に巻くコネリーの不敵さと、この痛快極まりないシーンを編み出した、T・ヤングのハッタリ演出が、今では懐かしい。
[映画館(字幕)] 8点(2006-12-16 17:24:53)(良:1票)
4.  ダニー・ザ・ドッグ
ピアニストの母を持つお坊ちゃま少年ダニーが、自分の生い立ちを何故覚えていないのか、そしてどのようにして、これ程までに強靭な肉体を有するファイターに成長できたのか。さらに飼い犬の如く借金取立ての強力な用心棒として彼を育て上げた親方の思惑や真意など、基本的な部分に何かと説明不足な作品だ。「所詮アクション映画なんだから、クドクドと説明するまでも無いだろう!」とベッソンは言うかも知れないが、物語の根幹に関わる事だけに、もっとじっくり脚本を練って欲しかった。ディテールをきっちり抑えていればこそ、ドラマにも説得力が生じるというものだろう。しかし、本作はそういった脚本の欠陥をL・レテリエのテンポのいい演出で補っているのが救いだ。アクションにおけるスピード感溢れる歯切れの良さは「トランスポーター」で立証済みだが、主役を引き立てながら見せ場を作る上手さでは無類の才人だと思う。彼には是非とも「007」の監督をやらせてみたい。ただ、あの世へ行っている筈のB・ホスキンスがゾンビのように生きているのはどう考えたって不自然で、その部分だけはアクションの過激さが裏目に出たようだ。さらに周囲の観客に囃し立てられて、已むを得ず闘鶏場のようなリングで死闘を繰り広げるといった、使い古されたパターンや、J・リーの女性にはウブでストイックという設定には、もぅそろそろ卒業したい。
[映画館(字幕)] 7点(2005-07-13 16:48:18)
5.  007/ダイ・アナザー・デイ
007シリーズをリアルタイムで接してきた者にとっては、S・コネリー版で既にその役目は終えていると認識しています。従って、彼以降の007=ボンド映画は、まったく“似て非なるもの”と割り切って鑑賞しています。そういう意味においては、本作のライブアクション主体の前半などは実に良く出来ていて、久々に歯応えを感じたほどだが、後半になってくると話に大風呂敷を広げ過ぎたせいか、アクションもスペクタクル性を帯びてくる。しかもほとんどCGに頼りっぱなしの映像に終始して、それまでのスパイ映画としての趣もがらっと変わってしまう。昨今のSFX流行りに、時代の流れとは言え「007よ、お前もか!」と言いたくなるほどだが、目の肥えた観客を楽しませる為には、これも致し方の無いところなのか。さらに秘密諜報員がコンピューター制御されたサイボーグにしか見えないブロスナン=ボンドにもまったく魅力を感じず、結局、いかに荒唐無稽であっても、どこかに真実味がないと、単なるよく出来た絵空事に終わってしまうという見本のような作品だが、良くも悪くもこれが007シリーズの宿命なのだろう。
7点(2003-04-11 15:30:30)
6.  探偵[スルース](1972)
先日亡くなった劇作家アンソニー・シェーファーの大ヒット舞台劇の映画化作品。世界的に有名な推理作家アンドリュー・ワイクが妻の浮気相手マイロに自分の巨額の宝石を盗ませ、自らも保険金サギの片棒を担ぐというもの。2人が虚々実々に展開するゲームはピストルで射殺するという事件にまで発展していき、その後二転三転のどんでん返しが続いて、やがてこのイギリス色強い趣味的ゲームは遊びのドラマからいつしか互いに傷つけ合う迫真的な人間ドラマとなっていく。舞台の殆どが室内で展開され、ストーリーの面白さもさることながら、ローレンス・オリビエとマイケル・ケインの新旧名優の丁々発止の火花散る演技がなによりも見もので、2人の主人公の立場や経歴が、当時の彼らとだぶって見えるという点でも実に興味深い。
8点(2001-11-10 23:34:27)
7.  ターミネーター
SF映画なんだろうけれども、その味わいは往年のギャング映画そのものだ。とりわけ警察署にショット・ガンをぶっ放して殴り込みをかけるようなシュワちゃんは、まさにド迫力そのもの。そのスピード感とバイタリティーは並外れている。B級映画はいわば予算だけの問題で、アイデアとテクニックそして情熱があれば、いつでもA級に成りうるということだろう。
9点(2001-06-03 17:16:28)
8.  007/ムーンレイカー
J・ボンドの活躍がすっかり世界中に行き渡り、あとは宇宙に飛び出すしかないという、シリーズの行き詰まりを感じた作品です。アカデミー賞の視覚効果賞にノミネートされたほどの、特にクライマックスの宇宙空間での一大バトルなどはさすがに迫力がある。しかし肝心のアクションはズッコケ調だったり、二度目の登場の殺し屋ジョーズが改心して味方についたりと、全体に締まりのない仕上がりとなっている。
6点(2001-02-07 00:19:31)
9.  007/私を愛したスパイ
R・ムーア版としてはかなり評価が高く、シリーズ中最大のヒット(?)を記録した作品でもある。(最大のヒットといっても、S・コネリーとの時代が違うので単純には比較できない)エジプト・ロケの美しさが印象に残る作品だが、大衆にウケた一番の功労者はやはり殺し屋ジョーズのユニークなキャラだろう。殺し屋というよりは不死身の暴れん坊といった感じで、恐いというよりはどこか憎めない愛すべき人物で、R・ムーアもさすがに影が薄い。テーマ曲が耳に残っている、おそらく最後の作品だろう。(海上基地は「沖縄海洋博」の施設を利用したというのは有名な話。)
7点(2001-02-06 23:56:29)
10.  007/死ぬのは奴らだ
当初、R・ムーアの甘ったるいマスクとおどけた表情に、拒絶反応を起こしたものでした。しかしS・コネリーの重厚さに比べ、むしろ彼の軽さがこの時代に上手くマッチしたのか、新しいボンド像としてすんなり受け入れられたようです。新手のボート・チェイスが最大の(唯一の)見せ場となっていますが、むしろこの作品で有名になった、P・マッカートニー&ウイングスの“♪LIVE AND LET DIE”のビートの効いたテーマ曲が強烈な印象を残します。
7点(2001-02-04 16:05:51)
11.  007/ダイヤモンドは永遠に
S・コネリーが出演をゴネた末、結局これが最後の出演作となったわけだが、やっぱり“辞めときゃよかったのに”と思う。月面装甲車で砂漠を逃げまくったり、夜のラスベガスを真赤なムスタングで片肺走行したりで、アクションというよりアクロバット的な見せ場に終始している。SFXにもやたら手抜きが見受けられ、非常に印象がよろしくない。
6点(2001-02-04 15:49:24)
12.  007は二度死ぬ
日本が舞台ということもあって、そのロケ中に、お城の壁を手裏剣で傷をつけた事が新聞記事にもなった程、特に我が国ではなにかと話題に事欠かない作品であった。追っ手の車をヘリで工業用磁石を使って吊り上げ、そのまま海へ捨て去るといったシーンや、“リトル・ネリー”なる、組立て式小型ヘリと敵側のヘリとの空中戦といった楽しさもあるが、メカや仕掛がだんだんマンガチックになってきたのもこの頃で、あまりにも奇想天外でまったくリアリティを感じない。劇中登場する幻の名車“トヨタ2000GT”が、今では懐かしい。
8点(2001-02-04 15:36:41)
13.  007/ドクター・ノオ
この時、S・コネリーは確か弱冠29歳だった筈。(この頃から老けてました!)しかしすでに貫禄は十分で、その後の彼の活躍ぶりを暗示しているかの如く、不敵な役柄を実に憎々しげに、そして颯爽と演じきり、今日のJ・ボンドというキャラクターを見事に創り上げたという点でも、まさに記念すべき作品である。さすがに風俗的な意味においては古さを感じないわけではないが、その独特のオリエンタルでミステリアスな雰囲気や新機軸のサスペンスの面白さは、些かも衰えていない。
8点(2001-02-04 15:17:06)(良:1票)
14.  007/サンダーボール作戦
シリーズ中でも屈指の制作費とそれに見合うスケール感を伴なった本作は、オープニングのド派手なアクションからクライマックスの海中での一大バトル、そしてラストの高速艇でのアクションに至るまで、T・ヤング監督のサービス精神には脱帽するしかない。当時、「風と共に去りぬ」に次いで、第二位の興行成績を記録したのも頷ける。「ゴールド・フィンガー」と同様に、音楽、特に音響効果というものが、いかに重要なものであるかという事を感じたのも、まさにこの頃からである。
9点(2001-02-04 14:56:08)
15.  007/カジノ・ロワイヤル(1967)
本家シリーズとは全く別モノの番外篇で、顔ぶれ(かなり豪華!)から判るように、紛れもなくハチャメチャ・コメディーに仕上がっています。全編、本家のパロディかと思えるような内容で、制作費もそれなりに贅沢なほどかかっています。当時はそれなりに楽しく観た筈なんですが、ほとんど記憶に残っていないのが不思議なくらい。
6点(2001-01-28 21:56:34)
16.  007/ゴールドフィンガー
007の人気が一気に爆発し、一大ブームのきっかけともなった作品。女性が全身に金粉を塗られて殺害されるというアイデアが新鮮で、またシリーズ中、もっともエロティシズムが色濃くでた作品としても、当時としてはセンセーショナルな話題を集めた作品でもある。オープニングのバスタブに温熱機を投げ入れて感電死させるシーン(クライマックスのオッド・ジョブとの対決の暗示ともなっている)は、当時のTVコマーシャル(薬品)のタイトルバックにもなったほどの名場面の一つとなっている。スイスでのロケーションの美しさや、ゆったりとした映画の流れと、テンポ良く描かれていくシーンとが巧く纏め上げられていて、今観ても懐かしいというよりは、むしろ新鮮さすら感じる。
9点(2001-01-28 00:17:24)
17.  007/ロシアより愛をこめて
もう40年にも及ぶ人気シリーズということもあって、世代によってそれぞれ感じ方が違うのは致し方の無いところ。ただJ・ボンド=S・コネリーという点に関してだけは譲れない。本作はスパイ物とラブ・ロマンスが巧く絡み合った、アクション映画のお手本のような作品で、“見せ場”という言い方もこの頃から始まったように記憶している。アタッシュケース(当時はまだ珍しかった!)という小道具から、ド派手なボート・チェイス(のちにこのシリーズの定番となる)といった大がかりな仕掛に至るまで、アクション映画の基本的な要素がバランス良く詰め込まれている。シリーズの中の一本というより、まったくの別格といってもいい傑作。
10点(2001-01-27 23:54:32)
18.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
現実はザラついた淡白なカラーで、主人公の夢想はクリアな画調でカラーも美しく表現されている。が、しかし夢想シーンがあからさまに“楽屋裏”を見せつけているような手法(さほど珍しくもないが・・・)は、この作品にはあまり得策ではないように思う。身につまされると言う点では、以前観た「ロゼッタ」のほうが、よほど強烈な印象として残っている。それにしても全編がカメラの手ぶれ効果とやらで気分が悪くて、映画鑑賞どころではなかったのが正直なところ。この作品にこんな落とし穴があるとは・・・。そういう意味では二度と見たくない作品ではある。
7点(2001-01-07 22:06:44)
19.  007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
このシリーズの売りで、大好きなスキーとボートチェイスの出来がよく、◎。
8点(2000-03-01 00:14:01)
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